最初から→P「ときめきメモリアルver765オールクリアデータ」Part1(小鳥編、伊織編、真美編、亜美編)
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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:46:41.78 ID:QLowGWPgo

もしもアイマスがときめきメモリアルだったら全員を攻略する
そんな内容です

今回は千早編の投下からスタートします





2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:47:55.06 ID:QLowGWPgo

【歌姫】

P『うん。そうだよな』

P『俺には帰る家がある!帰宅部!』

P『ってのも青春の一つだが…』

P『それじゃあ、ちょっと味気無いよな』

P『と言っても気になる部活があるかと言われたら…』

P『……』

P『そういや合唱部に凄く歌の上手い1年生がいるとかなんとか聞いたことがあるな』

P『合唱部に見学へ行ってみるか』


4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:48:24.11 ID:QLowGWPgo

~~~~~~~~~~~~~~~~

ガラッ…

P「失礼しまーす…」

部長「あら?何かウチにご用ですか?」

P「あっ、すいません。部活の見学をお願いしたいんですけど」

部長「あっ、見学者さんですね!」

部長「歓迎します!どうぞ、お座りになってください!」

P「あっ、すいません」

P『(今の人は…1年生じゃないよな…?)』

部長『じゃあ、見学者さんもいらっしゃったところで…』

部長『もう一度、『隣に…』を合わせましょうか!』

部員達『はい!』


5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:49:02.53 ID:QLowGWPgo

コノサカミーチヲ、ノボルタービーニ

P『(うん)』

P『(素人でもわかる)』

P『(この合唱部はレベル高いな…)』

P『(でも、そんなずば抜けて上手い子は…)』


?『わたーしのとなりーにーいてぇーーーーーー』


P『…っ!?』

P『(な、なんだ…!?)』

P『(今の繊細で力強いハイトーンは…!?)』


?『ふれてほーしーいーーーーー』


6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:49:32.26 ID:QLowGWPgo

ウソツキダネー

P『……』

P『……』パチパチパチ…

部長『あっ、ありがとうございます!』

部長『いかがでした?』

P『とても…感動しました…』

部長『そうですか!今のは自分でも良い出来かなって思ったんですよ!』

部員『まぁ、でも…』ヒソヒソ…

部員『結局は如月さんの1人舞台…』ヒソヒソ…

部長『あ…こ、こら!』


7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:50:17.09 ID:QLowGWPgo

7

千早『……』


P『(あの子、如月さんっていうのか…)』


8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:51:16.61 ID:QLowGWPgo

部長『そ、それでいかがです?』

部長『男子部員も絶賛募集中なんですけど…』

P『あっ、えーと…』

P『……』

P『(俺は彼女の歌声に魅了されたのか、そうでは無いのか…)』

P『(それでも俺は彼女のことが気になって仕方が無かった…)』

P『あの、俺で良ければ是非…』

部長『本当ですか!?ありがとうございますっ!』

部長『あっ、じゃあじゃあお名前とか聞かないとですね!』

P『あっ、はい。えーと、俺は…』

P『(如月さん…)』

P『(俺は彼女と打ちとけることは出来るだろうか?)』

千早『……』



9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:51:56.49 ID:QLowGWPgo

【冷たい彼女?】

P『うーん…』

P『(いまいち、通る声が出せないなぁ…)』

P『(発声練習の仕方が悪いんだろうか…)』

P『……』

P『(如月さん…)』

P『(これをきっかけに話を…)』

部員『あっ、やめといた方が良いよ?』ヒソヒソ…

P「えっ?」

部員『彼女に話かけても冷たくあしらわれるだけだから』


10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:52:23.56 ID:QLowGWPgo

P『冷たくあしらわれる?』

部員『うん。見た目通り』

部員『どうすれば歌、上手くなるのー?とか聞いても…』

部員『「向上心が無いからじゃない?」』

部員『って、なにそれ!?』

部員『歌が上手くなるコツを聞いてるだけなのに、まるで私の歌が下手みたいに!』

部員『自分が上手いからって酷いと思わない?』

P『うっ…それは…』

P『(でも…)』チラッ・・・

千早『……』

P『(そこまでキツい子には見えないんだよなぁ…)』


11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:52:49.40 ID:QLowGWPgo

P『…確かにそれはキツいね』

部員『でしょでしょ?だから…』

P『じゃあ、俺も合唱部に入部した洗礼を受けてくるよ』タッ…

部員『えっ?ちょ、ちょっと!?』

P『如月さん』

千早『……』

千早『…なにかしら?』

P『(おお…ついに念願の会話のキャッチボールを…)』

P『あっ、えーとさ…』

千早『……』


12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:53:17.92 ID:QLowGWPgo

P『俺、声が上手く通らなくてさ…』

P『何か歌い方とかに問題あるのかなーって…』

千早『……』

千早『…向上心が』

P『俺、もっと歌が上手くなりたいんだ』

千早「…!」

P『俺、合唱部に入ってから歌うことが好きになってさ』

千早『……』

P『だから…』

千早『…腹筋』

P『えっ?』

千早『腹筋やスクワットをオススメするわ』

千早『声は喉から出すものじゃなくお腹から出すものだから』

千早『まずは身体作りね』

P『…!』


13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:53:44.59 ID:QLowGWPgo

P『そっか、ありがとう!』

P『これからは自主的に腹筋を鍛えたりするよ』

千早『ええ』

P『……』

千早『…まだ何か?』

P『あっ、ううん!ありがとう!』ダッ…

千早『……』

部員『…大丈夫だった?』

P『……』

部員『プロくん…?』

P『とりあえず腹筋を鍛えよう』

部員『えっ?』

P『(如月さんは冷めているわけじゃない)』

P『(だって、歌に対する情熱は本物じゃないか)』


14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:55:08.67 ID:QLowGWPgo

【一人ぼっちの歌姫】

千早『メトメガアウー』

P『(やっぱり如月さんの声は響くなぁ…)』

P『(けど、これだと合唱と言うよりは独唱じゃないか…?)』

部長『…うーん』

部長『如月さんは、もう少しボリュームを落としても大丈夫かなー…?』

千早『……』

千早『…はい』

部員『見て…あの顔…』ヒソヒソ…

部員『なんで私が周りに合わせなきゃ、って顔だよねー…』ヒソヒソ…

千早『……』

P『(如月さん…)』

P『(周りの言うことももっともだが…)』

P『(如月さん本人は決して冷たい女の子じゃない…)』

P『(俺は彼女のことをもっと知りたい…)』


15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:55:38.95 ID:QLowGWPgo

【挑戦】

P『さて、GWですよ!GW!』

P『如月さん…』

P『遊びに誘って来てくれるだろうか?』

trrrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし、プロと申しますが…』

千早『…何か急用?』

P『あっ、如月さん?』

P『えっとさ…』


16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:56:06.53 ID:QLowGWPgo

P『良かったら明日、一緒に中央公園に行かない?』

千早『私と?』

P『うん。どうかな?』

千早『……』

千早『…良いわよ。空いてるから』

P『あっ、ホントに?』

P『じゃあ、明日は中央公園の前で待ち合わせで良いかな?』

千早『ええ…わかったわ』

ガチャ…

P『っし!』


17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:56:35.97 ID:QLowGWPgo

【ごめんなさい】

P『さてと、今日は如月さんとデートだ!』

P『(でも、如月さんはまだ来てないな…)』

P『(もう少し待ってみるか…)』

P『……』

~~~~~~~~~~~~~~~~

P『(…来ないな)』

P『(仕方ない…今日は帰ろう…)』

~~~~~~~~~~~~~~~~~

P『…あっ、留守電が入ってる』

ピー…

千早『如月です……ごめんなさい…』

P『(如月さん…)』


18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:57:26.29 ID:QLowGWPgo

【気のせいだったのかな?】

P『あーーーーーー』

P『……』

P『(おおっ?)』

P『(なんか以前よりも声が響き通ってる気がするぞ!)』

部長『おっ!プロくん、いいねー!声出てるよー!』

P『(これも如月さんのアドバイスのおかげかな…?)』チラッ…

千早『……』

千早『…ふふっ』

P『…!』

P『(今、一瞬だけど…)』

P『(如月さんが笑ってくれたような…)』

P『……』

P『(よし!今日も頑張るぞ!)』


19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:57:55.35 ID:QLowGWPgo

【めげずに】

P『さて、夏休みですよ!夏休み!』

P『如月さん…この前はデートに来てくれなかったけど…』

trrrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし?』

千早『…どうしたの、今日は?』

P『あっ、如月さん?』

P『あのさ…』


20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:58:21.74 ID:QLowGWPgo

P『今度の日曜日に一緒に美術館でもどうかなって』

千早『…どうして?』

P『えっ?』

千早『私、この前、約束破ったでしょう?』

千早『それなのにどうして、また私を誘うの?』

P『それは…』

P『俺はただ如月さんと一緒に出かけて話がしたいなって思っただけなんだけど…』

P『ごめん…イヤだったかな?』

千早『……』

千早『…わかったわ』

P『えっ?』


21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:58:51.50 ID:QLowGWPgo

千早『私、今度は行くから』

P『ほ、ホント?嬉しいよ』

千早『けど、行く場所を変えてもらいたいのだけれど』

P『えっ?美術館嫌いだった?』

千早『……』

千早『…ごめんなさい』

P『そ、そっか…じゃあ、カラオケとかなら大丈夫?』

千早『カラオケ…』

千早『…それでお願いしても良いかしら?』

P『わかった。じゃあ、日曜日は駅前広場で待ち合わせ良いかな?』

千早『ええ』

ガチャ…

P『(…一歩前進かな?)』


22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:59:21.42 ID:QLowGWPgo

【大きな一歩】

P『さてと、如月さんはまだ来てないな…』

千早『プロデューサー君』

P『あっ、如月さん』

千早『遅れてごめんなさい。出かける時に色々と迷ってしまって…』

P『(俺とのデートに行くかどうかで迷ったのかな…)』

P『大丈夫。俺も来たところだから』

千早『それなら良かった…じゃあ行きましょう?』

P『うん。行こうか』


23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 21:59:48.15 ID:QLowGWPgo

千早『歌っても大丈夫かしら?』

P『うん。如月さんからどうぞ』

千早『……』

千早『あの…』

P『ん?どうしたの?』

千早『曲はどうやって入れたら良いのかしら?』

P『えっ?』

千早『私、カラオケって初めてで…』


24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:00:14.58 ID:QLowGWPgo

P『あっ、そうなんだ。意外だな…』

千早『別に歌はカラオケじゃなくても歌えるし…』

P『まぁ、確かにそれもそうだよね』

P『あっ、じゃあ歌いたい曲の名前言ってよ』

P『俺が入れるからさ』

千早『手間をかけさせてしまってごめんなさい』

千早『じゃあ―――』

P『おっけー』ピッ…

千早『もし良かったら率直な意見を聞かせて』

千早『今後の参考になるかもしれないから』

P『うん、わかったよ』


25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:00:40.82 ID:QLowGWPgo




26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:01:08.27 ID:QLowGWPgo

千早『…どうだった?』

P『雰囲気が出ていて良いね』

P『バラードは感情表現が大切なんだなぁって思うよ』

千早『感情表現…』

P『歌っている時の如月さんは感情豊かだよね』

P『俺、もっと色々な表情が見てみたいな』

千早『……』

P『あっ…ご、ごめん…俺、失礼なこと言って…』

千早『気にしないで』

千早『ありがとう。参考になったわ』

P『そ、そう…?』


27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:01:46.26 ID:QLowGWPgo

千早『あなたの言う通りだと思う』

千早『ただ歌うだけでなく歌に感情を込めるのは大切…』

千早『表現力を養う…その為には歌以外の経験も必要なのかもしれないわね』

千早『ねぇ、プロデューサー君』

千早『今日はありがとう』

P『えっ?』

千早『私、あまり遊ぶ場所とか知らないし、一緒にいてもつまらないかもしれないけど…』

千早『良かったら、今度は違う場所にも誘って?』

P『…!』

千早『私、もっと自分の歌を豊かにしたいから』

P『あぁ!俺で良ければ!』

P『(よし!今日のデートは大成功じゃないか!)』


28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:02:20.99 ID:QLowGWPgo

【彼女なりの優しさ?】

P『今日から合唱部の合宿だ!』

P『よし!気合い入れていくぞー!!』

千早『声を出すのは良いけれど喉が潰れたら元も子も無いわよ?』

P『あっ…如月さん…』

P『そ、そうだよな…』

千早『……』

千早『…あげるわ。のど飴』スッ…

P『あっ…』

千早『…頑張りましょう』

P『…!』

P『あぁ!』


29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:02:58.66 ID:QLowGWPgo

【練習の成果】

P『ソコニヒザマズイテ』

千早『ミトメタイノアーナーターヲー』

『ワタッシノヤリーカター、デ!』

部長『うん!いいわねー!』

部長『二人とも日ごろから部活熱心だったものね』

部長『その成果が如実に表れてるわー』

P&千早『ありがとうございます』

P『(やったぜ!)』


30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:03:32.71 ID:QLowGWPgo

【覗きなんて言語道断】

P『ふう…良いお湯だった…』

P『はっ…!?あれは女湯の窓…!?』

P『……』

P『うん…誰かと期待すれば如月さんだけど…』

P『正直、覗いてもなぁ…』

P『でも、腰のラインとかは綺麗だよなぁ…』

P『(こうして1年目の合唱部夏合宿は終わった)』


31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:04:03.45 ID:QLowGWPgo

【業務連絡】

P『今日から新学期だ!』

千早『プロデューサー君』

P『如月さん?どうかしたの?』

千早『今学期は文化祭があるわ』

千早『今日、部活で文化祭に向けてのミーティングがあるみたいだから』

千早『それを伝えに来ただけ』

P『そっか、ありがとう』

P『文化祭、楽しみだね』

千早『まぁ、私は文化祭という学校行事そのものは、どうでもいいのだけれど』

P『(相変わらずドライな発言だなぁ…)』


32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:04:46.25 ID:QLowGWPgo

【周りとの距離】

モトメテ、トベル、トベル、ドコマデ!

部長『…よし!ちょっと休憩しましょうか!』

P『ふぅ…』

部員『プロくん、飲み物買いに行かない?』

P『あぁ、いいね。いこ…』

千早『部長。今のはもう一度合わせるべきかと思うのですが』

部長『あぁ、うん。もちろん休憩を挟んだらもう一度…』

千早『お言葉ですが休憩など必要無いかと』

千早『せっかく喉が慣れてきている今だからこそ合わせる必要があると私は思います』

部長『うーん…そうは言ってもねぇ…』

P『(如月さん…)』


33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:05:14.51 ID:QLowGWPgo

千早『大体みんなに部長は甘すぎるんです』

千早『私はもちろん、もっと厳しい指導をお願いしたいです』

部長『でも、もう休憩って言っちゃったし…』

部長『ほ、ほら!この時間で自主的に練習するんだったら…!』

千早『……』

千早『…わかりました』

部員『なにあれ…感じ悪いなぁ…』

部員『あんな風に自分勝手だから他のみんなと打ち解けられないのよ』

部員『プロくんもそう思わない?』

P『俺は…』

P『……』


34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:05:43.42 ID:QLowGWPgo

P『ほ、ほら!それよりも飲み物買いに行こう!』

P『休憩時間がもったいないし!』

部員『あっ、それもそうだね!』

部員『あんな人のことで時間を使うのもね!』

P『……』

P『(俺は何も言えなかった)』

P『(彼女の言うことは正論だ)』

P『(合唱は1人でするものじゃない。1人のわがままだけを聞いていられない)』

P『(それでも俺は如月さんを否定するような言葉は言いたくなかった…)』


35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:06:14.45 ID:QLowGWPgo

【大成功】

P『今日は文化祭だ!』

P『さて…そろそろ合唱部の発表の時間だ』

千早『プロデューサー君』

P『あっ、如月さん』

千早『あなたは日ごろから練習は欠かさなかったから…』

千早『自分の実力を発揮出来ると思うわ』

P『えっ?』

千早『それじゃあ…』スッ…

P『……』

P『(もしかして如月さんなりの激励だったのかな…?)』

P『(なんだか力が湧いてきたぞ…!)』


36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:06:41.22 ID:QLowGWPgo

ドコマデオチル、オチルコノママ…

部長『以上、合唱部による『I Want』でした!』

パチパチパチパチ…!

P『(ふぅ…やりきったな…)』

千早『プロデューサー君』

P『如月さん』

千早『練習の成果…出て良かったわね』

P『…!』

P『うん!ありがとう!』

P『(やったぜ!)』

P『(こうして高校生活最初の文化祭は終わりを迎えた)』


37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:07:13.76 ID:QLowGWPgo

【コンサートなんてどうかな?】

P『最近、如月さんとは仲良くなった!』

P『…ような気がする』

P『デート…誘っても大丈夫かな?』

trrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし?』

千早『どうしたの、今日は?』

P『あっ、如月さん?』

P『あのさ…』


38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:07:40.21 ID:QLowGWPgo

P『もし良かったら今度の日曜日に一緒にコンサート会場行かない?』

P『ピアノリサイタルのチケットが2枚あるんだけど…』

千早『ピアノリサイタル…』

千早『良いわね。ご一緒させてもらおうかしら』

P『あっ、ホントに?』

千早『ええ。音楽鑑賞は有意義な時間だと思うから』

P『じゃあ、日曜日はコンサート会場前で待ち合わせで良いかな?』

千早『ええ』

ガチャ…

P『っし!』


39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:08:26.52 ID:QLowGWPgo

【歌姫はクラシックがお好き】

P『さてと、如月さんは…』

千早『プロデューサー君』

P『如月さん』

千早『お待たせ。行きましょうか』

P『うん、そうだね』

P『(普通にデートに来てくれるようになったな…)』

P『(感激…)』

P『俺達の席、最前列みたいだよ』

千早『それは嬉しいわね』

千早『ペダルを踏む音まで楽しめるかしら?』

P『(そんな楽しみ方もあるのか…)』


40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:08:52.92 ID:QLowGWPgo

千早『あなたはコンサート会場によく来たりするの?』

P『うん。クラシックは生で聴きたいからね』

千早『そうね…音源と生演奏じゃ、また違った味わいがあるものね』

千早『叶うのならカール・ツェルニーの生演奏をこの耳で聴いてみたかったわ』

P『如月さんはクラシックが好きなんだ』

千早『ええ』

千早『音楽鑑賞をする時はクラシックを好んで聴くわね』

P『(それなら今日のコンサートに誘ったのは大正解だったな)』


41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:09:19.64 ID:QLowGWPgo

千早『今日はありがとう』

千早『とても有意義な時間が過ごせたわ』

千早『良かったら、また誘って』

P『そう言って貰えて嬉しいよ』

千早『それじゃあ私はここで…』

千早『さよなら』スッ…

P『あっ、うん…』

P『……』

P『(まだちょっと壁を感じるかな…)』


42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:09:49.85 ID:QLowGWPgo

【行かない理由が無い】

P『今日はクリスマスだ!』

P『…っていっても予定が無い』

trrrrrr…

P『おや…電話なんて珍しいな…』

P『はい、もしもし?』

小鳥『プロデューサーくーん!』

P『うわっ!?小鳥先生!?』

小鳥『今、暇?暇よねー?』

小鳥『遊園地行くわよー!!』

P『ゆ、遊園地…?』


43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:10:18.20 ID:QLowGWPgo

P『そんな唐突に…』

小鳥『えー!?無理なのー!?』

P『いや、無理ってことは無いですが…』

小鳥『せっかく千早ちゃんも誘ったのにー』

P『えっ、如月さん?』

P『行きます!すぐ行きます!現地集合ですか!?』

小鳥『…感じわるーい』

P『す、すいません…』

小鳥『まっ、いっか♪じゃあ、現地で落ち合いましょー!』


44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:10:56.94 ID:QLowGWPgo

【目に映るものは】

P『すいません、遅くなりました…』

小鳥『いやいやベストタイミング!』

千早『こんにちは』

P『やぁ、如月さん』

千早『あの、小鳥先生?』

小鳥『あら?なにかしら千早ちゃん?』

千早『私、今日は社会見学だとお聞きして来たのですが…』

千早『それが何故、遊園地なのでしょうか?』

小鳥『だってー、そうでも言わないと千早ちゃん来てくれないじゃなーい』

千早『……』

P『(如月さん…確かに来てるのが不思議だなとは思ったけど…)』

P『(小鳥先生に騙されたのか…)』


45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:11:23.32 ID:QLowGWPgo

千早『…すみませんが、私…』

小鳥『あー!ストップ、千早ちゃん!』

小鳥『たまにはこうやってみんなで触れ合う時間も大切よ?』

千早『…そうでしょうか』

小鳥『そうそう!』

千早『…わかりました。そこまでおっしゃるのでしたら…』

小鳥『良かったー♪今日は楽しみましょうね♪』

小鳥『それじゃ、早速中に入りましょー♪』

千早『……』

P『……』

P『(大丈夫かな…)』


46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:11:49.68 ID:QLowGWPgo

小鳥『じゃあ、最初は観覧車に乗りましょうか?』

小鳥『プロデューサーくん、どんな感じで乗りたい?』

P『えっと…』

P『如月さん、一緒に乗っても良いかな?』

千早『…構わないけど』

P『良かった』

小鳥『…しっかりやるのよ!』コソッ…

P『…やめてくださいよ』

~~~♪

~~~♪

~~~♪


47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:12:16.05 ID:QLowGWPgo

千早『……』

P『……』ソワソワ…

P『(一緒に乗ったのは良いけど会話が続かない…)』

千早『プロデューサー君』

P『あっ、な、なにかな?』

千早『無理に話をしようと思わないで』

P『えっ?』

千早『私、1人の時間は慣れているし』

千早『会話が無くてもなんとも思わないから』

P『……』

P『(何も言えない自分が腹立たしい…)』


48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:12:42.48 ID:QLowGWPgo

小鳥『じゃあ、次はメリーゴーランドに乗りましょうか!』

小鳥『プロデューサーくん、乗り合わせは?』

P『えっ、また俺が決めるんですか?』

小鳥『男の子でしょ?』

P『関係あるんですか…』

P『…そうですね』

P『じゃあ、如月さんで』

小鳥『あら、プロデューサーくんは千早ちゃんがお気に入りなのね♪』

P『…やめてくださいよ』

P『如月さん、メリーゴーランドなんだけど良かったら一緒に…』

千早『……』

P『…如月さん?』

P『(メリーゴーランドを見つめて、どうしたんだろう?』チラッ…

P『(…え?)』


49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:13:11.38 ID:QLowGWPgo

『たのしいね、ゆう!』

『うんっ!』

P『(…あれは如月さん?)』

P『(いやいや、如月さんはここにいるだろ…)』

P『(それにあの子はどう見ても、まだ子ども…)』

P『(だけど、如月さんにそっくりだ…)』

P『(まるで如月さんを子どもにしたような…)』

P『(そして、よく笑っている…)』

P『(一緒にいる男の子は…弟なんだろうか?)』

千早『…っ』

千早『どうして…』

P『えっ?』


50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:13:37.85 ID:QLowGWPgo

P『如月さん…?どうかしたの?』

千早『…ごめんなさい』

千早『私、もう帰るわ』

P『えっ…』

千早『それじゃあ…』タッ…

P『あっ…!』

P『(如月さん…)』

P『……』

P『(…あれ?)』

P『(さっきの子どもたち…いないぞ!?)』


51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:14:04.56 ID:QLowGWPgo

P『(メリーゴーランドはまだ、まわっているのに…)』

P『(気のせいだったのか…?いや、そんなはずは…)』

小鳥『…プロデューサーくん』

P『小鳥先生…』

小鳥『ごめんなさい…私、失敗しちゃったみたい…』

P『えっと…よく、わからないんですけど…』

小鳥『このことについては私からは何も言えないわ…』

小鳥『だけど、千早ちゃんには悪いことをしちゃった…』

P『……』

P『(如月さん…)』

P『(君は一体、何を抱えているんだ…)』

P『(こうして高校生活最初のクリスマスは終わりを迎えた)』


52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:14:36.65 ID:QLowGWPgo

【遠い距離】

P『謹賀新年ですよ!謹賀新年!』

P『……』

P『如月さん…クリスマスのことが気になるけど…』

trrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし、プロと申しますが…』

千早『…どうかしたの?』

P『あー…えっとさ…』

P『(良かった…電話に出てくれた…)』

P『(小鳥先生がフォロー入れたのかな…?)』


53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:15:08.49 ID:QLowGWPgo

P『あ、明けましておめでとう!』

P『もし良かったらこれから一緒に初詣に行かない?』

千早『……』

千早『…ごめんなさい。行けないわ』

P『そ、そっか…』

千早『それじゃあ、また…』

ガチャ…

P『……』

P『(くそー!今年こそは如月さんと仲良くなるぞー!!)』


54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:15:50.84 ID:QLowGWPgo

【喉は労わらないと】

P『あっ…あー…』ガラガラ…

千早『風邪?』

P『んー…そうかもしれないな…』

千早『ただでさえ乾燥しやすい季節なんだから、しっかりケアしておかなきゃダメよ?』

千早『はい、のど飴』スッ…

P『あっ、ありがとう…』

P『(やっぱり如月さんは優しい子だよなぁ…)』

P『(そんな彼女にもっと近づけたら良いんだけど…)』


55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:16:30.33 ID:QLowGWPgo

【ビターチョコより苦い】

P『さて!今日はバレンタインだ!』

P『……』

P『…如月さんからチョコ貰えなかった』ズーン…

小鳥『そんなビターな経験も1つの思い出よ!』

P『小鳥先生…』

小鳥『高校生活はまだ始まったばかりなんだから!』

小鳥『諦めちゃダメよ!』

P『(確かにその通りだとは思うけど…)』

P『(…今日は早く帰って寝よう)』


56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:17:12.37 ID:QLowGWPgo

【真面目な彼女】

千早『今日の練習でひとまず1年間お疲れ様ってところかしらね』

P『そうだね』

千早『4月からは私たちにも後輩が出来るわ』

千早『今よりも公私のケジメを付けて練習に臨みたいわね』

P『そ、そうだね…』

P『(如月さんは真面目だなぁ)』

P『(それだけ歌にかける情熱が凄いってことなんだろうけど)』


57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:17:47.11 ID:QLowGWPgo

【どのクラスでも変わらないわ】

P『さて今日から2-Aだ!』

P『知ってる顔はいるかな?』

P『…おっ?あれは…?』

P『如月さん!』

千早『プロデューサー君』

P『同じクラスだね。嬉しいな』

千早『そう?部活でも顔を合わせるじゃない?』

P『それもそうだけどクラスでも会えるのが嬉しいんだよ』

千早『…よくわからないわ』

千早『まぁ、なんでも、いいけれど』

P『(クラス替え自体に興味が無さそうだ…)』


58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:18:20.34 ID:QLowGWPgo

【存在理由】

千早『あーーーーーーーー』

P『……』

P『(部活の休憩中も1人でボイストレーニングしてる…)』

P『(熱心なのは良いと思うけど周りとの交流も大切だと思うんだよなぁ…)』

P『(合唱部じゃ完全に孤立しちゃってるし…)』

P『(そもそも如月さんはどうして歌をうたうんだろう?)』

千早『……』

千早『…ふぅ』

P『(あっ、一息入れるみたいだな…)』

P『(ちょっと声をかけてみよう…)』


59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:18:46.99 ID:QLowGWPgo

P『如月さん、お疲れ様』

千早『プロデューサー君』

千早『何か用?』

P『あっ、えっとさ…』

P『如月さんって凄い練習熱心だよね』

千早『…当然のことだと思うけど』

P『そ、それはそうなんだけどさ…』

P『歌に対する姿勢がみんなとは違うっていうか…』

P『如月さんはどうして合唱部に入ったの?』

千早『えっ?』


60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:19:13.74 ID:QLowGWPgo

千早『……』

P『あっ、ごめん…イヤなら無理に答えてもらわなくても良いんだ…』

P『ただ、ちょっと気になって…』

千早『…存在理由かしらね』

P『えっ?』

千早『私は歌で自分の確かな居場所を感じているの』

千早『歌を取り上げられるぐらいなら死んでも良い』

千早『だから私は合唱部にいるわ』

千早『…そろそろ時間ね。練習に戻りましょうか』スッ…

P『あっ…』

P『……』

P『(死んでも良いって…)』

P『(それほどまでに歌が彼女の支えになっているってことなのか…?)』


61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:19:59.30 ID:QLowGWPgo

【彼女の気持ち】

P『今日は体育祭だ!』

P『(さてと、俺の競技まではまだ時間があるな)』

P『(今、やってるのは借り物競走か)』

P『(如月さんが出場してるぞ)』

P『(…って、あれ?こっちに来る?)』

千早『プ、プロデューサー君…』

P『如月さん?』

P『あっ、もしかして借り物かな?』

千早『え、ええ…』

P『なに?眼鏡とか?』

千早『……』

千早『一緒に来てくれれば…』

P『えっ?』


62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:20:25.35 ID:QLowGWPgo

P『えーと…一緒に行けば良いのかな?』

千早『それで大丈夫だと思うわ』

P『よし、わかった!行こうか!』

千早『……』

~~~~~~~~~~~~~~~~~

小鳥『はいはーい!千早ちゃん、ゴール!』

小鳥『借り物の確認をするから紙、預かるわね』

千早『はい…』スッ…

小鳥『えーと…』ペラッ…

小鳥『…あら♪』


63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:20:51.46 ID:QLowGWPgo

小鳥『…はい!オッケーです!千早ちゃん1着♪』

P『良かったね、如月さん』

P『ところで紙にはなんて書かれてあったの?』

千早『……』

千早『そ、それじゃあ…私、戻るから』タッ…

P『えっ?ちょ、ちょっと…』

P『……』

P『…もしかして悪いことでも書かれてます?』

小鳥『そんな紙を用意するわけないでしょ?』

小鳥『安心して♪良い内容だから』

小鳥『でも、千早ちゃんに怒られちゃうから内容はナイショ♪』

P『(悪い内容じゃ無いなら良いけど…)』

P『(一体何が書かれたんだろう?)』


64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:22:02.50 ID:QLowGWPgo

【ツボにはいった!?】

ジリジリ…

部員『暑いねー…』

P『こんな時期に限って部室のエアコンが壊れるなんてな…』

部員『ねぇ、部活終わったら学食の冷やし中華食べに行こうよ!』

P『確か冷やし中華、今日はもうおしまいだったはずだよ』

部員『えー!?うそー!?』

P『俺もその事実が受け入れがたくてさ、さっき学食のおばちゃんに聞いてきたんだよ』

P『冷やし中華は冷やし中か?って』

部員『……』

P『…涼しくなった?』

部員『暑い涼しい以前に酷いかな…』

P『ごめん…』

『…ぷっ』

P『えっ?』クルッ…


65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:22:40.00 ID:QLowGWPgo

65


P『!?』

P『(う、ウけてる!?)』

P『(しかも、あの如月さんに…!?)』


66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:23:06.00 ID:QLowGWPgo

千早『…!』

千早『…こほん』キリッ

P『……』

部員『…?どうしたの?』

P『…今、如月さんが俺のギャグで笑ってた』

部員『…えっ?』クルッ…

千早『……』

部員『いやいや、あり得ないでしょ』

P『あり得ないよなぁ…』

P『(だけど、確かに彼女は笑ってくれたんだ)』

P『(彼女の笑顔、もっと見れたら良いのにな)』


67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:23:49.29 ID:QLowGWPgo

【嘘は言ってない】

P『夏休みだ!』

P『夏休みと言えば女の子の水着だけど…』

P『なんとなく如月さんは海には誘えない気がする…』

P『……』

P『いや、プールなら腹筋を鍛えることを理由に誘えるんじゃないか!?』

trrrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし?』

千早『こんにちは。今日は何かしら?』

P『えっとさ…』


68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:24:15.91 ID:QLowGWPgo

P『今度の日曜日、良かったら一緒にプールに行かない?』

千早『プール?』

千早『……』

P『ほ、ほら!プールって腹筋運動にも良いかと思ってさ!』

千早『確かに水中での運動は腹筋には効果的だけれど…』

千早『……』

千早『…まぁ、良いわよ』

P『ほ、ホント?』

P『じゃあ日曜日はバス停前で待ち合わせで大丈夫かな?』

千早『わかったわ』

ガチャ…

P『っし!』


69: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:24:57.73 ID:QLowGWPgo

【彼女が水着に着替えたら】

P『さてと、如月さんは…』

千早『プロデューサー君』

P『やぁ、如月さん』

千早『約束したから来たわ』

千早『だけど…期待はしないで』

P『期待?』

千早『……』

千早『…わかってるでしょう』ボソッ…

P『(まぁ、如月さんの言いたいことはなんとなくわかってるけど…)』


70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:25:26.76 ID:QLowGWPgo

P『(さて、着替えも終わってプールサイドに来たわけだけど…)』

P『(如月さんはまだかな…)』

千早『…お待たせ』

P『…おぉ』

P『(意外にもビキニで登場だ…)』

千早『……』

千早『…くっ』

P『え?ど、どうしたの?』


71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:25:52.92 ID:QLowGWPgo

千早『ごめんなさい。私、やっぱり帰るわ』

P『え、えっ!?どうして!?』

千早『だって、惨めなだけだもの』

P『惨めって…そんな…』

千早『私…身体付き貧相だし…』

P『(やっぱり胸のことか…)』

P『(でも、俺としては…)』


72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:26:43.20 ID:QLowGWPgo

P『ウエストのラインとか綺麗で良いと思うけどな』

千早『えっ?』

P『やっぱりしっかり鍛えてるんだなぁって』

P『足も細くて綺麗だし…』

P『俺は好きだよ』

千早『…!』

千早『……』

千早『水着…』

P『えっ?』

千早『水着…どうかしら?』

千早『新しく買ってみたのだけれど…』

P『…!』

P『そんなの決まってるじゃないか』

P『凄く似合ってるよ、如月さん』

千早『…!』


73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:27:20.40 ID:QLowGWPgo



千早『…ありがとう』

P『さぁ、行こう?』

千早『……』

千早『ええ』

P『(如月さんが今日の為に新しい水着を買ってきただなんて…感激だ…)』


74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:28:10.15 ID:QLowGWPgo

【浮かれ過ぎるのはよくないわ】

P『今日から合唱部の合宿だ!』

P『(合宿って修学旅行みたいでわくわくするよなぁ)』

千早『プロデューサー君』

P『やぁ、如月さん』

千早『浮かれるのも良いけど、あくまで合宿の目的は技術の向上よ?』

千早『それを忘れないようにね』

P『うっ…そうだね…』

P『(それでも如月さんと一緒にいられる時間が長いのはやっぱり嬉しいんだよなぁ…)』


75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:28:39.45 ID:QLowGWPgo

【正論を言っただけ】

P『ふぅー…今日の練習もやっと一息ついたな…』

部員『プロくん!』

P『ん?どうしたの?』

部員『えへへ!じゃじゃーん!』バッ…!

P『うおっ…これ、お酒?』

部員『やっぱり高校生活のお泊りにはかかせないでしょ!』

部員『バレないように後でみんなで飲もうよ!』

P『えっと…』

P『(うーん…酒かぁ…)』

千早『やめた方が良いわ』

P『如月さん?』


76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:29:05.66 ID:QLowGWPgo

部員『…なに、如月さん?』

部員『今、私がプロ君に話しかけてるんだけど?』

千早『ええ。私もあなたじゃなくてプロデューサー君に話しかけているわ』

部員『なっ…!?』

千早『プロデューサー君、お酒は声帯に炎症を引き起こす恐れがあるわ』

千早『まぁ、ましてや未成年でお酒を飲むこと自体どうかしているのだけど』

部員『…プロくん、こんなお堅いこと言ってる人のことなんか無視無視!』

P『え、えっと…』

P『(困ったな…どうすれば良いんだ…)』

P『……』


77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:29:32.21 ID:QLowGWPgo

P『(でも、そうだよな…)』

P『(遊びに来てるわけじゃないんだしハメを外し過ぎるのはな…)』

P『如月さんは飲みに参加しないんだよね?』

千早『ええ。もちろん』

P『そっか』

P『ごめん、俺もパスしておくよ』

部員『えっ!?』

部員『……』

部員『なによ…白けちゃう…』


78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:30:16.19 ID:QLowGWPgo

部員『あーあ。良いなぁ、如月さんは』

部員『一人ぼっちで可哀想だから優しいプロくんに構ってもらえて』

千早『……』

P『ちょ…そんな言い方は…』

部員『…ふん』スタスタ…

P『……』

P『えっと…如月さん…』

千早『良かった。あなたならそう言ってくれると思った』

P『えっ?』

千早『明日からもまた、頑張りましょう』

P『……』

P『うん。そうだね』

P『(俺は一人ぼっちの如月さんに同情しているわけじゃない)』

P『(俺は…)』

P『(こうして2年目、合唱部夏合宿は終わりを迎えた)』


79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:31:00.00 ID:QLowGWPgo

【変わらないもの】

P『今日から修学旅行だ!』

P『あれ?そういえば行き先ってどこだったっけ?』

P『……』

P『あぁ、そうだそうだ沖縄だったな』

P『それじゃあ、飛行機に乗って出発だ!』


80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:31:26.20 ID:QLowGWPgo

P『(初日はクラスで団体行動だ)』

P『鳩間島は瑠璃の島ってドラマのおかげで有名になったよね』

千早『それって幸せなことなのかしら?』

P『どういうこと?』

千早『元々は静かな場所だったのにドラマの影響で観光客が増えて変わってしまった』

千早『それって、この島の本来の良さが失われてしまったように感じるわ』

千早『私は…変わらないからこそ、良いものもあると思う』

P『(変わらないからこその良さか…)』


81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:32:06.97 ID:QLowGWPgo

【あなたとなら…】

P『さてと、明日は自由行動の日だな』

P『誘いたい子と言えば、もちろん…』

P『あっ…』

P『如月さん!』

千早『プロデューサー君?どうかしたの?』

P『えっとさ、良かったら明日の自由行動一緒にまわらない?』

千早『えっ?』

千早『……』

千早『私で良ければ…』

P『ホント?じゃあ、明日の朝はロビーで待ち合わせで良いかな?』

千早『ええ、わかったわ。それじゃあ、おやすみなさい』

P『うん。おやすみ』

P『(っし!)』


82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:32:55.23 ID:QLowGWPgo

【千早のお勉強範囲】

P『さてと、如月さんは…』

千早『プロデューサー君、おはよう』

P『あっ、おはよう如月さん』

千早『…待たせてしまってごめんなさい』

P『いや、俺も今来たところだから大丈夫だよ』

千早『それなら良かった…』

P『それじゃあ、早速だけど行こうか?』

千早『ええ』


83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:33:21.78 ID:QLowGWPgo

千早『私、沖縄ってわりと好きよ』

P『そうなんだ?結構旅行に来たりしてるの?』

千早『そういうわけではないわ』

千早『ただ、沖縄の民謡は素敵なものが多いから』

P『民謡?』

千早『私、歌の為に民謡の勉強もしているの』

千早『その中でも沖縄の民謡は私好みで』

P『へぇー』

P『(民謡の勉強か…歌の為なら毎日の努力を欠かしていないってのがわかるな)』


84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:33:52.15 ID:QLowGWPgo

【星空の下で】

P『ふぅー…良いお湯だった…』

千早『プロデューサー君』

P『如月さん。どうかしたの?』

千早『あの、えっと…』

千早『今夜は空が綺麗みたいで、その…』

千早『よ、良かったら一緒にどうかしらと思って…』

P『良いね。誘ってくれて嬉しいよ』

P『一緒に行こうか?』

千早『…!』

千早『ええ、行きましょう』


85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:34:23.47 ID:QLowGWPgo

千早『…夜風が気持ちいいわね』

P『そうだね』

千早『見て、プロデューサー君』

千早『とても綺麗な星空…』

千早『星って良いわよね…』

千早『何万年も変わらずに光り続けられる…』

P『如月さん、星が好きなの?』

千早『好きというよりは羨ましいのかしらね…』

P『……』

千早『…ごめんなさい。変なこと言ってるわね、私』

P『いや、俺にもその気持ちはわかるよ』

千早『…ありがとう』

P『(如月さん…)』

P『(こうして修学旅行最後の夜は終わりを迎えた)』


86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:35:08.23 ID:QLowGWPgo

【悲しみのフラッシュバック】

イーキテユケナイワタシダカラー

P『……』

P『(文化祭まで後わずか…)』

P『(当然、合唱部の練習も熱が入っているわけだが…)』

部員『…あのさぁ、如月さん』

部員『何度も言ってると思うけど、これって合唱なんだよ?』

部員『もう少し、周りに合わせようって気は無いの?』

千早『合わせる?』

千早『どうして外れている音程に合わせなければならないのかしら?』

部員『なっ…!?』

P『(部内の空気が最悪だ…)』


87: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:35:35.52 ID:QLowGWPgo

部員『…はいはい。そうですか』

部員『どうせ私は如月さんと違ってヘタクソですよ!』

千早『そうは言っていないわ』

部員『そう言ってるのも同然でしょ!?』

部員『そもそも、あなたが合唱部にいること自体がおかしいのよ!』

部員『そんなに自分の歌がうたいたいなら、文化祭は部活じゃなくて単独で出演すれば良いじゃないっ!』

千早『……』

P『ちょっと…如月さんは純粋に歌が好きで合唱部に所属してるのに、それは…』

千早『…わかったわ』

P『…えっ?』


88: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:36:02.94 ID:QLowGWPgo

千早『確かにあなたの言う通りね』

千早『歌をうたう術は何も合唱部だけに限らない』

千早『あなたが望むのなら、これからは私個人のやり方で歌をうたっていくことにするわ』

P『き、如月さん…』

部員『…!そう…やっとわかってくれたってわけね!』

部員『あなたがいるだけで合唱部全体の空気が悪くなることを!』

部員『元々、みんなとは距離があって孤立してるんだから…』

部員『これで退部ってことでも構わないわよね!?』

P『…!』


89: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:36:29.58 ID:QLowGWPgo

P『いくらなんでも…!』

千早『ええ。問題無いわ』

P『…!如月さん…!』

千早『それじゃあ…今までお世話になりました』ペコッ…

千早『……』スタスタ…

P『……』

P『…くそっ!』ダッ…!

部員『……』

部員『…ふんっ!最後まで澄ましちゃって!』


90: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:36:58.05 ID:QLowGWPgo

千早『……』スタスタ…

P『如月さんっ!』

千早『プロデューサー君…』

千早『……』

千早『何をしているの?』

千早『練習、まだ終わっていないでしょう?』

P『そんなのはどうだっていい!』

P『如月さん!本当にこのまま部活を辞めても良いのか!?』

P『合唱部にいることが自分の存在理由って言ってたじゃないか!』

千早『…それは違うわね』


91: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:37:23.92 ID:QLowGWPgo

千早『私の存在理由はあくまでも歌をうたうこと』

千早『さっきも言ったけど歌をうたう術は合唱部だけに限らない』

千早『だから合唱部自体に未練も何も無いわ』

P『それでも…!』

千早『あなたはどうするの?』

P『えっ?』

千早『私が合唱部を辞めたら、あなたはどうするの?』

千早『まさか、あなたも退部するだなんてこと言わないわよね?』

P『それは…』

P『……』


92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:37:50.14 ID:QLowGWPgo

P『俺も…合唱部をやめるよ』

千早『……』

千早『…知り合いがいなくなるから辞める』

千早『つまり、あなたにとっての歌というのはその程度だったことね』

P『違う!そうじゃない!』

P『…俺も歌は好きだよ』

千早『なら、どうして辞めるだなんてことが言えるの?』

千早『1人になってしまう私に対しての同情かしら?』

千早『そんなの…』

P『俺は!』

P『俺は、如月さんの歌が好きだから!!』

千早『…!』


93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:38:16.94 ID:QLowGWPgo

P『…合唱部を続けてきたことで俺は歌が好きになった』

P『でも、そのきっかけをくれたのは如月さんだったんだ』

P『俺は君のうたう歌が好きで合唱部に入部した』

千早『私の…歌…』

『―――がすき』

千早『…!?』

P『だから、如月さんのいない合唱部なんて俺には意味が…!』

『―――のうたがすき』

千早『……っ!!』

P『…き、如月さん?』


94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:38:45.93 ID:QLowGWPgo

千早『あ…う、あっ…!!』

P『…!?』

P『如月さん!?どうしたの!?』

P『(酷く震えてる…!)』

千早『ゆ……う…』


小鳥『…あら?』

小鳥『二人ともこんなところでどうしたの?』

小鳥『今の時間って合唱部の…』

P『…小鳥先生っ!』

P『如月さんが…!!』


95: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:39:12.62 ID:QLowGWPgo

『ぼく、おねえちゃんのうたがすき!』

千早『―――っ』

千早『――――――』

千早『(…優)』


96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:39:40.87 ID:QLowGWPgo

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

P『……』

小鳥『…プロデューサー君』

P『…!小鳥先生っ!如月さんは!?』

小鳥『大丈夫よ。よく眠ってるみたい』

P『……』

P『先生…如月さんは一体…?』

小鳥『……』


97: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:40:10.18 ID:QLowGWPgo

小鳥『プロデューサー君、トラウマってわかるかしら?』

P『トラウマ…?』

小鳥『酷い肉体的、精神的ショックを受けたことでそれが心の傷になってしまうこと』

小鳥『千早ちゃんは今、強いトラウマに苛まれている状態にいるわ』

P『……』

P『…それって治るものなんですか?』

小鳥『……』

小鳥『まだ、話は終わりじゃないわ』

P『えっ…?』

小鳥『良い?落ち着いて聞いてね?』

小鳥『恐らく、そのトラウマが引き起こしてしまったんでしょうね』

小鳥『彼女…千早ちゃんは…』


98: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:40:38.95 ID:QLowGWPgo



小鳥『声を失ってしまった』




99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:41:05.96 ID:QLowGWPgo

P『…!?』

P『こ、声を失った…?』

小鳥『言葉の通りよ』

小鳥『千早ちゃんは今、声を発することが出来ないの』

P『…!!』

P『そんな…そんなのって…』

P『じゃ、じゃあ!如月さんはもう歌をうたうことが出来ないってことですか!?』

P『彼女は自分の命よりも歌に情熱を注いでいたのに…!』

小鳥『落ち着いて、プロデューサー君』

小鳥『千早ちゃんの発声器官には異常は無い』

小鳥『二度と歌がうたえなくなる、だなんてことは無いわ』

P『そ、そうなんですか…』

小鳥『ただ…』

P『ただ…?』


100: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:41:34.17 ID:QLowGWPgo

小鳥『千早ちゃん自身がトラウマを乗り越えない限りは…』

小鳥『彼女の歌声が戻ることは無いと思う…』

P『…!』

P『……』

P『小鳥先生…』

P『如月さんのトラウマって、一体…』

小鳥『……』

小鳥『プロデューサー君、あなたに質問があるわ』


101: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:42:01.08 ID:QLowGWPgo

P『質問、ですか…?』

小鳥『ええ』

小鳥『私がこれから話すこと…』

小鳥『例え、それがどんな内容であったとしても』

小鳥『あなたは千早ちゃんの支えになってあげられるって言いきれる?』

P『…!』

小鳥『同情なんかでは駄目…』

小鳥『全てを知った上で彼女の力になってあげることが出来る…』

小鳥『あなたにはその覚悟がある?』

P『……』


102: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:42:28.37 ID:QLowGWPgo

P『…そんなの決まってるじゃないですか』

P『俺の答えはYESです』

小鳥『どうしてそう言いきることが出来るの?』

小鳥『そこまでしてあなたを突き動かすものは何?』

P『……如月さん…千早さんは…!』

P『俺が生きていく人生で必要な大切な人です!』

P『彼女の力になれるなら俺はなんだってします!!』

小鳥『……』

小鳥『…はい♪よくできました♪』


103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:42:57.70 ID:QLowGWPgo

P『小鳥先生…?』

小鳥『プロデューサー君、やっぱりあなたは最高ね♪』

小鳥『ちょっと千早ちゃんに、妬いちゃう♪』

P『えっと…』

小鳥『プロデューサー君、今年の体育祭のこと覚えている?』

P『えっ?体育祭?』

小鳥『千早ちゃんが借り物競走で、あなたのことを連れだしたでしょ?』

P『あっ、はい…』

P『でも、それがなにか…?』

小鳥『…これ、あの時千早ちゃんが持っていた紙よ』スッ…

小鳥『開けてみて?』

P『……』ペラッ…

P『…!!』


104: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:43:26.22 ID:QLowGWPgo



『あなたにとって大切な人』




105: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:43:52.39 ID:QLowGWPgo

P『これって…』

小鳥『あなたと出会う前の千早ちゃんなら、きっとこの紙を開いた直後に棄権してたでしょうね』

小鳥『だけど、それをしなかった』

小鳥『あなたとの出会いで少しずつ千早ちゃんは変わってきている』

小鳥『…いえ、本来の千早ちゃんに戻ってきているのかしらね』

小鳥『あなたが千早ちゃんを必要としているように』

小鳥『彼女にとってもあなたの存在が必要不可欠よ』

P『…っ!』

P『千早さんっ…!』

P『……』

P『先生…教えてください』

P『千早さんのことを…』

小鳥『…ええ』


106: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:44:18.74 ID:QLowGWPgo

小鳥『千早ちゃん…今でこそ冷めている、無表情だなんて思われているかもしれないけど…』

小鳥『元々はとても明るい女の子だったわ』

小鳥『今と変わらず歌が大好きで…』

P『…何が彼女を変えてしまったんですか?』

小鳥『…千早ちゃんの家族構成は知ってる?』

P『いえ…聞いたことは…』

P『それが何か…?』

小鳥『千早ちゃんには両親がいるわ』

小鳥『そして…』

小鳥『仲の良い弟がいたの』

P『弟が…いた…?』


107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:44:48.98 ID:QLowGWPgo

小鳥『その子は優くんって名前でね』

小鳥『千早ちゃんの歌が大好きだった』

小鳥『千早ちゃんにとっても、それが歌をうたうモチベーションになっていたわ』

小鳥『だけどね、優くんは幼いながらにして交通事故でその命を落としてしまったの』

P『…!!』

小鳥『その事故がきっかけで千早ちゃんの家族は崩壊してしまったわ』

小鳥『…自分の歌を喜んでくれる優くんは千早ちゃんにとって心の支えだった』

小鳥『そして彼女にとって家族間の悲しみを逃れる術は弟が好きだと言ってくれた歌に没入することだけだった』

小鳥『だから、千早ちゃんは歌うのよ』

小鳥『その歌う姿に笑顔は無いけれど…』


108: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:45:15.42 ID:QLowGWPgo

P『……』

小鳥『…私が言えることは、ここまでよ』

小鳥『さぁ、時間も遅いわ』

小鳥『今日はもう帰りなさい?』

P『……はい』

P『(明るかった千早さん…彼女の歌が好きだった弟の死…)』

P『(千早さんの存在理由…)』

P『(俺に…俺に何が出来る…?)』

P『(千早さん…)』


109: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:45:43.05 ID:QLowGWPgo

【わすれもの】

P『……』

P『(千早さんが声を失った、あの日から1週間が経った…)』

P『(未だに俺は自分自身が何をすべきなのかに答えを出せず、千早さんとも一度も顔を合わせていない…)』

P『(小鳥先生が言うには千早さんは今、病室に閉じこもった状態で完全にその心を閉ざしているようだ…)』

P『(くそっ…!なにをやってるんだよ、俺は!!)』

P『(彼女の力になるって決めたんだろう!?)』

P『(…だからこそ俺は今、彼女の病室の前にいるわけだが)』

P『(果たして彼女は俺を迎え入れてくれるのだろうか…?)』

『ねぇ、そこのおにいちゃん。なにをやってるの?』

P『…えっ?』


110: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:46:18.13 ID:QLowGWPgo

『こんにちはっ』

P『こ、こんにちは…?』

P『(な、なんだ…?この女の子は…?)』

P『(…って、あれ?)』

P『(この子、どこかで見たことがあるような…)』

『ようじがあるの?』

P『えっ?』

『ここにいる、おねえちゃんに』

P『そ、そうだけど…』

P『君もここのお姉ちゃんに用事があるの?』

『うん!』


111: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:46:44.22 ID:QLowGWPgo

『あのね、わすれものをとどけたいの』

P『忘れ物?』

P『(千早さん、なにか落としたのかな?)』

P『(でも見たところ、何も持ってないように見えるけど…)』

P『それってどんなものかな?お兄ちゃんが代わりに届けておいてあげようか?』

『…ほんと!?』

P『うん。預かっておくよ』

P『それで、その落とし物は…』

『わらったかお!』

P『えっ?』


112: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:47:10.55 ID:QLowGWPgo

『わらったかおを、わすれちゃったの』

P『え、えっと…?』

P『(笑った顔…?)』

『わらったかおで、うたってほしい』

『ううん…』

P『君は一体何を…?』

『…歌いたい』

P『…!?』

P『(千早さんの…声…?)』

『……』ニコッ

『おとどけもの、おねがいします!』

『ばいばい!!』タッ…

P『あっ…!?』

P『……』


113: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:47:36.37 ID:QLowGWPgo

P『(聞き間違えるはずがない…)』

P『(今の子、間違いなく千早さんの声で…)』

P『(忘れ物…笑った顔…)』

P『(笑顔で歌いたい…)』

P『(今の子が伝えたのは…)』

P『(千早さんの気持ち、そのもの…?)』

P『……』

P『(…千早さん!)』


114: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:48:15.61 ID:QLowGWPgo

【涙】

コンコン…

千早『……』

千早『(……薬の時間かしら)』

千早『(そんなもので消えやしない…)』

『おねえちゃん!』

千早『…っ!!』

千早『(……私は、もう…)』


P『あの、千早さん。俺、プロだけど…』


千早『…!』

千早『(プロデューサー君…?)』


P『えっと…お邪魔するね?』


115: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:48:42.46 ID:QLowGWPgo

ガラッ…

千早『……』

P『…千早さん、久しぶり』

千早『……』

P『あっ、ご、ごめん…勝手に下の名前で呼んじゃって…』

P『イヤかな…?』

千早『……』フルフル…

P『そっか、良かった』

千早『……』サッ…

千早『……』サラサラ…

P『(紙に文字を書いてる…)』


116: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:49:09.08 ID:QLowGWPgo

千早『……』スッ…

『何か用?』

P『うん、ちょっとね』

P『さっき、そこの廊下で小さな女の子に会ってさ』

P『千早さんに忘れ物を届けて欲しいって』

千早『…?』

P『…千早さん、単刀直入に言うよ』

P『笑顔で歌うことを、取り戻そう』

千早『…!?』


117: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:49:36.66 ID:QLowGWPgo

千早『……っ』サラサラ…スッ…

『何を言っているの?』

P『…ごめん。千早さん』

P『俺、小鳥先生から全部聞いちゃったんだ』

P『…千早さんの家族のこと』

千早『……!!』

P『…何を言ってるんだって思われるかもしれないんだけどさ』

P『俺はさっき、子どもの頃の千早さんに会った』

P『朗らかで笑顔が可愛くて…』

P『きっと、彼女が本来の千早さんの姿なんだろうね』

千早『…っ』


118: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:50:02.62 ID:QLowGWPgo

千早『……』サラサラ…スッ…

『やめて』

P『……』

P『千早さんは歌が本当に好きなのに…』

P『だけど今はそれを逃げ道にしちゃって…』

P『本当に楽しんで歌えていないんだよね』

千早『……』サラサラ…スッ…

『あなたに何がわかるの?』

P『…わからないさ。千早さんの悲しみがどれほどのものなのかは』

P『だけど、このままで良いだなんてことは絶対に無いはずだ』

千早『…っ』


119: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:50:28.83 ID:QLowGWPgo

千早『…!』サラサラ…スッ…

『帰って』

P『笑顔で歌う千早さんの姿が見たい』

P『歌をうたう楽しさを取り戻して欲しい』

P『俺は…!』

『ぼくは…!』

千早『……っ!』スクッ…!

P『千早さんの歌が好きだから!』

『おねえちゃんのうたがすきだから!』

千早『―――っ!!』

千早『や…めてっ……!!』ヒュッ…!

P『…!!』


120: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:50:56.01 ID:QLowGWPgo

P『…っ!』バチッ…!

千早『は、あ…はぁ…』

P『……』

P『…千早さん』

千早『…!』

P『悲しい過去は変えることは出来ない』

P『だけど、その過去に負けたままじゃ優くんも心配するんじゃないかな?』

千早『…わ、たし』

千早『ゆうを…わすれない、と…?』

P『……』

P『忘れる必要なんか、ない』


121: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:51:22.22 ID:QLowGWPgo

P『君の心の支えだった、大切な家族だった優くんを忘れていいはずがない』

千早『……』

P『忘れたりせずに心に留めて、悲しみを乗り越えるんだ』

千早『…!!』

P『無責任なことを言ってると思う』

P『だけど優くんには、いつも笑っていて欲しいでしょ?』

千早『…っ』

『…おねえちゃん』

千早『……!!』

千早『ゆ、う…』

千早『―――っ!!』


122: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:51:48.29 ID:QLowGWPgo

P『……』

P『歌うことを諦めないで、千早さん』

P『君は1人じゃない』

P『どんな時でも俺は君の力になるから』

P『君が子どもの頃の笑顔で歌をうたう為に』

千早『……う、ぐっ…』

千早『う、ぁっ…』

千早『あ、ぁぁぁっ……!』


123: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:52:24.95 ID:QLowGWPgo

123


千早『ううっ…!ひぐっ…!!』

P『(千早さん…)』


124: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:52:50.20 ID:QLowGWPgo

~~~~~~~~~~~~~~~

千早『…さっきは、ごめんなさい』

千早『…たたいたほお、だいじょうぶ?』

P『あー、うん。ちょっと痛かったけど平気だよ』

千早『……』

千早『…プロデューサーくん』

P『どうしたの?』

千早『わたし、そうかんたんにはのりこえることはできないとおもう…』

千早『きっとまた、くずれてしまうとおもう…』

P『……』


125: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:53:16.95 ID:QLowGWPgo

千早『そんなとき…あなたは…』

P『…大丈夫。側にいるよ』

千早『あっ…』

P『約束するよ』

千早『…プロデューサーくん』

千早『……』

千早『…ええ』

千早『やくそく…』

千早『ありがとう…』

P『(約束だ…)』

P『(俺は君の悲しみを超える力になる…)』


126: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:54:16.81 ID:QLowGWPgo

【決意】

P『ふぁっ…眠っ…』

小鳥『おはよう、プロデューサー君!』

P『っと…おはようございます、小鳥先生』

小鳥『千早ちゃん、退院決まったみたいね』

小鳥『来週には学校にも復帰するみたい』

P『ええ。とりあえず一安心です』

小鳥『…プロデューサー君』

P『…?なんですか?』


127: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:54:43.33 ID:QLowGWPgo

小鳥『千早ちゃん、本当はとても寂しがり屋さんよ』

P『……』

小鳥『誰かを必要としたいし、誰かに必要されたいと思ってる』

小鳥『千早ちゃんのこと、お願いね』

小鳥『彼女を救ってあげられるのは、あなただけだから』

P『…はい』

P『任せてください!』

小鳥『ん♪よろしい♪』

P『(よし!頑張るぞっ!)』


128: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:55:42.33 ID:QLowGWPgo

【ちょっと危険】

千早『あー。あーーー』

P『声、もうだいぶスムーズに出せるようになったね』

千早『…ええ』

千早『ごめんなさい…いつも、発声訓練に付き合ってもらって』

P『千早さん、それは違うよ

千早『えっ?』

P『こういう時は、ごめんなさいじゃなくてありがとうだよ』

千早『……』

千早『…そうね』

千早『ありがとう、プロデューサー君』

P『うん』


129: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:56:10.51 ID:QLowGWPgo

P『……』

P『…歌の方は、どうかな?』

P『まだ、無理そう?』

千早『……』

千早『…情けないけど』

千早『今は歌のことを考えると…』

千早『どうしてもっ…』

P『(千早さん…小さく震えてる…)』

P『……』

P『…そっか。ごめん』ギュッ…

千早『あっ…』


130: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:56:43.47 ID:QLowGWPgo

千早『プロデューサー君…』

P『ご、ごめん…イヤだったかな?』

千早『……』

千早『そうね…』

千早『イヤかと言われたら…』

千早『イヤじゃ、ないわよ…?』ポスッ…

P『……』

P『(やばい…可愛いぞ…)』ドキドキ…

P『(…って、邪なことを考えるな俺っ!!)』


131: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:57:09.15 ID:QLowGWPgo

千早『……』

千早『ねぇ、プロデューサー君…?』

P『あっ、ご、ごめん!?やっぱり離れる!?』

千早『……』フルフル…

千早『もう少しこのままでも良いかしら…?』

P『えっ…?』

P『……』

P『うん、もちろんだよ』

千早『ありがとう…』ギュッ…

P『(おうっ!?)』

千早『…あたたかい』

P『(…これ、絶対心臓の音、聞かれちゃってるよ)』ドキドキ…


132: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:57:43.96 ID:QLowGWPgo

【一生のお願い】

P『明日には千早さんも学校に来るのかぁ…』

P『楽しみだな…』

部員『あっ…』

P『んっ?』

P『……』

P『…あっ』

P『(そういえば合唱部のこと完全に忘れてた…)』

部員『……』


133: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:58:09.80 ID:QLowGWPgo

部員『…最近、部活来ないね?』

部員『プロくんも如月さんと一緒にあの日に退部したってことなのかな?』

P『あっ…えーと…』

部員『……』

部員『気持ち、わからなくは無いわよ…』

P『えっ?』

部員『如月さん、綺麗な歌声だもんね』

部員『それに線が細くて美人だし…』

部員『男の子はああいうタイプが好きなんだろうなぁって』

P『え、えっと…?』


134: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:58:35.81 ID:QLowGWPgo

部員『如月さん、声が出なくなって入院してたんだって?』

P『あ…う、うん…』

部員『そっか…』

部員『もしかして、あの日のことが原因なのかな…』

部員『私、あの時、やっぱり言い過ぎたよね…』

P『……』

P『…あの、ちょっと良いかな?』

部員『なに?』

P『もしかして、ちは…如月さんのこと、そんなに嫌いじゃない?』

部員『嫌いよ?』

P『…あれ?』


135: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:59:05.36 ID:QLowGWPgo

部員『だって、協調性は無いし性格キツいし真面目過ぎるし!』

部員『一緒にいて息苦しいのなんのよ!』

P『そ、そうなんだ…』

部員『……』

部員『…なんて口ではみんなで言うけどね』

部員『単に羨ましいだけだったのかもしれない…』

P『…えっ?』


136: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 22:59:34.10 ID:QLowGWPgo

部員『綺麗な歌声に綺麗な容姿…』

部員『だけど外面はあんなんでしょ?』

部員『だからこそ、嫉妬心が付いたというか…』

P『(…そうだったのか)』

P『(彼女が千早さんを必要以上に敵視していたのは…)』

P『(千早さんの実力を認めていたからか…)』

部員『それに…』チラッ…

P『ん?』

部員『……』

部員『…別に。なんでもないっ!』

P『…?』


137: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:00:10.76 ID:QLowGWPgo

部員『あっ、でもでも!あの人に勝ってるところだってあるんだから!』

部員『私、元気だし!人当たり良いし!』

部員『ピアノだって弾けるんだから!』

P『へぇー。ピアノが弾けるんだ?』

部員『見直した?』

P『うん。凄いなって思うよ』

部員『…まだ、チャンスはあるんじゃない私?』ボソッ…

P『ん?』

部員『な、なんでもない!』


138: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:00:36.88 ID:QLowGWPgo

部員『ところでさ…部活の方はどうするの?』

部員『文化祭も近いけど…』

P『あー、うん…』

P『しばらく無断で休んでたし、今から参加するのはみんなの足を引っ張るかなと…』

部員『そっか…もったいないな…』

部員『……如月さんはどうなのかな?』

P『彼女は…』

P『(今の千早さんの状態だと合同練習は…)』

P『(発声練習も兼ねて落ち着いた場所で落ち着いて練習する方が…)』

P『(…それに彼女を抱きしめることを考えても、あまり人前では…)』


139: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:01:03.57 ID:QLowGWPgo

P(けど、せっかくの文化祭…)』

P『(歌を取り戻すという意味では絶好のチャンスにも…)』

『『そんなに自分の歌がうたいたいなら、文化祭は部活じゃなくて単独で出演すれば良いじゃないっ!』』

P『…!』

P『(単独…)』

P『……』

部員『…?プロくん?』

P『……これだ』

部員『え?』

P『…お願いがあるんだ』

部員『えっ?えっ?』


140: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:02:07.30 ID:QLowGWPgo

【ここから始めよう】

P『おはよう、千早さん』

千早『ええ、おはよう』

P『また学校で会うことが出来て嬉しいよ』

千早『……』

P『大丈夫だよ、千早さん』

千早『えっ?』

P『千早さんを1人にしたりはしないから』

千早『プロデューサー君…』

千早『ありがとう…』

P『うん』

部員『……で、早く話を進めようとは思わないわけ?』

千早『あら…?』

P『あっ、ごめん…』


141: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:02:36.25 ID:QLowGWPgo

部員『如月さん、一応退院おめでとうって言っておいてあげる』

千早『……』

千早『…どうも』

千早『けど、どうしてあなたがここに…?』

部員『……』

部員『…文化祭の件で話があるの』

千早『文化祭…?』

千早『私、合唱部は…』

部員『もちろん今さら合唱には参加はさせないわよ』

千早『じゃあ、何を言って…?』

P『それは俺から説明するよ』


142: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:03:02.49 ID:QLowGWPgo

千早『プロデューサー君…』

P『千早さん、文化祭で単独ライブに出よう!』

千早『えっ…?』

部員『プロくん、ライブとは言うけど合唱部の発表の時間の中でってこと忘れないでよね』

P『わかってる。感謝してるよ』

部員『ま、まぁ…あれだけ頼まれたら…』

千早『あの…?単独ライブって…』

P『千早さん』

P『君の歌を文化祭で聴かせて欲しいんだ』

千早『…!』


143: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:03:32.12 ID:QLowGWPgo

千早『歌を…』

千早『…だ、だけど…私…』

部員『詳しい話はよくわからないんだけどさ…』

部員『私がピアノを弾いてあげるっていうんだから断ったりしないでよね』

千早『あなたが…?』

P『千早さん、いつか始めるんじゃない』

P『ここから始めよう』

千早『……!』


144: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:03:58.50 ID:QLowGWPgo

P『過去と…そしてこれからの為に』

千早『…プロデューサー君』

『おねえちゃん』

千早『……っ』

千早『(…優)』

千早『……』

千早『……』コクッ…

千早『私…歌うわ…』

千早『だから…力を貸して!』

P『あぁ!全力で君をプロデュースするよ!』


145: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:04:58.48 ID:QLowGWPgo

【まだ知らぬ未来へ】

P『今日は文化祭だ!』

P『(さて…今は合唱部による『合唱』での発表の最中だ)』

アオーイートリーモシシアワセー

P『(…もうすぐ出番だな)』

千早『…プロデューサー君』

P『千早さん、どうしたの?』

千早『…その』

P『…やっぱりキツい?』

千早『……』フルフル…

千早『そうじゃない…』


146: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:05:25.38 ID:QLowGWPgo

千早『少し緊張しているだけ…』

P『緊張か…千早さんでもするんだね』

千早『……』

千早『だから…』

千早『出番が来るまでの残り僅かな時間…』

千早『私のことを抱きしめて…』

千早『きっと落ち着くことが出来ると思うから…』

P『…うん』ギュッ…

千早『…ありがとう』ポスッ…


147: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:05:52.09 ID:QLowGWPgo

デモマエーダケヲミツメテクー

部員『……』

部員『以上、合唱部による『蒼い鳥』でした!』

パチパチパチパチパチ…!

部員『…えー、続きましてー』

部員『こほん…』

部員『皆さん、お気づきかもしれませんが今年の合唱では我が合唱部が誇る歌姫、如月千早さんが欠けての発表となりました』

ザワザワザワザワザワザワ…

美希『…千早さんって、入院してたんだよね?』

春香『うん…なんでも声が出なくなっちゃったって話を聞いたけど…』

美希『ミキ、千早さんの歌声、好きなのにな』

春香『私もだよ…去年の文化祭、感動しちゃったもん…』


148: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:06:18.39 ID:QLowGWPgo

部員『…ですが、ご安心ください』

部員『彼女は今回の文化祭ではあくまで『合唱』として参加しなかっただけです』

部員『……』チラッ…

P『…出番みたいだね』

千早『ええ…』

P『千早さん、いってらっしゃい』

P『俺、ここでちゃんと見てるから』

千早『……』コクッ…

千早『…いってきます』


149: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:06:44.14 ID:QLowGWPgo

千早『……』スタスタスタ…

ザワザワザワザワ…

美希『…!千早さん…!』

春香『ホントだ…!?』

春香『あれ…?でも、1人…?』

小鳥『……』

小鳥『(千早ちゃん…!)』グッ…!

千早『(…1人じゃない)』

千早『(私は…私には…)』

部員『…行ける時になったら合図して』ボソッ…

千早『……』コクッ…

千早『……』チラッ…

P『……』コクッ…

千早『(…信じられる大切な人がいる!)』


150: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:06:54.29 ID:TaVMAmaDO

はるるん久しぶりに出てきたな


151: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:07:10.01 ID:QLowGWPgo

千早『すー…ふぅー…』

千早『……』

千早『……』コクッ…

部員『……』コクッ…

~~~♪

~~~♪

~~~♪

美希『…ミキ、この曲知ってるの』

春香『私も…』


152: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:07:39.93 ID:QLowGWPgo

千早『……』

千早『……』スゥッ…

『おねえちゃん!』

千早『―――っ!』

部員『(…ちょっと!?もう歌、始まるよ…!?)』

千早『か…は…』

千早『(優……優っ…!)』

千早『(私、やっぱり、もう…)』

ザワザワザワザワ…

P『…くっ!』

P『(駄目なのか…!?)』

春香『……』

美希『……』


153: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:08:08.06 ID:QLowGWPgo

~~~♪

部員『(どうしよう…これって止めるべき…!?)』

『ねえ今 見つめているよ』

P&部員『(…えっ?)』

春香&美希『離れていてもー♪』

千早『…!』

千早『(……笑顔で歌っている)』

千早『(どうして…?)』

『うたがだいすきだから!』

『ひつようとしているから!』

千早『(あっ…)』


154: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:09:02.51 ID:QLowGWPgo

154


ちはや『わすれもの、みつかりそう?』


155: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:09:30.68 ID:QLowGWPgo

千早『……』

千早『うんっ…』

千早『今から取り戻しにいくわ』

ちはや『…!』

ちはや『うんっ!』

千早『……』

千早『―――ねえ 今』

部員『…!』

部員『……』

~~~♪

千早『見つめているよ』

春香&美希『あっ…!』

小鳥『千早ちゃんっ…!』

P『…よっし!!』


156: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:09:57.17 ID:QLowGWPgo




157: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:10:23.36 ID:QLowGWPgo

千早『La…』

千早『……!』

ちはや&ゆう『…!』

ちはや&ゆう『…♪』フリフリ…!

千早『……』

千早『(うん…うんっ…!)』

千早『(私…笑えている…!)』

ちはや&ゆう『…♪』ニコッ

P『あっ…』


158: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:11:17.75 ID:QLowGWPgo

158

P『……』

P『(ここから始まるんだ…)』

P『(彼女の中で止まっていた時が)』

P『(また動き始めたんだ…)』


159: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:11:44.67 ID:QLowGWPgo

~~~……♪

千早『……』

千早『…ありがとう、ございました…!』

観客『……』

観客『…ウォォォォォォォッ!!』

パチパチパチパチパチッ…!!

春香『ぐしゅっ…!』

美希『春香、泣いてるの』

春香『み、みきだって…』

美希『…ちょっとだけだもん』

小鳥『あーんっ!!あなた達はとっても良い子ねー!!』ガバッ…!

春香&美希『わっ!?』


160: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:12:10.81 ID:QLowGWPgo

P『……』

P『…!』

ちはや『…えへへ♪』

P『……』

P『忘れ物、見つかったね』

ちはや『うんっ♪』

ちはや『ありがとうっ…!』

ちはや『…またね♪』

P『あぁ、またね』

千早『…プロデューサー君!』

P『あっ、千早さん…』

P『って、えっ…?』


161: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:12:37.37 ID:QLowGWPgo

千早『~~~っ!』ガバッ…!

P『ち、千早さん…?』

千早『……』ギュッ…!

千早『今は…何も言わないで…♪』

P『…!』

P『…うん』

部員『…いやいや、置いてけぼりにしないでよ』

P&千早『…あっ』

P『(こうして高校生活2年目の文化祭は終わりを迎えた)』


162: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:13:16.49 ID:QLowGWPgo

【そして…】

P『……』

千早『…?』

千早『どうかしたの?』

P『あ、いや…』

P『(なんだか自然と距離が近くなってる…)』

千早『…ふふっ♪』

千早『変なプロデューサー君ね♪』ニコッ

P『あはは…』

P『(あの日の文化祭以来、彼女はよく笑うようになった)』

P『(その笑顔は子どもの頃と変わらないまま…)』

P『(彼女は本来の自分を取り戻すことが出来たんだ…)』

部員『……でも、あんまりいちゃいちゃしてると本当に部活、退部してもらうよ?』

P『…ごめん』

千早『?』


163: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:13:52.12 ID:QLowGWPgo

【プロデューサーの過ち】

P『さーて!クリスマスですよ!クリスマス!』

P『伊織本人からクリスマスチケットも貰ったし…』

P『多少小奇麗な格好をして行けば大丈夫だろう!』

P『って、思うんですよね?』

新堂『伊織お嬢様のご友人の方でいらっしゃいますか?』

P『はい。本人からチケットも…』ペラッ…

新堂『拝見させていただきます…』ジッ…

新堂『…結構でございます。どうぞごゆっくりとお楽しみくださいませ』

P『あっ、どうも』


164: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:14:19.12 ID:QLowGWPgo

P『いやー流石に豪華なパーティーだな…』

P『テレビで見るようなお偉いさんの顔まで…』

P『…まぁ、それはともかくだ』

P『俺もパーティを楽しまないとな』

P『誰か知ってる顔はいるかな?』

ちはや『こんばんはっ!』

P『あれ?随分と早い再会になったね』

ちはや『……』ムー…

P『あ、あれ?なんで不機嫌なの…?』


165: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:14:48.39 ID:QLowGWPgo

ちはや『ちゃんと、おさそいしなきゃだめ!』

P『えっ…?お誘いって…』

P『……もしかして千早さん?』

ちはや『……』コクコク…

P『…パーティ、来てない?』

ちはや『……』コクコク!

P『…!!』ガーン!

P『……俺としたことが』

ちはや『つぎはちゃんと、さそって!』

P『うん…次からはちゃんと誘うことにするよ…』


伊織『……』

伊織『…なに1人でブツブツと言ってるのかしら?』

亜美『新しい遊びじゃない?』


P『(こうして高校生活2年目のクリスマスは終わりを迎えた)』


166: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:15:18.36 ID:QLowGWPgo

【前を向いて】

P『さて謹賀新年ですよ!謹賀新年!』

P『年賀状、来てるかな…』

P『あっ、千早さんから来てる…!』

『去年は色々とありがとう』

P『(ありがとうだなんて…照れちゃうな…)』

ピンポーン!

P『おや、誰だろう?』

ガチャ…

千早『新年明けましておめでとうございます』

P『あれ?千早さん、どうかしたの?』


167: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:15:48.37 ID:QLowGWPgo

千早『新年の挨拶と…』

千早『それと一緒に初詣どうかしらと思って…』

P『初詣、良いね。一緒に行こうか?』

千早『本当?』

千早『良かった…。突然お邪魔しちゃったから断られるかと思ってたわ…』

P『じゃあ、ちょっと出かける準備してくるよ』

千早『ええ。焦らないで大丈夫だから』


168: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:16:18.25 ID:QLowGWPgo

千早『ねぇ、プロデューサー君?』

P『ん?どうしたの、千早さん?』

千早『初詣が終わったら少し付き合って欲しい場所があるのだけれど…』

千早『時間、大丈夫かしら?』

P『あぁ、俺は時間なら大丈夫だよ』

P『どこに付き合えば良い?』

千早『…ありがとう』

千早『付いてきてくれれば、わかるから』


169: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:16:47.34 ID:QLowGWPgo

~~~~~~~~~~~~~

P『ここって…』

千早『ええ』

千早『優の…お墓よ』

P『……』

千早『…優』スッ…

千早『お姉ちゃんはもう大丈夫だから…』

千早『心配しないでね?』

P『(千早さん…)』

P『……』スッ…

千早『プロデューサー君…?』


170: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:17:13.63 ID:QLowGWPgo

P『優くん、君の好きだったお姉さんの歌は俺が守っていくから』

P『どうか、安心して見守っていてくれ』

千早『…プロデューサー君』

千早『……』

千早『…ふふっ。なにそれ?』

千早『プロポーズのつもり?』クスクス…

P『えっ!?あー…その…』

千早『くすっ、冗談よ』

P『…千早さんがそんな冗談を言うなんて』

千早『…あなたにしか言わないわよ?』

P『……』

千早『…帰りましょう?』

P『…うん、そうだね』

千早『またね、優』


171: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:17:40.85 ID:QLowGWPgo

【そして彼は勝利した】

P『今日はバレンタインだ!』

P『(千早さんからチョコレートを貰えたら嬉しいけど…)』

P『……』

P『(いや、期待はしないでおこう)』

P『(期待した分、貰えなかったらダメージは大きい…』

千早『あ、あの…ちょっと良いかしら…?』

P『えっ?』


172: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:19:27.58 ID:QLowGWPgo

172


千早『その…』

P『…!!』


173: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:19:56.69 ID:QLowGWPgo

千早『私、こういう行事にはあまり興味は無いのだけれど…』

千早『日頃、お世話になってるし…』

千早『良い機会かしらと思って…』

P『…もしかして、チョコレート…』

千早『え、ええ…』

千早『迷惑じゃ無ければ、受け取ってもらえる…?』

P『もちろん!嬉しいよ!』

P『(千早さんからチョコレートが貰えるなんて世界一の幸せ者だ、俺!!)』


174: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:20:36.57 ID:QLowGWPgo

【夢を描いて】

P『……』

P『そういえば、もうすぐ千早さんの誕生日だ!』

P『(プレゼント、用意しないとな…)』

P『(でも、何をあげたら喜んでくれるんだろう?)』

小鳥『お困りかしら、少年♪』

P『うおっ!?小鳥先生!?』

小鳥『ねぇ、プロデューサー君』

小鳥『千早ちゃんの好きだったものって知ってる?』

P『好きだった、もの?』


175: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:21:03.38 ID:QLowGWPgo

小鳥『彼女はね、絵が好きだったの』

P『絵?』

P『(でも、前に美術館に誘った時に断られたような…)』

小鳥『絵と言っても特別な絵よ』

小鳥『優くんが描いた歌をうたう千早ちゃんの絵』

P『…!』

小鳥『どう?プロデューサー君?』

小鳥『千早ちゃんの絵、描いてあげてみない?』

小鳥『今の千早ちゃんならきっと喜んでくれるわ』

P『……』


176: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:21:29.87 ID:QLowGWPgo

P『…でも、俺がそんなことして良いんでしょうか?』

小鳥『あなただから良いのよ』

小鳥『千早ちゃんの笑顔を取り戻したのは他でも無いあなたなんだから』

小鳥『優くん同様、千早ちゃんの歌が好きなあなただからこそ描いてあげたら良いんじゃないかなって私は思うの』

P『先生…』

P『…でも、俺は絵はあまり』

小鳥『何を言ってるのっ』

P『え?』

小鳥『私の担当教科、忘れちゃった?』

小鳥『大丈夫♪ちゃんとコーチしてあげるから♪』


177: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:22:31.34 ID:QLowGWPgo

【今の自分を見つめて】

P『今日は千早さんの誕生日だ!』

P『えーと…千早さんは…』

P『あっ…』

P『千早さん、ちょっと良いかな?』

千早『プロデューサー君』

千早『ええ、良いわよ』

P『えっとさ…』

千早『…?』

P『…誕生日おめでとう!』

P『これ、受け取ってくれるかな?』スッ…

千早『えっ?』


178: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:23:04.53 ID:QLowGWPgo

千早『これ…』

千早『私が歌っている姿の絵…?』

P『その…あんまり上手く描けなかったんだけど…』

P『俺の気持ちが伝われば良いかなって…』

千早『プロデューサー君…』

千早『…ありがとうっ』グッ…

千早『私、ずっと大切にするから…』

P『(良かった…凄く喜んでくれたみたいだ…)』

P『(…また、時間があったら描こう)』


179: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:23:45.83 ID:QLowGWPgo

【3倍返し?】

P『さて、今日はホワイトデーなわけだが…』

千早『私、ホワイトデーのお返しなんて貰えないわ…』

P『えっ!?どうして!?』

千早『だって、ホワイトデーのお返しって3倍返しなのでしょう…?』

千早『私、そうしてもらうほどの物をあなたにあげていないのに…』

P『……』

P『千早さん、3倍返しってホントに3倍返ししなきゃいけないわけじゃないよ?』

千早『えっ?』

P『(まさか千早さんの天然を見れるとは……可愛いけど)』


180: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:24:20.85 ID:QLowGWPgo

【でも、あなたにしか出来ないことよ】

P『ついに最上級生か…』

小鳥『ええ。最後の1年よ』

P『小鳥先生…』

小鳥『とは言っても、この1年であなたがやるべきはとっても簡単!』

小鳥『千早ちゃんに寂しい想いをさせずに。イチャイチャしてれば良いんだから!』

小鳥『他の女の子にあまり目移りしちゃダメよ?』

小鳥『ってわけで、今年も私が担任です!』

小鳥『残り1年、よろしくね!』


181: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:25:20.04 ID:QLowGWPgo

【彼女の心境】

P『さて担任は変わらずともクラスは変わった』

P『誰か知っている子は…』

P『あっ…』

千早『プロデューサー君』

P『千早さん、今年も同じクラスだね』

千早『ええ。とっても嬉しいわ』

P『えっ?』

千早『…?』

千早『どうかしたの?』

P『あ、ううん!なんでもない!』

P『(千早さんから嬉しいって言ってくれるなんて…感激だ!)』


182: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:25:55.35 ID:QLowGWPgo

【ウィンドウショッピングなんてどう?】

P『さて、高校生活最後のGW!』

P『千早さんと出掛けたいな…』

trrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし?』

千早『電話くれたのね…ありがとう』

千早『今日は何かしら?』

P『えっとさ…』


183: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:26:24.99 ID:QLowGWPgo

P『もし良かったら明日一緒にショッピング街に行かない?』

千早『ええ、喜んで』

千早『私もどこか一緒に行きたいなって思ってたの』

P『じゃあ、明日は駅前広場で待ち合わせでも大丈夫かな?』

千早『ええ。待ってるから、私』

ガチャ…

P『っし!』


184: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:26:53.92 ID:QLowGWPgo

【リボンはスイートマジック】

P『さてと千早さんは…』

P『(って、もう来てるし!)』

千早『あっ、プロデューサー君』

P『ごめん、待たせちゃったかな?』

千早『平気よ。私も今、来たところだから』

P『(ホントは随分待ってたような気がするな…)』

千早『それじゃあ行きましょう?』


185: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:27:19.81 ID:QLowGWPgo

千早『ねぇ、プロデューサー君?』

P『ん?どうしたの?』

千早『…その』

千早『プロデューサー君は女性の髪形だと、どういうのが好みなの?』

P『えっ?』

千早『……』モジモジ…

P『(…あっ、リボンのコーナーを見てたのか……)』

P『(もしかして、今なら要求に応えてもらったり?)』

P『……』

P『俺は―――』


186: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:28:11.94 ID:QLowGWPgo

186

P『……』

千早『あ、あの…やっぱり私、似合わない…!』

P『…ブラボー』

千早『…えっ?』

P『(ツインテールの千早さん、可愛すぎだろう…)』


187: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:28:38.20 ID:QLowGWPgo

千早『今日は本当にありがとう。また誘ってもらえたら嬉しいわ』

P『うん、もちろん』

P『でも今度デートする時も、またツインテールを見せて欲しいな?』

千早『あ、あれは…!』

千早『……』

千早『……少しだけよ?』

P『(っし!)』

千早『あの、家まで送って貰っても…』

P『ああ、もちろん!』


188: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:29:06.50 ID:QLowGWPgo

【なんでそんな紙を入れたのか】

P『今日は体育祭だ!』

P『さてと、借り物競走に出てる千早さんの応援でも…』

P『って、あれ?こっちくる…?』

千早『プロデューサー君!』

P『おっ、なんだ!?今年こそ眼鏡か!?』

千早『一緒に来て!』グッ…!

P『わ、わかった…!』

P『(て、手を掴まれてしまった…)』ドキドキ…


189: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:29:32.88 ID:QLowGWPgo

小鳥『はい!千早ちゃん、ゴール!』

千早『これ、借り物の紙です』スッ…

小鳥『はい、預かるわね』ペラッ…

小鳥『ふむふむ…』

小鳥『はい、OK♪千早ちゃん1着~♪』

千早『ほっ…良かった』

P『……』

P『(…もしかして、今年も『大切な人』とかだったのかな?)』ドキドキ…

小鳥『名字が「プロ」の男の子……確かにプロデューサー君ね♪』

千早『ええ…真っ先に彼が思い浮かびました…///』

P『…俺しかいないから!!』

P『(こうして高校生活最後の体育祭は終わりを迎えた)』


190: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:29:59.66 ID:QLowGWPgo

【合唱部】

P『さて、夏休みに突入だ!』

部員『ねぇ、今日の部活の終わりにみんなで集まろうよ!』

P『ん?なにかあるの?』

千早『まさか、またお酒とか言わないわよね?』

部員『そんなわけないでしょ!』

部員『…こほん』

部員『へへっ、じゃーん♪』バッ…

P『おっ、花火かぁ』

千早『花火…』


191: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:30:26.05 ID:QLowGWPgo

部員『私達、もうすぐ引退なんだし…』

部員『思い出に花火ぐらいなら良いでしょ?』

部員『…如月さん?』

千早『……』

千早『そうね、私も参加しても良いかしら?』

部員『…!』

部員『…仕方ないなぁ。特別だよ?』

千早『ええ、ありがとう』

部員『…ふん♪』

P『(…二人の間のわだかまりが無くなって良かった)』

P『(こうして俺達は合唱部最後の思い出作りをした)』


192: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:31:00.24 ID:QLowGWPgo

【完全ときめき状態】

P『今日から新学期だ!』

小鳥『はいはーい。進路相談の時間よー』

P『あっ、はい』

小鳥『まぁ、そんなのどうだっていいわね』

P『!?』

小鳥『あなたの成績なら行くアテはありますし』

P『そ、そんなアバウトな…』

小鳥『それよりも大切なのは女の子との関係でしょ?』

小鳥『千早ちゃんとの信頼関係はMAX!』

小鳥『このまま卒業まで一直線っ!』

小鳥『そういうわけで進路相談終わりっ!』


193: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:31:28.89 ID:QLowGWPgo

【歌って踊って】

P『さて10月だ!』

小鳥『はい!みんな、おはようございまーす♪』

小鳥『今日はあなた達に大切なお知らせ!』

小鳥『今年の文化祭はクラスで出し物をすることに決定しました!』

P『また唐突な』

小鳥『ていうわけで、みんな意見をちょーだいな!』

P『(ふむ…)』

P『(出し物か…)』

千早『(出し物…)』


194: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:31:55.69 ID:QLowGWPgo

小鳥『…はい!じゃあミュージカルをすることに決定!』

小鳥『みんなで頑張りましょうね!』

P『まさかミュージカルなんて意見を出すだなんて思わなかったよ』

千早『ミュージカルも1つの音楽ですもの』

千早『前々から興味はあったの』

千早『それに…せっかくのクラス行事なんだし…』

P『(ちょっと前の千早さんなら演劇形式なんて不満持ちそうだったのにな)』

P『(ところで題目は何になるんだろう?)』


195: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:32:25.01 ID:QLowGWPgo

【ちはにゃ】

P『今日は文化祭だ!』

P『(さて、そういうわけでクラスでミュージカルの発表をしているわけで…)』

P『(主役は千早さんなんだけど…)』

P『……』

P『…あれは反則だよな?』

ちはや&ゆう『……』

ちはや&ゆう『…かわいい♪』


196: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:33:04.64 ID:QLowGWPgo

196

 `      /

千早『にゃー』

P『……』

P『(100万回生きたねこか…)』

P『(名作絵本よ、この世に生れてきてくれてありがとう)』

P『(こうして高校生活最後の文化祭は終わりを迎えた)』


197: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:33:36.67 ID:QLowGWPgo

【二人きりのクリスマス】

P『さて、今日はクリスマスイヴ!』

P『……』

P『今年の俺は一味違う!』

trrrrrrrr…

ガチャ…

千早『はい、如月です』

P『あっ、千早さん?俺、プロだけど?』

千早『プロデューサー君?どうかしたの?』

P『えっとさ…』


198: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:34:02.86 ID:QLowGWPgo

P『もし良かったら、今日少しだけでも会えないかな?』

千早『えっ?』

P『俺、千早さんと一緒にクリスマスを過ごしたいんだ』

千早『……』

千早『…少しだけじゃ、だめよ』

P『えっ?』

千早『今夜は、ずっと一緒にいて欲しい…///』

P『…!』

P『うん、もちろん!』

千早『…♪』

千早『えっと…私、どこに行けば良いかしら?』

P『あっ、じゃあさ―――』


199: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:34:35.84 ID:QLowGWPgo

~~~~~~~~~~

P『さてと、千早さんは…』

千早『プロデューサー君、メリークリスマス』

P『あっ、千早さん』

P『メリークリスマス』

P『千早さん、そのパーティドレス可愛いね』

千早『そ、そう…?』

千早『こういう格好、あまりしないから心配だけれど…』

P『大丈夫。パーティ会場に行ったら注目の的になるほどだよ』

千早『そ、そんな…』

千早『……くしゅん』


200: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:35:01.94 ID:QLowGWPgo

P『あっ…千早さん、もしかして寒い?』

千早『あ…気にしないで?』

千早『外が思ったよりも寒かったから…』ブルッ…

P『……』

P『…俺のコート、使っていいよ』ファサ…

千早『えっ…?そ、そんな…悪いわ…』

P『千早さんに風邪を引かれるよりはずっと良いよ?』

千早『そしたら、あなただって…!』

P『(まぁ、確かにちょっと冷えるな…)』

千早『……』


201: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:35:27.53 ID:QLowGWPgo

千早『…ねぇ、プロデューサー君?』

P『ん?なに?』

千早『もしかして二人で一緒のコートに入ることが出来たらなぁ、とか思ってた?』

P『えっ…!?』

P『……』

千早『……』

P『ごめん!かなり思ってたっ!』

千早『……そう///』

千早『素直ね……はい…///』ファサ…

P『あっ…』


202: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:35:53.41 ID:QLowGWPgo

千早『こ、こうした方が暖かいでしょう?』

P『う、うん…』

千早『……』ドキドキ…

P『……』ドキドキ…

千早『…プロデューサー君』

P『…どうしたの?』

千早『今日はパーティには出席しないで…』

千早『どこか、二人きりで…』

P『…うん』

P『(こうして高校生活最後のクリスマスの夜は更けていった)』


203: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:36:56.96 ID:QLowGWPgo

【約束】

P『謹賀新年ですよ!謹賀新年!』

千早『ありがとう、今年も優のお墓参りに付き合ってくれて』

P『気にしないで』

P『俺も行きたくて付いてきてるわけだから』

ゆう『……』

P『…なっ?』ニコッ

ゆう『…!』

ゆう『…♪』ニコッ

P『(今年も、来年も、再来年も…)』

P『(また、こうして会いに行くからな)』


204: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:37:23.97 ID:QLowGWPgo

―――そして、時は流れ


P『3月1日…卒業式…』

P『今日、最後の制服…』

P『この道を歩くのも最後になるんだな…』

P『……』

P『…行こう』


205: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:38:31.67 ID:QLowGWPgo

P『さてと、そろそろ卒業式が始まるな…』

千早『あの…ちょっと、良いかしら?』

P『千早さん?どうかしたの?』

千早『こんな忙しい時に…その…』

P『俺に何か話があるの?』

千早『…ええ』

千早『大事な話があるから…』

千早『ちょっと出られる…?』

P『うん、わかったよ』


206: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:39:01.70 ID:QLowGWPgo

~~~~~~~~~~~~~

千早『春風が気持ちいいわね…』

P『うん、そうだね…』

千早『あの…私、あまり話得意じゃないから…』

千早『上手く伝えられるか、わからないのだけれど…』

P『大丈夫だよ。落ち着いて話してよ』

P『俺、ちゃんと聞いてるし、なんなら卒業式サボっちゃっても…』

千早『そんな……でも、ありがとう』

千早『あなたは、いつもそうやって、私のことを考えてくれた…』


207: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:39:28.11 ID:QLowGWPgo

千早『誰とも打ち解けない、一人ぼっちの私…』

千早『それは当然のことだった…』

千早『私が距離を置くから、相手もまた私から距離を置く…』

千早『あなたに対してだって、私はどれだけ酷い態度を取ったのか…』

P『……』

千早『だけど、あなたはこんな私に変わらず優しく接してくれた』

千早『わずらわしい、変な人だって思ったわ』

千早『だけど……嬉しかった』


208: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:39:54.65 ID:QLowGWPgo

千早『本当は私ね、1年生の頃に学校を辞めようって、そう思っていたの…』

P『えっ?』

千早『だって、友達はいないし、歌だって楽しく…』

P『……』

千早『だけど、私、わからなかった…』

千早『笑えなかった理由も、私自身どうするべきだったのかも…』

千早『…それに気づかせてくれたのは、あなただった』


209: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:40:24.63 ID:QLowGWPgo

千早『それからも、いつも、私を気遣ってくれて…』

千早『色々な場所に連れて行ってくれたりもした』

千早『本当に楽しかった…』

千早『今、こうして私がここにいるのはあなたのおかげ…』

千早『とても感謝してる…ううん…』

千早『感謝だけじゃない。私はいつの間にか…』

千早『あなたが…』

P『……』


210: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:40:50.73 ID:QLowGWPgo

千早『勝手なこと言っていると思う』

千早『だけど、どうか…笑わないで聞いてください』

千早『私、あなたのことが好きです』

千早『友人としてじゃなく、私の人生に大切な異性として…』

P『千早さん…』

千早『私、どんな言葉でもしっかり受け止めるから…』

千早『あなたの気持ちを…聞かせてください』

P『……』


211: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:41:23.36 ID:QLowGWPgo

P『…大切に想う気持ちは俺だって一緒だった』

千早『えっ…』

P『君の歌が聴きたくて、君の笑顔が見たくて…』

P『それをずっと守っていけたらって想いは…』

P『千早さんを俺の人生に大切な異性として見ていたからなんだ』

千早『あっ…』

P『俺も千早さんのことが好きだよ』

P『きっと、初めて君の歌を聴いたあの時から…』

千早『プロデューサー君…私…!』

千早『ありがとう……私、嬉しいっ…!』


212: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:41:50.07 ID:QLowGWPgo

リンゴーン!リンゴーン!

千早『伝説の鐘…鳴らないと聞いていたのだけれど…』

P『…きっと、あの子達も祝福してくれてるってことじゃないかな?』

千早『あっ…』

千早『…ふふっ。そうかもしれないわね』

P『…ねぇ、千早さん。卒業式、サボっちゃわない?』

千早『えっ?』

P『後で怒られちゃってもいいさ』

P『卒業式に出るより、ずっと良い思い出になると思うからさ?』

千早『……』

千早『…うん、そうね』


―――高校生活、最後の思い出

―――そして、これからはまた新しい楽しい思い出を

―――あなたと、二人で、ずっと…


213: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:42:27.59 ID:QLowGWPgo

213


215: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:43:28.82 ID:QLowGWPgo

千早編終了です

次回更新時は春香編、エンディングを投下予定です

次回が最終投下になります
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです


216: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 23:43:45.01 ID:TaVMAmaDO

乙乙なのなの!
今までので一番好きな話だった
かっかにも期待


218: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/08(土) 00:16:11.58 ID:KzfkX9xmo

素晴らしい…ツインテを混ぜてくるとかわかってるじゃないか
次で終わりなのか…期待して待ってます

あとちはにゃはヤバい、アレはヤバイ


221: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/08(土) 01:33:16.96 ID:JlwP8cGAO

登場したのが春香と美希ってのがまた良いな

エンディングを飾るなんて、わた春香さんはメインヒロインですね!メインヒロイン!


234: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:19:12.99 ID:S+X8z5+no

【二人で下校】

P『さてと…帰るか』

P『(しかし、高校に入学して早々で色々な女の子と知り合ったな…)』

P『(担任に小鳥先生)』

P『(クラスメイトに真)』

P『(それに、春香か…)』

P『(…うん!)』

P『(これからの高校生活、何か良いことありそうじゃないか!)』

『…あっ!』

P『ん?』


235: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:20:31.31 ID:S+X8z5+no

235


春香『プロデューサーくん、今、帰るところ?』

春香『良かったら一緒に帰らない?』


236: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:21:04.62 ID:S+X8z5+no

P『あぁ、春香じゃないか』

P『そうだな。一緒に帰ろうか』

春香『うんっ!』

P『春香の家はどっち方面?』

春香『あっ、私は駅の方まで行くんだけど…』

春香『大丈夫かな?』

P『うん、大丈夫。俺の家の帰路だから』

春香『あっ、なら良かった~』

P『それじゃあ行こうか』


237: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:21:33.68 ID:S+X8z5+no

~~~~~~~~~~~~~~~~

春香『さてと!とーちゃーく!』

春香『プロデューサーくん、一緒に帰ってくれてありがとう!』

春香『とっても楽しかったよっ!』

P『いやいや、こちらこそ』

P『誘ってくれてありがとな』

春香『えへへ…♪』

春香『…ねぇ、プロデューサーくん?』

P『ん?』

春香『また、こうやって一緒に帰れたら嬉しいな?』

P『そうだな、時間が合えばまた一緒に帰ろう』

春香『あっ…』

春香『うんっ!』

P『(こうして俺は春香と楽しく下校した)』


238: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:22:15.41 ID:S+X8z5+no

【デートに誘おう】

P『さて、GW直前だ!』

P『……』

P『そうだよな』

P『せっかく、あんな可愛い女の子と友達になれたんだ』

P『デートに誘わない方が失礼だよな!』

trrrrrrrr…

ガチャ…

春香『はい!天海です!』

P『あっ、プロと申しますけど…』

春香『あっ、プロデューサーくん!電話待ってたんだよ!』

春香『それで今日は私にどんな用事かな?』

P『あっ、春香?』

P『えっとさ…』


239: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:22:47.15 ID:S+X8z5+no

P『今度の日曜日に一緒にショッピング街にでも行かない?』

春香『今度の日曜日…』

春香『うん!大丈夫だよ!』

P『あっ、良かった』

P『じゃあ今度の日曜日に駅前広場で待ち合わせってことで大丈夫かな?』

春香『了解です!遅れたりしたらイヤだよー?』

P『(っし!)』


240: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:23:35.29 ID:S+X8z5+no

【初デート】

P『春香はまだ来てないかな…?』

春香『プロデューサーくん!』

P『あっ、春香』

春香『お待たせー!さっ、行こっ!』

P『うん!行こう!』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

春香『うーん。可愛いリボンがたくさんあって、どれにしようか決められないなぁ~』

P『そういう時はパッと見てグッときたのを選べば良いと思うよ』

春香『ふんふん…パッと見てか…』

春香『パッと見、パッと見…あっ、今!グッてきた!』

春香『私、このリボン、買ってくるね!』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

春香『最高に楽しかったー!』

春香『また絶対に誘ってね!絶対だよ!』

P『うん。また連絡するよ』

春香『じゃあ良かったら途中まで一緒に帰ろう?』


241: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:24:11.41 ID:S+X8z5+no

【息ピッタリ!】

P『今日は体育祭だ!』

春香『プロデューサーくん、二人三脚だよ!二人三脚!』

P『そうだ、俺のペアは春香だったな』

春香『私、運動って結構好きなんだー』

P『おっ、じゃあ期待出来るかな?』

春香『あっ!?違うの!そうじゃなくてね!』

春香『運動は好きだけど…その…』

春香『私、運動音痴で…あはは…』

P『……』

春香『迷惑かけちゃったりしたら…その…』

P『大丈夫だ』

春香『…えっ?』

P『全力で取り組もうとする姿勢だけでもう充分だよ』

春香『プロデューサーくん…』

春香『…うん!!』

春香『私、頑張るから!!』


242: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:24:41.26 ID:S+X8z5+no

~~~~~~~~~~~~~~

P『運動が苦手でもさ』

P『二人三脚は呼吸を合わせて走れば自然と速く走れるもんだよ』

春香『プロデューサーくん…もしかして私達…』

P『1位ですよ!1位!』

春香『…!!』

春香『やったぁっ!!』

春香『凄いよ、プロデューサーくん!!』

P『俺達、息がピッタリだったな』

春香『…!』

春香『う、うん…///』

P『(こうして高校生活最初の体育祭は終わりを迎えた)』


243: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:25:17.99 ID:S+X8z5+no

【一安心】

春香『期末テストですよ!期末テスト!』

P『どうだった?』

春香『うーん、まぁまぁかな?』

春香『プロデューサーくんは?』

P『俺も赤点は無かったから、まぁまぁって感じかな?』

春香『そっか!赤点が無いなら一安心だね!』

P『でも、慣れない勉強で脳が疲れた…』

春香『じゃあ、駅前の喫茶店にケーキ食べにいこう!ケーキ!』

春香『やっぱり疲れた脳には甘い物ですよ!』

P『ケーキか……良いな』

P『よし!じゃあ今日の帰りにでも食べにいくか!』

春香『おーっ!』

P『(しかし夏休みが潰れなくてホント良かったな)』


244: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:25:55.91 ID:S+X8z5+no

【電話好きな彼女】

P『今日から夏休みだ!』

P『やっぱり学生たるもの、夏休みは遊んでナンボだろう』

P『春香を誘ってどこか遊びに行こう!』

trrrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし?』

春香『あっ、プロデューサーくん!電話ありがとう!』

春香『今日はなにかな?』

P『えっとさ…』


245: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:26:23.88 ID:S+X8z5+no

P『今度の日曜日に良かったらカラオケに行かないか?』

春香『あっ、行く行く♪』

春香『私、カラオケ好きなんだ~♪』

P『そっか、それは良かった』

P『じゃあ日曜日は駅前広場で待ち合わせで大丈夫かな?』

春香『了解っ!遅刻しないようにして行くね!』

P『それじゃあ、また日曜日に…』

春香『あっ、待ってプロデューサーくん!』

P『ん?どうした?』


246: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:26:49.39 ID:S+X8z5+no

春香『今、ちょっと暇なんだ~』

春香『良かったら、もう少しお話ししない?』

P『あぁ、良いぞ』

P『俺も暇だったし』

春香『わぁ♪ありがとうっ♪』

P『あー、そうそう。こんな話があったんだよ』

春香『え?なになに?』

P『実は小鳥先生の年齢って―――』

春香『えーっ!?それホント!?』


247: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:27:17.94 ID:S+X8z5+no

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

春香『…わっ!?もうこんな時間!?』

春香『随分長電話になっちゃった……ごめんね…』

P『あぁ、気にしなくて良いよ。楽しかったし』

春香『プロデューサーくん…』

春香『…うん、私も楽しかったよ!』

春香『おしゃべりしてくれてありがとう!また日曜日にね!』

ガチャ…

P『(しかしホントに長い時間、話した…)』

P『(春香はおしゃべりが好きなんだな)』


248: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:27:57.37 ID:S+X8z5+no

【メイクアーップ!】

P『さてと…春香はまだ来てないな…』

春香『プロデューサーくん!』

P『春香』

春香『はー…ごめんね、ちょっと遅れちゃった…』

P『いや、俺も来たところだから気にしなくていいよ』

春香『本当?でも遅れちゃってホントにごめんね?』

P『良いって、良いって。さぁ、行こう?』

春香『あっ、うん!そうだね!』


249: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:28:26.61 ID:S+X8z5+no

春香『ねぇねぇ、プロデューサーくんはいつもどんな歌をうたうの?』

P『俺か?』

P『わりとジャンルは選ばないけどアニメソングとか結構好きだな』

春香『あっ!私もアニメソング好きだよ!』

P『おっ、そうなのか?』

春香『うんっ!』

春香『小さい頃のアニメならまかせてっ!』ピッ…!

P『おっ…この曲は…』


250: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:28:52.80 ID:S+X8z5+no




251: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:29:31.36 ID:S+X8z5+no

春香『やっぱり女の子の憧れって言ったらこれでしょう♪』

P『いやー、この曲は春香にはピッタリだな』

P『なんせ美少女そのものだし』

春香『ええっ!?ピッタリって、そこ!?』

春香『そ、そんな私なんて…』

春香『……』

春香『…でも、君にそう言って貰えるのは嬉しいな///』

春香『…そうだ!ねぇねぇ、今度はデュエットしない!?』

P『おっ、いいな!やろうか!』

P『(こうして俺達は時間いっぱいカラオケを堪能した)』


252: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:30:21.99 ID:S+X8z5+no

【全部堪能すれば良いと思う!】

P『今日から新学期だ!』

春香『プロデューサーくん!食欲の秋ですよ!食欲の秋!』

P『春香は食欲の秋なのか』

春香『うーん…そう限定されちゃうと、そうとは言えないかも…』

春香『歌をうたって芸術の秋!っていうのもあるし…』

春香『……』

P『……』

春香『…秋!秋ですよ!秋!』

P『随分欲張ったな!?』


253: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:31:04.21 ID:S+X8z5+no

【買い物友達】

P『10月になって秋も本番…』

P『そろそろ冬服の準備もしないとな…』

P『そういうわけで春香をショッピングに誘ってみようかな』

trrrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし?』

春香『あっ!プロデューサーくん!』

春香『電話、嬉しいなー♪今日は、なになに?』

P『えっとさ…』


254: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:31:31.45 ID:S+X8z5+no

P『今度の日曜日に一緒にショッピング街にでも行かないか?』

春香『うん!バッチリOK!』

春香『誘ってくれて嬉しいな♪』

P『あっ、ホントか?』

P『じゃあ、日曜日は駅前広場で待ち合わせで大丈夫かな?』

春香『うん!遅れないように行くね!』

ガチャ…

P『っし!』


255: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:32:15.94 ID:S+X8z5+no

【彼女が変装してみたら】

P『さてと、春香は…』

春香『あっ、プロデューサーくん!』

春香『ここだよ、ここ!』

P『おお、春香』

P『ごめんな。待たせちゃったか?』

春香『ううん!そんなことないよ!』

P『そっか、良かった。遅刻しちゃったかと思ったよ』

春香『遅刻しても私は待ってるからさ!安心して♪』

P『(春香は友達思いの優しい子だよなぁ…)』


256: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:32:53.97 ID:S+X8z5+no

春香『ねぇ、プロデューサーくん?』

P『ん?どうした?』

春香『もしもプロデューサーくんが私とお揃いのアイテムを買うとしたら何を買う?』

P『お揃いのアイテム?』

春香『うんっ!』

P『そうだなぁ…』

P『変装用の帽子とメガネ』

春香『あっ!それ、面白いかも!』

P『…なーんて』

P『……』

春香『私、ちょっと試してみるね!』

P『えっ、マジで?』


257: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:33:40.13 ID:S+X8z5+no

257


春香『どう?私だって、わからない?』


258: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:34:06.79 ID:S+X8z5+no

P『なんていうか似合うな、春香』

春香『あっ!名前、言っちゃダメだよー!』

春香『変装の意味が無くなっちゃうじゃーん!』

P『いや、本当に変装しているわけじゃないし』

春香『あっ、それもそっか』

P『ところで、どうするんだそれ?買うのか?』

春香『うーん…』

春香『プロデューサーくんが買うなら私も買おうかな!』

P『(変装云々は置いといて、春香とお揃いか…)』

P『じゃあ、俺も春香が買うなら買おうかな』

春香『あっ、ならお揃いだね♪』

P『そうだな』

P『(予定外の出費だが、春香とお揃いと考えれば安い物だろう)』

P『(…実際に使用するかはともかく)』


259: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:34:51.23 ID:S+X8z5+no

【不機嫌な彼女】

P『今日は文化祭だ!』

P『せっかくだから誰か女の子と一緒に見てまわりたいな…』

P『あっ…』

P『春香!』

春香『あっ、プロデューサーくん!どうしたの?』

P『良かったら一緒に文化祭、見てまわらないか?』

春香『あっ、いいよ!二人の方が楽しいもんね!』

春香『それじゃあ、どこに行ってみる?』

P『そうだな…合唱部にでも行ってみるか』


260: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:35:17.72 ID:S+X8z5+no

アーナタダケツーカエル、テクニックデトカシツクシテ

P『レベルが高い合唱部とは聞いていたけど…』

春香『ホントに上手だねー…』

P『(特に…)』


千早『今宵だけの夢、踊るわ!激しく!』


P『(如月さん…だったかな…?)』

P『(あの子はもう完全にボーカリストって感じだな)』

P『(それに美人だし、絵になるよなぁ…)』

春香『……』

春香『…ふんっ』

P『ん?』


261: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:36:19.25 ID:S+X8z5+no

261

P『あ、あれ?』

P『春香…なんか怒ってる?』

春香『別にっ!怒ってないもん!』


262: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:36:47.02 ID:S+X8z5+no

P『いや、でも…』

春香『……』

春香『なによ…見とれちゃって…』

P『あっ…』

P『(もしかして、嫉妬してたのか…?)』

P『…ごめん、春香』

春香『良いもん…別に怒ってないし…』

P『(これは失敗しちゃったかな…)』

P『(来年はこんなことにならないようにしよう…)』

P『(こうして高校生活最初の文化祭は終わりを迎えた)』


263: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:37:31.80 ID:S+X8z5+no

【クリスマスのお誘い】

P『今日はクリスマスだ!』

P『…っていっても予定が無い』

trrrrrr…

P『おや…電話なんて珍しいな…』

P『はい、もしもし!』

小鳥『プロデューサーくーん!』

P『うわっ!?小鳥先生!?』

小鳥『今、暇?暇よねー?』

小鳥『遊園地行くわよー!!』

P『ゆ、遊園地…?』


264: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:37:58.71 ID:S+X8z5+no

P『そんな唐突に…』

小鳥『えー!?無理なのー!?』

P『いや、無理ってことは無いですが…』

小鳥『せっかく春香ちゃんも誘ったのにー』

P『えっ、春香?』

P『行きます!すぐ行きます!現地集合ですか!?』

小鳥『…感じわるーい』

P『す、すいません…』

小鳥『まっ、いっか♪じゃあ、現地で落ち合いましょー!』


265: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:39:00.48 ID:S+X8z5+no

【これからもよろしくね!】

P『すいません…遅くなりました…』

小鳥『いやいや!ベストタイミング!』

春香『プロデューサーくん、やっほー♪』

P『春香』

春香『えへへ♪今日は楽しもうねっ!』

P『あぁ、そうだな』

小鳥『仲が良いのはいいことだけど先生のこと、忘れちゃイヤよ?』

P『善処します』

小鳥『……冷たい』グスッ…

P『そ、それよりも早く中に入りましょうよ!』


266: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:39:27.00 ID:S+X8z5+no

小鳥『じゃあ、最初はメリーゴーランドに乗ろうか?』

小鳥『プロデューサーくん、どんな感じで乗りたい?』

P『春香、一緒に馬車でも乗らないか?』

春香『えへへ、この歳になってメリーゴーランドなんて、ちょっと恥ずかしいかもっ』

春香『でも、プロデューサーくんなら……良いかなぁ…///』

小鳥『春香ちゃん、彼の後ろ、先生に譲らない?』

春香『だ、ダメですっ!いくら小鳥先生でもっ、ここだけは譲れません!』

P『おーい…順番来たぞー…』

~~~♪

~~~♪

~~~♪


267: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:39:54.77 ID:S+X8z5+no

春香『うーん、楽しかったけど、やっぱり恥ずかしかったかなー』

P『俺は春香と一緒だったから楽しかったぞ』

春香『あっ…』

春香『う、うん…私もそうかも…///』

小鳥『じゃあ、次は私と乗らないとね!』

P『先生、楽しく無かったんですか?』

小鳥『いや、これがなかなかどうして楽しかったりするのよ』

P『気に入っただけですか…』


268: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:40:22.88 ID:S+X8z5+no

小鳥『じゃあ、次は観覧車に乗りましょうか!』

小鳥『プロデューサーくん、どんな感じで乗りたい?』

P『えっ?ま、また俺が決めるんですか?』

小鳥『男の子でしょ!』

P『関係あるんですか…?』

P『う~ん…』

P『…春香、一緒に乗ってくれるかな?』

春香『えっ?』

春香『う、うんっ…』

春香『わ、私で良ければ…///』

P『良かった』

小鳥『……若いっていいなぁ』

~~~♪

~~~♪

~~~♪


269: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:40:51.60 ID:S+X8z5+no

春香『この観覧車って結構大きいよねぇ』

P『そうだな』

P『おっ、765高校が見えるぞ』

春香『あっ、ホントだ!』

春香『……』

春香『ねえ、プロデューサーくん?』

P『ん?どうした?』

春香『えへへ、来年もよろしくね!』

P『春香…』

P『あぁ、こちらこそよろしくな!』


270: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:41:17.80 ID:S+X8z5+no

春香『いやー!今日は1日、たくさん遊んだなー♪』

春香『小鳥先生!誘ってくれて、ありがとうございました!』

小鳥『ふふっ♪そう言われるとこっちも誘って甲斐があったわ♪』

P『でも、本当に楽しかったです』

P『またいつか、このメンバーで遊びに行きたいですね』

小鳥『だって、春香ちゃん!』

春香『言質ですよ!言質!』

P『あはは…』

P『(こうして高校生活最初のクリスマスは終わりを迎えた)』


271: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:41:59.43 ID:S+X8z5+no

【ヘタレ】

P『謹賀新年ですよ!謹賀新年!』

P『さてと、年賀状は…』

P『おっ、春香から来てるぞ!』

P『せっかくだから初詣に誘ってみようかな?』

trrrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし?』

春香『あっ、プロデューサーくん!』

春香『明けましておめでとう!どうしたの?』

P『明けましておめでとう』

P『新年の挨拶のついでと言ったらなんだが良かったら一緒に初詣行かないか?』

春香『初詣かぁ!良いね!行く行く!』

P『ホントか?じゃあ神社の前で待ち合わせで良いかな?』

春香『うんっ!すぐ準備して行くね!』

ガチャ…

P『(よし!俺も準備して行くか!)』


272: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:42:28.36 ID:S+X8z5+no

P『さてと、春香は…』

春香『お待たせっ!』

P『おぉ、春香』

P『(…って、晴れ着姿じゃないか)』

春香『ごめんね!着付けに時間かかっちゃって…』

春香『えーと……それでその…』モジモジ…

P『バッチリ似合ってる。可愛いよ』

春香『え、か、可愛いなんて…そんな…!』

春香『…ありがとう///』

P『さっ、お参りに行こうか?』

春香『あっ、うん!』


273: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:43:02.89 ID:S+X8z5+no

春香『うわぁ…大混雑だね…』

P『そうだな、はぐれちゃうかもしれないな』

春香『あっ、じゃ、じゃあさ…』

P『ん?』

春香『手、握ろうよ…?ねっ?』

P『…!!』

P『あー…えーと、その…』

P『(こ、これは男として…!)』

春香『あぁっ!ごめん、やっぱナシ!』

P『…えっ?』

春香『…袖につかまっても良いかな?』ギュッ…

P『あっ…うん…』

P『(まぁ…これはこれで…)』

P『(いきなり手を繋ぐのも、恥ずかしいしな…)』


274: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:43:31.21 ID:S+X8z5+no

春香『プロデューサーくんのおかげで良い新年のスタートが切れたよ!』

春香『今日は誘ってくれてありがとう!』

P『いやいや、それは俺も同じだよ』

P『こちらこそ、わざわざ来てくれてありがとうな』

春香『えへへ♪』

春香『改めて今年もよろしくっ!』

P『あぁ、よろしくな』

P『(今年も1年、頑張るぞ!)』


275: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:44:14.40 ID:S+X8z5+no

【もちろんあげるよ!】

P『街はバレンタインフェアかー』

P『……』

P『今年はチョコ、貰えるかな…?』

冬馬『……』

P『あっ、冬馬の奴、自分でチョコ買ってる…』

P『…なんだか見てて空しくなるな』

春香『あれ?プロデューサーくん、なにやってるの?』

P『えっ?』


276: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:44:41.15 ID:S+X8z5+no

春香『どうしたの、チョコ売り場なんかにたたずんで?』

P『春香…春香こそ何をしてるんだ?』

春香『そりゃーバレンタインチョコの材料購入ですよ!材料購入!』

P『おっ、手作りするのか?』

春香『うん!私、こう見えてもお菓子作り得意なんだよ!』

春香『あっ!プロデューサーくんにもあげるね!』

P『えっ、ホントに?やったー!』

P『(こうして春香からチョコを貰える約束が出来た)』


277: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:45:16.69 ID:S+X8z5+no

【1番なのも嬉しい】

P『(さて、今日はバレンタインだ!)』

P『(この1年…この日の為に頑張ってきたと言っても過言じゃない!)』

P『(さて、来るなら来い!)』

春香『プロデューサーくん!』

P『おっ、春香』

春香『これ!チョコレートクッキー作ったんだよ!』

春香『約束通り、1番にあげるね!』ハイ

P『ありがとう、嬉しいよ!』

P『(手作りクッキーか…嬉しいな…)』


278: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:45:53.13 ID:S+X8z5+no

【甘いモノには甘いモノ】

P『さてと、今日はホワイトデーだ』

春香『プロデューサーくん、なにやってるの?』

P『あっ、春香。ちょうど良かった』

春香『えっ、なになに?どうしたの?』

P『これ、ホワイトデーのお返し』

P『クッキー美味しかったよ』

春香『わぁー!ありがとうっ!』

春香『これ、ケーキ?嬉しいなぁ♪』

春香『ねぇ、良かったら後で一緒に食べよう?』

P『えっ?良いのか?』

春香『もちろんっ!!』

P『(良かった。凄く喜んでくれたみたいだ)』


279: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:46:25.41 ID:S+X8z5+no

【仲良し!】

P『さて、今日から2-Aだ!』

P『誰か知っている顔はいるかな?』

P『あっ…』

P『春香!』

春香『あっ、プロデューサーくん!』

P『俺達、また同じクラスだな』

春香『えへへ、嬉しいなぁ♪』

P『今年も小鳥先生が担任みたいだな』

春香『なんか良いよね!仲良し同士がまたこうやって集まれるのって!』

P『(同じクラスもそうだけど仲良しって言われるが嬉しいな)』


280: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:47:02.47 ID:S+X8z5+no

【柔らかい彼女】

P『体育の授業ですよ!体育の授業!』

P『体育祭も近いし、しっかりやらないとな』

春香『プロデューサーくん!』

P『おっ、春香』

春香『良かったら一緒にストレッチのペア組まない?』

P『あぁ、俺で良かったら構わないぞ』

春香『やったー♪』

P『それじゃあ、春香。先にやるか?』

春香『あっ、うん!』ペターン…

P『おおっ!?』


281: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:47:32.95 ID:S+X8z5+no

春香『押していいよー』

P『いや…押していいよって…』

P『(これ以上、押してどうすんだってぐらいにフニャフニャだ…)』

P『(足も180度だし…凄い柔らかいんだな…春香って…)』

春香『…?どうしたのー?』

P『いや、どこ押せば良いんだ…?』

春香『えっ?わわっ!?ごめん!?』

春香『1人で潰れちゃってた…えへへ…♪』

春香『私ってホント、ドジだなぁ…』

P『(これはドジっていうのだろうか…)』


282: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:48:17.17 ID:S+X8z5+no

【小鳥先生が用意しました】

P『今日は体育祭だ!』

P『さてと、春香が借り物競走に出場してるわけだが…』

春香『プロデューサーくーん!』

P『おっ!?どうした!?眼鏡か!?』

春香『一緒に来てっ!』


P『よし、任せろ!』

~~~~~~~~~~~~~~

小鳥『はい!春香ちゃん、ゴール!』

小鳥『紙、預かるわね』

小鳥『えーと…』ペラッ…

P『(一緒に来てってことは、眼鏡をかけてる人とかだったのかな?)』

小鳥『…はい!間違いなくプロデューサーくんね!春香ちゃん1着♪』

春香『やったー!』

P『俺そのもの!?』

P『(こうして2年目の体育祭は終わりを迎えた)』


283: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:49:29.35 ID:S+X8z5+no

【今を生きる俺】

P『もうすぐ期末テストか…』

P『……』

P『テストなんて知るか!』

P『俺は今を生きる!』

trrrrrrrrrr…

ガチャ…

春香『はい!天海です!』

P『あっ、春香?プロだけど…』

春香『プロデューサーくん!?わ、私にご用ですか…?』

P『えっとさ…』


284: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:49:56.40 ID:S+X8z5+no

P『テスト終わったらパーッと遊園地にでも行かないか?』

春香『遊園地!?』

春香『行く!ぜーったい行きます!』

P『おっ、ホントか?』

P『じゃあ、テスト休みにバス停の前で待ち合わせで良いかな?』

春香『了解、了解!遅れないように頑張っていくね!!』

ガチャ…

P『っし!』


285: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:50:40.19 ID:S+X8z5+no

【ノリノリ】

P『(あれ?春香の奴、もう来てるぞ!)』

春香『プロデューサーくん!ここだよ、ここ!』

P『ごめん、待たせちゃったかな?』

春香『ううん。そんなことないよ!』

春香『私は早く来たかったから早く来ただけだもん』

P『(春香は優しいなぁ)』

春香『じゃあ行こうよ!』


286: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:51:07.08 ID:S+X8z5+no

春香『今日はどこから攻めていきましょうかね!』

P『そうだなぁ』

春香『ジェットコースターですよ!ジェットコースター!!』

P『遊園地の定番と言えばこれだよな』

春香『私、ジェットコースター好きなんだー♪』

P『(春香は何に乗っても喜んでくれる気がするなー)』

春香『それじゃあ、いこいこ!』

~~~♪

~~~♪

~~~♪


287: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:51:40.25 ID:S+X8z5+no

春香『いやー!このスリル、溜まらないなぁー♪』

P『もう1回乗ろうか?』

春香『うわー♪ノリ良いねー♪』

春香『よぉーし!行くぞー!』

~~~~~~~~~~~~~

春香『さいっこーに楽しかったぁ!』

春香『また絶対に誘ってね!絶対だよ!』

春香『あのさ、一緒に帰ろうよ?ね?』


288: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:52:45.03 ID:S+X8z5+no

【夏の思い出を君と】

P『俺の夏はまだ終わっちゃいない!』

P『やっぱり夏の締めくくりと言えば花火大会だろう!』

P『さてと…さっそく春香を誘おうかな』

trrrrrrr…

ガチャ…

春香『はい!天海です!』

P『あっ?春香?俺、プロだけど…』

春香『あっ!プロデューサーくん!』

春香『電話くれて嬉しいなー!何か私に用事?』

P『これから花火大会行かない?』

春香『あっ!良いですねーそれ!グッドですよグッド!』

P『じゃあ河川敷公園で落ち合う形で大丈夫かな?』

春香『はいっ!了解しましたっ!』

P『(よし!俺も出かける準備するか)』


289: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:53:12.27 ID:S+X8z5+no

P『春香はまだ来てないかな…?』

春香『プロデューサーくーん!』

P『あっ、春香』

P『浴衣着てきたんだ』

春香『えへへ…浴衣の着付けしてたら遅れちゃった…♪』

P『可愛いよ、春香』

春香『ふぇっ!?』

春香『も、もー!からかっちゃ、やだよー!』

P『あはは』

P『おっ、そろそろ花火が打ち上がるぞ』


290: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:53:43.08 ID:S+X8z5+no

ヒュー…パーン!パーン!

春香『うわぁ…なんて綺麗なんだろう…』

P『言葉にならない感動だよね』

春香『うん…言葉じゃとても言い表せないよ…』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

春香『今日はすーっごく楽しかったぁ!』

春香『また絶対誘ってね!絶対だよ!』

P『うん』

春香『あのさ…一緒に帰ろうよ…?ねっ?』


291: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:54:19.94 ID:S+X8z5+no

【乙女よ大志を抱け!!】

P『今日から修学旅行だ!』

P『そういえば行き先ってどこだったっけ?』

P『……』

P『あぁ、そうだ。北海道だったな』

P『それじゃあ飛行機に乗って出発だ!』


292: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:54:46.40 ID:S+X8z5+no

P『(初日はクラスで団体行動だ)』

P『ふーん。あれが、クラーク博士の像か』

春香『乙女よ大志を抱け!!』

P『えっ?なにそれ?』

春香『プロデューサーくん、知らないの?』

春香『かの、ハルーカ博士が残した名曲だよ!』

P『(名言じゃなくて曲なのか…)』

春香『おとめよ、たいしをいだっけ♪』


293: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:55:26.19 ID:S+X8z5+no

【自由行動のお誘い】

P『さてと、明日は自由行動の日だな』

春香『プロデューサーくん』

P『おっ、春香?どうしたんだ?』

春香『ねぇ、明日の自由行動なんだけどさ、良かったら一緒にまわらない?』

P『あぁ、良いぞ。俺も誘おうと思ってたところなんだ』

春香『ホント!?嬉しいなぁ♪』

春香『じゃあ、明日の朝はロビーの前で待ち合わせで良いかな?』

P『あぁ、了解』

春香『それじゃあ、おやすみ!また明日ね!』

P『(春香と自由行動か。楽しみだな)』


294: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:56:05.37 ID:S+X8z5+no

【クマ脱走!?】

P『さてと、春香は…』

春香『おっはよープロデューサーくん!』

P『おはよう、春香。朝から元気だな』

春香『そりゃもう!明るさが私の取り得だもん!』

P『ははっ。そうだな』

P『春香が元気だと俺も元気になれるよ』

春香『えっ?ホント?』

春香『じゃあ、もっと明るくして元気を分けてあげなきゃ!……なーんて♪』

P『(でも、春香ならホントに分け与えてくれそうだよな)』


295: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:56:36.95 ID:S+X8z5+no

春香『プロデューサーくん!クマですよ、クマ!』

P『流石は北海道のクマ牧場…』

P『まさにクマ!って感じだな』

春香『うん!あんなにおっきなクマ見たことないよ!』

P『俺もだよ』

ピンポンパンポーン!

P『ん?なんだ?』

『ただいま、檻から1匹のクマが脱走しました』

『ご来場の皆さまは速やかに避難の方をお願いします』

ピンポンパンポーン!

P『……』

P『なにぃ!?』ガーン


296: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:57:03.04 ID:S+X8z5+no

ワー!キャー!

P『おいおい、シャレになってないぞ…』

P『春香、俺達も…!』

春香『ね、ねぇ…プロデューサーくん…』ガタガタ…

P『春香…?』

春香『脱走したクマって…あの子かな…』スッ…

P『えっ?』クルッ…

巨大クマ『グルル…!』

P『きょ、巨大クマー!?』

P『くっ…!』


297: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:57:29.88 ID:S+X8z5+no

P『は、春香!逃げよう!』

春香『あ、あ…』ガタガタ…

巨大クマ『グルル…』

P『くそっ…!』

P『ええい!ままよ!』ガバッ!

春香『きゃっ!?』

巨大クマ『!?』

P『うおおおおおおお!!!』

P『(俺は春香を抱えて、その場から逃亡した…)』


298: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:57:57.39 ID:S+X8z5+no

P『はぁはぁ…』

春香『だ、大丈夫!?プロデューサーくん!?』

P『だ、大丈夫、大丈夫……これでも鍛えてるから…』

春香『ご、ごめんね…私がドンくさいせいで…』グスッ…

P『春香は悪くないよ』

春香『でも…』

P『二人とも無事で良かったな』ニコッ

春香『…!』ドキッ

春香『う、うん…///』


299: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:58:27.53 ID:S+X8z5+no

【最後の夜は】

P『ふぅー…良いお湯だった…』

春香『プロデューサーくん♪』

P『春香?どうしたの?』

春香『えっとね…この近くに夜景が綺麗な場所があるんだって!』

春香『それでね、一緒にどうかなーって…』モジモジ…

P『良いね。行こうか』

春香『…うんっ!!』


300: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:59:04.52 ID:S+X8z5+no

300


春香『あはは、やっぱり北海道の夜はもう冷えるねー』

P『ホントだな』


301: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 16:59:33.32 ID:S+X8z5+no

春香『…修学旅行ももう終わりだね』

P『そうだな』

春香『……』

P『春香と一緒に過ごせて嬉しかったよ』

春香『…!』

春香『ありがとう…』

春香『ねぇ?もうちょっと、そっち寄っても…良いかな?』

P『…あぁ』

P『(こうして修学旅行最後の夜は終わりを迎えた)』


302: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:00:06.81 ID:S+X8z5+no

【天然な彼女】

春香『もう、すっかり秋だねー』

P『そうだな』

春香『流石にもう夏服じゃ、ちょっと寒いかもっ』

P『俺もそう思うよ』

春香『でも、明日からは10月!』

春香『冬服ですよ!冬服!』

P『……』

P『春香、ちょっと言いにくいんだけどさ』

春香『ん?どうしたの?』


303: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:01:06.26 ID:S+X8z5+no

303



P『今日はもう10月1日だぞ』

春香『えっ!?うそっ!?』

P『(ボケていたわけじゃなくて天然だったのか…)』


304: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:01:59.16 ID:S+X8z5+no

【ケーキには目がない】

P『今日は文化祭だ!』

春香『プロデューサーくん♪』

P『やぁ、春香』

春香『ねぇ、良かったら一緒に文化祭まわろう?』

P『あぁ、俺で良かった喜んで』

春香『やったぁ!じゃあ、どこからまわろうか?』

P『そうだな…じゃあ、料理部にでも行こうか』


305: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:02:25.48 ID:S+X8z5+no

春香『プロデューサーくんっ!バイキングですよ!バイキング!』

P『まさか文化祭でケーキバイキングなんて……思いきったなぁ料理部…』

春香『う~ん♪このモンブランおいしー♪』

P『春香はケーキが大好きなんだな』

春香『ケーキに限らず甘いモノが好きなんだぁ♪』

春香『私、趣味でお菓子作りとかもしてるんだよ!』

P『へぇ、そうなのか』

春香『今度、何か作った時は持ってきてあげるね!』

P『あぁ、楽しみにしてるよ』

P『(こうして高校生活2年目の文化祭は終わりを迎えた)』


306: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:03:14.10 ID:S+X8z5+no

【花より団子】

P『さーて!クリスマスですよ!クリスマス!』

P『伊織本人からクリスマスチケットも貰ったし…』

P『多少小奇麗な格好をして行けば大丈夫だろう!』

P『って、思うんですよね?』

新堂『伊織お嬢様のご友人の方でいらっしゃいますか?』

P『はい。本人からチケットも…』ペラッ…

新堂『拝見させていただきます…』ジッ…

新堂『…結構でございます。どうぞごゆっくりとお楽しみくださいませ』

P『あっ、どうも』


307: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:03:40.27 ID:S+X8z5+no

P『いやー流石に豪華なパーティーだな…』

P『テレビで見るようなお偉いさんの顔まで…』

P『…まぁ、それはともかくだ』

P『俺もパーティを楽しまないとな』

P『誰か知ってる顔はいるかな?』

春香『あっ、プロデューサーくん!来てたんだねっ!』

P『おっ、春香も来てたのか』

春香『メリークリスマース!』

P『あぁ、メリークリスマス』


308: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:04:13.14 ID:S+X8z5+no

春香『それにしても豪華なパーティだねー』

春香『私、ビックリしちゃった!』

P『俺もだよ。流石は水瀬財閥って感じだな』

春香『でも、これだけ大きな会場だとなんだかロマンチックだよね!』

春香『まさに聖なる夜って感じ!』

春香『…それに料理も美味しいし♪』

P『春香はやっぱり花より団子か』

春香『あっ!?やっぱりってひどーい!』

P『あははっ』

P『(こうして高校生活2年目のクリスマスは終わりを迎えた)』


309: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:04:42.03 ID:S+X8z5+no

【勇気を出して】

P『謹賀新年ですよ!謹賀新年!』

P『さて、謹賀新年と言えば初詣だが…』

ピンポーン

P『おや?誰だろう?』

ガチャ…

春香『新年明けましておめでとうございますっ!』

P『春香?どうしたんだ?』

春香『ねぇ、これから一緒に初詣に行こうよ!』

P『初詣の誘いだったのか』

P『あぁ、もちろん良いぞ』

春香『ホント!?やったぁ♪』

P『じゃあ、準備してくるから少しだけ待っててくれ』

春香『うんうん!ゆっくりで良いからね!』


310: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:05:12.14 ID:S+X8z5+no

P『今年も混雑してるなぁ…』

春香『ホントだねー…私、人波に飲まれちゃいそう…』

P『……』

P『…春香』スッ…

春香『えっ?』

P『て、手を繋げば、はぐれる心配は無いだろ…?』

春香『…!!』

春香『う、うんっ…///』ギュッ…!

P『(っし!よくやった俺!)』

P『(今年の俺は一味違うぞ!)』

春香『えへへ…♪』


311: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:05:44.07 ID:S+X8z5+no

【溢れる愛情】

P『さて、今日はバレンタインだ!』

春香『ぷ、プロデューサーくん!』

P『やぁ、春香』

春香『これ…受け取って。チョコ…』

P『おぉっ、ありがとう。大きくて愛情たっぷりって感じだなぁ』

春香『えっ…あっ…///』

春香『じゃ、じゃあね!』タッ…

P『…あれ?』


312: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:06:54.96 ID:S+X8z5+no

【貰えるだけで嬉しいから】

P『さてと、今日はホワイトデー』

P『春香はいるかな?』

P『あっ…』

P『春香!』

春香『あっ、ぷ、プロデューサーくん…///』

春香『えへへ…私に何かご用…?』

P『これ、ホワイトデーの贈り物。チョコ、ありがとな』

春香『あっ…』

春香『…嬉しいな。ありがとうっ』

P『(こんなに喜んでもらえると渡した甲斐があるよな)』


313: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:07:27.81 ID:S+X8z5+no

【誕生日、おめでとう】

P『さてと、短い春休み…』

P『せっかくだから有意義に過ごしたいところだけど…』

trrrrrrrr…

P『おや?電話だ』

P『もしもし?』

春香『あっ、もしもし?天海ですけど…』

P『春香?どうしたんだ?』

春香『あっ、プロデューサーくん?』

春香『えっとね…』


314: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:07:54.56 ID:S+X8z5+no

春香『今日って時間あるかな?』

P『今日?あぁ、暇だけど?』

春香『あっ、じゃあさ!よかったら私の家に遊びに来ない?』

P『えっ?春香の家?』

春香『うんっ!どうかな…?』

P『もちろん!喜んで行くよ!』

春香『あっ、ホント!?』

P『えーっと、直接行けば良いのかな?』

春香『あっ、うん!それでも大丈夫?』

P『あぁ、大丈夫だよ』

春香『じゃあ、それでお願いします!』

春香『待ってるから、私!』

ガチャ…

P『(春香の家か…女の子の家なんてちょっと緊張するな…)』

P『……』

P『(あっ、そういえば今日って…)』

P『(……よし!)』


315: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:08:30.70 ID:S+X8z5+no

~~~~~~~~~~~~~~~~

P『(えーっと、春香の家は……ここか)』

ピンポーン

春香『はーい!』

P『春香?プロだけど』

春香『あっ、待ってたよ!』

春香『あがって、あがって!』

P『(勝手にあがっちゃっていいのか?)』

P『……』

P『(もしかして二人きりか!?)』


316: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:09:17.63 ID:S+X8z5+no

316


ガチャ…

春香『いらっしゃい、プロデューサーくん!』

P『おっ…』


317: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:10:05.81 ID:S+X8z5+no

春香『今、ちょうどクッキーが焼けたところなんだー』

春香『用意するから、ちょっと待っててね!』

P『……』

春香『…プロデューサーくん?』

P『エプロン姿で出迎えられるとなんだか新婚みたいだな…』

春香『…えっ!?』

春香『……』

春香『…おかえりなさい、あ・な・た』

春香『……って、きゃー///』

P『(か、可愛い…)』


318: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:10:32.77 ID:S+X8z5+no

~~~~~~~~~~~~~~~

P『えっと、それじゃあいただきます』

春香『はい、召し上がれ♪』

P『あむっ…』モグモグ…

春香『どうかな…?』

P『…うん!美味しい!』

春香『あっ、良かったぁ~!』

P『やっぱり春香の作るお菓子は絶品だな』

春香『えへへ、たまにドジで失敗することも多いけどねっ』

春香『たくさんあるから、どんどん食べてねっ!』

P『確かにこんなにたくさんあると俺の買ってきたものが必要無いぐらいだなぁ』

春香『えっ?』


319: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:10:58.93 ID:S+X8z5+no

春香『プロデューサーくん、もしかしてお菓子用意してきてくれたの?』

P『あぁ。でも、俺はこのクッキーで満足かな』

春香『なんだか悪いなぁ…ちゃんと言っておけば良かったね…』

P『いやいや、良いんだよ』

P『俺の買ってきたものは、ちょっと特別だからさ』

春香『えっ?特別って…?』

P『この箱、開けてみて貰って良いか?』

春香『…?』カパッ…

春香『……あっ』


320: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:11:31.77 ID:S+X8z5+no



『春香 誕生日おめでとう』





321: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:11:58.40 ID:S+X8z5+no

春香『こ、これって…バースデーケーキ…?』

P『誕生日、今日で良かったよな?』

春香『……』

春香『うっ…』グスッ…

P『…!?は、春香!?』

春香『あ、ご、ごめんねっ…』

春香『まさか……私の誕生日、覚えててもらってたなんて…』

春香『それが嬉しくて…』

P『……』

P『誕生日、おめでとう。春香』

春香『うんっ…!』

春香『ありがとうっ…!』


322: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:12:24.55 ID:S+X8z5+no

~~~~~~~~~~~~~~~~

春香『今日は遊びに来てくれて本当にありがとう!』

P『いやいや、こちらこそごちそうさま』

春香『……』

春香『…ねぇ、プロデューサーくん?』

P『ん?』

春香『私ね、一緒に誕生日を過ごしたくて、今日呼んだんだよ?』

P『えっ…』

春香『二人きりだったしさ…///』

P『春香…』

春香『そ、それじゃあ!気を付けて帰ってね!』

P『……』

P『(そ、それって…)』ドキドキ…


323: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:13:15.90 ID:S+X8z5+no

【最高の思い出を作りなさい♪】

P『ついに最上級生か…』

小鳥『ええ。最後の1年よ』

P『小鳥先生…』

小鳥『プロデューサーくんとはもう2年の付き合いになるのね』

小鳥『そして、それは春香ちゃんも同じ』

小鳥『2年間、あなたが築いてきた信頼関係…結果が出ると良いわね♪』

小鳥『ってわけで、今年も私が担任です!』

小鳥『残り1年、よろしくね!』


324: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:13:51.81 ID:S+X8z5+no

【最高の先生】

P『さて、担任は変わらずともクラスは変わった…』

P『誰か知っている子は…』

P『あっ…』

春香『プロデューサーくん!私達、また同じクラスだよ!』

P『あぁ、ホントだな』

春香『3年間ずっと同じクラスだなんて…』

春香『小鳥先生には感謝だねっ♪』

P『(最後のクラスでも春香と一緒なんて、本当に嬉しいな)』


325: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:14:32.88 ID:S+X8z5+no

【1日1コケ】

P『さて、体育ですよ!体育!』

P『(とは言っても、今日は体調不良で見学なんだが…)』

春香『…!』

P『(あっ、春香がこっちに気づいた)』

春香『…!!』フリフリ…

P『……』フリフリ…

P『(って、体育の時間中によそ見は危ないだろ!)』

春香『……!!!』ドンガラガッシャーン

P『(あーあ…やっぱり…)』

P『(こうして春香のコケっぷりを堪能した)』


326: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:15:25.49 ID:S+X8z5+no

【降りだした雨に濡れて】

P『さて…帰るか…』

春香『プロデューサーくん!』

P『やぁ、春香』

春香『ねねっ!一緒に帰ろう!』

P『あぁ、一緒に帰ろうか』

春香『良かったぁ~///言ってみるもんだね♪』

P『よし。それじゃあ、帰ろうか』

春香『うんっ!』


327: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:15:51.66 ID:S+X8z5+no

P『なんだか今にも降り出しそうな天気だな…』

春香『ホントだね~…今日の天気予報じゃ雨は降らないって言ってたけど…』

ポツ…ポツ…

P『あっ…』

…ザアァァァァァッ!

春香『わっ!?ほ、ホントに降ってきちゃったっ!』

P『(…天気予報は信用するなってことか)』

P『春香、ひとまずどこかで雨宿りしよう!』ダッ…!

春香『う、うんっ!…ひゃーっ!』ダッ…!


328: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:16:18.22 ID:S+X8z5+no

ザァァァァァッ…!!

P『いやー…かなりの本降りだな』

春香『ホントだね…結構濡れちゃったよ…』

春香『うわぁ…靴はビチョビチョだ…』

P『大丈夫か、春香?』

P『…って、あっ……』

春香『ん?』


329: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:17:11.97 ID:S+X8z5+no


329

春香『どうかしたの?』


330: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:17:43.81 ID:S+X8z5+no

P『(せ、制服が透けて…)』

P『……』ゴクリッ…

春香『…?』

春香『あっ…!』

春香『~~!』バッ…!

P『あ、えーと…その…』

春香『……』

春香『…み、見ちゃイヤっ!』

P『う、うん…』


331: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:18:09.78 ID:S+X8z5+no

春香『……』

P『……』

春香『…あ、雨、止まないね』

P『そ、そうだな…』

春香『……』

春香『…プロデューサーくん?』

P『な、なんだ?』

春香『その…あんまり気にしないでね?』

春香『見られちゃって恥ずかしいけど…仕方の無いことだし…』

P『……』

P『(だけど、そう言われると意識しちゃうよなぁ…)』ドキドキ…

春香『むしろプロデューサーくんで良かったっていうか…』ボソッ…

P『えっ?』


332: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:18:39.13 ID:S+X8z5+no

春香『あっ!?なんでもない!なんでもないよ!』

P『(…なんて言ったんだろう?)』

ポツ…ポツ…

春香『あっ…雨、だいぶ弱まってきたね』

P『おっ、そうだな』

春香『……』

春香『…プロデューサーくん?』

P『ん?』

春香『えへへっ…なんかこういうのも青春の1ページって感じだね♪』

P『春香…』

P『…あぁ、そうだな』

P『(こうして俺は春香と雨宿りした)』

P『(雨に濡れた春香はいつもより大人っぽくて、俺は帰り道もつい見とれてしまった…)』


333: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:19:12.22 ID:S+X8z5+no

【高校生活、最後の夏】

P『高校生活、最後の夏だ!』

P『俺にはまだやり残したことがある…』

P『やはり夏と言えば水着だろう!』

trrrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし、プロですけど…』

春香『あっ、プロデューサーくん!電話待ってましたっ!』

春香『今日はどうしたの?』

P『えっとさ…』


334: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:19:48.83 ID:S+X8z5+no

P『今度の日曜日、良かったら一緒に海に行かないか?』

春香『あっ、良いねー!』

春香『新しい水着買って行っちゃいますよー!』

P『おっ、ホントか?』

P『じゃあ、日曜日は駅で待ち合わせで大丈夫かな?』

春香『うんっ!楽しみだなぁ~♪』

ガチャ…

P『(っし!)』


335: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:20:25.37 ID:S+X8z5+no

【夏だ!海だ!太陽だ!】

P『やばい…ちょっと遅れちゃったな…』

P『(春香は…あっ、いた!)』

春香『あっ、プロデューサーくんっ!』

P『ごめん、春香っ!遅刻しちゃって…』

春香『ううん、大丈夫だよ!』

春香『待ってる時間も楽しかったし…』

春香『こうして会えただけで私は嬉しいから!』

P『(春香…まるで天使のようだ…)』

春香『それじゃあ、早速行こうっ!』


336: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:21:03.39 ID:S+X8z5+no


春香『夏だ!海だ!太陽だ!』


337: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:21:37.77 ID:S+X8z5+no

P『ご機嫌だな、春香』

春香『うんっ!』

春香『天気は良いし、潮風も気持ち良いし!』

春香『これだけでもう、充分幸せな気分になれるよっ!』

P『確かに今日は絶好の海日和だな』

春香『ねぇねぇ、今日は何して遊ぶ?』

P『そうだな…』

P『……』

P『…とりあえず、かき氷食べるか!』

春香『あっ、それナイスアイディア~♪』

P『(こうして俺と春香は夏の海を思う存分に堪能した)』


338: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:22:09.77 ID:S+X8z5+no

【ラストスパート】

P『今日から新学期だ!』

小鳥『はいはーい。進路相談の時間よー』

P『あっ、はい』

小鳥『まぁ、そんなのどうだっていいわね』

P『!?』

小鳥『あなたの成績なら行くアテはありますし』

P『そ、そんなアバウトな…』

小鳥『それよりも大切なのは女の子との関係でしょ?』

小鳥『春香ちゃんとの信頼関係はMAX!』

小鳥『このまま卒業まで一直線っ!』

小鳥『そういうわけで進路相談終わりっ!』

小鳥『あとちょっとよ!頑張ってね!』


339: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:22:49.96 ID:S+X8z5+no

【やるなら本格】

P『さて10月だ!』

小鳥『はい!みんな、おはようございまーす♪』

小鳥『今日はあなた達に大切なお知らせ!』

小鳥『今年の文化祭はクラスで出し物をすることに決定しました!』

P『また唐突な』

小鳥『ていうわけで、みんな意見をちょーだいな!』

P『(ふむ…)』

P『(出し物か…)』

春香『(出し物かぁ…)』


340: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:23:16.02 ID:S+X8z5+no

小鳥『…はい!じゃあ喫茶店をすることに決定!』

小鳥『みんなで頑張りましょうね!』

春香『文化祭と言えば喫茶店ですよ!喫茶店!』

P『やっぱり春香は調理を担当するのか?』

春香『うん!そのつもり!』

春香『でも、お菓子じゃなくて軽食の方も頑張ってみようかなって!』

P『(随分と本格的な喫茶店をやるんだな…)』


341: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:23:47.63 ID:S+X8z5+no

【炎の料理人、春香】

P『今日は文化祭だ!』

P『(さて、うちのクラスは予定通りの喫茶店なんだが…)』

P『オーダー入りました!チャーハン、2つ!』

春香『はーい!チャーハン、今作ってまーす!』

P『……』

P『(なんだろう…)』

P『(間違いなく上手なんだけどさ…)』


342: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:24:52.61 ID:S+X8z5+no

342


春香『よいしょっ…!』

P『(いざ、調理している姿を目の当たりにするとヒヤヒヤする…)』

小鳥『はーい!最後尾はここですよー!』

P『(そんな春香のハラハラドキドキの調理姿が評判を呼んで、喫茶店は大盛況)』

P『(いや、だってさ。あれ、素人目でも火力強すぎだもん…)』

春香『はい!チャーハンあがりましたー♪』

P『(こうして高校生活最後の文化祭は終わりを迎えた)』


343: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:25:35.34 ID:S+X8z5+no

【クリスマスは君と二人で】

P『もうすぐクリスマスだな…』

春香『ねぇ、プロデューサーくん』

P『春香?どうしたん?』

春香『あっ、えーっとさ…』

春香『24日って、空いてるかな…?』

P『24日?』

春香『う、うん…』

春香『そのぉ…』

春香『よ、良かったら!私と一緒に過ごしませんかっ!?』

P『…!』


344: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:26:01.80 ID:S+X8z5+no

春香『お願いしますっ!』

P『……』

P『あぁ、もちろん』

春香『えっ…?ほ、ホント?』

P『うん。俺も春香と一緒に過ごしたいから』

春香『あっ…!』

P『どこか行きたいところある?』

春香『あっ、じゃあ私の家に来ない…?』

春香『私、料理やケーキを作って待ってるから!』

P『わかった。是非お邪魔させてもらうよ』

春香『うんっ!』

P『(春香と過ごすクリスマスか…楽しみだな…)』


345: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:27:12.53 ID:S+X8z5+no

【君のいるクリスマスは】

P『今日はクリスマスだ!』

P『さてと、春香の家の前に着いたことだし…』

ピンポーン

春香『はーい!』

P『俺。プロだけど』

春香『あっ、待ってたよー!』

春香『あがっちゃっていいよー!』

P『うん、了解』

P『(よし、行くか!)』


346: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:27:38.39 ID:S+X8z5+no

ガチャ…

P『おじゃましまーす』

春香『いらっしゃい、プロデューサーくん!』

P『えーと、一応聞いておくけどご両親は?』

春香『……』

春香『…えへへ♪』

春香『二人きりのクリスマス、だよっ…♪』

P『そ、そうなんだ…』

P『(春香の口から、そう聞くと意識しちゃうな…)』ドキドキ…

春香『あっ、部屋で待ってて!すぐ行くから!』

P『あぁ、わかった』


347: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:28:31.50 ID:S+X8z5+no

春香『それじゃあ、メリークリスマース!』

P『あぁ、メリークリスマス!』

春香『早速だけど、クリスマスケーキ食べよう!クリスマスケーキ!』

P『えっ、もう食べるのか?』

春香『ほら!甘いモノは別腹って言うでしょ?』

P『(それって、なにか違うような…)』

春香『今日の為に一所懸命作ったんだよ!』

P『おぉっ!?これ、春香の手作りなのか!?』

春香『うん!食べてみて!』

P『手作りと聞いたら遠慮は出来ないな!』

P『いただきまーす』ハムッ…

P『……』モグモグ…

P『(…ん?)』


348: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:28:57.52 ID:S+X8z5+no

春香『どう?美味しい?』

P『……』モグモグ…

P『(しょっぱい…)』

P『(これってまさか…砂糖と塩を間違えたっていう……)』

春香『…?』

春香『…もしかして、美味しく無かった?』ヒョイ…

P『あっ…』

春香『……』モグモグ…

春香『…!!』


349: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:29:23.57 ID:S+X8z5+no

春香『わ、私…これ…』

P『あー…その…』

春香『ご、ごめんなさいっ!!』

春香『私、なんてモノをプロデューサーくんに…!』

P『いやいや、そんな深刻にならなくても…』

春香『ううっ…私ってなんで、こんな日にこんなドジを…』

春香『自分が…イヤになっちゃうな…』

春香『…ううっ』

P『…!』


350: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:30:23.20 ID:S+X8z5+no

350


春香『ごめんなさいっ…!』

P『(春香…)』


351: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:31:20.38 ID:S+X8z5+no

P『……』

P『…あむっ』ヒョイ…モグモグ…

春香『あっ、ぷ、プロデューサーくん…!?』

春香『それは食べちゃ…!』

P『美味しいよ、春香』

春香『えっ…?』

春香『そ、そんなの嘘だよ……だって…』

P『俺の為に一所懸命作ってくれたんだ』

P『美味しくないわけがないじゃないか』

春香『ぷ、プロデューサーくん…』


352: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:32:04.73 ID:S+X8z5+no

P『…多少のドジがあっても良いじゃないか』

春香『えっ?』

P『俺はそれを帳消しに出来るぐらいにさ』

P『春香が一所懸命で友達思いの良い子だってこと知ってるからさ』

春香『あっ…』

P『ほら、他の料理も食べよう。クリスマスはまだ始まったばかりだしさ』

春香『……』

春香『うんっ…!』

春香『私、いっぱい料理作ったんだ…!』

春香『プロデューサーくんに、食べてもらいたくて…///』

P『(こうして高校生活最後のクリスマスの夜は更けていった)』


353: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:32:38.67 ID:S+X8z5+no

【君がいるなら】

P『謹賀新年ですよ!謹賀新年!』

P『……』

ピンポーン

P『おや…?』

ガチャ…

春香『新年明けましておめでとうございます!』

P『春香』

春香『ねぇ、一緒に初詣行こう?』

P『あっ…』


354: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:33:05.16 ID:S+X8z5+no

P『…そうだな』

P『春香1人だと人並みに飲まれちゃうもんな』スッ…

春香『あっ…』

P『手を繋いで行けば安心……かな?』

春香『プロデューサーくん…』

春香『…うんっ!』

春香『二人なら、怖いモノ無しだよっ!』ギュッ…!

P『そうだな!それじゃあ行くか!』

春香『おーっ!』


355: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:33:31.54 ID:S+X8z5+no

―――そして、時は流れ


P『3月1日…卒業式…』

P『今日、最後の制服…』

P『この道を歩くのも最後になるんだな…』

P『……』

P『…行こう』


356: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:33:57.87 ID:S+X8z5+no

P『卒業式も終わっちゃったな…』

P『おや、机の中に手紙が入ってる…?』

『伝説の木の下で待ってます。天海春香』

P『春香…』

P『……』

P『うん…!』

P『急いで行かないとなっ!』ダッ…!


357: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:34:30.64 ID:S+X8z5+no

~~~~~~~~~~~~~

P『春香っ!』ダッ…

春香『あっ、プロデューサーくん…』

春香『えへへ、来てくれてありがとうっ』

春香『ごめんね、急に呼び出したりして…』

P『いや、大丈夫だよ』

P『それで、どうしたんだ?』

春香『…うん』

春香『私ね、今日どうしても…キミに伝えたいことがあって…』


358: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:34:59.85 ID:S+X8z5+no

春香『ねぇ、私達の出会いって覚えてる?』

P『あぁ、もちろん』

P『入学式の日にいきなり春香にぶつかってこられて…』

春香『えへへ…あの時はごめんねっ』

春香『……あれから、もう3年』

春香『入学式の日から今日まで…』

春香『私の高校生活、思い出にはいつもキミがいた』

春香『キミと一緒の時間はとても楽しくて、嬉しくて…』

春香『私の中では、高校生活の宝物だったんだよ?』


359: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:35:26.08 ID:S+X8z5+no

春香『だけど、そんな日々とも今日でお別れ…』

春香『でも私、キミと今日で離れ離れになるなんて、イヤなんだ』

P『春香…』

春香『だから勇気を出して、伝えます』

春香『私のこの胸の想い…』

春香『キミの恋人になれることを信じて…』

春香『どうか受け取ってください』


360: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:35:57.55 ID:S+X8z5+no

360



361: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:36:29.91 ID:S+X8z5+no

P『……』

P『ありがとう、春香』

P『俺も……俺も春香のことが好きだよ』

春香『えっ…ほ、本当…?』

P『あぁ』

春香『わ、私なんかで良いの…?』

P『春香だからだよ』

P『俺、何事にも前向きで、いつも明るい春香のことが好きなんだ』

春香『ぷ、プロデューサーくん…』

春香『ありがとうっ…!私、嬉しいっ…!』


362: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:36:56.30 ID:S+X8z5+no

リンゴーン!リンゴーン!

P『伝説の鐘……鳴らないって聞いていたのに…』

春香『この学校の伝説…』

P『……ずっと一緒だ、春香』

春香『…!』

春香『…うんっ!』

春香『……プロデューサーくん!』

P『ん?』

春香『大好きだよっ!!』


―――私は、普通な女の子だって自分で思うの

―――だけどね、

―――キミを想う気持ちなら、誰にも負けないんだから!


363: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:37:25.10 ID:S+X8z5+no

―――こうして俺の高校3年間は幕を閉じた

―――思えば、女の子に目移りばかりしてたような気がするなぁ

―――なにはともあれ卒業出来て良かった

―――大学にも合格出来たし、言うこと無しだな

―――そういえば春香はパティシエを目指す為に製菓学校に通うことになった

―――彼女はとても可愛くて他の男が寄りついてこないか心配だけど

―――俺達ならお互いを思いやり、ずっと上手くやっていける

―――そう、この学校の伝説が永遠に語り継がれるように

―――俺達、二人の愛も永遠なのだから……


364: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:38:11.87 ID:S+X8z5+no




365: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:40:49.81 ID:S+X8z5+no

365


小鳥先生は教師としての仕事を続けながら、週末はバーのアイドルとして歌をうたっているらしい


366: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:42:31.37 ID:S+X8z5+no

366


伊織は一流大学に通いながら塾講師のアルバイトをし、おデコの可愛い先生として、みんなに愛されているようだ


367: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:44:20.57 ID:S+X8z5+no

367


亜美と真美は二流大学に進学したのだけれど、相変わらず遊びに全力に取り組む双海姉妹として有名なようだ


368: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:45:50.59 ID:S+X8z5+no

368


やよいは家計の足しにする為に、モデルの仕事を始めた
すっかり大人っぽくなった彼女は今や年代を問わずに大人気のトップモデルとして活躍している


369: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:47:37.79 ID:S+X8z5+no

369

美希はファッションモデルの道を歩むことになった
同じモデル仲間のやよいとは今も変わらず親友同士みたいだ


370: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:48:51.77 ID:S+X8z5+no

370

貴音さんは『らぁめん評論家になります』と言い残して、旅を始めてしまった
そのはずなのに、近所の二十郎に行くたびに会うのは何故なんだろうか?


371: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:50:17.72 ID:S+X8z5+no

371

雪歩ちゃんは看護学校に進学することになった
彼女のことだから、きっと病も逃げたす天使になれるだろう


372: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:51:48.23 ID:S+X8z5+no
372


あずさちゃんは保育士を目指す為に保育の専門学校に通うことになった
母性溢れる彼女のことだ
きっと、素敵な保育士になれるだろう


373: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:53:27.01 ID:S+X8z5+no

373


沖縄に帰った響は実家の手伝いをしながら、笑顔の可愛いトップブリーダーとして地元の人たちから愛されている


374: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:55:06.23 ID:S+X8z5+no

374


秋月さんはアイドル事務所に就職し、プロデューサーとしてバリバリ働いているはずなんだけど、たまにテレビを付けると彼女が歌っていたりする


375: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:56:34.15 ID:S+X8z5+no

375


真はその運動能力の高さを活かして体育大学に進学した
相変わらず女子には大人気だが、大学では男子のファンも結構多いらしい


376: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:58:07.99 ID:S+X8z5+no

  376

千早さんは音楽学校に進学し、声楽の勉強をしている
今の彼女の歌う姿に、あの時の曇りはもう無い


377: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:59:02.59 ID:S+X8z5+no

377


378: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 17:59:37.22 ID:S+X8z5+no

―――覚えていますか?

―――あの頃のこと…

―――あの頃の想い…

―――目を閉じれば聞こえてくる

―――私達の心にある、素敵な思い出達

―――この思い出達に、名前を付けるなら、そう……


379: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 18:00:23.25 ID:S+X8z5+no

379



380: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 18:00:53.42 ID:S+X8z5+no

P「……」

アイドル&小鳥&律子「……」

P「…最後はみんなでボタンを押そうか?」

アイドル&小鳥&律子「…!」

アイドル&小鳥&律子「はいっ!(うんっ!)」

P「それじゃあ…」



『クリアデータをセーブしますか?』



全員『はいっ!』カチッ…



『ときめきメモリアルver765 オールクリア!』


381: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 18:03:23.12 ID:S+X8z5+no

完結です
今日まで付き合ってくれて本当にthx
書ききれて良かったです

次回こそモンスターファームを書こうかと思います
ときメモもアフターストーリー的なモノをまた書けたらなって感じです
その時はまた、お付き合いいただけたら嬉しいです

改めて、みんなthx
お疲れ様でした


382: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 18:04:57.23 ID:Cgd8nJHXo




384: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 18:13:51.74 ID:iN+wCQbUo


アフターもモンファーも楽しみだ


385: sage 2012/12/15(土) 18:15:43.15 ID:rg+z19sC0


楽しかった


386: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 18:30:32.89 ID:CsXbJq8F0

乙です
とても面白かったです



391: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 21:42:43.19 ID:wV94yBZBo

ついに完結したのか……面白かった

次回作も期待してます


392: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 21:47:03.43 ID:UJF3wGULo


書ききってくれてありがとう


395: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 22:44:06.26 ID:skyqVXLDo

おつ!
ちょうどいい感じにときメモ1、2が混ざってるな


397: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/15(土) 23:08:02.88 ID:3lIFhWg10

乙!
やっぱり最高だわ


引用元: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1354884401/