1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:15:14.75 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「おーい、伊織ー」

真「……呼んでるよ」

伊織「……分かってるわよ」

雪歩「……」

伊織「何であの武田鉄矢モドキが私の担当なのよ……」




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:16:10.46 ID:iqINcMJn0
イケメンP「おいおい、亜美真美、離してくれよ」

亜美「やだー!!」

真美「もっと兄ちゃんで遊ぶもんねー!!」

美希「あー、プロデューサーまたイチャイチャしてるの!」

イケメンP「イチャイチャって……おいおい……」







3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:16:51.30 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「さーて、飯でも行くか」

後輩P「あ、飯っすか?俺も行くっす」




4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:17:30.45 ID:iqINcMJn0
春香「プロデューサー、あの、お弁当作ってきました!食べてくださいっ!」

イケメンP「お、ありがとう春香。いただくよ」

春香「……!本当ですか?!(えへへ、嬉しいな……)」

イケメンP「今ちょっと忙しいから、後でいただくよ」

春香「はいっ。感想、聞かせてくださいね」

イケメンP(美希が作ってきた分もあるんだよなあ)




6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:18:57.04 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「伊織、今日は営業でライブの前座……」

伊織「はあ?前座?この伊織ちゃんが?ふざけんじゃないわよ!」

ブサメンP「まあそう言わずな……今回の会場はかなりデカいし、

 場慣れの意味も込めてな」

伊織「私は単独ライブがしたいの」




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:19:38.93 ID:iqINcMJn0
伊織「ホント使えない男ね!
  
  ちょっとは有能な所見せなさいよ!」

ブサメンP「……まあゆくゆくはな」

伊織「……」

(伊織は相当不満そうだ……)バッドコミュニケーション




9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:20:19.90 ID:iqINcMJn0
イケメンP「美希、今日の営業はCD店でのイベントなんだけど」

美希「うん。頑張るの!ハニーのために!」

イケメンP「こらこら、ハニーはやめなさい。

  ……済まないな、小さい仕事ばかりで」

美希「ううん、ハニーが一生懸命取って来てくれた仕事だもん。一生懸命やるの!」

(仕事は大成功だった)パーフェクトコミュニケーション




10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:21:24.97 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「お、雪歩、随分熱心に読んでるな。詩集か?

  こないだ新しく出た奴……」

雪歩「あ、ごめんなさい~」

ブサメンP「行ってしまった……」




12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:22:07.89 ID:iqINcMJn0
ドカッ

イケメンP「あ痛!」

雪歩「きゃっ」

イケメンP「ああ雪歩か。大丈夫かい?」

雪歩「だ、大丈夫ですう」

イケメンP「お、手に持ってるのは新刊の詩集だね。今話題になってる」

雪歩「は、はい、そうなんですぅ」

キャッキャウフフ




14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:23:05.97 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「やよいと亜美、真美~、レッスン行くぞー」

亜美「え~」

真美「やだ~」

ブサメンP「おいおい、そう言うなよ」

やよい「先生怖いです……また怒られます……」




16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:23:57.80 ID:iqINcMJn0
亜美「基礎ばっかりでさ~つまんないんだよね~」

真美「もっとこう、パーッと派手に踊りたいですな~」

ブサメンP「そりゃお前らのダンスじゃまだまだ……

 やよい、怒られてもあんまり気にすることないぞ。あの先生誰にでもあんな感じなんだ」

やよい「でも……」

イケメンP「じゃあ今日は俺が連れて行きましょうか?

  丁度今日美希の仕事がそっち方面なので、ついでに」




20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:24:38.66 ID:iqINcMJn0
やよい「え?」

亜美「やったー!!」

真美「ヤル気出てきたよー!」

ブサメンP「……」




22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:25:36.23 ID:iqINcMJn0
真「ふー、お疲れ様です!」

イケメンP「お疲れ!最近結構忙しくなってきたけど、体調は大丈夫か?」

真「さすがに最近疲れ気味です……」

イケメンP「結構動く仕事多いからな。そうだ、真、マッサージでもしてやろうか?」

真「ふぇ……?い、いや、いいですいいです!」

イケメンP「まあそう遠慮するなよ。結構上手いんだぞ?」

真「あ、あの、それじゃあ……ちょっとだけ……」

ア、ソコ、イイデスイイデスアッー




23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:25:37.03 ID:wG+XEfFW0
やよいだけは天使のはず…



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:26:28.74 ID:iqINcMJn0
響「……」

ブサメンP「響、マッサージ……」

響「うぎゃー、ヘンタイがいるぞー!」

ブサメンP「……悪かったって……」




28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:27:46.12 ID:iqINcMJn0
イケメンP「貴音、今日はもう上がり?」

貴音「はい」

イケメンP「じゃあラーメンでも食いに行くか?おごるぞ」

貴音「……しかし……」

イケメンP「ははは、今日は給料日だったんだ。お前達が頑張ってるから、

  俺も給料増えてるんだぞ。ちょっとくらい還元させてくれよ」

貴音「ふふ……そういうことでしたら……」




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:28:53.15 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「小鳥さん、律子。お疲れ。上がりなら一緒に飯でも……」

律子「すいません、もうちょっと伝票整理を」

小鳥「すいません、私もちょっと書類がまだ」

ブサメンP「大変だなあ。ちょっと手伝いましょうか?

  特に律子、お前アイドルなんだし。伝票整理くらい俺がやるって」




33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:29:39.71 ID:iqINcMJn0
律子「いえ、好きでやっていることですから」

小鳥「そういうことですので……」

ブサメンP「わかりました。ではお先に失礼します。

  おーい、後輩P、飲みに行くぞー」

後輩P「えー、またっすかー。勘弁してくださいよー」




39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:31:18.68 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「『あずささん、今日はこんなことがありました』……

  メールの文面ってって難しいな……絵文字とか使った方がいいんだろうか」

ブサメンP「よーし、できたぞ。送信っと」

ピロリーン!

ブサメンP「おお、早い返信じゃないですか!」

『すぐ出会えます!ここをクリック!』

ブサメンP「……消去っと」




41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:32:22.11 ID:iqINcMJn0
イケメンP「美希から20件、あと春香と真美と雪歩と響か……」




42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:33:21.40 ID:iqINcMJn0
亜美「いおりんランクアップおめでとー!」

やよい「いおりちゃん凄い!」

雪歩「テレビ見てたよ、とってもかわいかったー!」

伊織「ふふふ、もっと褒めなさい」

真美「あ~あ、早く真美たちもデビューしたいな」




47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:34:43.11 ID:iqINcMJn0
伊織「私がEランクに上がったから、あいつの担当は外れるわけね

 あいつも暇になるし、次はアンタ達の番ね」

真「ウチってなんだか独特なシステムだね」

伊織「そうね。デビュー前からF卒業までとE以降でプロデューサーが変わるなんてね」

春香「でも、最近忙しいみたいで……」

真「うん、ボクたち最初からイケメンプロデューサーのほうで良かったよ」




49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:36:39.46 ID:iqINcMJn0
伊織「ホント、何してんのかしらね?そんな忙しそうには見えないけど」

真美「真美達も兄ちゃんに最初から担当してほしいなあ」

伊織「最近新しく入ったプロデューサーになるんじゃないかしら?」

亜美「まあブサメンなおっちゃんよりはマシか~」




52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:37:48.43 ID:iqINcMJn0
後輩P「あれ?入り口でなにしてんすか?入らないんすか?」

ブサメンP「ああ、ちょっとな……喫茶店でも行くか」

後輩P「あー、サボりっすかー?社長にチクりますよー」

ブサメンP「それは勘弁して」




58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:39:17.71 ID:iqINcMJn0
イケメンP「あー、集まってもらって悪いな」

響「今日は伊織のお祝いだよ。早く混ざりたいぞ」

貴音「響……大事なお話のようですから」

美希「ハ、プロデューサー……」

イケメンP「実はな……」

イケメンP「お前達と一緒に、事務所を設立しようと思ってる」


P「101回目のプロデュース」につづく




61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:41:35.62 ID:iqINcMJn0
P「101回目のプロデュース」


後輩P「先輩、いっつもメールしてるっすね?」

ブサメンP「まあな……」

後輩P「確か独身っすよねー?彼女っすか?」

ブサメンP「仕事がらみだよ」

後輩P「ま、そりゃそうか」

ブサメンP「そりゃどーゆー意味だこん畜生!」




66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:42:59.96 ID:iqINcMJn0
―あずさ宅―

????「何度いらしていただいても、本人の問題ですからね……」

ブサメンP「承知の上です。私のほうも何度も伺いまして大変申し訳ありません」

????「すみません……」

ブサメンP「いえ、また伺います」


伊織「なんであいつがいるのよ?」




67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:44:05.31 ID:iqINcMJn0
伊織「……っていうわけで、あの金八の偽物がお母さんと話してるの見たわ」

あずさ「そう……」

伊織「あのバカに付きまとわれてるわけ?ストーカー?社長に言う?

  絶対あいつクビよ、クビ」

あずさ「違うの、伊織ちゃん」




69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:45:02.39 ID:iqINcMJn0
あずさ「社長から復帰の話を頂いてて……」

あずさ「プロデューサーはあの人ですって」

伊織「復帰?ホント?ついにあずさと一緒に仕事できるの?」

あずさ「……それが、ちょっと……」

伊織「……まあねえ……あの顔じゃねえ……」

あずさ「……あんまり悪く言っちゃだめよ」




70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:46:08.39 ID:iqINcMJn0
ブサメンP(社長も無理を言ってくれる)

ブサメンP(俺が無理なのは百も承知じゃねーか)

―回想―

社長「……君、ちょっといいかね?」

ブサメンP「はい?何でしょ?」

社長「大事な話なんだ」

社長「実は、三浦あずさ君のアイドル復帰を計画している」




72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:47:12.53 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「三浦……あずさ……」

社長「君がプロデューサーになって、彼女を復帰させなさい」

ブサメンP「!それは……無理です。社長も御存知でしょう」

社長「親御さんの話では、精神的にもだいぶ落ち着いてきたらしい」

社長「ここいらで復帰に向けて動くべきだと思う」

社長「大丈夫。少々時間がかかっても構わないから、ゆっくりやりたまえ」




73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:48:13.89 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「……それは業務命令ですか?」

社長「そうとってもらっても構わない」

社長「君にとってもいいチャンスだと思うがね」

社長「彼女のプロデュースは最後まで君に任せる予定だ」

社長「休業前はBランクまで、彼女はあと一歩だった」




74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:49:23.20 ID:iqINcMJn0
社長「ブランクがあるからまた下のランクからだけど、トントン拍子に行くと思うよ」

ブサメンP「どうして私なんでしょうか?正直申し上げて、イケメン君のほうが適任かと」

社長「……」

ブサメンP「……わかりましたよ。でも、どうなっても知りませんよ?」




77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:49:54.17 ID:iqINcMJn0
社長「うむ。とりあえず、彼女の資料を渡しておこう」

社長「彼女は、携帯のメールアドレスも番号も変えてないから、連絡は取れるはずだ」

社長「ああ、このことは本人と親御さんにも伝えておくから」

社長「……頼んだよ」

―回想終わり―




79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:51:02.49 ID:iqINcMJn0
ブサメンP(俺はまだ、一度も彼女に直接会ってはいない)

ブサメンP(毎日メールを送って、時々彼女の家に行っては親御さんと会っている)

ブサメンP(ただ、それだけだ)




82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:51:46.83 ID:iqINcMJn0
―次の日―

社長「やってくれたなあの若造!!」ドガッ

後輩P「社長!怒ると血管切れるっす!」

社長「糞ッ!!」




85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:52:46.27 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「ど、どうしたの社長?」

小鳥「え?新聞とかネット見てないんですか?大変なんですよ?」

ブサメンP「ああ、ゴメン」

律子「現在売り出し中アイドルユニットのプロデューサー、新事務所設立」

律子「これ、イケメンPのことです。それで、」




87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:53:50.27 ID:iqINcMJn0
律子「美希、貴音、響の3人もそこに移籍ですって」

律子「当然ですが、これ全部、社長に無断でやったことです」

ブサメンP「本当かよ……」

小鳥「美希ちゃんはイケメンPさんにべったりでしたからね……」

律子「知ってます?みんながいない所ではハニーって呼ばせてましたよ」

律子「仮にもアイドルなのに……。

  だから、いずれはこうなったんじゃないかって思います」




92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:55:06.71 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「ふーむ……」

後輩P「どうしたんすか?困った爆弾岩みたいな顔して」

ブサメンP「お前にはもう少し礼儀ってもんを叩きこんでやる必要があるな」

後輩P「冗談っす……事務所の今後のことですね?」

ブサメンP「ああ。イケメン君はそこそこやり手だったからな」




94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:56:13.56 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「美希達のユニット『フェアリー』はランクDながら、C目前ってところだった」

ブサメンP「ウチの稼ぎ頭だな。抜けたのは痛い」

社長「そう、実に痛い!!」

後輩P「あ、チーッス社長!」




97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:57:13.79 ID:iqINcMJn0
社長「……やあ。実に気分の悪い朝だね」

ブサメンP「ええ……」

社長「では、今後の方針を考えるとしようか」

ブサメンP「はい。ウチの現状は……」

ランクE…伊織、律子

ランクF…真、春香

デビュー前…雪歩、やよい、亜美、真美




102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:58:13.22 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「非常ーに厳しいですね」

後輩P「稼ぎ頭抜けましたもんねー」

ブサメンP「それより、デビュー前が4人もいる方が辛いもんがあるな」

ブサメンP「それぞれ、個性的と言えば聞こえはいいが、手がかかる娘ばっかりだ」

社長「おいおい、君ィ、弱気なこと言わないでくれたまえ。

  本来デビュー前は君の得意分野だろ?」




105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 22:59:25.03 ID:iqINcMJn0
後輩P「へー?そうなんすか?」

社長「そうだ!彼がデビューさせたのは伊織君で何と!100人目なんだよ!」

後輩P「おーすげーっす!お祝いしないと!」

ブサメンP「って言うと何か凄いみたいですけど、俺デビューしかやったことないから、

   ランクEから上は未知の領域なんですけど」

ブサメンP「他にも……美希ほどじゃないが、春香と真も

   あと、雪歩、亜美、真美もか……。イケメンPにべったりだった」

ブサメンP「ヤル気を保てるか、不安があるな」




111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:01:29.48 ID:iqINcMJn0
後輩P「で、残ったのがいおりんにりっちゃん……

   いやー、大変っすね。頑張ってください先輩!」

ブサメンP「何言ってんだ、お前もプロデュースするんだよ!」

後輩P「え?でも俺こないだ入ったばかり……」

ブサメンP「非常事態ってやつよ」

社長「じゃ、あとは任せたよ君……。例の話は、のんびりしていられなくなったな

  早急に進めてくれたまえ!!」

ブサメンP(それは自信がありません!!)




115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:02:53.08 ID:iqINcMJn0
春香「皆……聞いた……?」

真「プロデューサーぁ……」

亜美「……亜美たちがうるさくしたから……」

真美「……兄ちゃん嫌になったのかな……」

伊織「まだあのバカに担当されるかと思うと、気が滅入るわ」




117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:03:41.04 ID:iqINcMJn0
律子「私は別にあんまり気にしてないけどね」

雪歩「うぅ……やっぱり私が駄目駄目だから……」

やよい「ううー……皆さん元気出して下さいー……」

春香「無理だよ……だって私たち……」

真「どうして……ボクには声かけてくれなかったんですか……」




119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:04:32.01 ID:iqINcMJn0
やよい「ううー……」

律子「さ、あんた達!いつまでも気にしてちゃ駄目よ!

  これからは私たちが事務所を盛り上げて行くんだからね!」

亜美「りっちゃんも、兄ちゃんが担当だったんでしょ?悲しくないの!?」

律子「……」

真「そうだよ!ボクのプロデューサーはプロデューサーだけだ!」




121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:05:33.82 ID:iqINcMJn0
真美「兄ちゃん……」

律子「そりゃ……仲間がいなくなって、私だって悲しいわよ」

律子「でも。私たちはアイドルなんだから!ファンの前で悲しい顔はできないわ」

伊織「……でも、実際問題、私たちを誰がプロデュースするの?」

伊織「あの金八モドキとバンド崩れ?」

伊織「大丈夫なわけ?」




125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:06:31.65 ID:iqINcMJn0
雪歩「……ブサメンPさんはいやですぅ……」

律子(あの新人も不安ね……)

真「ボクは新しいプロデューサーなんて絶対認めるもんか!」

春香「プロデューサーさん……」




126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:07:26.71 ID:iqINcMJn0
―あずさ宅―

伊織「大変よ!前にすっごいイケメンのプロデューサーがいるって言ったじゃない?

  そいつ、アイドル引き連れて独立しちゃったわ!」

あずさ「フェアリー……。美希ちゃんに、響ちゃんに……貴音ちゃん……だったかしら?」

伊織「へ?知ってるの?」




128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:08:22.86 ID:iqINcMJn0
あずさ「ブサメンPさんからメールが」

伊織「あのストーカー、まーだやってんのねー。まあしょうがないか。

  あずさが復帰すれば100人力よね。美希達の分取り戻して有り余っちゃうわ

  あのモンスター面のプロデュースもちょっとは耐えられるかも」

あずさ「でも……」

伊織「……」




132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:08:59.44 ID:wG+XEfFW0
やはりやよいは天使だったか



134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:09:24.66 ID:iqINcMJn0
―次の日、事務所―

P「あ、伊織ー、話があるんだけどー」

伊織「気安く話しかけるんじゃないわよ!このストーカー!」

P「へ?」

伊織「あずさの復帰を狙ってこそこそメールしてるって聞いたわ」

P「へえ?いやまあそうなんだけど……誰から?」




137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:10:34.27 ID:iqINcMJn0
伊織「本人に決まってるでしょ!」

P「え?……お前たち知り合いだったのか……?」

伊織「そうよ!……そんなことより、あずさ復帰、本気なんでしょうね?」

P「…………………本気です」

伊織「……えらく間があったわね……。

  どうせ俺には無理ー、とか思ってるんじゃないでしょうね?」

P「……ソンナコトオモッテナイヨ」




139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:11:28.50 ID:iqINcMJn0
伊織「……まあいいわ……あずさは、1日に1回、必ず散歩に行くの」

伊織「その行き先を教えてあげる。道に迷わない唯一のコースって言ってたから、

  きっとそこを通るわ」

伊織「上手いこと会えたら、こう言うのよ……」




143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:12:49.36 ID:iqINcMJn0
―某所 坂道―

あずさ(どうしても、ここに来てしまう)

あずさ(これが未練だって分かっているけど)

あずさ(どうしてもここに来ずにはいられない)

あずさ(もう私は、前に進めない……?)

あずさ(ずっとこのまま……)

ブサメンP「あ、あの!」




149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:13:59.19 ID:iqINcMJn0
あずさ「きゃ!?」

ブサメンP「あ、すいません……」

ブサメンP「えーっと、私……」

あずさ「…………ブサメンPさん……」




152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:14:59.15 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「あー良かった。あ、どうもお久しぶり」

ブサメンP「いやー見ず知らずの男がいきなり話しかけるのもねー

  最近通報とか怖いし」

あずさ「……元は同じ事務所で働いていましたから……」

ブサメンP「いやーでも接点があんまり無かったから……ハハハ……」




154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:16:06.37 ID:iqINcMJn0
あずさ「……どうしてここに?」

ブサメンP「たまたまです、ハイ」

ブサメンP「たまたまお見かけしたもので、ハイ」

あずさ「……熱心なのは、大変ありがたいんですが……」

ブサメンP「……」

あずさ「事務所が大変だって、分かってます。

  私も、このままじゃいけないことは分かってるつもりです」

あずさ「でも……」




157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:17:04.16 ID:iqINcMJn0
ブサメンP「あずささん、僕と……」

あずさ「え?」

ブサメンP「僕と一緒に、運命を探しませんか?!」




159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:18:09.55 ID:iqINcMJn0
―3年前―

あずさ「きっとどこかにいる運命の人に、私のこと、見つけてほしくて」

あずさ「有名になれば、絶対めぐり合えるって。それも

   アイドルをめざした、大きな理由のひとつで。」

あずさ「私、将来は、たったひとりのためのアイドルに

   なりたいんです。……けいべつ、しますか?」




160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:19:06.01 ID:iqINcMJn0
???「……あずさ……」

???「僕と一緒に、運命の人、探そう!!」

あずさ「え……?は、はいっ!」




161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/13(日) 23:20:03.86 ID:iqINcMJn0
あずさ「……」

ブサメンP「っ僕と一緒に、運命を探しませんか?!」

あずさ「……ハイ……」

ブサメンP「へ?」

あずさ「……よろしく、おねがいします」


第一話おわり


P「101回目のプロデュース」 へ続く