1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:06:36.37 ID:KZwZmP3s0
カッチコッチ
P「うーん」カタカタ
P「うーむむむ」ギシッ
P「……うん、よし」
P「っと、そろそろ10時か。いい加減帰るかな」
―――
「あっ未央ちゃん! プロデューサーさんお仕事終わったみたい!」
「ぃよっしうづきん、プロデューサーにあったかいお茶をお出ししよー!」
―――
P「ん? 給湯室から声が……誰だろ」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:09:57.25 ID:KZwZmP3s0
とてとてっ
卯月「プロデューサーさんっ」
未央「えへへ、お疲れさま!」
P「卯月、未央? どうしたんだ、とっくに帰ったと思ってたのに」
未央「まーまー、お茶をどうぞ!」コトッ
P「え、ああ……いただくよ」
卯月「お味はいかがですか?」
P「ずずー……うん、美味い」
卯月「ホントですか? よかったぁ!」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:14:09.76 ID:KZwZmP3s0
未央「やったね、うづきん!」
卯月「大成功だね、未央ちゃんっ!」
P「大成功って、どういうことだ? そろそろ教えてくれよぅ」
卯月「あ、そうですね。えへ、プロデューサーさんが喜んでくれたからはしゃいじゃった」
未央「ふふふ、ならば教えてあげようプロデューサー! 貴方は私達の術にハマったのだ!」ビシィ
卯月「そう、まんまとね……」クスクス
未央「むっふっふ……」
卯月「ふっふっふ……」
P(なんか始まったけど……乗っておこう)
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:18:29.42 ID:KZwZmP3s0
P「なんだって!? くそっ、いつの間に……!」
未央「プロデューサーが最近、遅くまで頑張っているのは我々に筒抜けだったのだ!」
卯月「そこで私たちは考えました。どうすればプロデューサーさんの疲れを癒せるのかと!」
P「そ、そんな馬鹿な……。上手く隠していた筈だぞ!」
うづみお「あまぁい!」
P「っ!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:22:00.26 ID:KZwZmP3s0
卯月「甘い、甘すぎますよプロデューサーさん……」
未央「くっくっく……! その程度で我らの目を欺けるとでも?」
P「なん……だと……?」
卯月「つまりはそういうこと。貴方にお茶を淹れたのは必然っ!」
未央「ふははは! どうだ、身も心も暖まっただろう!」
P「……お前らぁっ!」グアッ
うづみお「!」
P「ありがとなああああ」ナデナデナデナデ
うづみお「……えへぇ♪」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:25:16.60 ID:KZwZmP3s0
P「んもうかわゆいなぁ! 素晴らしい! エックセレント! ありがとう!」
未央「そ、そんなに褒めないでよぉ……照れりゅ」モジモジ
卯月「ふふ、ふへへへっ♪どうしよ、顔が戻りませんー♪」ニヨニヨ
P「良いではないか良いではないか。疲れなんか吹っ飛んだよ、ホント」
未央「にへへ。アイドル冥利に尽きるってもんでいっ」
卯月「でいっ!」
P「あはは、なんだよそりゃ。……よし、もう遅いし、送って行くよ」
卯月「え、そんな、悪いですよっ」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:28:28.13 ID:KZwZmP3s0
未央「そーだよ、私達なら平気だよ?」
P「癒してくれたお礼だよ。それに、こんな時間に女の子二人で帰らせる訳にはいかないって」
卯月「で、でも――」
P「はいはい、デモもストライキもありませんってなー」
未央「ぐぬぬ……こうなったらついて行くしかあるまいっ。しかーし!」
ぎゅっ
P「うおう!?」ムニュ
未央「ふふんっ。どうだプロデューサーめ! 谷間に腕をうずめてやるっ」ムニムニ
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:32:29.16 ID:KZwZmP3s0
P「おおおお馬鹿! 何すんだ!」
卯月「わぁ、未央ちゃん大胆! じゃあ私もー♪」
ぎゅう
P「おおう、すごい(小並感)」
未央「よおし、このまま車まで行こうか!」グイグイ
卯月「れっつごー!」プニプニ
P「おおお、こら待て! この状態で外は色々とマズイってばよ! 離せええっ」
うづみお「しーらなーい♪」
卯月と未央は健気で仲良し可愛いEND
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:35:52.09 ID:KZwZmP3s0
ガチャッ
P「ただ今戻りましたーっと。……ありゃ、誰もいない」
P「ん?」
お茶「ホカホカ」
P「なんと、淹れたてのお茶が。そして湯呑みの下にメモ……どれどれ」
『お疲れさま。口じゃきっと、うまく言えないから、こんなのでごめんね。いつありがと』
『N.K』
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:38:53.46 ID:KZwZmP3s0
P「N.K……誰だ? ……ん?」
P(一旦書いてから消した後が……神、緒……)
P「ふむ」
「……」ジー
P(見られてる、見られてるぞ!)
「……」ジー
P「……そこだっ!」バッ
「ひゃあ!?」
P「隠れても無駄だぞ、奈緒?」
奈緒「わ、あ、おおお! ききき奇遇だなPさん!?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:41:52.68 ID:KZwZmP3s0
P「奇遇なわけあるかい。お茶淹れてくれたの、奈緒だろ?」
奈緒「し、知らないっ。誰かが淹れたんだろっ?」
P「ふーん。誰かって誰さ?」ニヤニヤ
奈緒「知るかよ! あたしじゃないっ」プイッ
P「おっかしーなー、ホッカホカなのになー。奈緒以外に人居ないしなー?」
奈緒「ぐぐ……!」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:45:14.78 ID:KZwZmP3s0
P「あーすごく嬉しいのになー。お礼言いたいなー」
奈緒「あ、あたしが」
P「んー?」
奈緒「あたしが伝えとく! Pさんが感謝してたって、そいつに言っとくよ!」
P「……んー、そうしようかな。奈緒、頼めるか?」
奈緒「う、うんっ」パァッ
P(嬉しそうな顔しちゃって。可愛いなぁ奈緒は)
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:48:56.85 ID:KZwZmP3s0
P「こほん、それじゃ、お茶を淹れてくれた優しい優しい誰かさんへ。ありがとな」
奈緒「っ! ん、うんっ」
P「気配りできて面倒見がよくて、きっととびきり笑顔が可愛いんだろうなぁ」
奈緒「う、ぅぁ……!」プルプル
P「これからもよろしくな、奈緒?」
奈緒「ぅぅうああああっ!」ダダッ
P「ちょ、どこへ」
ガチャッ バタンッ
P「あらー、行っちゃった……。顔真っ赤だったな」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:51:30.09 ID:KZwZmP3s0
P「あちち、ちょっと熱いな……でも美味い」
―――
奈緒「はぁっ、はぁっ」
奈緒「も、もうあんなことしてやんない……っ!」
奈緒「あ、味聞くの忘れた。……戻りたくない……うう」
ツンデレ奈緒ちんEND
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:54:08.76 ID:KZwZmP3s0
肇「すぅ……すぅ……」
ゆかり「ふにゃ……」
美穂「くー……くー……」
P「ずずず……うーん、ソファで寝てる美少女を眺めながら飲むお茶は格別だな」
P「おっと、毛布が……」
美穂「んぅ……」ガシッ
肇「くぅ……」コテン
ゆかり「んん……Pさ、ん……」ギュー
P「あらま。美穂に手を握られ、肇が寄りかかってきて、挙げ句ゆかりが抱きついてきた」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 00:57:47.83 ID:KZwZmP3s0
P「なんだこの状況。ああ、美穂のアホ毛がピコピコと顔に……くすぐったい」
美穂「ふふ……♪」ピッコピコ
P「かわいい」
肇「む……」スリスリ
P「ああ、肇の綺麗な手が背中に……気持ちいい」
肇「ん……♪」ニコー
P「かわいい」
ゆかり「んん……」ギュウ
P「ああ、ゆかりを忘れてたわけじゃないぞ。というかどういうことだよ。顔が俺のお腹に埋もれてんだけど」
ゆかり「んふふー……♪」
P「かわいい」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:00:56.13 ID:KZwZmP3s0
P「まあなんだ、起きてるのは分かってるからな?」
肇「どきっ」ゆかり「どきっ」美穂「どきっ」
P「ほれ、離れい」
肇「夢です」
ゆかり「寝ぼけてます」
美穂「うーんと、暖かいです」
P「はぁ……いいよ分かった、満足するまで付き合ってやるよ」
『はい♪』ギュッ
P(あ、お茶……まぁいいか)
居眠りトリオで癒されEND
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:04:12.62 ID:KZwZmP3s0
藍子「寒いですねー」ヌクヌク
P「そうだなー」ヌクヌク
藍子「こたつあったかいですねー」
P「そうだなー」
藍子「お茶美味しいですねー」
P「そうだなー」
藍子「……話聞いてます?」
P「ほら藍子、ミカン剥いたぞー」ヒョイ
藍子「あーん……んふー、あまー♪」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:07:39.89 ID:KZwZmP3s0
P「良い子良い子ー」ナデナデ
藍子「んー」
P「なあ藍子ー」
藍子「はい?」
P「俺なー、まだ仕事が」
藍子「はいどうぞPさん、私からもミカンです」ヒョイ
P「あー。んむ、美味いなー」
藍子「そうでしょー」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:10:17.67 ID:KZwZmP3s0
P「でな、藍子。俺しg」
藍子「はいもう一つ」グイッ
P「んぐー」
藍子「美味しいですかー?」
P「美味い。なぁ藍子、s」
藍子「あ、雪降ってきましたよ! 綺麗ですね!」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:12:46.39 ID:fO/SnBYb0
あいこ!!!!!あいこ!!!!!!
藍子ちゃん!!!!!藍子ちゃんかわいい!!!
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:14:09.16 ID:KZwZmP3s0
P「あーそうだなー。でもな、あいk」
藍子「というわけでお散歩行きましょう! さぁさぁ立ってくださいっ」
P「あはは、もう諦めるよ藍子ー」グスン
藍子「うふふ、Pさんとデート♪」
藍子(たまには甘えちゃってもいいよね!)
P(はは、たまには甘えさせてあげようかね)
藍子さんは苦労人END
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:17:23.53 ID:KZwZmP3s0
P「ほい、お茶」
加蓮「ん、ありがと。……はぁ、あったかー」
P「ったく、事務所来るなら連絡しろよ? 迎え行ったのに」
加蓮「遊びに来ただけだし。お迎えなんていらないよ」
P「そう言ってまた風邪引いたりしたら……」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:20:46.74 ID:KZwZmP3s0
加蓮「はいはい、ワカリマシタヨー ……ずずず」
P「加蓮!」
加蓮「あーもーしつこいっ! 過保護だよPさんは! ……ずず」
P「なっ、俺は加蓮が心配で」
加蓮「それが過保護だって言うの!」
P「むぐぐ……!」
加蓮「むむむ……! ……ずずー」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:24:02.07 ID:KZwZmP3s0
P「……なぁ加蓮や」
加蓮「はふ……ん、なに?」
P「喧嘩っぽい雰囲気なのに、なぜお茶を啜るの」
加蓮「え、だって美味しいもん。Pさん上手だね」
P「うん、ありがとう」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:27:32.81 ID:KZwZmP3s0
P「いやそうじゃなくてな、俺たちは喧嘩してたわけで」
加蓮「ふふ、Pさんをからかってみただけだよ。別に怒ってもないよ?」
P「えー……」
加蓮「Pさんに心配されるのも嬉しいし、一緒にお話しするのも好き」
加蓮「っていうかPさんが好き」
加蓮「だからね、いっぱい頼りにしちゃうから!」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:28:17.55 ID:fO/SnBYb0
凄いナチュラルに告白したな
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:31:07.76 ID:KZwZmP3s0
P「……すごい爆弾発言があった気がする」
加蓮「そう? 気のせい、気のせい♪」クスクス
P「んもう」ナデナデ
加蓮「ん……手、あったかい」
P「俺は顔が熱い」
加蓮「ふふんっ」
P「生意気なっ」ワシャワシャ
加蓮「きゃー♪」
加蓮は可憐END
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:34:36.12 ID:KZwZmP3s0
まゆ「Pさぁん、まゆ特製のお茶、いかがですかぁ?」
P「……変な薬が入ってるとかじゃないよな?」
まゆ「そんなまさかぁ♪」ニコニコ
P「その笑顔が怖いんだけどなぁ」
まゆ「うふふ……Pさん、飲ませてあげましょうかぁ。まゆの、口移しで♪」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:37:03.31 ID:fO/SnBYb0
口移し頼む
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:37:53.44 ID:KZwZmP3s0
P「お断りしておくよ。なんか色んなもの吸われそう」
まゆ「あら、バレちゃいましたぁ」クスクス
P「はっはっは、まゆは冗談が上手くてお茶目だなぁ」
まゆ「うふ……まゆは本気ですよぉ?」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:40:11.04 ID:KZwZmP3s0
P「……」
まゆ「……」ニコニコ
P「……いただこう」
まゆ「はぁい……♪」
スッ…
『プロデューサー! それ以上はダメだよ!』
P・まゆ「!?」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:43:36.93 ID:KZwZmP3s0
まゆ「だ、誰っ? この部屋は人払いしてあるはずっ!」
P「え、そうなの? 怖い」
P「いや、それより誰だ! どこにいる?」
『ここだよ』
P「わぁ、俺のロッカーが喋った」
まゆ「ま、まさか……!」
『ふふ、まゆにはバレてるみたいだね。流石だよ』
『そう……』
ばんっ
凛「この私」
P「」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:45:30.50 ID:4R+Xd0yn0
正妻であり自然に変態であるという風潮
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:46:52.42 ID:KZwZmP3s0
まゆ「……やっぱり、凛ちゃんでしたかぁ。どうしてまゆの邪魔ばかりするのかなぁ?」
凛「何言ってるの? まゆがプロデューサーに変な事しようとしてるんじゃないの?」
まゆ「変な事、ですかぁ? Pさんのロッカーに入って、Pさんの防寒具を身に纏ってる凛ちゃんには言われたくないなぁ」
凛「……文句あるの?」ヌギヌギ クンカクンカ
まゆ「……いいえ、ありませんよぉ。むしろ尊敬しちゃいます」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:49:19.94 ID:8CuKAirtO
もう凛が何をしようと驚かなくなった
最初はこんな子じゃなかったのに
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:50:29.95 ID:KZwZmP3s0
凛「ふん……」
まゆ「うふ……」
ゴゴゴゴゴ
P(えええええ)
P(何これ。ナニコレ珍百景だよ。 一体どこに竜虎を顕現させるアイドルがいるってんだ)
P(まゆも凛も、今日は一味違うな……どうする)
P「そうだ!」ティン
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:52:40.05 ID:KZwZmP3s0
まゆ「……!」ポカポカ
凛「……! ……!」ペシッペシッ
P「まゆ、凛! ここに俺が使ってるハンカチがある!」
まゆりん「!」ムニー
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:55:26.35 ID:KZwZmP3s0
P「これを……事務所の外にぽーいっ」
ぽいっ
凛「もらったあああ!」
まゆ「させないっ!」
ダダダッ
P「はいガチャリンコ」
ガチャン
シーン…
P「ふー、解決はしてないけどとりあえず静かになったな」
P「まぁしかし、駄々っ子パンチに軽いしっぺ、お互いのホッペをつねる……なんて平和な戦争だろうか」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 01:59:29.21 ID:KZwZmP3s0
P「もー、凛の奴、人の防寒具を脱ぎっぱなしに……よいせよいせ」
P「さて、まゆのお茶でも……あの子のヤンデレごっこにも慣れてきたなぁ」ズズー
P「うまうま、また腕をあげたな」
ドンドンドンドン
P「おっと、もう帰ってきたか。もう少し反省してもらうかな」
ドンドンドン
ドンドン
ドン…
P「……」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:01:01.53 ID:eDNeFU640
ごっこで片付けるPの方が怖い
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:02:12.65 ID:KZwZmP3s0
カリ
P「?」
カリ カリ
カリカリカリカリカリ
カリカリカリカリカリ
カリカリカリカリカリ
P「こええええよおおお!?」バンッ
まゆ「さ、さ、さむ、寒い、い、ですよぉ、Pさぁんっ」ガチガチガチ
凛「ひひひひどいよよよ、ぷr、プロデューサあああ」ブルブルブル
P「うおお!? わ、悪かった! すぐあっためてやるからなっ!」
まゆりん「くしゅっ、うぅ……」ギュー
チヒロサーンストーブオネガイシマース!
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:06:09.95 ID:KZwZmP3s0
―――
――
―
P「ホント悪かった、ごめんな二人とも……」ナデナデ
まゆ「あぁ、Pさん……。まゆは今、幸せですよぉ……」ウットリ
P「うんうん、何故かボロボロになった俺のハンカチがかっこよく見えるよ」
凛「私も幸せ……ハンカチは取れなかったけど、プロデューサーに囲まれてるみたい……」ウットリ
P「うんうん、いつの間にまた俺の防寒具を……いい加減返そうな」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:09:05.71 ID:KZwZmP3s0
凛「ねぇプロデューサー」
P「なんだ、凛?」
凛「あんな寒空の下に女の子放り出したんだから、それ相応の事はしてもらうよ?」
まゆ「そうですねぇ、オトコのセキニンですよぉ」
P「うぐ……じゃ、じゃあ」
凛「というわけで、今日プロデューサーの家に泊まりに行くね」
P「えっ」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:11:21.24 ID:tmFJaJcI0
申しわけないが兎の飼育小屋に猛獣を突っ込むのはNG
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:12:04.46 ID:KZwZmP3s0
まゆ「あ、凛ちゃんナイスアイデアです。まゆも行きます♪」
P「えっ」
凛「まゆも……まぁいいか、一時休戦だよ?」
まゆ「ええ♪うふふ、Pさんの家にいーっぱいまゆの証を……うふ、うふふふ」
凛「ふふ、プロデューサーのぱn、いやもっとそれ以上の……ふふ、ふふふ」
まゆりん「」ニタニタ
P「ふええ……アイドルとは思えない邪悪な笑みを浮かべてるよぉ……」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:14:29.91 ID:R/dN+Xxm0
台風の目ってさ、一番穏やかなはずなんだ
目はどこだろうね、全部が暴風域だよ
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:14:38.07 ID:eDNeFU640
まゆりんは何でかトムとジェリーの関係な気がする
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:15:22.75 ID:KZwZmP3s0
まゆ「さあ行きましょうPさん、まゆとPさんの愛の巣へ♪」
凛「あっ、私とプロデューサーの、ね。寝ぼけてる?」クスッ
まゆ「……なんですかぁ」ムニー
凛「んゅ……にゃに?」ムニー
まゆ「うにゅ、りんひゃん……!」ムニュー
凛「みゃゆー……!」ムニュー
P「もう……やれやれ」
P(いつまでも俺にベッタリじゃなぁ。あ、そうだ。一旦俺から離してみてはどうか?)
P(まゆと凛の面倒は……ちひろさんに頼むか)
ちひろ(えっ?)
ホントは仲がいいよホントだよEND
89: >>86 久しぶりに見た 2013/01/15(火) 02:18:46.51 ID:KZwZmP3s0
ちひろ「うええええんプロデューサーさあああんんん!」
P「あーよしよしちひろさん……すみませんでした」
ちひろ「こわっ、こわ怖いですよおおまゆちゃんも凛ちゃんもおおおお!!」
ちひろ「おうっ、おうっ! 板、板挟みでっ! うぐ、にら、睨ま、ああああん!」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:21:51.91 ID:KZwZmP3s0
P「ほ、ほら鼻をかんで……はい、ちーん」
ちひろ「んぐ、ちーんっ! ……ふええ……ぐしゅっ」
P「良くやってくれました、ありがとうございます」
ちひろ「ホントですよぉ……気が狂うかと思いました……」メソメソ
P「さ、これどうぞ。俺謹製のお茶ですから」
ちひろ「いただきます……んぐ、んぐ……おいし」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:25:00.55 ID:KZwZmP3s0
P「良かった。他の誰にも飲ませたことないんですよ、それ」
ちひろ「えっ……?」ドキッ
P「なんせ、昨日完成したばかりですからねっ」
ちひろ「ああ、そうですか……」ムスッ
P「スタドリとエナドリの成分をこれでもかと……あれ、ちひろさん?」
ちひろ「何でもないですよー」
P「あれー?」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:30:28.23 ID:KZwZmP3s0
ちひろ「ふふっ……。さて、プロデューサーさんには罪を償ってもらいます」
P「つ、罪ですか」
ちひろ「ええ、罪です。私にあんな子たちを押しつけた罪ですっ」
P「う、はい……」
ちひろ「……今日、お仕事終わったら……一緒に飲みに行きましょう?」
P「え……それだけ、ですか?」
ちひろ「それだけですけど……それだけじゃないですよ♪」
P「んん……? まぁ、俺で良ければお付き合いします」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:33:41.14 ID:KZwZmP3s0
ちひろ「お付きっ……こほん! とにかく、朝までコースですから!」
P「ちょ、俺明日も仕事あるんですけど!?」
ちひろ「私は明日オフです! もーまんたい!」
P「いやいやいや! 勘弁してください!」
ちひろ「ふんっ、お酒臭くなってアイドルの子達に嫌われちゃえばいいんですよっ」
P「そんなぁ! 待ってくださいよー!」
ちひろ「待ちませーん!」
ちひろポンEND
まゆ「……」ギリッ
凜「……」ギリッ
幸子「ひぃっ!?」
幸子END
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:35:47.69 ID:kU/WMDoyO
なんでや!幸子関係ないやろ!
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:36:05.74 ID:V0Etgvi50
おい幸子の扱いがあんまりじゃないか
あんまりじゃないか…いやかわいいけどさ
106: だってさっちゃん書き溜めてない…… 2013/01/15(火) 02:36:49.42 ID:KZwZmP3s0
李衣菜「プロデューサー!」ヒョコッ
李衣菜「プロデューサー?」ヒョコッ
李衣菜「ぷーろーでゅーさー?」キョロキョロ
李衣菜「あっれー……何処にもいない……」
李衣菜「せっかく皆が、プロデューサーにお茶を出してるって聞いたのに……」
李衣菜「冷めちゃった……」クスン
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:39:49.13 ID:KZwZmP3s0
李衣菜「く、くーるなリーナはこれくらいじゃへこたれないぜっ!」
李衣菜「……むー……」
李衣菜「プロデューサー……」
P「なんだ?」
李衣菜「あ、プロデューサー。聞いてくださいよ、プロデューサーが何処にもいないんです」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:42:11.31 ID:KZwZmP3s0
P「うーん、そりゃ大変だ」
李衣菜「私、プロデューサーにお茶を出そうと……上手くいったか分かんないですけど」
P「お、これか。どれどれ」グビグビ
李衣菜「ど、どうですか?」
P「……美味い!」テーレッテレー
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:44:34.23 ID:KZwZmP3s0
李衣菜「! えへ、やったあ!」
李衣菜「って」
李衣菜「うおおお!? プロデューサーいつの間にぃぃ!?」
P「さっきから会話してただろ……」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:44:56.07 ID:V0Etgvi50
だりーながアホの子だという風潮
一理ある
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:47:02.44 ID:KZwZmP3s0
李衣菜「きっ、気づいてましたよぉ↑!? ははは、何言ってんですかあっはっはあ!」
P「可愛い奴めぇ」ナデナデ
李衣菜「にゃっ、撫でっ!」
P「ほーれほーれ」ナデリナデリ
李衣菜「ふにゃあ……って、私はろーっく!」バババッ
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:50:07.66 ID:KZwZmP3s0
P「おっと。なんだその掛け声」
李衣菜「ふーっ、危ない危ない……。危うくプロデューサーの魔の手に落ちるところだったぜぇ……」
P「え、なに? もっと撫でてほしい?」ナデ
李衣菜「なあああ! 恥ずかしいでしょー!?」
P「最初からそう言えばいいんだ。何と言っても無でるけど」ナーデナーデ
李衣菜「ううう……もういいです……」
P「李衣菜は可愛いなぁ」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:54:48.97 ID:KZwZmP3s0
李衣菜「可愛くてもなんでも、私はロックなんだからっ」プイッ
P「おお、ついに認めたか自分の可愛さを」
李衣菜「ああ言えばこう言うのは目に見えてますからねー。つーん」
P「へへへ」
李衣菜「……えへ。もっと撫でて?」
P「ほいよ」ナデナデ
李衣菜「んー……♪」
P「……」ナデナデ
李衣菜「ん、えへへ……Pさん……」
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:56:45.62 ID:kU/WMDoyO
何この可愛い生き物
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 02:57:39.63 ID:KZwZmP3s0
P「……そうだ、李衣菜?」
李衣菜「ふぇ? は、はいっ」
P「この前、実家からようやくギターが届いたんだよ。ほら、俺ギターやってたって言ったろ?」
李衣菜「あ、そう言えば。ってことは!」
P「ああ、李衣菜に教えてやれるよ。どうする?」
李衣菜「もちろん、教えてくださいっ!」
P「ん、決まり。よし、じゃあ早速うちに行くぞー」
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 03:00:20.17 ID:KZwZmP3s0
李衣菜「え、今からですか? だって私ギター持ってきてないし、もう夜だし」
P「だから、俺んちにお泊り」
李衣菜「……へっ?」
P「李衣菜の家に寄ってギターとか着替えとか用意して、うちで飯食って……李衣菜?」
李衣菜「おと、おととお泊りっ!?」
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 03:03:00.00 ID:KZwZmP3s0
P「うん。嫌か?」
李衣菜「そんな! そんなそんなそんな!」ブブブブン
P「じゃあ良いな。いやー緊張するなーあははー」
李衣菜「私のほうが緊張してますけど! なんなんですかもう!」
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 03:05:18.39 ID:KZwZmP3s0
P「そうそう、最近特製のお茶を開発してな。李衣菜にご馳走しよう」
李衣菜「特製……なんか怪しいですねそれ」
P「何を言うか。ちゃんと実験してるから大丈夫だよ」
李衣菜「へー……なら期待しますっ」
P「うむ、大船に乗った気でいなさい」
―――
ちひろ「くしゅんっ! んー?」
―――
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 03:07:36.68 ID:KZwZmP3s0
外だよ―――
P「おお寒いなー」
李衣菜「ですねー。暖かいもの食べたいなぁ……あ、そうだ!」
P「ん?」
李衣菜「ギターを教わるお礼に、私が美味しい夕飯作りますね!」
P「……。えー」
李衣菜「こらぁっ!? なんで嫌な顔するかなぁ!」
129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 03:10:10.78 ID:KZwZmP3s0
P「なんでも中途半端な李衣菜の料理とか……うわー」
李衣菜「失礼通り越してもう……なんだか分かんないけど失礼っ! 私だって料理しますよ?」
P「ほーん、なら期待しちゃおっかなー」
李衣菜「む、信用してない……! いいでしょう、気合入れます! おおおっ!」
P「おお、これは本気モード李衣菜!」
李衣菜「あったりまえだぜぇ! まずは胃袋掴んでやるからなー!」
P「おうおう、やってみろー」
132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 03:12:45.07 ID:KZwZmP3s0
李衣菜「まずは食材! 行きますよPさんっ」タタッ
P「おい走ったら雪で転ぶ……」
ツルッ
スッテーン
李衣菜「おおおお……」プルプル
P「あーあ……大丈夫かー?」
李衣菜「へ、っへへ……。痛、痛く、ねーぜぇ……!」
P(サムズアップを決め、生まれたての子鹿のようにプルプルと震える李衣菜の姿は……)
P(かつて無いほどクールでロックだった……!)
133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 03:14:56.00 ID:KZwZmP3s0
李衣菜「いたい……」グスグス
P「ですよね。ほれ、背負ってやる」
李衣菜「Pさんあったかいー」
P「しょうがないなぁ李衣菜は」
李衣菜「へっへぇ♪ずっとおぶっててもいいですよっ」
P「調子に乗るなっ。車までだからな?」
李衣菜「はーい♪」
だりーな!だりーな正妻END!
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 03:16:10.70 ID:kU/WMDoyO
だりーな推しの人だったのか
136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 03:17:10.46 ID:dIq+6bpw0
おっつおっつ
だりーな!だりーなかわいい!
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/15(火) 03:18:17.75 ID:V0Etgvi50
だりーなはよの人だったのか
乙
引用元: ・モバP「お茶飲んでまったり」
凜「おかえり」
まゆ「おかえりなさぁい」
P「」
李衣菜「」