1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:34:19.69 ID:Pf/HeaRV0

留美「皆さん、お集まりのようですね。では、はじめさせていただきます。まずはお手元に資料があることを確認してください。資料は全十ページ……」


メイン登場キャラ
no title

背後:神崎蘭子(14)
下段左より:東郷あい(23)、和久井留美(26)、荒木比奈(20)、木場真奈美(25)、三船美優(26)、服部瞳子(25)


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:36:31.56 ID:Pf/HeaRV0

あい「さすがは留美。手慣れているな」

美優「きびきしていて、頼もしいですよね」

留美「昔取った杵柄ってね。それとも、もっと緩い方がいいかしら? 別に堅苦しい会議でもないし……」

真奈美「いや、いいだろう? 目的はしっかりあるんだ。進行を担当してもらえるのはありがたい」

瞳子「ええ、いいと思うわ。私たちじゃなかなか……ね」

留美「そう? じゃあ、私流で進めさせてもらうわね」


留美「今回の勉強会は、ご存じの通り我が事務所のホープ、神崎蘭子ちゃんについてのものです」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:38:50.86 ID:Pf/HeaRV0

美優「蘭子ちゃん、いい子よね……。たぶん」

真奈美「パフォーマンスでもこちらの指示を素直に聞いてくれるしな。あちらからの接触がいまひとつよくわからないんだが」

瞳子「もう少し、その……。わかるように話してくれれば……」

留美「そう、問題はそこです。彼女の言葉遣いは難解で、私たちには理解しがたい部分があります」

あい「一応、普通に喋ることもできるようだが、あの年頃に個性を殺せというのもな。仕事に支障が出るなら別だが……」

瞳子「実際にはファンにはあれが受け入れられているようだわ。私たちの都合でそれを邪魔するのは避けたいところよ」

真奈美「さらに言えば、小梅くんや奈緒くんなどの年若い子らは自然に彼女の言葉を理解している様子だ」

美優「世代の問題があるのでしょうか」

留美「それについては資料の2ページめをご覧ください」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:43:25.59 ID:Pf/HeaRV0

Q:神崎蘭子さんの言葉を理解していますか?

回答者:高峯のあ(24)
no title


「言葉は表層に現れる形質に過ぎない。同じ地平にあれば、言葉は必要なくなるわ」

回答者:柊志乃(31)
no title


「酔っ払いの戯言に比べれば、百倍わかりやすいわよ? 飲んで頭を柔らかくしてみれば?」

回答者:梅木音葉(19)
no title


「音の流れを読めば……。いえ、言葉ではなく、その奥にある音を聞くんです」

回答者:篠原礼(27)
no title


「なぞなぞみたいなものよ。お姉さんには簡単よ?」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:46:14.95 ID:Pf/HeaRV0

留美「……と、このように幅広い年齢層で、理解されていることが判明しました」

あい「むう……」

美優「……私たち頭が固いんでしょうか……」

瞳子「そうかもしれないわ。でも、それを認めた上でも努力することはできるはずよ」

真奈美「その通りだ。わからないならわかるようになればいい。それだけのことだ」

留美「はい。そんなわけで、今回の勉強会の目的は、蘭子ちゃんとのコミュニケーションの確立です。そのために、彼女の言葉を学びましょう」

あい「それはいいんだが、誰が解説するんだ? 留美、出来るのか?」

留美「無理言わないで。今回は講師を呼んであります。呼んでくるから少し待っててね」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:48:23.82 ID:Pf/HeaRV0

比奈「えー、なにやら呼ばれた荒木比奈っス。それにしてもなんでアタシなんでしょう?」

留美「蘭子ちゃんの言葉がわかって、なおかつフィーリングじゃなく説明できそうだったから」

真奈美「ふむ。たしかに『わかるからわかる』式の人間に来られても困るな」

あい「比奈くんならおもしろおかしく吹聴することもないだろうしな」

美優「たしかに。変な風に伝わって蘭子ちゃんを傷つけたりしたらいけませんから……」

瞳子「わからないのは私たちの責任。彼女に余計な気を遣わせるべきではないわね」

比奈「まあ、そりゃ、言いふらしたりはしませんけど……(なんだか、やけに重いなあ……)」

留美「ともかく、よろしく頼むわね。言われてた資料はまとめておいたから」

比奈「はあ。わかりました。あ、パワーポイントもあるんスね。じゃあ、使わせてもらいましょうか」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:51:00.78 ID:Pf/HeaRV0

比奈「えー、そもそも、蘭子ちゃんの言葉っていうのは、最初は面食らいますけど、わかる人にはすぐにわかっちゃうものでして……」

美優「それがわからないから困るんです……」

比奈「はい。ですから、わからない人にどう説明すべきか考えてみました」

あい「ほう」

比奈「まず、わかってほしいのは蘭子ちゃんの言葉は、彼女独自の世界観に基づくものであるということっス」

真奈美「……彼女なりの世界のありようということかな?」

比奈「ですね。いかに認識しているか、ということが大きく作用します。まず、有名なのを出してみますか」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:53:24.98 ID:Pf/HeaRV0

『煩わしい太陽ね』


比奈「これについては、さすがにみなさんだいたいの意味は把握しておられると思います」

留美「おはようございますって感じよね?」

真奈美「あくまでも経験則でそう推測しているだけだがな」

瞳子「たしかに朝の光はうっとうしいこともあるわ。……前日がきつかったりすると」

美優「でも、蘭子ちゃんはとっても元気よく言ってますよ?」

あい「14歳だからな。二日酔いもあるまいし」

比奈「えー……これを理解するためには、ですね。もう一つと対にするといいと思うんです。これです」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:55:54.82 ID:Pf/HeaRV0

『闇に飲まれよ!』


瞳子「ああ、これはわかるわ。お疲れ様、よね?」

比奈「そうです。さて、二つを対にして考えてみてください。おはようございますとお疲れ様でしたは、この業界だと、始まりと終わりの挨拶っすよね?」

留美「朝や夕とは限らないわね」

比奈「そうでス。これら二つを支える要素は、ずばり、『闇こそが安息の象徴』という概念です」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:57:04.15 ID:Pf/HeaRV0

美優「暗くなったら眠くなるとか?」

比奈「ちょっと違いますね。現象としての暗闇ではなくて、意味としての闇です」

真奈美「もしかすると、ダークホラーとかそういうものかな?」

あい「ああ、そうだ。小梅くんから聞いたことがある。あの手のファッションが好きな子はホラーやファンタジーなどに強い興味を示しがちだと」

比奈「ゴスってやつですね。まあ、蘭子ちゃんは小梅ちゃんほど本格的なホラーを好むとも思えませんけど……」

留美「ふうむ。幻想や伝承の世界の象徴としての『闇』ということかしらね?」

比奈「ですです。わかりやすく言えば……吸血鬼とか、魔物とかそういうのは闇に紛れて活動しますよね? そういう感じです」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:59:19.47 ID:Pf/HeaRV0

瞳子「そちらのほうが光よりも好ましいもの……なわけね?」

比奈「そこがとっかかりですね」

美優「うーん……。そうすると、闇に飲まれよは、自分が安心できる場所に帰るとかそういうことになるのかしら」

真奈美「それが転じて『お疲れ様です』になるというわけか」

比奈「だんだんわかってきたみたいっすね。じゃ、次いきますよー」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 22:59:53.00 ID:Pf/HeaRV0

『生命の雫が!!(汗かいちゃった)』
『いざ約束の地へ!(仕事仕事~)』
『さぁ狩りの時間よ(仕事いこ?)』
『黄泉の泉へ誘え!(後でお茶しない?)』


比奈「今回は意訳も載せています。さて、どうでス?」

あい「彼女にとって仕事は約束の地であり、狩りの時間なのか……」

瞳子「汗は生命の雫であり、喫茶は黄泉の泉なのね」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:00:35.74 ID:Pf/HeaRV0

美優「なんというか、蘭子ちゃんの世界は神秘的なものに包まれている感じがします……」

留美「私たちと同じ世界に生きて、同じものを見ても、もっと華やかで麗しい物を彼女は得ているのね」

比奈「……いや、そこまで、こう……」

真奈美「ん?」

比奈「あ、いえ。えーと……。まあ、ともかく、彼女なりのフィルタを経ているということは理解してもらえたと思うんで、次いきまス」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:04:06.21 ID:Pf/HeaRV0

『何かしら?(ご用ですか?)』
『ククク、造作もない(頑張らなきゃ!)』
『ククク、魂が猛るわ(頑張ります♪)』


比奈「これは、なんとなくわかりますかね?」

あい「うん。これは、こう、ちょっと古めかしいというか、大仰な表現にしたまでだろう」

比奈「ですね。古めかしい言葉遣いや難しい表現といったものは、普通は使わないからこそ、非日常性があるっス」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:07:51.74 ID:Pf/HeaRV0

真奈美「非日常か。どうやら、そのあたりがキーのようだな?」

比奈「お、鋭い!」

瞳子「どういうことかしら?」

比奈「それは……」

留美「待って。私たちにも考えさせてちょうだい」

瞳子「そうね。本当の理解に到達するためには与えられるだけではいけないわ」

比奈「あ、はい(えらくマジっすね……)」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:11:01.31 ID:Pf/HeaRV0

美優「蘭子ちゃんにとって世界は不思議で満ちている。私たちとはちょっと違うやり方でいろいろなことを捉えている……」

あい「それを表現するには日常用いるような言葉ではふさわしくない……。そういうことかもしれんな」

瞳子「いえ、私はもう少し踏み込んで考えてみるべきじゃないかと思うの」

あい「というと?」

瞳子「蘭子ちゃんにとって世界が驚異と幻想に充ち満ちている。これは確かだと思う。でも、それが彼女にとっての日常であるとしたら……」

留美「あえて私たちにもそれを示す意味はなにか考えるべき、というところかしら?」

瞳子「ええ」

真奈美「ふむ。普通にはあり得ない言葉遣いは、我々にとっての非日常=彼女にとっての日常への誘いと解釈するべきかもしれんな」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:13:27.94 ID:3KoHz2I50

こいつら真面目過ぎて、ヤバい事になりそうだ
あと木場さん可愛い


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:14:14.66 ID:Pf/HeaRV0

あい「……ん? なんだかそれはずいぶん私たちにも身近な話じゃないか?」

留美「え?」

あい「アイドルだよ。我々の生業だ」

美優「アイドル……。私たちは歌や踊りで夢を見せる……。それを蘭子ちゃんは徹底しているということでしょうか」

留美「アイドル業と完全に重なるわけではないけれど、どこか似た要素があるのかもしれないわね」

瞳子「興味深いわ。これはやはり彼女が見ている世界を知る必要があるわね。彼女のためだけではなく、私たち自身のためにも」

比奈「……(あれー? なんか流れおかしいっスよー?)」

真奈美「比奈くん、遮って悪かったな。さあ、続けてくれたまえ」

比奈「あ、はい……。ええと、蘭子ちゃんがどんな世界観を持っているかってのがわかればいいということは伝わったみたいでス……ね」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:19:03.80 ID:Pf/HeaRV0

『天空の光よ!!(毎日楽しい!)』


比奈「で、これなんですけど」

あい「ふむ、とてもポジティブな発言だな」

留美「光は煩わしいものではなかったのかしら?」

瞳子「闇を愛するというなら、これは矛盾よね?」

比奈「ところが蘭子ちゃんは明るくこう言ってるわけっす。態度からしても、細かいニュアンスは違っても、元気な発言であることは間違いありません」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:23:23.26 ID:Pf/HeaRV0

あい「ふうむ……。難しいな」

美優「でも、きっと……矛盾していないんじゃないでしょうか。蘭子ちゃんの中では……」

比奈「その通り! さすが美優さん」

美優「え?」

比奈「矛盾してないんです。蘭子ちゃんの中では。闇の世界に親しむのも、光に聖性、神性を感じ取るのも。そういうもんなんス」

あい「それだけの柔軟さがあるというわけか」

瞳子「私たちみたいに凝り固まっていない……か」

留美「一つの見方に固執せず、多面性をもって挑むべきね」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:26:27.50 ID:Pf/HeaRV0

比奈「ええ、そうですね。14歳ですし……。(アタシからしたら設定が緩いとかは言わないほうがいいんですよね?)」

真奈美「全てを取り込める若さか……。まぶしいな」

美優「見習わなくちゃ……」

留美「世間的には私たちでも小娘扱いなのだけど……ね」

瞳子「アイドル業界では……。いえ、最近はそうでもないか……」

比奈「あのー……」

瞳子「ああ、ごめんなさい。進めて?」

比奈「はい。では、ちょっと特殊なのを……」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:28:10.45 ID:SRLIxM9W0

こんなに子供を理解しようとしてくれる大人とか頼りになるとかってレベルじゃねーな


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:29:25.27 ID:Pf/HeaRV0

『凍てつく波動よ!(クーラー最高!)』
『放たれしシヴァよ!(クーラー最高!)』


比奈「どうです?」

瞳子「暑い日にクーラーの風を浴びた。それはわかるのだけど……」

あい「シヴァがなぜ出て来るのだろうな? あれは破壊神では?」

真奈美「いや、正確には暴風神の前身を持つはずだ」

留美「暴風雨は大地を破壊し、一方で農耕に有利な豊かな泥を運んでくる。その二面性から最高神に奉られがちなのよね」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:33:48.56 ID:Pf/HeaRV0

比奈「あー。やっぱり、いろいろ知ってますね。実は、これ、皆さんみたいに正確な知識を持っている人ほどひっかかるんです」

美優「っていうと?」

比奈「ざっくり言うと、とあるゲームで、氷を使うキャラなんですよ。シヴァ」

真奈美「ふむ。この場合は神話のシヴァではなく、ゲームのそれを持ってきているのか」

留美「ゲーム、か……」

真奈美「ん? どうした?」

留美「いえ、なんとなく、わかってきたような気がして。まあ、気のせいかも」

瞳子「推測でもためになるわ、きっと」

美優「ええ、聞きたいです」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:37:21.60 ID:Pf/HeaRV0

留美「じゃあ、話すわね」

あい「うん」

留美「おそらく彼女の中では、昔から伝わる神話や伝承と、ゲームをはじめとした娯楽作品で見知ったものが、なんの区別もなく渾然と存在しているのではないかしら」

あい「ほう、面白いな」

真奈美「彼女の14年の生で得た全てが混じり合って彼女の世界を構成している……。そういうわけだな?」

瞳子「……彼女にとってはゲームも神話も自分を感動させ、世界を輝かせるものであるわけね」

美優「すばらしい感性です……」

留美「まあ、あくまで推測ではあるけど、比奈ちゃんはどう思うかしら?」

比奈「え? ま、まあ、あってるんじゃないスかね。蘭子ちゃんが、彼女なりの感覚でこれまで触れてきたものから取り込んできたっていうのは」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:39:44.18 ID:Pf/HeaRV0

瞳子「……となれば、やることはわかってきたわね」

あい「そうだな。手始めはそのゲームとやらか」

真奈美「比奈くんなら、他にもおすすめの作品を挙げられるのではないかな?」

留美「最近のエンターテインメント作品はともかく、古典や神話の概説書は図書館にでも行けばそろっているわよね?」

美優「……? あ。そういうことですか。蘭子ちゃんが経験してきたであろうものに触れてみるんですね」

瞳子「そう。私たちには14歳のみずみずしい感受性はないかもしれない。けれど、知識として得ることは出来るはず。そうでしょう?」

真奈美「その通りだ。それに我々は複数いるわけだからな。手分けして調べて発表し合うことで、様々に刺激を得られるかもしれん」

留美「ええ。それでは担当を決めましょう。比奈ちゃん、私たちの理解の助けになりそうなおすすめの本やゲームといったものはどれくらいありそうかしら?」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:44:38.68 ID:Pf/HeaRV0

比奈「へ? あー、ええと、本とか映像ものはともかく、ゲームはどのハードで……」

あい「本体は買ってくればすむだろう」

比奈「ええー……」

美優「あ、勉強し終わったら、小さい子たちが遊べるように事務所に寄付するというのはどうですか?」

真奈美「それはいいな。無駄にならん」

瞳子「さあ、比奈ちゃん。相談にのって!」

比奈「は、はあ……。なんだろ、これ……。あれー?」

――――――
――――
――


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:46:38.16 ID:Pf/HeaRV0

――一ヶ月後

美優「せ、聖杯探索の旅より帰還せり(お仕事から戻りました)」

あい「三千大世界に我が呪言は響き渡れり!(今日の収録はなかなかうまくいったな)」

真奈美「我が友蘭子よ。いざ運命の天秤を傾かせ、栄光への道に至らん(蘭子くん、レッスンに向かおうじゃないか)」

瞳子「ヴァルハラに住まうエインへリャルのごとき修練こそが、ラグナロクの日に我らを輝かせようぞ(毎日の積み重ねが、いざという時の力となるわ!)」

蘭子「う、うむ……(は、はい)」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:47:55.02 ID:cFXMRkXT0

やみのまが流行ったやつ思い出した


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:48:14.15 ID:Pf/HeaRV0

比奈「……蘭子ちゃんが押されてるっス」

留美「なにか言った? 比奈ちゃん」

比奈「いえ。みんな楽しそうだな、と」

留美「そうね。おかげで蘭子ちゃんとは楽しくおしゃべりできるようになったわ。大進歩ね」

比奈「事務所内のコミュニケーションは……活発っすね」

留美「もちろん、ああいった言葉遣いばかりがいいというわけではないけれど、刺激になるのは確かだしね」

比奈「え、ええ……まあ」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:50:17.50 ID:Pf/HeaRV0

真奈美「ああ、そうだ。蘭子くんもいることだし、あれ、やっておこうか」

あい「ふむ、いいだろう」

比奈「え、あれ、またやるんスか」

美優「比奈ちゃんは好きじゃないかしら? 私は……皆で団結する感じがするのだけれど……」

比奈「あ、いやってわけじゃないんスけど……」

瞳子「じゃ、やりましょ」

蘭子「我が友よ……(比奈さん……)」

比奈「わかりましたよぅ」



あい・真奈美・美優・瞳子・留美・比奈・蘭子
「蒼ざめた馬にまたがる騎士が封印を解く日に、大いなる獣に挑むは我らなり!(目指せ、トップアイドル!)」


やみのま!(おしまい)


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:51:08.21 ID:oV0mx4oMO

やみのま


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:51:56.87 ID:cFXMRkXT0

やみのま


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/19(火) 23:57:49.76 ID:VZ/uTMP8O

「やみのま!」はよく聞くが「わずたい!」とかはあんま聞かないな


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/20(水) 00:06:44.77 ID:rCXdeL800

この大人組に本気になられたら、蘭子ちゃんもそりゃ……ね


引用元: 蘭子「禁断の秘呪をひもとかん(大人の勉強会?)」