1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 02:50:59.00 ID:rjueaW0Zo



律子「プロデューサー?」

P「ん? どうした?」

律子「これ。書類、今日必要なんですよね?」

P「ああ、しまった。ありがとう律子」

律子「もう、しっかりしてくださいよ」

P「なんだろうな。最近そういうの増えてきてる気がするんだよね」

律子「うーん、言われてみれば……」





2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 02:52:34.81 ID:rjueaW0Zo

小鳥「この所、また忙しくなってきてるから
    きっと疲れてるんですよ」

律子「そう……なんですか?」

P「いやぁ……。どうだろうな」

小鳥「プロデューサーさんそういうの全然顔に出さないでしょう?」

律子「確かに」

小鳥「どうですか? 休暇取ってみては」


5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 02:55:16.16 ID:rjueaW0Zo


P「休暇? 俺が? 別にいいよそんなの」

律子「だめですよ。プロデューサーの分は私がやっときますから」

P「じゃあ尚更だめだ」

律子「なんですか! 私だって竜宮小町を率いている
    765プロのプロデューサーの一人なんですよ」

P「だからこそだろうな。竜宮の子達をどうするつもりなんだ」

P「そっちを見ておいてやってくれ。俺なら大丈夫だから」


6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 02:57:28.63 ID:rjueaW0Zo

小鳥「でも本当にいいんですか?」

P「何がですか?」

小鳥「毎日無理してるじゃないですか」

律子「……」

小鳥「やっぱりお休み取った方が……。
    残りのことは律子さんがやってくれるって言ってるんですし、
    竜宮小町のプロデュースが怠らないように
    私と社長も出るようにしますから」

P「さすがにそこまで迷惑かけるわけにはいかないですよ」


7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 02:58:47.94 ID:rjueaW0Zo


律子「分かりました!!」

小鳥「え?」

P「え? ど、どうしたんだ急に」

律子「いいことを思いついたんですよ!」

小鳥「いいこと?」

律子「はい。この状況を打開できる方法が」

P「……。試しに聞いてみるよ」


8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:00:44.70 ID:rjueaW0Zo


律子「私がプロデューサーの身の回りのお世話をします!!」

P「はい?」

小鳥「なっ……」

P「な、何を言ってるんだ律子。それじゃあ何も解決はしていないぞ……」

律子「私、普段から掃除洗濯食事の支度まで家で手伝っていますし
    それをプロデューサーの家でやってしまえば
    プロデューサーの負担も減るんじゃないでしょうか!」

P「あのなぁ……」


9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:03:20.85 ID:rjueaW0Zo


P「小鳥さんからも何か言ってやってくださいよ」

小鳥「……。ふぅ。私は構いませんよ」

P「今、面白そうだって思いませんでした?」

小鳥「思ってないですよ」

律子「そうと決まれば今日の業務が終わったあとに一度家に帰るので。
    プロデューサー、迎えに来てもらってもいいですか?」

P「おいおい、俺の仕事が増えたんだが」


10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:05:55.54 ID:rjueaW0Zo


律子「そうと決まれば、さあ、仕事仕事!」

律子「あ、真美、こんな所にゴミ散らかして……!」

           
P「小鳥さん、今日の律子はどうしちゃったんですか?」

小鳥「え? 分からないんですか?」

P「……。まさか俺が律子に頼らないから……」

小鳥「さすがにトップクラスのプロデューサーだけあって
    そういうところは鋭いんですね……」





11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:09:35.75 ID:rjueaW0Zo


P「まずったなぁ。なんてこった。面倒なことにならなければいいが」

律子「こら~~! 真美~~~!」

P「まぁあんなに嬉しそうにしているならいいか」

P「……よくねえよ。俺が律子に気を使って余計に疲れてしまいそうだ」

小鳥「ご、ご愁傷様です」

小鳥「ああなったら律子さんはどうあっても動きませんからね」


12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:11:36.92 ID:rjueaW0Zo


P「一体他の子になんて説明すればいいんだ」

P「休みが取れないので私生活の疲れを律子に癒してもらうために?」

P「訳あって律子が俺の家に住むようになった?」

P「律子と結婚したんだ? 違う違う……」


小鳥「プロデューサーさんが久しぶりにあんな苦悩している」

小鳥「いつもだいたい即決でパーフェクトコミュニケーションしてくるのに……」


13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:13:35.49 ID:rjueaW0Zo



――その日の夜。


律子「お待たせしましたプロデューサー殿」

P「おう、ベルトした?」

律子「子供じゃないんですから大丈夫ですって」

P「だったら今すぐその巨大な荷物を持って自宅に引き返してほしいんだがなぁ」

律子「ふふ、でもそんなこと言いながら約束通り来てくれたじゃないですか」


14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:17:01.13 ID:rjueaW0Zo


P(そりゃあそうだろう。あんなに楽しみにしてたんだから
  まず間違いなく本当に用意はしてくるとは思ってた)

P(こんなでかい荷物を用意して長居してくることも予測済みだ)

P(だが、もし俺が車で迎えに来なかったらどうだ?)

P(でかい荷物持って玄関で立ち尽くしてて
  家出1秒で路頭に迷った子みたいになるじゃないか)

P(そんな律子を想像しただけで胸が苦しい……というか頭が痛い)


15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:20:43.11 ID:rjueaW0Zo


P(まぁそんなこと言わないが)

P「そりゃあ迎えに来ないと怒るじゃないか」

律子「当たり前です。プロデューサーに電話しまくりますからね」

律子「もしもしー? だーりん今どこにいるのー?」

P「笑えねえよ。怖えよ」

律子「もしもし? あたしりっちゃん。今あなたを自宅の玄関の前で待ってるの」

P「なんでメリーさん風なんだよ」


P(本当に楽しそうだ……。こんなにジョークを飛ばしてくる律子は久しぶりに見た)


16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:23:18.96 ID:rjueaW0Zo


律子「あっ、プロデューサー。私が運転しましょうか!?」

P「えっ!? いいよ別に!」

律子「どうしてそんなに強く否定したんですか?」

P「座っててくれ大人しく。子供じゃないんならな」

律子「む。でも私はプロデューサーの私生活のお役に立てばと思って」

P「……そこにいてくれるだけでいいよ」


17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:25:57.81 ID:rjueaW0Zo


律子「え?」

P「そこにいてくれ。俺の運転する車の助手席にいてくれ」

律子「……はい」


P(二人きりの時に真美があまりにもうるさいと使うこういう手だが……)

P(いやまぁ落ち着いたのならいいか)





18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:28:08.11 ID:rjueaW0Zo


P「ああ、もうすぐ着くから」

律子「はい」

P「何してるんだ?」

律子「え? 何ってスケジュールの確認ですよ」

P「ああ、竜宮のか」

律子「はい。プロデューサーのもですけどね」

P「そうか」


P「……なんだって?」


19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:31:09.96 ID:rjueaW0Zo


律子「プロデューサーが疲れてるのは
    日頃だらしない生活をしているからだと思うんです」

P「正直いうと業務の成績と私生活が影響しているとは思えない」

律子「そうでしょうか? でもしっかり寝た日は気持ちよく起きれると思いますよ」

P「そんな時間があればいいんだけどな。ほら、着いたぞ」

律子「お疲れ様ですプロデューサー殿」


P(むぅ。この笑顔で何でも許してしまいそうになるな。早めに耐性をつけたい)


20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:32:46.25 ID:rjueaW0Zo


――プロデューサー宅


律子「お邪魔しまーす。げっ」

律子「め、めちゃくちゃ綺麗……!」

P「なんでそんなショック受けてるんだ」

律子「……」ジィ

P「なんだよ」


21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:35:10.61 ID:rjueaW0Zo


律子「何が、業務の成績と私生活が影響しているとは思えない。ですか!」

律子「綺麗サッパリ整頓されて……というか何もないじゃないですか」

P「まあ必要ないし」

律子「殺風景ですよね。散らかってて足の踏み場もないのかと思ってました」

P「そんな訳ないだろうが。仮にも女の子を家に招くのに」

律子「……女の子。そっか」


22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:37:53.71 ID:rjueaW0Zo


律子「よく考えたら私……今とんでもないことしてるんですね」

P「え? 今更?」

律子「……ど、どうしよう。ちょっと恥ずかしくなってきちゃった」

P「ははーん。怖気づいて今から帰るか?」

律子「だ、だめです。一度決めたんですから」

律子「晩御飯にしましょうプロデューサー!」

P「え!? すまん。今日はやよいと一緒に食べてきてしまった……」

律子「え? ……そんな」


23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:40:31.64 ID:rjueaW0Zo


P「も、もしかして律子、食べてないのか?」

律子「……はい」

P「置いてあるのはカップ麺くらしかないんだが……」

P「律子のことだ。用意はあるけどきっちり二人分。あるんだろ?」

律子「……はい」

P「明日の朝作ってくれよ」

律子「分かりました。……カップ麺いただいてもいいですか?」



24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:44:08.35 ID:rjueaW0Zo


P「まぁそんなしょげるなよ。とりあえずお湯入れてくるから」

律子(……いきなりお世話になってるし)

律子(前々から完璧であまり隙のできない人だとは思ってたけど……)

律子(いつまでも落ち込んでられないわ。切り替えなくちゃ)

律子「プロデューサー、LAN借りてもいいですか?」

P「ん? ノートパソコンか? あぁ、構わないよ。
  有線の余りがそっちの机の下の引き出しに入ってるからそれ使ってくれ」

律子「いえ、それは自分で用意してきてますから」


25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:45:46.61 ID:rjueaW0Zo


P(なんで得意気だったんだ)

律子「明日の予定は……」

P「ほら、あとは3分待ってろ」

律子「ありがとうございます」

P「こぼすなよ」

律子「こぼしませんよ」

P「子供じゃないからな。そうだったな」


26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:47:54.55 ID:rjueaW0Zo


律子「……もう」

律子「それにしてもここのところ本当に忙しいですよね」

P「あぁ、そうだな。俺がいなかった時期はどうだったんだ?」

律子「レッスンは個人でかなりやってましたけど
    どうしても伸びが悪くて……」

P「そうか。じゃあ俺がアメリカから帰ってきてからか」

律子「ええ、おかげさまで」


27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:50:15.83 ID:rjueaW0Zo


律子「プロデューサーがアメリカで研修にいくって」

律子「せっかく765プロに入ったのにすぐにいなくなるんですから」

P「その言い方だとまるで誰かを追いかけてきたみたいだな」

律子「べ、別にプロデューサーじゃないですからね」

P「カップ麺、もういいんじゃないか?」

律子「あ、そうみたいですね。でもこれキリがいいところまで」

P「伸びちゃうぞ?」

律子「ああもうちょっと急かさないでくださいよ」


28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:52:28.75 ID:rjueaW0Zo


P「いや、別にそんなつもりは……」

律子「よし、出来た。はぁー……お腹すいた」

律子「プロデューサー殿、いただきますっ」

P「どうぞ召し上がれ。……本当に楽しそうだな」

律子「ふえ?」

P「いや、なんでもないよ」



29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:55:37.02 ID:rjueaW0Zo


律子「ちゅるちゅる」

P「……」ジィ

律子「……」モグモグ

P「美味しい?」

律子「……はい。あんまりジロジロ見ないでくださいよ。
    恥ずかしくて食べれないじゃないですか」

P「女の子が美味しそうに食べてる所ってすごく魅力的だと思うんだよ」

律子「……なんですかそれ」

P「そうか? 結構いると思うけどなぁそういう人」


30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 03:58:22.59 ID:rjueaW0Zo


P「さて、堪能したし、風呂もさっき入れておいたし。先入ってきちゃうな」

律子「い、いつ入れたんですか?」

P「さっきだよ。お湯沸かしてる時」

律子「……いつの間に」

P「俺が入ってる間には食い終わるだろ?」

律子「そうですけど」

P「それとも見ててあげようか? まあ食事は大人数の方が美味しいって言うし」

律子「先に入ってきてください」


31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 04:01:36.87 ID:rjueaW0Zo


律子「シャワーの音が聞こえる……」

律子「プロデューサーの家でシャワー……」

律子「我ながら本当にとんでもないことを」

律子「あれ? 小鳥さんからメール」



小鳥【律子さんへ。何か困ったことがあればすぐに相談してください】


律子「小鳥さん……」


36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 23:34:15.36 ID:AluA4WRuo


律子「プロデューサーなら今、シャワーに……」

律子【プロデューサーなら今シャワーに入ってるんですけど。
    いまのうちに何かできることってないですか?】

律子「とりあえず身の回りの整理整頓ぐらい手伝えたらなんて思っていたのだけど
    予想以上に何もない部屋に全てがきっちりと片付いていて」

律子「あ、もう返ってきた」

小鳥【背中でも流してあげたらきっと喜びますよ】

律子「なっ、何言ってるのこの人!」

律子「明日会ったらキツく言わないといけないわね……」


37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 23:36:22.58 ID:AluA4WRuo


律子「だいたい私とプロデューサーは……」

律子「そういう関係じゃ……ないのよね」

律子「ううん、弱気になってたらだめよ」

P「おーい、律子。上がったぞー」

律子「あ、はーい」

P「ふぅ~、ビールビール」

律子「あっ、もう。まだ仕事残ってるんじゃないんですか?」


38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 23:39:14.09 ID:AluA4WRuo


P「ふぇぇ、俺の家なのに事務所にいるみたいだよぉ~」カシュッ

グビグビ

律子「って……飲んでるし」

P「ぷはーっ。まぁ、これぐらいアルコール入ってないと
  企画なんて案が出てこないんだよ」

律子「そういうもんですか……」

P「……おい。なんだその完璧なお風呂セットは」

律子「え? これですか? 自分のシャンプーコンディショナー等々」

P「まぁ、俺のは男用の薬用シャンプーとかだしそれでいいのかもしれんが」

P「にしたって完璧に持ってきすぎじゃないか」


39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 23:42:17.34 ID:AluA4WRuo


P「普通にその辺で生活ができるレベルだぞ……」

律子「やっぱり人の家にあがってお世話にする身なのに
    あまりお世話になるのはどうかと思ったんで」

P「なんか本末転倒なような気もするんだけど。律子がそれでいいならいいよ」

P「気のすむように自由にやってくれ」

律子「じゃあお風呂いただきますね」

P「あいよー」

P「律子は風呂に入ってしまったが」

P「ん? 小鳥さんからメールだ」


40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 23:45:33.74 ID:AluA4WRuo


小鳥【プロデューサーさんへ。お風呂では何か起こりましたか?】

P「……」

P「なんだこの内容……」

P【さては何か律子にメールか電話しましたね?】

P「一体何を吹き込んだんだ。あのダメ無め」

P「返ってきた」

小鳥【背中を流しに行ったらいいじゃないなんて言ってませんよ】

P「……」

P「たぶん明日の事務所は血の惨劇が起こるな」


41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 23:48:15.28 ID:AluA4WRuo


――数十分後。


律子「お風呂ありがとうございます。って仕事してる」

P「……」

律子(普段事務所で色んな子とも話したりしてるのに
    一体どこであんな仕事の量こなしてるのかと思ったら)

律子(やっぱりこういう時間にちゃんとやってるんだ……)

律子(まるで私の声なんて聞こえてないみたいに)

律子(私も負けてられないわ。私だって765プロのプロデューサーなんだもの)


42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 23:49:41.95 ID:AluA4WRuo


P「律子」

律子「は、はいっ」

P「俺の真似して仕事するのはいいけど。
  先に髪の毛ちゃんと乾かしたらどうなんだい」

律子「ドライヤーの音、うるさいかと思って」

P「それぐらい気にならないよ」

律子「じゃ……じゃあ」




43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 23:52:52.17 ID:AluA4WRuo


律子(よし、これでやっと仕事できる)

律子(プロデューサーの邪魔をしないように
    でもこんな仕事の時間外でも
     一緒に仕事できるって……ちょっとだけいいかもしれない)

P「なあ律子。折角二人いるんだし、何か喋りながらやろうぜ」

P「今は仕事じゃないんだし」

律子「えっ? そうですか? てっきりこの時間に集中して片付けておきたいのかと思って
    邪魔にならないように私も静かにやろうかと思ったんですけど」

P「いやいや、折角いるんだから何か話そうよ」

律子「そ、そうですか。わかりました」


44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 23:54:07.21 ID:AluA4WRuo


律子「……」

P「……」

律子「……」

P「……」

律子「……」

P「……」

律子(な、何かって何話せばいいの!?)

律子(あ、あれ!? いつも何話してたっけ?)


45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 23:57:35.68 ID:AluA4WRuo

P「どうした? 大丈夫か?」

律子「い、いえ」

P「そういえばこんなに忙しいのは俺が前に事務所にいた時ってさっき話してたな」

律子「そうですね。懐かしいです」

P「そうか? 俺からしたらそんなに前の話しでもないんだけどな」

律子「それはプロデューサーがおじ様だからですよ」

P「おい。その言い方だと小鳥さんより若干若い俺はあとで何言われるか分からないからやめてくれ」

律子「ふふ。そうでしたね」

P「そして小鳥さんのことも否定してやってくれ」


46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 23:59:31.84 ID:AluA4WRuo


律子「プロデューサーが誘ってくれたから
    私765プロに来たんですよ?」

P「そうだったな。なんだかあの時は必死だったから
  あまり覚えてないなぁ」

律子「私はしっかり覚えてますよ」

P「そっか。まぁ律子が覚えていてくれてるなら俺はいいや」

律子「よくないですよ。思い出してくださいよ」

P「えぇ~。だってあの時はまだ研修前で何にもわかってないようなただの新人だったし」




47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 00:02:12.23 ID:7+N+Pry4o


律子「そうなんですか? プロデューサー前に何かお仕事してたんですか?」

P「まあね。小さい工場で働いたんだ」

P「そしたら急に真っ黒の人が現れてさ」

律子「社長ですか?」

P「そうそう。当時アイドルだのなんだのってのが俺の生活の一部になりかけてたんだけど
  そんな俺に急にティンときたとかなんとか言って」

律子「それでどうして受けたんですか?」

P「まぁちょっと人間関係上手くいってなくってな」


48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 00:05:34.39 ID:7+N+Pry4o


律子(こんなにプロデューサーが自分のことを話してるの初めて……)

律子(……もっと知りたい)

律子「どうしてですか? 今はこんなに女の子達とイチャイチャしてるじゃないですか」

P「人聞きが悪いなぁ。それも俺の仕事のうちなんだから仕方ないじゃないか」

律子「……こうして私と一緒にいてくれるのも仕方ないからですか?」

P「……」

律子「や、やだなぁ。冗談ですよ!」

律子「どうして上手くいってなかったんですか?」


49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 00:08:48.94 ID:7+N+Pry4o


律子(今私……仕事だから仕方なく一緒にいるって言われたらどうしようって)

律子(怖くて自分から聞くのやめちゃった……)

P「ん? あぁ、まあ、あれだ。なんか偉そうに仕切ってるお猿の大将が
  不正働いてたもんで間違ってるって言い争ったら見事に孤立しちゃってね」

律子「そうなんですか」

律子「プロデューサーってそんな昔からそういう人だったんですね」

P「え? そういう人って」

律子「そうやって間違ってることとかホント見過ごせない人ですよね」


50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 00:11:58.61 ID:7+N+Pry4o


P「そういうもんかな? そんなに過大評価されていい人間じゃないよ俺は」

P「そんなに出来た人間じゃないよ」

律子「またそうやって謙遜して」

律子「でも不思議なもんですよね。そんな小さな工場で働いてた
    ただのアイドル好きがこうやってトップクラスのプロデューサーになってるんですから」

P「はは。どうだろうね。好きだったからこそじゃないかな?」

律子「なるほど……」

律子「私の時もそうやって助けてくれましたもんね」


51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 00:13:48.37 ID:7+N+Pry4o


P「えっ? あー、記憶にないな」

律子「今のは絶対嘘です! 覚えてますよね!?」

律子「あんなことがあったのにですか?」

P「あんなことってなんだよ。あんなことって」

律子「私のこと大事にしてくれるって言ったじゃないですか」

P「えっ!? まじで!?」

P「いやごめん。あの頃の俺は勢いだけで行動する部分もあったからなぁ」

P「海外で研修したらそんなことなくなったけど」


52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 00:17:13.65 ID:7+N+Pry4o


律子「プロデューサーと出会った時のオーディションですよ」

P「なんて奴? 歌姫?」

律子「違いますよ。ルーキーですよ」

P「あ! 思い出した! あれだ! あいつか!」

律子「はい!」

P「何を言ったかは怒り狂ってて覚えてないけど
  何があったのかはしっかりと覚えてるよ」

律子「本当ですか?」

P「本当だよ」


53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 00:19:55.41 ID:7+N+Pry4o


P「あの時の律子は一体どこに所属してたんだ?」

律子「別の事務所です。そこでマネージャーになろうと思ってたんです」

P「そうだったのか。でもアイドルとしていたよな」

律子「えっと。その。なんでしょう……気移りといいますか血迷ったといいますか」

律子「その一回だけでいいからってその当時いた
    事務所の人に言われて出たオーディションなんですよ」

P「えぇ!? そうなのか……」


54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 00:25:54.80 ID:7+N+Pry4o


P「それなのに俺……」

律子「ううん。いいですよあれで」

律子「元々ああいうの苦手だったんです私も」

P「そうか」

律子「当時不正を働いてオーディションに合格するようにしてもらっていた
    私の事務所から出てたもう一人のアイドル候補生」

P「あの時、律子は無所属という名目でオーディションに出て、
  本来所属していた事務所の代表の子と競争してわざと負けるように強いられてたんだったな」

律子「どこで聞いてたのか、なんで分かったのか知らないけれど」

律子「会場でぜーんぶバラしちゃって」


55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 00:30:36.84 ID:7+N+Pry4o


P「だんだん思い出してきたが恥ずかしいな」

律子「『この子はそこの子と同じ事務所にいるアイドルなんだ!
     この子は本当はもっと輝いてる! そこの男がそう言っていた』」

律子「なーんて、会場で大騒ぎするもんだからすぐに警備員に取り押さえられてるし
    そのオーディションを受けてた千早はびっくりしてましたよ」

P「完全に思い出してきたぞ。恥ずかしいな。結局律子はその事務所には所属していたけど
  アイドルではなかったんだもんな」

律子「『秋月律子さんだね。そんな事務所よりも俺の方が君をもっと大切にできる。
     俺の事務所に来てくれないか』キリッ!」

P「からかってるね? まったく……。
  当時の俺は他の事務所のマネージャーをアイドルとして引きぬくってどういう神経してんだか」


56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 00:33:55.00 ID:7+N+Pry4o


律子「千早と一回だけその時のこと話したことがあるんです」

P「へえ。千早も覚えてたのか」

律子「そりゃあ覚えてましたよ。ある意味事件ですからね」

律子「でも千早も自分が先にそれを知っていても
    あんな風に行動には移せなかったって。あの時のプロデューサーはカッコ良かったって」

P「千早がそんなことをねぇ」

律子「い、一応私だってそりゃあかっこいいとは思いましたよ」

律子「なんてったって今の事務所ではもっと大切にしてもらってますからね」

P「……そ、そう。それならいいけど」


57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 00:36:02.70 ID:7+N+Pry4o


P「でもそんなとんでもない誘いにも律子は乗ってくれたんだな」

律子「で、ですから。私もそういう卑怯な真似は好ましくないんです」

P「そうか。……ちなみにさ」

律子「なんですか?」

P「大切にされていると思うか?」

律子「今ですか?」

P「うん」



58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 00:43:41.54 ID:7+N+Pry4o


律子「大切にされていると思ってますよ」

P「そっか」

律子「仕事の量は前よりも段違いで多いですけど
    その分やりがいもありますし。みんなといるの楽しいですから」

P「俺も同じだよ」

律子「あ、あれ? もうこんな時間。結局私、プロデューサーと家でも仕事して
    それで何もしてあげられてないじゃないですか」

P「はは。そうだな」

律子「……せめて肩くらい揉ませくださいよ」




59: ID変わりますがお気になさらず 2013/06/24(月) 00:55:36.14 ID:372kmXDho


P「いやぁ、そんなこと言われてもなぁ。
  別にいいよ。もう寝ても?」

律子「いえ、そんな。まだプロデューサーがやってるのに眠るわけには」

P「俺が先に寝ないと心配?」

律子「えっ? いや、別にそんなことは。プロデューサーのことは信用してますし」

P「じゃあ先に寝てもいいよ」

律子「って言われてもまだ眠くないですよ」


60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 00:57:25.91 ID:372kmXDho


P「そうなの? もうてっきりおねむの時間かと思ったけど」

律子「そんなことないですよ。プロデューサーこそ先に寝てもいいんですよ」

P「いや俺はまだ残ってることあるし」

律子「……やっぱり喋ってる相手がいたから邪魔になってましたか?」

P「いやいや、そんなことないさ。律子と話してるのは楽しいよ」

律子「ほんとうですか?」

P「勿論本当だ」


61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 01:00:07.70 ID:372kmXDho


P「所でさっき俺のスケジュールも決めてるとか言ってたけど具体的には
  何かあったりするのか?」

律子「ああ、あれですか? 朝は私が起こすとか
    朝ご飯がすでにその時には出来ているとか。そういうことです」

P「あー、なるほどね。そりゃあ確かに自分でやるよりかは楽になるのかもしれないけど」




62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 01:27:17.50 ID:372kmXDho


P「まぁじゃあちょっとだけ集中してやるか?」

P「明日も早いわけだし」

律子「……そうですね」

P「……」

――20分後。

P「……」

P「寝てるし」

P「なーんかずっとはしゃいでたからなぁ……」



63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 01:32:03.53 ID:372kmXDho


P「……とりあえず寝かせるか」

P「動かしていいんだろうか。でもちゃんと寝かせないと身体に負担かかるよな」

P「しょうがねえ。俺のベッドに寝かせるか」

P「寝袋とか持ってきてそうだよな」

P「まぁ、いいや。俺はその辺で寝れば」



P「……眼鏡は取ってやるべきなのか?」


64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 01:35:54.89 ID:372kmXDho


P「結局の所……若干俺の仕事も気を使うことも増えているが
  こうやって可愛い子と一つ屋根の下で一晩過ごすんだし」

P「特に何かするつもりはないが」

P「さて、俺も終わったところだし寝るか」

P「……もう少しだけ律子の寝顔でも見ておくか」

P「うむ。眼福眼福」

律子「うぅん。ぷろりゅーさあ」

P(寝言か? 妙にエロいが気にしないでおこう)

P「なんだ律子。俺はここにいるぞ」


65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 01:37:51.90 ID:372kmXDho


P「……まぁそう答えてくれるわけないか」

P「馬鹿なことやってねえで寝るか」

P「おやすみ律子」


――翌日早朝。


律子「んにゃああッ!?」

P「お? 起きたか? おはよう律子」


66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 01:39:39.99 ID:372kmXDho


律子「え? あれ眼鏡……」

P「ほら、こっちだよ。今かけてやるから」

P「ほら、おはよう律子」

律子「お、おはようございますプロデュひゃあッ!?」

律子「ち、近いですよ!」

P「ん? ごめんごめん」

P「ほら、顔洗ってこい」

律子「こ、この匂い……まさか」


67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 01:42:40.54 ID:372kmXDho


律子「ご飯作っちゃったんですか!?」

P「いや律子が起きてなかったから。
  まぁ作ったって言ってもトーストと目玉焼きくらいだけど」

律子「そんなぁ……」

P「俺も期待したんだよ。起こしてくれるのをさ」

P「目を閉じながら5分待ったんだけど起きる気配ないし」

律子「……顔洗ってきます」




68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 01:45:07.87 ID:372kmXDho


律子「どうして起こしてくれなかったんですか」

P「いやあの、起こしたんだよ?」

律子「えっ!? ほ、本当ですか?」

P「ああ、起して上げたんだよ。でも起きなかったんだ」

律子「じゃあどうしてたんですか?」

P「寝顔を堪能したりしたな」

律子「っていうか私昨日の仕事も最後途中だし」



69: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 01:47:29.89 ID:372kmXDho


P「それなら俺が律子のパソコン勝手に使わせてもらったが終わらせといたぞ」

P「ついでに企画書の誤字訂正なんかもしといた」

律子「それ今日プロデューサーに事務所でしてもらうはずだった仕事の一つ……」

P「ははは、これで真美とゲームする時間ができたな」

律子「だめですよ! 次の仕事もあるんですからね!」

P「そうなの? まあ仕事の話はいいや。ご飯食べてよ」

律子「うぅ。いただきます」

律子(しかも出る用意までしてるし、もう着替えてスーツだし)


70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 01:50:27.01 ID:372kmXDho


律子(仕事の話はいいとか言っときながら食べながら
    スマフォいじってるけどあれ絶対仕事のうちの一つだし)

律子「プロデューサー……。本当に私邪魔じゃないですか?」

P「ん? どうした急に」

律子「だってなんかもう私やることなくって」

P「まぁ普段からこうだし。逆に人にやってもらう方が慣れないのかもな」

P「でも、昨日の夜は楽しかったよ。いつもよりもなんか疲れなかったな」

P「いつもはこう終わってベッド入る時にどっと疲れがでてくるんだけどさ」


71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 02:05:17.92 ID:372kmXDho


P「家での仕事は律子がいて一緒に話ししたから
  楽しくできたし……」

律子「っていうかそもそもなんで私が来るってこと許可したんですか?」

P「……」

P「まぁ好きでもなんでもない子をうちに入れたりしないよ」

律子「……それはどう受け取っていいんですか」

P「どうだかな」




72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 02:07:07.91 ID:372kmXDho


P「律子だって好きでもなんでもない奴の家にあがりこんで
  甲斐甲斐しく世話してやろうなんて思わないだろ?」

律子「う……」

律子「全てお見通しってわけですか?」

P「ここでえ? 何が? って鈍感な振りをするべきか
  そうじゃないかくらいは分かっている」

P「だからこれを渡しとくよ」

律子「……?」


73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 02:11:00.47 ID:372kmXDho


P「この家の鍵だ」

P「律子に気があるなら帰ってこい」

P「多分今日は一緒に帰れないしどっちが先になるかはわからん」

律子「じゃあ私が先に帰ったら夕飯用意して待ってますね」

P(……答えを教えられてしまった)

P「じゃあ帰ってくるのね?」

律子「……だめですか?」

P「いいや。いて欲しいな」



74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 02:12:38.57 ID:372kmXDho


P「まあ俺が先に帰ってきてたら夕飯は俺が作るけどね」

律子「絶対私のが先に帰りますからね!」

P「ほら、そんなこと言い合ってないで、
  着替えないと時間なくなるぞ?」

律子「えっ!? やばっ」

律子「覗かないでくださいね!?」

P「はいはい」


75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 02:15:01.23 ID:372kmXDho


――数十分後。


P「準備には時間がかかるとは言うが」

律子「すみませんでした。待てなかったら先に行けばいいじゃないですか」

P「誰もそんなことは言ってないだろう」

P「結局何も私生活を助けることなく別の関係にシフトしたようなもんだな」

律子「いえ、違います! これから一生かけてでも支えていきますからね」

律子「っていうか口にだして言わないでくださいよ。恥ずかしいじゃないですか」


76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 02:17:27.70 ID:372kmXDho


P「まぁ律子がそう言って恥ずかしがると思ったから言ったんだ」

律子「もう!」

P「嫌いじゃない癖に」

律子「やめてくださいよ!」

P「私生活の助け、癒しか」

律子「はい?」

P「行ってきますのキスが欲しいな」

律子「だ、だめですよ! 健全なお付き合いをしましょう私達は!」

P「付き合う前に好きな人の家に押しかけてるくせにな」

律子「そ、それを言わないでください!」


77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 02:22:36.11 ID:372kmXDho


………………
…………
……



律子(そんなこんなで付き合ってきた私達だけど)


P「律子、お誕生日おめでとう!」


律子「日付変わってるんですけど」

P「いや、朝にも昨日の夜中にもおめでとうって言ったじゃないか」


78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 02:25:44.81 ID:372kmXDho



律子「それとこれとは話が別です」

P「事務所でもお祝いされてたし俺もしたじゃないか」

律子「それも別です」

P「まぁ俺も二人でお祝いしたかったけど仕事がねぇ」

律子「まあ分かってましたよ。おかえりなさいプロデューサー」



律子(プロデューサーが私に仕事を余り任せてくれないのは
    私が忙しくなって体調を崩したりしないようにしていたそうです)

律子(余計なお世話……)

律子(私はプロデューサーの体調が心配だから任せて欲しかったのに)


79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 02:28:31.89 ID:372kmXDho



律子(そんなこともあって今でもあまり任せてくれません)

律子(前よりも任せてくれなくなりました)


P「はいプレゼント」

律子「結構普通に渡してきましたね」

P「えっ!? なんかサプライズとか余計なことすると
  サプライズの内容にケチつけられそうだったから」

律子「そんなことしま……せんよ」

P「なんで自信なくなってるんだよ」


80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 02:31:49.72 ID:372kmXDho


律子(彼は自分で自分が忙しくなる道を選んでしまいました)

律子(私を好きであるがために。っていうのはちょっと自意識過剰すぎ?)

律子(そう考えると何もかも完璧にこなして
    なんでも一人でできちゃうあの人が)

律子(足元にも及ばないひよっこな私を好きになってしまったのは
    ある意味では失敗だったのかもしれない)

律子(でもそれは最高に幸せな失敗かも)




律子「ありがとう。だーりん」



END


81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 02:32:53.85 ID:372kmXDho

お疲れ様でした。
だらだら長くやってしまって申し訳ない。
律子さんお誕生日おめでとうございます。


82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 03:51:34.84 ID:ZjgL3unao

おつー
りっちゃんきゃわわ


83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 08:50:37.83 ID:c2VvzmRXo


律子にダーリン呼びされてえなぁ


引用元: 律子「完璧だったあの人の失敗」