最初から→P「ときめきメモリアルver765オールクリアデータ」Part1(小鳥編、伊織編、真美編、亜美編)
前回→P「ときめきメモリアルver765オールクリアデータ」Part3(雪歩編、あずさ編、響編)


458: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:01:49.24 ID:o6o3WnVuo

【スカウト!】

P『うーん…』

P『(新しい眼鏡を買いに来たのは良いけど…)』

P『(目ぼしい物が無いな…)』

P『(おっ?でも、この黒ぶち眼鏡はかっこいいな…)』スッ…

P『……』スチャッ…

P『(おお…)』

P『(我ながら結構似合ってるんじゃないのか?)』

P『(変にオシャレぶってないし…)』ウンウン…

?『オシャレってだけで眼鏡を選ぶのは感心しませんよ?』

P『…えっ?』


459: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:02:35.85 ID:o6o3WnVuo

459


?『確かに落ち着いていて上品ですが機能性も重視しないと』


460: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:03:04.14 ID:o6o3WnVuo

P『(…な、なんだこの子?)』

?『あぁ、いきなり声をかけてしまってごめんなさい』

律子『私、秋月律子です』

P『はぁ…秋月さん…』

律子『あなたはプロデューサー君ですね?』

P『えっ?なんで俺の名前を…』

律子『有望な戦力を集める為には学園全体の男子の名称は覚えていて当然です』

P『えっ?学園って…』

律子『私、765学園で野球部のマネージャーをしているんです』

律子『どうですか?私と一緒に甲子園を目指してみる気はありませんか?』

P『……』

P『(なんか面倒な子に絡まれちゃったぞ…)』


461: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:03:33.68 ID:o6o3WnVuo

P『悪いけど、俺は野球には興味が…』

律子『そうですか…なら無理強いは出来ませんね』

律子『けれど、興味が出ればいつでも部活見学に来てください』

律子『すぐにあなたのことを即戦力に仕立てあげますから』

律子『それでは』スッ…

P『あっ…』

P『……』

P『(秋月さんか…)』

P『(なんだか出来る女って印象だけど…)』

P『(野球部ねぇ…)』


462: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:04:10.62 ID:o6o3WnVuo

【野球部へようこそ!】

P『(野球なんて本当に興味は無いんだけど…)』

P『(せっかく秋月さんとは知り合いになったわけだし…)』

P『(一度、見学するぐらいは…)』スタスタ…

冬馬『ん?何してんだ、プロデューサー?』

P『冬馬?お前こそ何してるんだ?』

冬馬『何ってこっちは運動部の部活棟だぜ』

冬馬『俺はこれから部活だから』

P『あぁ、そっか。冬馬は運動部だったな』

冬馬『で?プロデューサーはなにしてんだよ?』

冬馬『お前って部活入ってたか?』

P『いや、俺は…』

律子『遅いわよ!天ケ瀬冬馬!』

冬馬『げっ、秋月…』

P『えっ?』


463: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:04:51.25 ID:o6o3WnVuo

律子『時間厳守は基本よ!何度言わせるの!?』

冬馬『うるせぇな!まだ練習まで時間あるだろうが!』

律子『余裕を持って行動しなさいって言ってるのよ!』

律子『全く…』

律子『…って、あら?』

P『あ…こ、こんにちは…』

律子『プロデューサー君!野球部に入部してくれる気になったのね!』

P『い、いや…まず見学を…』

冬馬『…なんだ?お前も秋月にスカウトされたのか?』

P『えっ?お前もって…』


464: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:05:23.27 ID:o6o3WnVuo

冬馬『悪いことは言わねぇ。やめとけ』

冬馬『コイツはマネージャーなんて可愛いもんじゃねぇ』

冬馬『ただの鬼軍曹だ』

P『お、鬼軍曹…』

律子『天ケ瀬冬馬!無駄話している暇があるなら、さっさと着替えてくる!』

冬馬『チッ…わかってんよ!』

冬馬『…そういうことだ。じゃあな』ダッ…!

P『(…冬馬は野球部だったのか)』

P『(話を聞く限りじゃ冬馬も秋月さんにスカウトされたみたいだけど…)』

律子『プロデューサー君』

P『は、はいっ!?』ビクッ…


465: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:05:51.28 ID:o6o3WnVuo

律子『ごめんなさいね。うちの天ケ瀬がお騒がせして』

P『いや、大丈夫だけど…』

P『(秋月さん…)』

P『(ちょっと…いや、かなり部員当たりが強いよな…)』

P『(鬼軍曹か…)』

P『(冬馬の言う通り、やめておいた方が…)』

P『(適当に言い訳して帰ろう…)』

律子『今日は来てくれて嬉しいわ』

P『あっ、悪いんだけど…』

律子『早速で悪いんだけど…』スッ…

P『えっ?』


466: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:06:54.11 ID:o6o3WnVuo

466

律子『この入部届けにサインをお願いしても良いかしら?』


467: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:07:22.42 ID:o6o3WnVuo

P『えっ?ええっ!?』

律子『野球に興味が無いと言いつつ足を運んでくれるなんて…』

律子『やっぱり私が見込んだだけはあるわ!』

律子『これからよろしく頼むわね!』

P『いや、俺は…』

律子『ああ、ペンが無いのね』

律子『じゃあ、私が書いておくから』サラサラ…

P『ええっ!?いや、だから…!』

律子『はい!これで今日からあなたも野球部の一員です!』

律子『改めて今日からよろしくね!』

P『……』

P『(こ、断る隙が無い…)』

P『(こうして俺は半ば強制的に野球部に入部することになった…)』


468: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:07:57.78 ID:o6o3WnVuo

【鬼軍曹】

冬馬『結局、入部したのかよ。お前も人が良いな』

P『いや、俺の人格云々の話じゃないんだけどな…』

冬馬『まぁ、言いてぇことはわかる…』

P『お前も秋月さんのスカウトを受けたんだよな?』

冬馬『まぁな。俺の運動能力を分析した結果、即戦力になれるとか謳ってきたもんだからよ』

律子『そこ!練習中は私語を慎みなさい!』

冬馬『ちょっと気を良くした結果がこれだ…』

P『…そうか』

P『(でも、文句言いながらも辞めないだけ偉いよな)』

P『(本人のプライドなんだろうけど)』


469: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:08:43.68 ID:o6o3WnVuo

【ちゃんと見抜いていた】

P『さて!体育祭だ!』

P『正直、身体は鍛えてきたから自信あるぞ!』

P『さて、気合いも入れたし100m走に出陣だ!』ダッ…

~~~~~~~~~~~~~~~~~

P『(…ふぅ、なんとか1位だ)』

律子『大活躍だったわね』

P『秋月さん』

律子『やっぱり私の目に狂いは無かったわ♪』

P『(やったぜ!)』


470: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:09:14.31 ID:o6o3WnVuo

【そりゃいるだろうけど】

P『期末テストですよ!期末テスト!』

P『……』

P『…赤点が無くて良かった』

P『(赤点を取ると部活に出られなくなっちゃうからな)』

律子『プロデューサー君、テストの結果はどうだった?』

P『秋月さん。まぁまぁってところかな』

律子『そう。それなら良かったわ』

P『秋月さんはどうだった?』

律子『私?学年1位よ?』

P『えっ!?学年1位!?』

律子『日本一のマネージャーになるんですもの』

律子『当然、勉学にも勤しまないとね♪』

P『(学年1位って存在したのか…)』


471: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:09:58.01 ID:o6o3WnVuo

【律子の趣味は分析】

カキーン!

P『…ふぅ』

冬馬『なかなかやるもんだな。お前、未経験だったんだろ?』

P『まぁ、鬼軍曹のコーチの賜物かな』

冬馬『…俺は秋月のやり方はあまり好きじゃねーけどな』

P『そうなのか?』

冬馬『お前も男ならわかるだろ?』

冬馬『秋月の奴は何かにつけて知識やデータと結びつけやがる』

冬馬『男なら真っ向勝負!』

冬馬『スポーツはデータじゃなくて気合いだろ!』

P『(熱血直情型の冬馬らしいな)』

P『(けど、秋月さんも熱が無い人間なわけじゃないと思うけどな)』


473: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:10:37.38 ID:o6o3WnVuo

【デート?のお誘い】

P『さて、夏休みだ!』

P『秋月さんをデートに誘ってみたいけど…』

P『来てくれるかな?』

trrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし?プロと申しますが…』

律子『プロデューサー君?何か急用?』

P『あっ、秋月さん?』

P『えっとさ…』


474: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:11:41.90 ID:o6o3WnVuo

P『今度の日曜日、一緒に海でも行かない?』

律子『海ね…そうね、たまにはそういう時間も必要ね』

律子『付き合うわよ』

P『あっ、ホントに?』

P『じゃあ日曜日は駅で待ち合わせってことで大丈夫かな?』

律子『それで大丈夫よ。遅刻しないようにね』

ガチャ…

P『っし!』


475: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:12:13.04 ID:o6o3WnVuo

【初デート?】

P『さてと、秋月さんは…』

律子『あら?早かったのね。待たせちゃった?』

P『あっ、秋月さん』

P『俺も今、来たところだから大丈夫だよ』

律子『それなら良かった。じゃあ行きましょうか』

P『(キビキビしてるなぁ)』


476: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:13:07.44 ID:o6o3WnVuo

476


律子『さて、まずは準備運動から始めましょうか!』

P『……』

P『あの…秋月さん…?』

律子『どうしたの?』

P『なんで海でジャージ姿なの…?』


477: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:13:35.55 ID:o6o3WnVuo

律子『なんでって…』

律子『今日はあなたの自主トレーニングに付き合うわけなんだから…』

律子『マネージャーとして至極当然の格好をしたまでだけど?』

P『いや、自主トレじゃなくてデートのつもりで誘ったんだけど…』

律子『えっ?』

律子『……』

律子『そ、そうなんだ…』

律子『これ……デートなんだ…』

P『(あっ、照れてる…)』

P『(もしかして、意外と乙女なのかもしれないな)』


478: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:14:04.37 ID:o6o3WnVuo

律子『きょ、今日はごめんなさいっ』

律子『私、勘違いをして…』

P『いやいや、楽しかったから大丈夫だよ』

律子『…!』

律子『わ、私もそれなりに楽しめたから…』

律子『良かったら…また改めて誘って?』

P『うん。また誘うよ』

律子『良かった』ニコッ

律子『じゃあ途中までだけど一緒に帰りましょうか』


479: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:14:49.74 ID:o6o3WnVuo

【やっぱり鬼】

P『今日から野球部の合宿だ!』

P『よし!気合い入れていくぞ!』

律子『あら、気合い充分ね』

P『秋月さん』

律子『気合いがあるのが結構なことだけど体調管理も怠らないようにね』

P『ありがとう。気をつけるよ』

冬馬『鬼軍曹がなにを言ってやがるんだか…』

律子『……天ケ瀬冬馬?』ギロッ…

冬馬『い、行こうぜ!プロデューサー!』

P『あはは…』


480: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:15:37.60 ID:o6o3WnVuo

【髪を解いて!】

P『ふう…良いお湯だった…』

P『しかし今日の練習も疲れたなぁ…』

P『明日も早いし、もう寝るか…』

律子『あら、お疲れ様。今から寝るところ?』

P『あぁ、秋月さん』

P『今、風呂上がり……で……』

P『……』

律子『ん?』


481: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:16:35.16 ID:o6o3WnVuo

481

律子『どうしたの?呆けに取られた顔しちゃって?』

P『いや、髪の毛解いた秋月さんって初めて見たからさ…』


482: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:17:04.88 ID:o6o3WnVuo

律子『髪の毛?そりゃ寝る前は解くわよ』

P『まぁ、そうなんだろうけど』

P『なんか新鮮で可愛いね』

律子『えっ…』

律子『……』

律子『な、なに言ってんのよ…』

律子『ほ、ほら!明日も早いんだから早く寝るっ!』

P『あぁ、もうちょっとだけ…!』

律子『もうっ!見ないのっ!』

P『(良いものが見れたな…)』

P『(こうして1年目の野球部夏合宿は終わりを迎えた…)』


483: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:17:38.11 ID:o6o3WnVuo

【水と油】

律子『天ケ瀬冬馬!あの局面なら次に繋げるのがセオリーでしょ!?』

律子『野球はチームプレイなのよ!?』

冬馬『うるせぇ!一発決めれば逆転の場面で、そんな悠長なことしてられっかよ!』

律子『その結果が空振り三振じゃないの!』

冬馬『勝負にいった結果だ!次は打つ!』

律子『公式試合なら次は無いかもしれないのよ!!』

P『まぁ、二人とも抑えて…』

律子『全く…』

冬馬『チッ…!』

P『(その場面で何が正しいのかはともかく…)』

P『(言い争いしてるようじゃ、チームとして厳しいよな…)』


484: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:18:16.11 ID:o6o3WnVuo

【水と油2】

カキーン!

P『よし!』

律子『流石ね。プロデューサー君』

律子『この場面ならコンパクトな振りで単打を目指し次に繋げる…』

律子『勝負としての基本を理解しているわ』

律子『天ケ瀬冬馬にも見習ってほしいところだけど…』

冬馬『…アイツはアイツ。俺は俺だ』

冬馬『自分にあったやり方ってのがあるんだよ』

律子『結果を残してから物を言いなさい!』

冬馬『なんだとぉ!?』

P『(…やれやれ)』


485: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:18:59.09 ID:o6o3WnVuo

【リアルを】

P『今日は文化祭だ!』

P『せっかくだから誰かと一緒にまわりたいな…』

P『あっ、あれは…』

P『秋月さん!』

律子『あら、プロデューサー君。どうかした?』

P『良かったら文化祭、一緒に見てまわらない?』

律子『ええ、良いわよ。私も1人だったし』

P『そっか。良かった』

P『じゃあ合唱部にでも行こう』


486: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:19:35.36 ID:o6o3WnVuo

ワタシラシイワタシデー

律子『……』

律子『私らしい私か~…』

律子『天ケ瀬冬馬の言い分も理解出来ないことは無いのよね…』

P『えっ?』

律子『夢を見るのは良いと思う』

律子『だけど、やっぱり実現出来ることから始めないと…』

P『(秋月さん…)』

P『(こうして高校生活最初の文化祭は終わりを迎えた)』


487: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:20:19.33 ID:o6o3WnVuo

【押してダメなら押し倒す!】

P『今日はクリスマスだ!』

P『…っていっても予定が無い』

trrrrrr…

P『おや…電話なんて珍しいな…』

P『はい、もしもし!』

小鳥『プロデューサーくーん!』

P『うわっ!?小鳥先生!?』

小鳥『今、暇?暇よねー?』

小鳥『遊園地行くわよー!!』

P『ゆ、遊園地…?』


488: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:20:46.96 ID:o6o3WnVuo

P『そんな唐突に…』

小鳥『えー!?無理なのー!?』

P『いや、無理ってことは無いですが…』

小鳥『せっかく律子ちゃんも誘ったのにー』

P『えっ、秋月さん?』

P『行きます!すぐ行きます!現地集合ですか!?』

小鳥『…感じわるーい』

P『す、すいません…』

小鳥『まっ、いっか♪じゃあ、現地で落ち合いましょー!』


489: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:21:30.89 ID:o6o3WnVuo

【つまらない子だと思うかしら?】

P『すいません…遅くなりました…』

小鳥『いやいやベストタイミング!』

律子『全く…当日になってから誘うなんて…』

律子『小鳥先生は本当に強引なんですから…』

P『あっ、秋月さん』

律子『こんにちは、プロデューサー君』

小鳥『まぁまぁ!堅いことは言いっこなしで!』

小鳥『せっかくこうして3人が集まれたんだから思いっきり楽しみましょー!』

律子『まぁ、今日を楽しむことには同意ですけどね』

P『俺もです』

小鳥『よしよし♪それで良いのよ♪』

小鳥『それじゃあ行きましょー!』


490: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:21:57.47 ID:o6o3WnVuo

小鳥『じゃあ、最初はメリーゴーランドに乗ろうか?』

小鳥『プロデューサーくん、どんな感じで乗りたい?』

P『秋月さん、一緒に乗らない?』

律子『メリーゴーランド…』

律子『まぁ、この歳になって乗るのも、また良いかもしれないわね』

小鳥『あら?私、1人?』

小鳥『じゃあ、私は白馬に乗って王子様を待ってるわ!』

P『…来てくれると良いですね』

~~~♪

~~~♪

~~~♪


491: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:22:29.15 ID:o6o3WnVuo

律子『うん…悪くは無いわね』

P『あっ?ホントに?』

律子『ええ、夢があって良いわね』

律子『お姫様の気分になれるわ』

律子『王子様がプロデューサー君っていうのがちょっと頼りないけど♪』

P『手厳しいな』

律子『拒否されてないだけ良いじゃない♪』

P『(お姫様か…意外と恋に夢見てるのかな?)』


492: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:22:59.32 ID:o6o3WnVuo

律子『…あら?小鳥先生は?』

P『お姫様になってくるって言って、もう一周』

律子『そう…』

P『小鳥先生を待っているのもなんだし、次行かない?』

律子『まぁ、それもそうね』

律子『良い大人なんだし置いてけぼりにしても多分大丈夫でしょう』

P『じゃあ、決まりで』

P『秋月さん、何か乗りたいアトラクションある?』

律子『そうね…』

律子『観覧車なんてどうかしら?』

P『良いね。行こうか』

~~~♪

~~~♪

~~~♪


493: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:23:28.27 ID:o6o3WnVuo

律子『ねぇ、プロデューサー君?』

P『どうしたの?』

律子『今、こうして私と二人きり…』

律子『つまらなくはない?』

P『えっ?』

律子『だって私って堅物だし、つまらない子だって思わない?』

P『堅物なのかはよくわからないけど…』

P『そんなこと思ったことないよ?』

律子『ホントに?』

P『うん。今、こうして一緒にいる時間が楽しいし』

律子『…そっか』

律子『ありがとう。私もあなたと一緒にいれて楽しいわ』

P『それは良かった』

P『(そもそも秋月さんがいるから今日の遊園地に来たわけだし)』


494: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:23:54.43 ID:o6o3WnVuo

小鳥『もー!置いてけぼりなんてひどーい!』

P『あっ、小鳥先生』

律子『最初に勝手な行動を取ったのは小鳥先生です』

律子『私たちはなにも悪くありませんよ?』

小鳥『ううっ…律子ちゃん、手厳しい…』

P『王子様には巡り会えました?』

小鳥『プロデューサーくーん!私の王子様になってぇ!』

P『ええっ!?』

律子『生徒に何を言ってるんですか…』

P『(こうして高校生活最初のクリスマスは終わりを迎えた)』


495: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:24:50.79 ID:o6o3WnVuo

【ベッドの中でも祈る】

P『謹賀新年ですよ!謹賀新年!』

P『せっかくだから誰か誘って初詣行きたいな』

P『秋月さん、来てくれるかな?』

trrrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし、プロと申しますが…』

律子『あら、プロデューサー君じゃない。何かご用?』

P『あっ、秋月さん?』

P『もし良かったら、これから初詣にでも行かない?』

律子『初詣…良いわね。付き合うわよ』

P『あっ、ホントに?』

P『じゃあ、神社の前で待ち合わせで良いかな?』

律子『ええ、大丈夫よ。また後ほど会いましょう』

P『(よし!俺も準備して行くか!)』


496: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:25:26.85 ID:o6o3WnVuo

P『(さてと、秋月さんは…)』

律子『プロデューサー君』

P『秋月さん』

律子『年の初め…願掛けは恒例行事よね』

P『そうだね。おかけで人が溢れかえってるよ』

律子『目的を決めたら行動に移すべき!』

律子『さぁ、私たちも早く絵馬を購入しましょう!』

律子『そして765学園野球部が日本一になるようにお祈りするわよ~!』

P『(やっぱり合理的とは言われても中身は熱血マネージャーだよなぁ)』

P『(さて!今年も1年頑張るか!)』


497: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:26:00.41 ID:o6o3WnVuo

【義理ですから!】

P『さて、今日はバレンタインだ!』

律子『プロデューサー君』

P『秋月さん』

律子『こほん…』

律子『えーっと…』

律子『私、あなたにはそれなりにお世話になったかなって思ってるの』

P『えっ?』

律子『だから、これからあげる物はその義理を返すってこと』

律子『そう、義理なわけなの』

P『チョコくれるの?嬉しいよ』

律子『……』

律子『…は、はい!これっ!』スッ…

律子『……ばーか』タッタッタ…

P『えっ?』

P『(ばーか、って……えっ?)』


498: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:26:39.01 ID:o6o3WnVuo

【大袈裟に照れるなんて出来ない】

P『さて、今日はホワイトデーなわけだが』

P『さてと、秋月さんは…』

P『あっ、秋月さん!』

律子『あら?どうかした?』

P『バレンタインありがとう。これ、お返し』スッ…

律子『あっ…ど、どうも…』

律子『えっとー…わ、私!急ぐからごめんなさい!』タッタッタ…

P『(そっけないように見えるけど喜んでくれたみたいだな)』


499: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:27:18.79 ID:o6o3WnVuo

【呉越同舟とも言うし】

P『さて、今日から2-Aだ!』

P『知ってる顔はいるかな?』

P『…おっ?あれは…?』

P『秋月さん!』

律子『あら、こんにちは』

P『同じクラスになったね』

律子『そうねー』

律子『ついでにあそこでふてくされているのも、ね』

冬馬『…ついでってなんだよ!?』

P『まぁまぁ…仲良くしよう…』


500: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:28:03.56 ID:o6o3WnVuo

【今をときめくニューフェイス】

P『今日は新入部員との顔合わせの日だな』

冬馬『はっ。生意気な奴がいなけりゃいいけどな』

P『(お前が言うか…)』

律子『新入部員を連れてきました~』

P『おっ、来たみたいだぞ…』

P『……って』

冬馬『…おお?』


501: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:28:53.26 ID:o6o3WnVuo

501

P『あの子、可愛いな…』

冬馬『…あぁ』

P『マネージャー枠ってことか?』

P『既に秋月さんがいるのに』

冬馬『秋月だけじゃ、どうにもならねぇってことだろ』

?『……』


502: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:29:20.85 ID:o6o3WnVuo

律子『そこ。聞こえてるわよ』

P&冬馬『…うっ』

律子『あと、勘違いしないように』

律子『この子はマネージャー枠じゃなくて選手枠だから』

P『えっ?』

冬馬『なんだよ、そりゃ?女なのに選手枠だ?』

?『…!!』

?『ぎゃおおおん!ここでも女の子扱いされたぁ!』

律子『情けない声を出さないの』

律子『ほら、自己紹介』

?『うぅっ…』


503: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:29:55.73 ID:o6o3WnVuo

涼『あの…秋月涼です…』

涼『その…ぼ、僕!』

涼『男ですっ!』

涼『男らしくなる為に野球部への入部を決意しましたっ!』

涼『よ、よろしくお願いしますっ!!』ペコッ…

P&冬馬『……』

P&冬馬『なにぃっ!?』

律子『ていうわけよ』

律子『秋月涼。9月15日生まれの乙女座の…』

律子『男の子』

律子『ちなみに彼は私のいとこだから』

律子『よろしくお願いね』

冬馬『…マジかよ』

P『こんな可愛い子が男の子だなんて…』

涼『うぅっ…』モジモジ…

律子『なよなよしない!!』

涼『わぁっ!?』ビクッ…

P『(…マジかよ)』


504: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:30:34.08 ID:o6o3WnVuo

【一目惚れは信じるな】

P『(さてと…今日も部活に行くかな)』

涼『あっ、先輩!』

P『おっ、涼』

涼『こんにちは!今から部活に向かうところですか?』

P『そうだよ。一緒に行こうか?』

涼『はいっ!』キャピッ

P『……』

涼『…先輩?』

P『…男の子だよね?』

涼『男ですっ!!』


505: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:31:01.73 ID:o6o3WnVuo

P『悪い悪い…』

P『でも、その容姿だとやっぱり女の子に見えて…』

涼『……』

P『…涼?』

涼『…入学式の日に告白されたんです』

P『えっ?』

涼『同じクラスの男子から…』

P『…すまん、この話は終わりにしよう』

涼『そうしていただけると…嬉しいです…』

P『(でも、その男子の気持ち…わからなくは無い…)』


506: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:31:30.71 ID:o6o3WnVuo

【やっぱり鬼だった】

涼『はぁ…はぁっ…』

P『大丈夫か、涼?』

涼『だ、大丈夫です…』ゼーハー…

律子『涼!スピードを落とさないっ!』

涼『ううっ…律子姉ちゃんの鬼ぃ…』

冬馬『おっ。もっと言ってやれ』

律子『…涼、天ケ瀬冬馬。ちょっとこっちに来なさい』

冬馬『涼!へばってんじゃねぇぞ!!』

涼『は、はいぃっ!』

律子『よしよし♪』

P『(鬼だ…)』


507: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:32:10.16 ID:o6o3WnVuo

【無駄なところでフェミニスト】

P『今日は体育祭だ!』

冬馬『さて騎馬戦か。当然、大将は俺で良いな』

P『あぁ、任せたぞ』

冬馬『はっ!蹴散らしてやるぜ!』

涼『うわわわ…僕の相手は先輩方ですかぁ…』

P&冬馬『……』

P『…蹴散らすこと出来るか?』

冬馬『…ちょっと良心に響いちまうな』

P『(とは言っても秋月さんが怖いので手加減しながらも俺と冬馬は結局、涼の馬を大破させた)』

P『(ギャラリーの男子からはブーイングの嵐だった…)』

P『(こうして高校生活2年目の体育祭は終わりを迎えた)』


508: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:32:53.67 ID:o6o3WnVuo

【貰えるなんて思わなかったから】

キンコーンカーンコーン…

律子『さて…今日もお務め御苦労さまっと!』

律子『プロデューサー君。部活に行きましょ』

P『あぁ、うん。それは良いんだけど』

律子『ん?どうかしたの?』

P『うん。先に渡しておこうかなって思って』スッ…

律子『えっ?これ、私に…?』

P『今日は秋月さんの誕生日でしょ?』

P『おめでとう』

律子『お、覚えててくれてたの…』

律子『あ、ありがとう…!』

P『(良かった。凄く喜んでくれたみたいだ)』


509: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:33:32.90 ID:o6o3WnVuo

【むしろそのまんま】

涼『えいっ!』

コンッ…!

P『涼はコンパクトな打法が上手いなぁ』

冬馬『涼!男ならもっとガツンといけっ!』

涼『お、男なら…!?』

律子『涼、今ので良いのよ』

律子『この熱血俺様バカの言うことは気にしないの』

冬馬『おい!?なんだよ、その呼び名!?』

P&涼『(…わりとピッタリな呼び名だ)』


510: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:34:18.16 ID:o6o3WnVuo

【マネージャーとして…】

律子『今日から夏合宿よっ!』

P『秋月さん、気合い入ってるね』

律子『プロデューサー君』

P『今からもう最後の大会に向けてって感じかな?』

律子『……』

律子『…そうね』

律子『…最後の、ね』

P『…?』

P『(なんだか歯切れが悪いな?)』


511: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:34:47.03 ID:o6o3WnVuo

ブンッ…!

ストラーイク!

冬馬『くそっ…!』

律子『天ケ瀬冬馬!何度言ったらわかるの!?』

律子『無理なコースは追いかけない!』

冬馬『わかってるって言ってんだろ!』

律子『わかってないから言ってるんでしょう!?』

律子『私はあなたの為に…!』

冬馬『…チッ』

涼『律子姉ちゃん、いつもより荒れてますね…』

P『そうだな…』

P『(胸騒ぎがする…)』

P『(杞憂だと良いんだが…)』

P『(こうして2年目の野球部夏合宿は終わりを迎えた)』


512: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:35:25.64 ID:o6o3WnVuo

【告げた「さよなら」】

P『さて、夏休みの終わりと言えば花火大会!』

P『せっかくだから誰か誘って…』

ピンポーン!

P『おや?誰だろう?』

ガチャ…

律子『こんばんは』

P『秋月さん?どうしたの?』

律子『ねぇ、今って時間ある?』

律子『良かったら一緒に花火大会、行かない?』

P『えっ?花火大会?』


513: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:35:53.28 ID:o6o3WnVuo

律子『あっ、ごめんなさい。突然過ぎたわね』

律子『…ダメかしら?』

P『いいよ。俺で良かったら』

律子『本当?良かった…』

P『じゃあ、ちょっと準備してくるよ』

律子『ええ、ごゆっくり』

P『(まさか秋月さんから誘われるなんてな…)』


514: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:36:23.75 ID:o6o3WnVuo

ヒュー…パーン!パーン!

律子『…綺麗ね』

P『うん。この花火を秋月さんと一緒に見れて良かったよ』

P『(…なんて歯の浮くことを言っても「何言ってんのよ」で返される気がするけど…)』

律子『……』

律子『そうね…』

律子『私もあなたと一緒に見ることが出来て良かった』

P『えっ…?』

律子『あら?何か変なこと言った?』

P『い、いや…そう言ってもらえて嬉しいよ…』

律子『ふふっ』

P『(やけに素直だな…)』


515: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:37:00.52 ID:o6o3WnVuo

P『…そろそろ最後の花火が打ち上がるね』

律子『もう、そんな時間?』

P『うん』

律子『そっか…』

律子『……』

P『秋月さん?』

律子『…ねぇ、プロデューサー君?』

P『…どうしたの?』

律子『…私ね』

律子『この花火大会が終わったら…』

P『花火大会が終わったら?』

律子『私…私ね…』

律子『……ごめんなさい。なんでも無いの』

P『秋月さん…』


516: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:37:52.11 ID:o6o3WnVuo

516

律子『今日は付き合ってくれてありがとう』

律子『とても…楽しかったわ…』

律子『……さよならっ』ダッ…

ヒュー…パーン!!

P『あ、秋月さん!?』

P『……』

P『(最後に打ち上げられた花火と共に…)』

P『(秋月さんは俺の前から姿を消した…)』


517: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:38:27.87 ID:o6o3WnVuo

【そして彼女は…】

P『今日から新学期だ!』

小鳥『おはよう、プロデューサーくん』

P『小鳥先生、おはようございます』

小鳥『……』

P『…?なんだか元気無いですね?』

小鳥『…あなたはまだ知らないみたいね』

P『えっ?』

小鳥『…律子ちゃん、転校しちゃったのよ』

P『えっ!?ど、どこに!?』

小鳥『…詳しいことはまた改めて話すわ。それじゃあね』

P『(秋月さんが、転校……)』


518: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:39:02.36 ID:o6o3WnVuo

【残酷な現実】

冬馬『秋月、転校したんだってな』

P『ああ…』

冬馬『……』

冬馬『…はっ!なんて顔してやがる』

冬馬『俺は口うるさい奴がいなくなってせいせいするけどな!』

涼『せ、先輩!そんな言い方は…!』

P『涼、良いんだよ…』

涼『で、でも…』

冬馬『……』

冬馬『…ちっ!強制的に野球部に入れたと思ったら自分は何も言わずに転校かよ…!?』

冬馬『ホントにムカツク奴だぜ…!』

涼『あっ…』

P『(受け入れろってのが無理な話だよな…)』


519: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:39:39.85 ID:o6o3WnVuo

【それでも時は過ぎていく】

P『今日から修学旅行だ!』

P『あれ?そういえば行き先ってどこだっけ?』

P『……』

P『そうだそうだ!北海道だったな!』

P『よし!飛行機に乗って出発だ!』


520: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:40:23.27 ID:o6o3WnVuo

【らぁめんと聞いて】

P『(初日はクラスで団体行動の日だ)』

冬馬『クラス行動ってダりいよなぁ』

冬馬『おいプロデューサー、ラーメン食いに行こうぜ旭川ラーメン』

P『サボるのには賛同するけど、ラーメン?』

冬馬『まぁ、一応修学旅行だしな』

冬馬『ちょっとした研究も兼ねてな』

P『あぁ、そっか。お前って料理やるんだっけ』

貴音『私も御同行してよろしいでしょうか?』キリッ

P&冬馬『うおっ!?』

小鳥『列から離れちゃダメよー?』


521: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:40:53.34 ID:o6o3WnVuo

【再会は突然に】

P『さて、今日は自由行動の日だ』

小鳥『プロデューサーくーん!私と一緒に行くわよー!』

P『えっ?小鳥先生…?』

小鳥『それじゃあ、しゅっぱーつ♪』グイッ…

P『ちょ…!?ひ、引っ張らないくださいよ!?』

P『(な、なんて強引な…)』


522: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:41:21.67 ID:o6o3WnVuo

小鳥『いやー♪良い眺めねー♪』

小鳥『こんな景色をあなたと見られて私って幸せねー♪』

P『……』

P『(いつもテンションが高い人だけど…)』

P『(今日のこのテンションは一体なんだ…?)』

小鳥『…あっ!』

P『どうしたんですか?』

小鳥『プロデューサーくん、ちょっとここで待ってて!』

P『…?どうしてですか?』

小鳥『もうっ!乙女にそんなこと聞いちゃダメよ~?』

小鳥『じゃあ、そういうことで♪』ダッ…

P『……』

P『(…トイレか?)』

『ぷ、プロデューサー君…?』

P『…えっ?』

P『…!』


523: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:42:21.35 ID:o6o3WnVuo

523

P『あ、秋月…さん…?』


524: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:42:53.33 ID:o6o3WnVuo

律子『良かったぁ…人違いじゃなかったわ…』

P『ど、どうしてここに…』

律子『昨日ね、小鳥先生が連絡をくれたのよ』

律子『この場所に連れてくるから待っててって』

P『(…小鳥先生、憎い真似を)』

律子『…会えて良かった』

律子『私、ちゃんとあなたに謝りたかったから…』

P『え?』


525: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:43:30.18 ID:o6o3WnVuo

律子『ごめんなさいっ!』

律子『私…何も言わずに転校しちゃって…』

P『あぁ…うん…』

律子『その…』

P『言わなくて良いよ。秋月さん』

律子『えっ?』

P『秋月さんのことだからさ…』

P『きっと伝えにくい理由もあったと思うし…』

律子『プロデューサー君…』

律子『…ありがとう』


526: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:44:17.75 ID:o6o3WnVuo

P『でも、北海道にいるってことはこの辺の学校に転校したってこと?』

律子『あっ、そういうわけじゃないのよ』

律子『私も今、高校の修学旅行に来ていて…』

律子『961学園ってわかるかしら?』

P『961学園って…あの野球が強くて有名な…』

律子『ふふっ。そうね』

律子『私、そこでまた野球部のマネージャーをしているのよ』

P『そうなんだ。秋月さんがマネージャーってことなら本当に強敵だな』

律子『……』

律子『…部活の調子はどう?』


527: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:44:43.79 ID:o6o3WnVuo

P『野球部の?』

律子『ええ…』

P『そうだな…』

P『秋月さんがいなくなって空気が変わったっていうか…』

律子『…そう』

P『やっぱり物足りないんだよね』

律子『えっ?』

P『秋月さんが組んだメニューじゃないと、みんな練習した気にならなくてさ』

律子『…!』


528: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:45:10.55 ID:o6o3WnVuo

P『だからと言って手を抜いているわけじゃないよ』

P『甲子園を目指しているのは今も変わらないさ』

律子『……』

律子『なら…良かった』

律子『…ねぇ、プロデューサー君?』

P『なに?』

律子『来年の甲子園で戦うの楽しみね!』

P『…!』

P『ああ!』


529: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:45:36.33 ID:o6o3WnVuo

律子『あっ…もうこんな時間…』

律子『私、そろそろ戻らないと…』

P『そっか…』

律子『あ、あの…!』

P『ん?』

律子『もし、良かったら…』

律子『電話とかして?』

律子『私、待ってるから!』ダッ…!

P『あっ…!』

P『……』

P『(新しい番号知らないんだけど…)』

小鳥『まほーうをかけてっ♪』

P『小鳥せんせ~!秋月さんの番号教えてくださ~い!!』ユサユサ…

小鳥『ぴよぉっ!?』

P『(こうして秋月さんと再会を果たし修学旅行は終わりを迎えた)』


530: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:46:08.80 ID:o6o3WnVuo

【お前って奴は…】

P『さーて!クリスマスですよ!クリスマス!』

P『伊織本人からクリスマスチケットも貰ったし…』

P『多少小奇麗な格好をして行けば大丈夫だろう!』

P『って、思うんですよね?』

新堂『伊織お嬢様のご友人の方でいらっしゃいますか?』

P『はい。本人からチケットも…』ペラッ…

新堂『拝見させていただきます…』ジッ…

新堂『…結構でございます。どうぞごゆっくりとお楽しみくださいませ』

P『あっ、どうも』


531: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:46:37.10 ID:o6o3WnVuo

P『いやー流石に豪華なパーティーだな…』

P『テレビで見るようなお偉いさんの顔まで…』

P『…まぁ、それはともかくだ』

P『俺もパーティを楽しまないとな』

P『誰か知ってる顔はいるかな?』

冬馬『よう。お前も来てたのか』

P『おお、冬馬…』

P『……』

冬馬『あん?な、なんだよ、人を憐れむような目で…』


532: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:47:12.45 ID:o6o3WnVuo

涼『先輩、こんばんは!』

P『冬馬、お前…』

P『いくら自分が一人身で涼が可愛いからって…』

冬馬『はぁっ!?』

冬馬『ちげーし!そんな理由でコイツを誘ったわけねーだろ!?』

P『涼が本当は女の子だったら?』

冬馬『…悪くはねぇな』

P『涼、アイツは危険だ』

涼『先輩がそんな人だったなんて…!』

冬馬『って、おい!?』

P『(こうして高校生活2年目のクリスマスは終わりを迎えた)』


533: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:47:54.67 ID:o6o3WnVuo

【残酷な現実2】

P『さてと、今日はバレンタイン』

P『(秋月さんからチョコレートが郵送されてたな)』

P『(俺のこと覚えててくれて嬉しいな)』

P『ところで冬馬は涼からチョコレート貰ったか?』

冬馬『貰ってねーから!』

―――――――――
―――――― 
―――― 

P『…って、ことがあったんだけど』

律子『…残念ながら涼は正真正銘の男の子よ』


534: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:48:31.28 ID:o6o3WnVuo

【秋月さんに似てるでしょ?】

P『今日はホワイトデーだ!』

P『(しかしお返しを返そうとしても秋月さんは遠い961の空の下…)』

P『(あとで郵送しておこう)』

―――――――――
―――――― 
―――― 

律子『お返しありがとう。ちゃんと届いたわよ』

P『それは良かった』

律子『ところでこのぬいぐるみ、名前とかは付いてるの?』

P『あぁ、その子はちっちゃんって言うんだ』


535: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:49:08.42 ID:o6o3WnVuo

【熱血青春物語】

P『ついに最上級生か…』

小鳥『ええ。最後の1年よ』

P『小鳥先生…』

小鳥『スポーツにかける青春!良いわねー♪』

小鳥『あなたの打球が律子ちゃんに届くと良いわね♪』

小鳥『ってわけで、今年も私が担任です!』

小鳥『残り1年、よろしくね!』


536: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:49:55.68 ID:o6o3WnVuo

【鬼ケ島】

P『さて担任は変わらずともクラスは変わった…』

P『誰か知っている奴は…』

P『あっ…』

冬馬『よう。また同じクラスだな』

P『そうだな。よろしく頼む、羅刹』

冬馬『誰だよ!?』


537: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:50:40.40 ID:o6o3WnVuo

【俺達の夏】

カキーン!

冬馬『っしゃあ!』

涼『おおっ!サヨナラホームランなんてかっこいいな~!』

P『そうだな』

P『(3年生になっても冬馬は冬馬だが…)』

P『(今の打法の方がアイツには合ってるよな)』

P『(しかし練習試合とはいえ、この快勝っぷり…)』

P『(今年の夏はもしかしたらもしかするかもな…)』

P『(その2カ月後、765学園野球部は見事、夏の甲子園出場することが決定した)』


538: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:51:13.04 ID:o6o3WnVuo

律子『甲子園出場決定おめでとう。流石ね』

P『秋月さんこそ。961学園、甲子園出場決定おめでとう』

律子『ふふ、ありがとう』

律子『なんだか不思議な気分ね…』

律子『元々いた高校の野球部と、こうして戦うことになるなんて…』

P『秋月さん…』

律子『でも、あくまで今の私は961のマネージャー』

律子『全力であなた達を迎え撃つつもりよ』

P『望むところだよ』

P『(けど、俺や冬馬達の管理をしていたのは他でもない秋月さんだ…)』

P『……』


539: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:52:19.82 ID:o6o3WnVuo

【この熱い想いを】

―――そして、決戦の日


涼『うわぁ…僕達、本当に甲子園の決勝に来ちゃったんですねぇ…』

冬馬『はっ、当然だ』

冬馬『それだけの努力を今日までしてきたんだからな』

冬馬『俺達の優勝の決まりだ!』

涼『でも、決勝は強豪の961学園…』

涼『それに僕達のことを良く知ってる律子姉ちゃんも…』

冬馬『…秋月なんか関係あるかよ!』

P『それは違うな』

冬馬『あ?』


540: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:52:48.54 ID:o6o3WnVuo

P『確かに秋月さんは頭が切れる』

P『常に最善の指示を出して俺達に立ち向かってくるだろう』

P『そのうえ、俺達の癖なんかもわかっている』

冬馬『なんだよ…?お前までまさかここに来て、ひよってるんじゃ…!?』

P『そういうわけじゃないさ』

P『良いか?頭が切れる秋月さんがいるからこそ…』

P『―――――。――-――――。』

冬馬&涼『…!』

冬馬『…なるほどな。そういうのも面白ぇかもな』

涼『男を見せるチャンス…!』

P『けど、最終的には個人の判断だ』

P『本当に必要だと思った時で良いからな』

P『よし、行くぞっ!!』


541: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:53:18.41 ID:o6o3WnVuo

――――――9回裏、765高校の攻撃

アウト!

P『(…1点差2アウト、ランナー無し)』

P『(追い込まれたな…)』

P『(けど、あの961高校相手に最終回までで1点差しか離れていない)』

P『(俺達はまだ…!)』

涼『僕たちはまだやれる!』

P『…!』

涼『先輩。必ず先輩に繋ぎます』

涼『僕の男気見ていてくださいっ!』ダッ…

P『涼…』

冬馬『…ヘタレのくせにいっぱしの口を利くになったじゃねぇか』

P『…ホントにな』

P『(頼んだぞ、涼…!)』


542: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:53:56.55 ID:o6o3WnVuo

『2番 セカンド 秋月涼くん』

律子『(涼は大局を動かせるような打者じゃない…)』

律子『(今回も必ず次に繋げるためのコンパクトな振りで臨むはず)』

律子『(浅いところの守りを重点していれば私たちの勝ち…)』

涼『(…なんて思われてるんだろうなぁ)』

涼『(でもさ、律子姉ちゃん)』

涼『(僕が野球部で目指した目標は…)』

961ピッチャー『…!』ブンッ…!

涼『(男らしくだっ!!)』ブンッ…!

律子『なっ!?』

律子『フルスイングっ…!?』

カキーン!!


543: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:54:25.05 ID:o6o3WnVuo

『これは大きい!ライトフェンスに直撃する長打!』

『秋月くん。二塁まで進みます』

涼『…よぉしっ!』

律子『(そ、そんな…)』

律子『(あの子が…この場面で…)』

『3番 ショート 天ケ瀬冬馬くん』

律子『…!』

律子『(意表は付かれたけど、ここまでよ…!)』

律子『(天ケ瀬冬馬なら、この場面で決めにいこうとしてくる!)』

律子『(野球はチームプレイ…そんな独りよがりな考えで勝てるほど…!)』

冬馬『……甘くはねぇってとこか?』


544: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:55:00.50 ID:o6o3WnVuo

961ピッチャー『…!』ブンッ…!

冬馬『(秋月のデータなら俺が勝負に出てくるっていう答えを出してるんだろうな)』

冬馬『(けどよ?よく考えてみろよ?)』

冬馬『(この俺様だぜ?)』コン…

961ピッチャー&律子『!?』

『強打者!天ケ瀬くん!意表をつくセーフティバント!』

『これは良いところに転がった!セーフ!』

冬馬『(データ通りじゃ、つまんねぇだろ!!)』

律子『あの天ケ瀬が次に繋げるセーフティバント…!?』

『4番 ファースト プロデューサーくん』

律子『…!』ゴクリ…!


545: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:55:31.63 ID:o6o3WnVuo

P『(涼と冬馬の奴…この土壇場でプレイスタイルを変えやがって…)』

P『(全く…最高のメンバーだよ)』

P『(だったら、俺は…)』

冬馬『プロデューサー!!』

P『…冬馬?』

冬馬『この試合を決めんのはお前だ!』

涼『男らしいところ期待してますよ!』

P『涼…』

P『……』

P『(ふふっ…そうだよな…)』

冬馬&涼『だから…』


546: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:55:58.01 ID:o6o3WnVuo
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547: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:56:40.46 ID:o6o3WnVuo

547


549: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:57:20.22 ID:o6o3WnVuo



冬馬&涼『いけっ!!』




550: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:57:47.89 ID:o6o3WnVuo



P『おうっ!!』




551: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:58:16.09 ID:o6o3WnVuo



律子『…!!』グッ…!




552: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:58:46.65 ID:o6o3WnVuo

―――――――――
―――――― 
―――― 

P『……』

P『(…終わった)』

P『(俺達、野球部は…)』

律子『ぷ、プロデューサー君!』

P『…!』

P『秋月さん…』

律子『……』


554: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:59:13.31 ID:o6o3WnVuo

律子『ふふっ…なんて顔してるのよ?』

P『えっ?』

律子『もっと胸を張りなさい』

律子『あなた達、765学園野球部は…』

律子『高校野球の頂点に輝いたんだから』

律子『優勝おめでとう』

P『あ、ありがとう…』

律子『……』

律子『もしかして私に気を遣ってるの?』

P『そ、それは…』


555: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 00:59:43.84 ID:o6o3WnVuo

律子『真剣勝負の結果なんだもの』

律子『そんな態度は逆に失礼よ』

P『ご、ごめん…』

律子『……』

律子『…まぁ、失礼なのは私の方なんだけどね』

P『えっ?』

律子『私、最後のあなたの打席の時にね…』

律子『相手チームであるはずのあなたに打って欲しいって願ったの』

律子『ふふっ…野球部マネージャー失格よね…』

P『秋月さん…』


556: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:00:15.62 ID:o6o3WnVuo

律子『さてと…私はそろそろ行かないと…』

P『あぁ、うん…』

律子『改めて優勝おめでとう』

律子『あ、そうそう。涼と天ケ瀬冬馬に伝言お願いしても良いかしら?』

P『えっ?なに?』

律子『私が評価していた以上に二人は素晴らしいプレイヤーだったわ、って』

P『…!』

P『うん。必ず伝えるよ』

律子『ええ、お願いね』ニコッ

律子『それじゃあね』タッ…

P『……』

P『(優勝…したんだなぁ…)』

P『(俺がいて冬馬がいて涼がいて…)』

P『(そして秋月さんが、あの場所にいたからこその…)』

P『(こうして高校野球生活最後の夏は終わりを迎えた…)』


557: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:01:15.76 ID:o6o3WnVuo

【ときメモは実際こうだから困る】

P『今日から新学期だ!』

小鳥『はいはーい。進路相談の時間よー』

P『あっ、はい』

小鳥『まぁ、そんなのどうだっていいわね』

P『!?』

小鳥『甲子園優勝おめでとう!』

小鳥『プロ野球選手を目指す、目指さないはあなたの自由だから!』

P『そんなアバウトな…』

小鳥『あとは律子ちゃんとの思い出作りね』

小鳥『律子ちゃんだって女の子…』

小鳥『ガンガン恋の魔法をかけちゃいなさい!』

小鳥『というわけで進路相談終わりっ!』


558: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:01:47.32 ID:o6o3WnVuo

【冬馬の趣味】

P『さて10月だ!』

小鳥『はい!みんな、おはようございまーす♪』

小鳥『今日はあなた達に大切なお知らせ!』

小鳥『今年の文化祭はクラスで出し物をすることに決定しました!』

P『また唐突な』

小鳥『ていうわけで、みんな意見をちょーだいな!』

P『(ふむ…)』

P『(出し物か…)』

冬馬『(出し物ねぇ…)』


559: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:02:13.83 ID:o6o3WnVuo

小鳥『…はい!じゃあ仮装行列をすることに決定!』

小鳥『みんなで頑張りましょうね!』

冬馬『おい!?プロデューサー!』

P『どうした?』

冬馬『なんで俺のフィギュア喫茶に賛同しねぇんだよ!?』

P『いや、俺フィギュア興味無いし』

冬馬『…お前にはフィギュアに囲まれながら飲むクリームソーダの美味さについて小一時間…!』

P『いや、遠慮しとくよ』


560: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:02:47.58 ID:o6o3WnVuo

【たった1秒でも】

P『今日は文化祭だ!』

P『さて、クラスに…』

涼『あっ、先輩!』

P『おお、涼。どうしたんだ?』

涼『律子姉ちゃん、遊びに来てますよ』

P『えっ?』

涼『今、中庭にいるから会いに行ってあげたらどうですか?』

P『秋月さんが…』

P『サンキュー、涼。行ってみるよ!』


561: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:03:15.85 ID:o6o3WnVuo

P『えーと、中庭にいるって言ったよな…』キョロキョロ…

P『(…って、もう仮装行列始まってる時間だな)』

P『(けど、秋月さんに会えるなら…)』

『こら!なにサボってるの!』

P『わっ!?す、すいません!』

P『…って』


562: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:03:50.53 ID:o6o3WnVuo

562

律子『なーんてね♪』

P『秋月さん…』


563: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:04:16.43 ID:o6o3WnVuo

P『…小鳥先生の真似なんて人が悪いよ』

律子『あら?サボってる方が全面的に悪いと思うけど?』

P『うっ…』

律子『ふふっ。冗談よ』

律子『でも、サボるのは良くないわ』

律子『早くクラスに行った方が良いと思うよ』

P『いやでも、こうして秋月さんと会えたのに…』

律子『こうして会えたから良いのよ』

P『えっ?』


564: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:04:43.80 ID:o6o3WnVuo

律子『あなたの顔を一目でも見れば帰ろうと思ってたから…』

P『あ、秋月さん…』

律子『そ、そういうことだから』

律子『そ、それじゃ!』ダッ…

P『あっ…!』

P『……』

P『(でも、いくらなんでも短すぎるよ…)』

小鳥『あっ!プロデューサーくん、いたぁ!!』

P『わぁっ!?小鳥先生、すいません!!』

P『(こうして高校生活最後の文化祭は終わりを迎えた)』


565: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:05:12.08 ID:o6o3WnVuo

【魔法をかけて!】

P『さて!今日はクリスマスだな!』

P『今年も伊織からチケットを貰ったし…』

P『早速…』

trrrrrrr…

P『おや?誰だろう?』

P『もしもし?』

律子『もしもし。私、秋月と申しますが…』

P『秋月さん?どうしたの?』

律子『あっ、プロデューサー君?』

律子『え、えーっとね…』


566: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:05:42.85 ID:o6o3WnVuo

律子『私、今日こっちに遊びに来てて…』

P『えっ!?そうなの!?』

律子『そ、それで…もし良かったら…』

律子『少し会えないかしらと思って…』

P『もちろん!喜んで!』

律子『ほ、本当…!?良かった…』

P『どこに行けば良いかな?』

律子『あっ、今、駅前広場にいるからそこで待ち合わせでも大丈夫かしら?』

P『わかった。すぐ行くよ!』

P『(よし!急いで行くぞ!)』


567: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:06:16.85 ID:o6o3WnVuo

P『さてと、秋月さんは…』

律子『プロデューサー君!』

P『秋月さん』

律子『ふふっ、メリークリスマス♪』

P『うん。メリークリスマス』

律子『こんな日に来てくれてありがとう。とても嬉しいわ』

P『そんな。秋月さんの誘いを断るわけないじゃないか』

律子『…ありがとう』

律子『ねぇ、プロデューサー君。見て…』


568: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:06:46.66 ID:o6o3WnVuo

568


569: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:07:29.74 ID:o6o3WnVuo

律子『街がこんなにもかがやいてる…』

P『うん。とても綺麗だね』

律子『……』

律子『こういう日を過ごすのって憧れてたのよね…』

P『えっ?』

律子『そして、この景色が終わらなければ…』

律子『どれだけ幸せなんだろう…』

P『秋月さん…』

律子『…ごめんなさい。なんか変なこと言っちゃってるわね』

P『……』

P『そんなことないよ』

律子『えっ?』


570: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:07:56.03 ID:o6o3WnVuo

P『終わらない奇跡を願っても良いじゃないか』

P『こうやって今、二人でいて俺はドキドキしてる』

P『俺もこの時間がずっと続けば…』

P『魔法が解けないままでいられればって…』

律子『プロデューサー君…』

P『…やっぱり、また会えなくなるんだよね』

律子『…そうね』

P『……』


571: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:08:22.45 ID:o6o3WnVuo

P『秋月さん』

律子『……』

P『もし、魔法が解けても…』

律子『えっ?』

P『物語はまだ終わっていないよ』

P『魔法が解けても続けるんだ』

P『ハッピーエンドで終わる為に…』

律子『プロデューサー…君…』

P『また…会えるよね…?』

律子『……』

律子『……ええ!』

律子『また、絶対に…!』

律子『あなたのところに…!!』

律子『そして、また会えたその時は―――』

P『うん…俺、待ってるから…!』


572: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:08:50.79 ID:o6o3WnVuo

―――そして、時は流れ


P『3月1日…卒業式…』

P『今日、最後の制服…』

P『この道を歩くのも最後になるんだな…』

P『……』

P『…行こう』


573: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:09:26.93 ID:o6o3WnVuo

P『卒業式も終わっちゃったな…』

冬馬『よう』

P『冬馬?どうしたんだ?』

冬馬『秋月の奴が伝説の木の下で待ってんぜ?』

P『えっ?秋月さんが…』

冬馬『早く行けよ。お前の気持ちはもう決まってんだろ?』

P『…!』

P『あぁ!サンキューな!』ダッ…

冬馬『……行ったか』

涼『先輩、かっこいい~///』

冬馬『うおっ!?涼!?ちょ、なんだその眼は!?やめろ!?』


574: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:09:53.57 ID:o6o3WnVuo

~~~~~~~~~~~~~~

P『秋月さん!』

律子『プロデューサー君』

律子『ふふっ、卒業おめでとう!』

P『あ、ありがとう…』

P『秋月さんも卒業おめでとう…って、あれ?』

P『卒業式はどうしたの?』

律子『終わってから急いで来たのよ』

律子『どうしても今日…あなたに伝えたいことがあったから…』

P『そっか…』


575: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:10:21.30 ID:o6o3WnVuo

律子『えっと…何から話したら良いかしらね…』

律子『その…』

律子『……』

律子『…うん!そう!』

律子『あの、花火大会の時はごめんなさい…』

律子『私、あなたに転校することも告げずに勝手に帰っちゃって…』

律子『あの時…あなたとこれで会うのが最後だって思ったら…』

律子『なんだか涙が出てきそうで…』

律子『でも、そんな姿…あなたには見られたくなくて…』

P『……』


576: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:10:59.53 ID:o6o3WnVuo

律子『だけど、修学旅行でまたあなたと会えた時、私、嬉しかった』

律子『ほんのわずかな時間だったけど、凄く嬉しかったの』

律子『その時、思ったのよね』

律子『あぁ、私の中でこの人はこれほどまでに大きな存在になっていたんだって』

律子『だから、それからは別れを告げるたびにつらかった』

律子『ただでさえ距離が離れているのに…』

律子『「さよなら」を告げるたびに、その距離がもっと開いてしまいそうで…』

律子『あなたが遠くなって…』

P『……』


577: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:11:27.79 ID:o6o3WnVuo

律子『だけど、もうそんな想いをするのはイヤだから…』

律子『本当に離れてしまったら絶対に後悔するから…』

律子『この胸に秘めいていた想い…今、伝えるわ』

律子『私、あなたのが好きです』

律子『ずっと前から好きです』

P『……』

P『…離れ離れになんかにはならないよ』

律子『えっ?』


578: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:11:54.13 ID:o6o3WnVuo

P『俺も秋月さんとは離れたくないから』

P『もう二度と…』

律子『あ…』

P『俺も秋月さんのことが好きだよ』

律子『ありがとう…』

律子『私、こんな日が来るのを…ずっと夢を見てた…!』


579: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:12:43.03 ID:o6o3WnVuo

リンゴーン!リンゴーン!

律子『伝説の鐘…私も765の生徒で良いのかしら…?』

P『そうじゃないと伝説が伝説じゃなくなっちゃうから良いと思うよ』

律子『…ふふっ♪それもそうね』

律子『でも、伝説に頼らなくても私たちは上手くやっていけるわよね?』

P『もちろん。尻にしかれそうな気もするけどね』

律子『あら、失礼ね』


―――恋を夢見たお姫様は尽くすタイプなのよ?

―――これから、たくさん尽くしてあげるから

―――覚悟してね、ダーリン♪


580: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:13:38.30 ID:o6o3WnVuo

580


583: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/16(金) 01:14:49.11 ID:o6o3WnVuo

律子編終了です
俺の中で律子はルートが決まっている隠しキャラ的設定でした

次回更新時は真編を投下予定です
今しばらくお待ちください


625: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 01:52:41.17 ID:hOWURblao

【空手の達人】

P『さて、せっかくの高校生活…』

P『俺には帰る家がある!帰宅部!』

P『ってのも青春の一つだが…』

P『それじゃあ、ちょっと味気無いよな』

P『と言っても気になる部活があるかと言われたら…』

P『……』

P『そういや真は空手部のスポーツ推薦で入学したんだよな』

P『空手部に見学に行ってみるか』


626: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 01:53:10.78 ID:hOWURblao

~~~~~~~~~~~~~

P『……』

P『(空手部道場…)』

P『(学校の施設とはいえ、なんだか緊張するなぁ…)』

P『失礼しまーす…』

部長『ん?ウチになにか用かな?』

P『あっ、すいません。部活の見学をお願いしたいんですけど』

部長『あぁ、見学者か。経験者かな?』

P『いえ、未経験なんですが…』

部長『そうかぁ。直接打撃を行う形式の部活だからなぁ』

部長『全くの未経験者だと厳しいかもしれないが…』

P『そうなんですか…』


627: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 01:53:37.00 ID:hOWURblao

P『(まぁ、そうだよな)』

P『(真みたいに数を踏んでるならまだしも高校の部活で全くの未経験だとなぁ)』

部長『でも、せっかく足を運んでくれたんだ』

部長『良かったら組手でも見ていかないか?』

P『組手、ですか?』

部長『まぁ、わかりやすく言えば練習試合みたいなものだよ』

部長『今から女子空手部期待の新人、菊地真が男子空手部の部員と組手をするところだから』

P『えっ?女子なのに男子と試合するんですか?』

部長『そう、女子なのに』

部長『まぁ、見てればわかるさ』


628: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 01:54:05.19 ID:hOWURblao

男子部員『…押忍っ!!』

真『…押忍っ!!』

P『(真…凄い気合いだ…)』

P『(でも、相手の男子部員よりも身体が一回り小さい…)』

P『(いくら真が強いと言っても、あの体格差じゃ…)』

審判『……』

審判『…始めっ!!』

真『てやあぁぁぁっ!!』ダッ…!

P『…!?』


629: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 01:54:33.85 ID:hOWURblao

バシィッ!!

男子部員『ごっ…!?』バタン…!

審判『一本!勝負有り!!』

P『な…』

P『(な、なんだ…あのハイキック…!?)』

P『(人間の足があそこまで高く上がるものなのか…!?)』

P『(いや、それより何より…速いし重い…!)』

P『(あれが真の実力…)』

P『(空手のことは詳しくないけど体格の良い男子を一発KO…)』

P『(達人クラスじゃないのか…?)』


630: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 01:55:21.88 ID:hOWURblao

630


真『ふぅ…』


631: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 01:55:57.71 ID:hOWURblao

部長『どうだった?』

P『確かに男女の心配をする必要は無かったですね…』

P『(正直、想像していた以上のレベルだ…)』

P『(あまりにも俺は場違い過ぎる…)』

P『(ここは早々にお礼をして立ち去るか…)』


真『…あっ!』


P『えっ?』


632: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 01:56:25.50 ID:hOWURblao

真『プロデューサーくん!見学に来てたんだ!?』タタッ…

P『あぁ、うん…』

部長『なんだ?二人は知り合いだったのか?』

真『はい!同じクラスなんですよ!』

真『プロデューサーくん、もしかして空手部に入部するの?』

P『あぁ、えっと…俺は…』

真『う~ん…』マジマジ…

真『…先輩。彼は伸びますよ』ニヤリ

P『…見学だけで』

P『……』

P『…えっ?』


633: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 01:56:51.81 ID:hOWURblao

部長『ほう。菊地のお墨付きか』

部長『だが彼は未経験だと言っていたが…』

真『未経験だからこそですよ!』

真『可能性や伸びが望めるんです!!』

P『ま、真さん…?』

部長『なるほど…そういう考え方もあるのか…』

部長『よし!空手部への入部を認めよう!』

部長『毎月第三日曜は全体練習があるから休まないようにな!』

P『えっ?えっ!?』


634: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 01:57:18.74 ID:hOWURblao

真『プロデューサーくん、や~りぃ~!!』

真『未経験者が入部を認めてもらえるのって難しいんだよ!』

P『あ、あの…真…俺は…』

真『あぁ、うん。わかってるよ』

P『だったら…』

真『ボクは女の子だから女子空手部…同じ部活とは言えないけど…』

P『いや、そうじゃなくて…』

真『でも、同じ道場だから一緒に練習してるも同然!』

真『へへっ!今日からよろしく!』

P『……』

P『(聞いちゃいない…)』

P『(こうして俺は空手部に入部することになった)』


635: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 01:57:47.33 ID:hOWURblao

【任せて!】

P『さて!今日は体育祭だ!』

真『へへっ!ボクの見せ場が来たね!』

P『真、二人三脚のパートナーよろしくな』

真『任せてよ!』

真『机に向かってカリカリと勉強しているのは苦手だけど…』

真『身体を動かすことはボクの専売特許と言っても良いからね!』

P『頼りになるな。俺も引きずられないようにしないとな』

真『プロデューサーくんがバランス崩しても、ちゃんと最後まで引きずるから心配しないで大丈夫だよ!』

P『いや、引きずらないでくれ…』

P『(こうして俺と真は二人三脚に出場し見事1位を勝ち取った)』

P『(卓越した運動神経だよなぁ)』


636: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 01:58:17.54 ID:hOWURblao

【仲間】

P『期末テストですよ!期末テスト!』

P『……』

P『あ、赤点…』ズーン…

P『(しまったな…夏休みは補習か…)』

P『(くそ…夏休みまで学校に行って勉強だなんて…)』

P『(せめて誰か仲間がいれば、まだ…)』

真『うわぁぁぁん!』

P『…おっ?』


637: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 01:59:23.90 ID:hOWURblao

637


真『赤点5つなんて補習も課題もシャレにならないよ~!』

真『うう…部活だってあるのにまいったな~…』

P『真!信じてたぞ!』

真『ふぇっ?プロデューサーくん…?』


638: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 01:59:51.22 ID:hOWURblao

P『聞いてくれ、真。俺、赤点取ってしまった』

真『えっ!?プロデューサーくんも!?』

P『あぁ、困ったな!』

真『…なんか、嬉しそうな顔してるのは気のせい?』

P『そういう真だって』

真『あっ、バレた?』

真『へへ~♪仲間だ~♪』

P『あぁ、仲間だ!』

P&真『……』

P&真『どうしよう…』

小鳥『補習です』

P&真『うぐ…』


639: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:00:20.17 ID:hOWURblao

【デートってデートのこと?】

真『いや~まさかクラスで赤点なのボク達だけだなんてね~…』

P『まぁ、1人じゃないだけ良しじゃないか?』

P『俺は真がいてくれて嬉しいぞ』

真『それもそうかもね~…』

真『プロデューサーくんがいなかったら今頃一人ぼっちだったわけだし…』

P『1人だとかそういうの関係無しにさ』

P『こうやって真と二人ってのが嬉しいな』

P『なんかデートしてるみたいで』

真『えっ…?』


640: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:01:08.33 ID:hOWURblao

640


真『で、ででで…』

真『でーとぉ!?』


641: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:01:34.28 ID:hOWURblao

P『男と女が二人きりだと、そういう風に連想しないか?』

真『男と女…』

真『……』

真『うわぁっ…そっかぁ…』

真『これ…デートなんだぁ…』

P『いや、これが本当にデートなわけじゃないけど…』

真『女の子かぁ~……いひひ…♪』

P『(まぁ、真は女だと思うが…)』

真『い、いやだなぁ~…なんだか顔が熱いよ~…』パタパタ…

P『……』


642: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:02:01.01 ID:hOWURblao

P『(そっか)』

P『(真は凛々しい顔立ちと言葉遣い…)』

P『(性格も良い意味で男らしいからな)』

P『(やっぱり、男扱いされることが多いんだろうな)』

P『(俺だって最初は…)』

P『(多分、本人は女らしくなることに憧れがあるんだろう…)』

P『……』

P『なぁ、真』

真『あっ!?な、なに?』

P『今度の日曜日に一緒に中央公園でデートしないか?』

真『……』

真『えっ?』


643: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:02:29.72 ID:hOWURblao

真『デート…?』

P『あぁ』

真『誰と誰が…?』

P『俺と真が』

真『と、友達同士で遊びに行くとかじゃなくて…?』

P『二人きりならデートじゃないのか?』

真『……』

真『い、行くっ!行きますっ!!』ズイッ…!

P『おおっ!?』

P『じゃ、じゃあ日曜日は中央公園の前で待ち合わせで大丈夫か…?』

真『ボ、ボク!絶対に行くから!ちゃんと来てよね!?』

P『わ、わかった。わかった』

P『(そんなに気合いを入れられても…)』

P『(でも、こんな反応してもらえると誘って良かったって思えるな…)』

小鳥『…デートも良いけど早く教室に来てもらっても良いかしら?』

P『うわっ!?』


644: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:03:00.04 ID:hOWURblao

【デートってこういうことじゃないの…?】

P『今日は真とデートだ!』

P『(さて、中央公園に着いたわけだけど)』

P『(時間までまだ余裕はあるな…)』

P『(ちょっとベンチで座って待ってるから…)』

P『(えーと…ベンチ、ベンチ…)』

P『(あっ、あった)』

P『…って』


645: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:03:42.97 ID:hOWURblao

645


P『真…!?』


646: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:04:11.07 ID:hOWURblao

真『えっ…?あっ、ぷ、プロデューサーくん…』

P『…いつからいたんだ?』

真『あー…そのー…あははっ…』

真『こういうのって、どうするのが良いのかわからなくてさー…』

真『「ごめーん?待った?」って、ちょっと遅れて可愛く謝るのが良いのか…』

真『でもでも、外は暑いしあんまり待たせるのも悪いから先に来た方が良いのかなぁって…』

P『お前な…』

P『俺も早く来たから良いけど、この暑い中を待たせてしまった俺の身にもなれよな』

真『あっ!?ご、ごめん!やっぱり男の子もそういうの気にして…!』

P『…自然体で良いんだよ』

真『えっ?』


647: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:04:38.28 ID:hOWURblao

P『無理に気取らなくても良い』

P『俺は真が真だから仲良くなったわけなんだしデートに誘ったわけなんだ』

真『ぷ、プロデューサーくん…』

P『確かに気軽に話せる男友達みたいな感覚はあるかもしれないが…』

P『俺は真のこと、可愛い女の子だと思ってるぞ』

真『…!!』ドキッ…

P『だから、いつもの真のままでいてくれ。なっ?』

真『…う、うんっ!!』

真『行こう、プロデューサーくんっ!!』

P『あぁ』


648: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:05:04.48 ID:hOWURblao

~~~~~~~~~~~~~

真『いや~!今日はホントに楽しかったなぁ!』

真『また誘ってよ!ボク、待ってるからさ!』

P『あぁ、また誘うよ』

真『へへっ♪』

真『えーと…帰り際はどうすれば…』

P『…一緒に帰るか?』

真『えっ?』

真『あ…う、うん…///』

P『じゃあ、帰ろう』


649: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:05:38.40 ID:hOWURblao

【まだ死にたくない】

P『今日から空手部の夏合宿だ!』

真『やぁ!』

P『おっ、真』

真『ちゃんと部活の練習に付いていけてるみたいだね!』

真『やっぱりボクが見込んだだけはあるな~!』

P『ははっ。わりといっぱいいっぱいだけどな』

真『ボク、プロデューサーくんと組手出来る日を楽しみにしてるよ!』

P『いや、それは勘弁してくれ。死んでしまう』


650: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:06:25.60 ID:hOWURblao

【女の子といえば料理でしょ!】

P『いや~今日の練習も疲れたなぁ…』

P『…腹減った』グ~…

真『さて!良い練習をする為には良い料理を食べないとね!』

P『おっ、今日の夕飯当番は真か』

P『…料理、出来るのか?』

真『むっ!失礼だなー!』

真『これを見てもそんなことが言えるかな!?』ドンッ…!

P『ぬおっ!?』


651: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:07:08.14 ID:hOWURblao

651

真『真特製!活けダコと魚介いっぱいの舟盛りだよ!』


652: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:07:36.66 ID:hOWURblao

P『(な、なんて男らしい…)』

真『まぁ、食べてみればわかるって!』

P『……』パクッ…モグモグ…

P『あっ、美味い…』

真『でしょ!親に隠れてこっそり訓練してるし!』

P『(料理も女の子らしくなるための努力の一環ってとこだろうか?)』

P『(…確かに技術はあるんだろうけど)』

P『(やっぱり舟盛りは豪快過ぎるだろ…)』

P『(こうして1年目の空手部合宿は終わりを迎えた)』


653: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:08:04.37 ID:hOWURblao

【ダンサー二人】

P『今日から新学期だ!』

真『スポーツの秋だね!』

響『スポーツの秋だぞ!』

P『真、響。二人揃ってどうした?』

真『帰りに響とゲームセンターに寄るんだけどプロデューサーくんも一緒にどう?』

響『ダンスダンスレボリューションするんだ!』

P『ダンスダンスレボリューションか…良いな。俺も行くよ』

響『おっ!デューサーはノリが良いな~!』

真『一番スコアが低かった人は勝った二人にジュース奢りね!』

P『よし!受けて立とう!』

P『(と、意気込んだ俺だったが真と響の運動神経の前に成す術も無く見事に完敗した…)』

P『(くそ~…真はダンスも得意なんだな…)』


654: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:08:43.59 ID:hOWURblao

【水も滴る良い女】

P『さて、今日はクラス対抗水泳大会だ』

P『(室内プールがある765学園だからこそ出来る行事だよな)』

P『(さて、個人戦。ウチのクラスの代表と言えばもちろん俺!)』

P『(と、言いたいところだけど…)』

真『ぷはっ!』バシャッ…!!

小鳥『A組、真ちゃーん♪今、1着でゴールインっ♪』

P『(当然のように男子に交じって、真が今、1着でゴールイン)』


655: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:09:42.08 ID:hOWURblao



真『へへっ♪やーりぃー♪』

美希『きゃー♪真くーん♪』

雪歩『かっこいい~♪』

真『わっ!?や、やめてよ、二人とも~!』

P『(あれは女子にモテても仕方ないよなぁ…)』


656: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:10:19.96 ID:hOWURblao

【戦士の休息】

P『今日は文化祭だ!』

P『せっかくだから誰かと一緒に見てまわりたいな』

P『おっ…あれは…』

P『真!』

真『うん?ボクに何か用?』

P『良かったら一緒に文化祭、見てまわらないか?』

真『あっ、良いよ!ボクもちょうど誰か誘おうかなって思ってとこなんだ!』

P『そうか。それはちょうど良かったな』

P『じゃあ、茶道部にでも行くか』


657: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:10:45.92 ID:hOWURblao

真『いや~…雪歩のお茶は美味しいね~…』シミジミ…

P『全くだなぁ…』シミジミ…

雪歩『おかわりは自由だから、好きなだけ飲んでねっ』

P『しかし、お祭りなのにこのまったり感…』

P『真には合わないんじゃないのか?』

真『普段、動いてばかりだからね』

真『たまにはこういう休息の時間も必要だよ』ゴクッ…

真『…ぷはぁ♪』

P『なるほど…』

P『(こうして高校生活最初の文化祭は終わりを迎えた)』


658: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:11:23.63 ID:hOWURblao

【期末テストの補習はパスしました】

P『今日はクリスマスだ!』

P『…っていっても予定が無い』

trrrrrr…

P『おや…電話なんて珍しいな…』

P『はい、もしもし!』

小鳥『プロデューサーくーん!』

P『うわっ!?小鳥先生!?』

小鳥『今、暇?暇よねー?』

小鳥『遊園地行くわよー!!』

P『ゆ、遊園地…?』


659: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:11:51.65 ID:hOWURblao

P『そんな唐突に…』

小鳥『えー!?無理なのー!?』

P『いや、無理ってことは無いですが…』

小鳥『せっかく真ちゃんも誘ったのにー』

P『えっ、真?』

P『行きます!すぐ行きます!現地集合ですか!?』

小鳥『…感じわるーい』

P『す、すいません…』

小鳥『まっ、いっか♪じゃあ、現地で落ち合いましょー!』


660: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:12:44.57 ID:hOWURblao

【お姫様になりたくて】

P『すいません…遅くなりました…』

小鳥『いやいやベストタイミング!』

真『やぁ、プロデューサーくん!』

P『よう、真』

真『へへっ♪遊園地なんてひっさびさだー!』

真『今日は楽しむぞー!!』

小鳥『プロデューサーくんは幸せ者ね~♪』

小鳥『クリスマスイブにこんな可愛い女の子達と過ごせるだなんて♪』

P『…女の子?』

真『……』ギロッ…!

P『い、いや!真には言ったわけじゃない!』

小鳥『ふーん…』ジロッ…

P『そ、それよりも早く中に入りましょうよ!』


661: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:13:12.80 ID:hOWURblao

小鳥『じゃあ、最初はメリーゴーランドに乗ろうか?』

小鳥『プロデューサーくん、どんな感じで乗りたい?』

真『メリーゴーランドかぁ…』

真『……』ソワソワ…

P&小鳥『……』

小鳥『プロデューサーくん』

P『言われなくても』

真『(多分、周りから見たらボクは白馬に乗ってないと変に思われるんだろうなぁ…)』

P『ご一緒に馬車でもいかがですか、お嬢様』スッ…

真『えっ…?ぷ、プロデューサーくん…?』

真『……』

真『よ、よきにはからえ…!』

P『それじゃお殿様だろ』

~~~♪

~~~♪

~~~♪


662: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:13:39.52 ID:hOWURblao

真『ボ、ボク達、変じゃないかな…?』

P『どうしてだ?』

真『だって、ボク…自分でもこういうの似合わないのわかってるし…』

P『俺が王子様じゃ不服か?』

真『えっ…?』

真『王子様…?』

P『あぁ』

真『……』

真『…ふふっ』


663: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:14:06.27 ID:hOWURblao

真『うーん。ちょっと、頼りないかなぁ♪』

P『あっ、酷い奴だな』

真『…へへっ♪』


小鳥『(あら♪二人とも良い雰囲気ね♪)』

小鳥『(ここは若い二人に任せて、大人は邪魔しないようにしましょうか♪)』

小鳥『……』

小鳥『(あーん!真ちゃん、羨ましい~!!)』


P『(こうして高校生活最初のクリスマスは終わりを迎えた)』


664: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:15:00.30 ID:hOWURblao

【乙女の願いはいつでも】

P『謹賀新年ですよ!謹賀新年!』

P『さて、謹賀新年といえば初詣だが…』

P『真は誘ったら来てくれるかな?』

trrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし、プロと申しますが…』

真『やぁ、プロデューサーくん!新年早々どうしたの?』

P『おお、真か』

P『良かったら今から初詣でも行かないか?』

真『初詣かぁ!良いね、喜んで行くよ!』

P『あっ、ホントか?じゃあ神社の前で待ち合わせ良いか?』

真『了解、了解!じゃあ、また後でね!』

P『(よし!俺も準備して行くか!)』


665: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:15:27.24 ID:hOWURblao

P『さてと、真は…』

真『やぁ!明けましておめでとう!』

P『おっ、真。明けましておめでとう』

真『うーん!この寒空の下での人ごみ!』

真『新しい年を迎えたって感じだね!』

P『そうだな』

真『ねぇ!プロデューサーくんは何をお願いするの?』

P『俺は…内緒かな。真は?』

真『ボクはもちろん女の子らしくなれますように!』

P『…願いを人にバラすと叶わないって言うぞ?』

P『(さて!今年も1年頑張るか!)』


666: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:16:03.31 ID:hOWURblao

【モテモテ真くん】

P『さて、今日はバレンタインだ!』

真『やぁ!バレンタインチョコの調子はどう?』

P『おお、真か』

P『って、なんだその手に持ってる箱の量は…』

真『あー…うん…まぁ、毎年のことというか…』

女子生徒『真ちゃーん!真ちゃんにチョコ作ってきたよー!』

真『あははっ!ありがとう!』

真『…って感じで』

P『…人が良い奴だな』

真『あっ!ボクはボクでちゃんとキミにチョコ用意したから!』

真『良かったら食べて!』ドッサリ…

P『……』

P『…どれが俺宛てだ?』


667: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:16:34.94 ID:hOWURblao

【ホワイトデーも楽じゃない】

P『さて、そういうわけでホワイトデー』

真『ホワイトデーのお返し配るの手伝ってくれない?』

P『そんなバカな』

真『まぁ、流石に冗談だけどさ』

P『(本当かよ…)』

P『あぁ、そうだ真。これホワイトデーのお返し』スッ…

真『あっ!わざわざありがとう~!』

真『いつも渡す側だから全然期待してなかったよ~!』

P『そんなバカな…』


668: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:17:05.23 ID:hOWURblao

【俺達、仲悪いのか?】

P『さてと今日から2-Aだ!』

P『知ってる顔はいるかな?』

P『…おっ?あれは…?』

P『真!』

真『あぁ、プロデューサーくん!』

P『また同じクラスだな俺達』

真『ホントだね!担任も小鳥先生だし…』

真『呉越同舟ってやつかな!』

P『いや、絶対に違うと思う』


669: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:17:41.00 ID:hOWURblao

【GWはキミとおでかけ】

P『GWですよ!GW!』

P『せっかくの連休…部活だけで終わらせるのはもったいない…』

P『真ならきっとわかってくれる!』

trrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし?』

真『今ちょうどヒマだったんだ!どうしたの?』

P『おお、真か』

P『えっとさ…』


670: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:18:10.00 ID:hOWURblao

P『明日、良かったら一緒にショッピング街でも行かないか?』

真『えーと…ちょっと待ってね?』

真『…あっ、良かった!明日は空いてるから大丈夫だよ!』

P『それなら良かった』

P『じゃあ、明日は駅前広場で待ち合わせってことで大丈夫か?』

真『うんうん!待ってからね、ボク!』

ガチャ…

P『っし!』


671: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:18:42.20 ID:hOWURblao

【可愛い服だって似合うよ】

P『さてと、真はまだ来てないな…』

真『ごめーん!待った?』

P『あぁ、真。俺も今、来たところだよ』

真『あぁ、良かった!』

真『……』

P『…ん?どうした?』

真『あぁ、いや~…』

真『なんだか今のやりとりって自然なデートの待ち合わせっぽくて良いな~って…』

P『そういうのは口に出さずに心に留めておいた方がより自然だと思うけど…』

真『あぁ、そっかぁ…』

真『じゃあ、やり直そうっ!』

P『いやいや、そうじゃなくて』


672: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:19:08.17 ID:hOWURblao

P『ほら、もう行くぞ?』

真『あっ、そうだね。時間がもったいないし』

真『今日はどこに連れていってくれるの?』

P『ブティックなんてどうだ?』

P『そろそろ夏服も用意しておく時期だろ?』

真『あっ、良いね!ボクもちょうど行きたいって思ってところなんだ!』

P『そっか。それはちょうど良かったな』

P『それじゃあ行くか』


673: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:19:36.15 ID:hOWURblao

真『ねぇ、プロデューサーくん?』

P『どうした?』

真『どれがボクに似合うと思う?』

P『うーん、そうだなぁ』

P『あのリボンの付いたワンピースなんてどうだ?』

真『えっ…?あの可愛いやつ?』

P『ダメだったか?』

真『い、いや!そんなことない!』

真『てっきりパンツルックのかっこいい服って言われるかと思ったから…』

P『でも俺は、あのワンピースが似合うと思うな』

真『……』

真『ちょ、ちょっと試着してくる!』

P『あぁ』


674: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:20:31.07 ID:hOWURblao

674

真『ど、どうかな?』


675: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:20:57.82 ID:hOWURblao

P『良いじゃないか。やっぱり似合ってるぞ』

真『…!』

真『へへっ…♪嬉しいな…♪』

真『ボク、これ買うよっ!』

~~~~~~~~~~~~~~~~~

真『いや~今日はボク、大満足だよ~♪』

真『また一緒に出かけようね!』

P『あぁ、また誘うよ』

真『じゃあ、一緒に帰ろう…?』


676: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:21:54.80 ID:hOWURblao

【君の手を取って】

P『今日は体育祭だ!』

P『体育祭の醍醐味と言えばフォークダンスだよな』

真『ボクもそう思うんだけどさぁ…』

P『…どうした?暗い顔して?』

真『ボク、人数合わせで男子の方に入れられちゃってさ…』

真『あ~あ…わかってるけどやっぱりこういう役割かぁ~…』

P『……』

P『真、あとで二人で踊ろうか?』

真『えっ…?』

P『なっ?』

真『……』

真『うん…♪ありがとう…♪』


677: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:22:22.17 ID:hOWURblao

【裏切り】

P『期末テストですよ!期末テスト!』

P『……』

真『プロデューサーくん!』

P『やぁ、真』

真『聞いてよ~!ボク、赤点取っちゃったよ!』

P『そうか』

真『……』

P『……』

真『あの…もしかして赤点じゃないの…?』

P『…すまん』

真『…!!!』

真『うわぁぁぁん!プロデューサーくんの裏切りもの~!!』ダッ…

P『(行ってしまった…)』


678: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:22:51.22 ID:hOWURblao

【真は祭りが似合う】

P『夏休みだ!』

P『そう言えば近くの神社で縁日が開催されるって言ってたな』

P『真でも誘って行こうかな?』

trrrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし?』

真『やぁ!電話待ってたよ!今日は何かな?』

P『あぁ、真か』

P『えっとさ…』


679: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:23:17.50 ID:hOWURblao

P『今度の日曜日に神社で縁日が開催されるだろ?』

P『良かったら一緒に行かないか?』

真『縁日!?良いねっ!ボク、浴衣着て行くよ!』

P『あっ、ホントか?』

P『じゃあ、日曜日の夕方に神社の前で待ち合わせってことでどうだ?』

真『うん!今から楽しみだな~ボク』

ガチャ…

P『っし!』


680: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:23:44.33 ID:hOWURblao

【まこにゃん】

P『さてと、真は…』

真『やぁ!』

P『おお、真』

真『夏と言えば、やっぱりお祭りだよね!』

真『この活気!好きだな、ボク』

P『そうだな、俺もそう思うよ』

P『…っと。真、浴衣着てきたんだな』

真『あー、うん』

真『…どうかな?』

P『凄く似合ってる。可愛いぞ』

真『か、かわいい…?』

真『…えっへへ♪』

P『よし、それじゃあ祭りを楽しむか!』

真『うんっ!』


681: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:24:24.64 ID:hOWURblao

681

P『真、俺からのプレゼントだ』

真『ふにゃ?』


682: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:24:51.51 ID:hOWURblao

真『…ネコ耳のカチューシャ?』

P『さっき、かたぬきの景品で貰ったんだ』

P『俺が持っててもしょうがないから真にやるよ』

真『……』

真『にゃー♪まこにゃんだよ~♪』

P『……』

真『…な、なんちゃって』

P『……良いじゃないか』

真『えっ?』


683: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:25:17.44 ID:hOWURblao

真『今日は楽しかった~!』

真『また来年も一緒に行きたいな…?』

P『そうだな。また一緒に来れたら良いな』

真『…うんっ!』

P『さてと…もう遅いな。送るよ』

真『あ…』

真『うん…お願いしますっ♪』


684: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:25:58.76 ID:hOWURblao

【憂鬱】

P『今日から空手部の夏合宿だ!』

真『元気だね~…』

P『あれ?真、あんまり元気無いな?』

真『あー…うん…』

真『ちょっとね…』

P『悩みがあるなら聞くぞ?』

真『あー、大丈夫大丈夫!』

真『変な心配かけてごめん!ありがと!』

P『(真…?)』


685: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:26:27.18 ID:hOWURblao

【真の変化】

真『…ふぅ』

P『お疲れ、真』

真『プロデューサーくん…』

P『どうした?いつもより技のキレが無いな?』

真『あはは。ボクだって調子悪い時はあるよ』

P『そっか』

P『…空手、したくないのか?』

真『…えっ?』


686: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:26:56.03 ID:hOWURblao

真『い、いやだなぁ、プロデューサーくん…』

真『そんなこと…』

P『真、俺は少なくともお前のことを信頼してるぞ?』

真『えっ…』

P『だから俺のことも信頼してくれたら嬉しい』

真『……』

真『あはは…』

真『敵わないなぁ…』


687: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:27:22.72 ID:hOWURblao

P『…やっぱり、そうだったのか』

P『組手の時も、わざと全力を出してなかったんだな』

真『そうだね…』

真『そんなのさ、相手にも失礼だってわかってるし、ボクもそういうのは嫌いなんだけどさ…』

真『だけど…』

真『ボクはもう、誰かに力を奮ったりするのがイヤになっちゃって…』

真『暴力はもちろんだし、それが組手でもさ…』

P『……』

P『…なにかあったのか?』

真『…心境の変化になるのかな?』


688: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:27:48.81 ID:hOWURblao

真『ボクが空手を始めた理由って話したことないよね?』

P『そうだな』

真『ボクさ、小さい頃にね、いじめられていたんだ』

P『…!』

真『男女なんてからかわれてさ』

真『でも、ボクは弱かったから何も出来なくて…』

真『だから周りの連中を見返してやる為に空手を習い始めたんだ』

P『……』


689: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:28:18.74 ID:hOWURblao

真『空手で強くなることは楽しかったよ』

真『だからボクはどんどん強くなった』

真『いじめていた連中も黙らせた』

真『だけど、今になって思うんだ』

真『本当にそれで良かったのかなって』

真『力で解決するなんて、いじめていた連中と何も変わらないんじゃないかなって』

P『そんなことないだろ…』

P『真はちゃんと目標があって空手を始めたんだから』

真『…ありがとう』

真『でも、今のボクには空手をやる上での目標が無いんだ』

真『小学校、中学校で評価されて、それが嬉しくて高校でも空手部に入ったけど』

真『強くなりたいなんて、もう思わないんだ』

P『……』


690: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:28:45.53 ID:hOWURblao

真『自分の力で相手を倒すたびにさ』

真『いじめられていた頃のことを思い出すようになって…』

真『今までそういうことは無かったのに…』

P『真…』

真『あははっ…!ごめんね、変な話しちゃって!』

真『さっ!練習に戻ろう!』

P『…でも』

真『ボクなら…大丈夫だから…』

P『……』

P『(嘘つけよ…)』

P『(どう見ても無理してるじゃないか…)』

P『(こうして2年目の空手部の夏合宿は終わりを迎えた)』


691: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:29:19.56 ID:hOWURblao

【熊殺し?】

P『今日から修学旅行だ!』

P『あれ?そういえば行き先ってどこだったっけ?』

P『……』

P『そうだそうだ、北海道だったな』

P『よし!飛行機に乗って出発だ!』


692: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:29:45.49 ID:hOWURblao

P『(初日はクラスで団体行動の日だ)』

真『クマ牧場か~』

真『……』

P『どうした?難しい顔して』

真『あぁ、いやいや』

真『ボクとクマってどっちが強いのかなぁって』

P『…えっ?』

真『なーんて!流石にクマには勝てないか!』

P『…そうであって欲しいよ』

P『(熊殺しって…都市伝説じゃないのか…?)』


693: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:30:22.08 ID:hOWURblao

【一緒にまわろうよ!】

P『さて、明日は自由行動の日だ』

真『プロデューサーくん!』

P『真?どうした?』

真『ねぇ、明日の自由行動の予定ってもう決まっちゃった?』

P『いや、まだ決まってないけど』

真『あっ、じゃあさ!ボクと一緒にまわろうよ!』

P『あぁ、俺で良かったら構わないぞ』

真『ホント!?へへっ、思いきって誘って良かった~』

P『じゃあ、明日の朝はロビー待ち合わせで大丈夫か?』

真『うん!ボク、楽しみにしてるからちゃんと来てよね!』

P『(真と自由行動か…楽しみだな)』


694: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:30:53.30 ID:hOWURblao

【ロマンチックモード】

P『さてと真は…』

真『おはよう!』

P『あぁ、おはよう真』

真『早いね!ボク、待たせちゃったかな?』

P『大丈夫だ。俺も今、来たところだから』

真『そっか!良かった!』

真『それじゃあ、早速だけど早く行こうよ!』

真『ボク、昨日はわくわくして眠れなかったよ~』

P『そうだな。そうするか』


695: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:31:19.43 ID:hOWURblao

真『ここが釧路湿原の展望台かぁ』

P『細岡展望台っていって、ここから見る夕日は絶景らしいぞ』

真『あっ!夕日って凄くロマンチックだね!』

真『……』ソワソワ…

P『……』

P『…時間ギリギリまでここにいるか?』

真『え、えっ?いいの?』

P『俺は真と二人で夕日を眺めたいからさ』

真『…!』

真『うん…』

真『ボクもプロデューサーくんと一緒に夕日を眺めたい…』

P『(こうして俺達は肩を並べて釧路高原の夕日を眺めた)』


696: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:31:48.04 ID:hOWURblao

【ばかぁ】

P『ふぅー…良いお湯だった…』

真『プロデューサーくん♪』

P『真?どうかしたか?』

真『ねぇ、今から修学旅行最後の思い出作ろうよ!』

P『最後の思い出?まだ何かすることあったか?』

真『写真だよ!写真!』

真『ボク達まだ一緒に写ってないでしょ?』

P『そういえばクラス集合写真以外ではそうだな』

真『だからさ、今から一緒に撮ろう!』

真『ボク、この近くに景色の良い場所を見つけたから、そこでさ!』

P『そうだな…じゃあ、撮りに行くか』

真『うんっ!』


697: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:32:48.91 ID:hOWURblao

697

真『はい、チーズ!』カシャッ…!


698: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:33:24.28 ID:hOWURblao

真『うーん…可愛く撮れたかなぁ…』

P『そんなに気にする必要無いだろ』

真『気になるよ~!ボクだって女の子なんだから!』

P『そのわりにはジャージ姿なんだな』

真『そ、それは…えーと…北海道の夜は寒いし…』

P『……』

P『心配するな』

真『えっ?』

P『真が可愛いこと。俺はちゃんとわかってるから』

真『…!!』

真『そ、そんな…い、いきなり…!』

真『…ば、ばかぁ!』

真『……ありがとう///』

P『(こうして修学旅行最後の夜は終わりを迎えた)』


699: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:34:02.57 ID:hOWURblao

【少女漫画、好きなんだもん】

P『読書の秋だ!』

真『プロデューサーくんはどんな本を読むの?』

P『俺か?俺はもちろん漫画だ』

真『あははっ。それ読書の秋って言うの?』

P『むっ。そういう真はどういう本を読むんだ?』

真『ボク?ボクは…』

真『……』

真『…えへへ。少女漫画…』

P『……』ジトー…

真『な、なんだよう…』

P『まぁ、可愛いから許す』

真『むぅ…』


700: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:34:43.38 ID:hOWURblao

【早く迎えに来ますように】

P『今日は文化祭だ!』

真『プロデューサーくんっ♪』

P『おお、真。どうした?』

真『ねぇ、1人?良かったらボクと一緒にまわらない?』

P『あぁ、良いぞ。ちょうど誘おうと思ってたところだよ』

真『ホント!?へへっ♪や~りぃ~♪』

真『どうしてもプロデューサーくんと一緒にまわりたかったんだ!』

P『どこか見たい場所があるのか?』

真『うんっ!』

真『演劇部に付き合って欲しいんだ!』

P『演劇部か。良いな、行こうか』


701: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:35:10.75 ID:hOWURblao

ワタシト、オドッテイタダケマセンカ?

真『わぁっ…///』

P『(シンデレラか…)』

P『(真は王子様とお姫様って関係に憧れているんだろうな)』

真『やっぱり良いなぁ、シンデレラ…』

真『…早くボクにもガラスの靴を履かせてくれればいいのに』

P『真なら、きっとすぐだよ』

真『えっ!?』

真『……』

真『うん…そうだと良いな…』

P『(俺も頑張らなきゃな…)』

P『(こうして高校生活2年目の文化祭は終わりを迎えた)』


702: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:35:49.65 ID:hOWURblao

【君の手を取って2】

P『さーて!クリスマスですよ!クリスマス!』

P『伊織本人からクリスマスチケットも貰ったし…』

P『多少小奇麗な格好をして行けば大丈夫だろう!』

P『って、思うんですよね?』

新堂『伊織お嬢様のご友人の方でいらっしゃいますか?』

P『はい。本人からチケットも…』ペラッ…

新堂『拝見させていただきます…』ジッ…

新堂『…結構でございます。どうぞごゆっくりとお楽しみくださいませ』

P『あっ、どうも』


703: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:36:16.67 ID:hOWURblao

P『いやー流石に豪華なパーティーだな…』

P『テレビで見るようなお偉いさんの顔まで…』

P『…まぁ、それはともかくだ』

P『俺もパーティを楽しまないとな』

P『誰か知ってる顔はいるかな?』

真『やぁ!プロデューサーくんも招待されてたんだね!』

P『おお、真。メリークリスマス』

真『うん!メリークリスマス!』

P『ところで、真…』

真『ん?どうしたの?』


704: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:36:46.45 ID:hOWURblao

P『あまりとやかく言うことじゃないのかもしれないが…』

P『なんで今日に限ってスーツ姿でビシっと決めてるんだ?』

P『真のことだから、てっきりドレス姿かと…』

真『あぁ、これはね…』スッ…

P『えっ?』

真『ボクと踊っていただけませんか?』キリッ…

P『俺がお姫様かよ!?』


705: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:37:13.16 ID:hOWURblao

真『へへっ♪ビックリした?』

P『まさか真がこんな冗談をしかけてくることに驚きだよ』

真『…女の子のまま誘うのはちょっと気恥ずかしかったからさ』ボソッ…

P『ん?なにか言ったか?』

真『あっ、ううん!なんでもない!』

真『それよりもほらっ!踊ろう!』

真『エスコートはボクにまかせてよ!』

P『完全に俺がお姫様扱いだな…』

P『(こうして高校生活2年目のクリスマスは終わりを迎えた…)』


706: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:37:48.82 ID:hOWURblao

【その願いは叶うわよ♪】

P『謹賀新年ですよ!謹賀新年!』

P『さてと、謹賀新年と言えば初詣だが…』

ピンポーン!

P『おや?誰だろう?』

ガチャ…

真『明けましておめでとうございますっ!』

P『真?一体どうしたんだ?』

真『いやだなぁ。新年の挨拶と言えば初詣のお誘いに決まってるじゃない!』

P『ちょうど良かった。俺も誰かと一緒に行きたいなって思ってたんだ』

真『あっ!じゃあベストタイミングだったわけだね!や~りぃ~!』

P『じゃあ、ちょっと準備してくるから待っててくれ』

真『うんうん!ゆっくりで良いからね!』


707: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:38:24.34 ID:hOWURblao

P『高校生活も残り1年なんだなぁ』

真『ねっ。なんだかあっという間って感じだね』

P『また同じクラスになれと良いな』

真『うん!そうなれたら嬉しいな!』

真『あっ!じゃあさ、二人で同じクラスになれますようにってお願いしようよ!』

P『おっ、良いな。そうするか』



小鳥『……』

小鳥『その願い、叶えてしんぜよ~』

小鳥『…なんちゃって♪』

小鳥『あーん!私も男の子と初詣行きたい~!!』


708: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:38:54.82 ID:hOWURblao

【ボクだって女の子】

P『今日はバレンタインだ!』

真『あ、あのさ…』

P『やぁ、真』

真『あの…これ受け取って…チョコだよ』

P『あれ…?これってもしかして…』

真『その~…もしかしてなんだ…』

真『一生懸命作ったんだ!良かったら食べてっ!』

P『…!』

P『ありがとな!味わって食べるよ!』


709: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:39:27.84 ID:hOWURblao

【こんなに嬉しいホワイトデーは初めて】

P『さて、今日はホワイトデーなわけだが』

真『はぁー…やっとホワイトデーのお返し配り終わったよ~…』

P『お疲れ様』

P『頑張った真には俺からのお返しだ』

真『あっ…これ、もしかしてホワイトデーの…?』

P『チョコ、ありがとな。美味しかったよ』

真『…!』

真『う、うんっ!こちらこそ食べてくれてありがとうっ!』

P『(手作りチョコを貰ったのに感謝されるっていうのも変な話だよな)』


710: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:40:07.52 ID:hOWURblao

【真の選択】

P『さてと…部活に行くか』

真『あっ、プロデューサーくん。ちょっと良いかな?』

P『ん?どうした?』

真『あぁ、うん…』

真『その、ね』

真『……』

P『…話しづらいことなら屋上にでも行くか?』

真『うん…それでも良いかな?』

P『あぁ』


711: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:40:37.71 ID:hOWURblao

真『……』

P『……』

真『…何も聞かないの?』

P『真が話せるタイミングで話してくれれば良いよ』

真『…ありがとう。優しいね』

真『でも、ボクはもう大丈夫だから』

真『えっとさ…』

真『ボク、空手部辞めようと思ってるんだ…』

P『…そうか』


712: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:41:06.23 ID:hOWURblao

真『…驚かないの?』

P『真がそう思うのならそれで良いんじゃないか?』

P『それに真は組手でも誰かに力を奮うのはイヤになっちゃたんだろ?』

真『うん…』

真『なんだろう…ボクはボクを守る為に空手を覚えてさ…』

真『でも、今は誰かに守られたいっていうか…』

真『力に頼ったりしない…』

真『普通の女の子に戻りたいっていうかさ…』

真『あははっ!変だよね、こんなの!』

P『……』


713: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:41:32.88 ID:hOWURblao

真『中途半端でボクらしくないってわかってるんだけど…』

P『真らしくない、なんてことは無いよ』

真『えっ?』

P『女の子だからこそ、暴力が嫌いだからこそ、誰かに守ってもらいたいって思うからこそ…』

P『そういう考えに辿り着いたわけだろ?』

P『凄く女の子らしくて、それもまた真らしさじゃないか』

真『プロデューサーくん…』

P『真が辞めたら、止める奴も責める奴もいるかもしれない』

P『でも、真が考えて決めたことならそれで良い』

P『文句言う奴がいるなら俺が守ってやるから』

真『…!!』


714: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:41:59.69 ID:hOWURblao

真『…ボク、プロデューサーくんのこと、頼っちゃって良いのかな?』

P『もちろんだ。真は女の子なんだから』

真『ありがとう…』

真『ボク、今から部活に行って退部をお願いしてくるよ』

P『俺も付き合うよ』

真『プロデューサーくん、部活は良いの?』

P『俺も空手部を辞めるよ』

真『ええっ!?そんな…』

P『真のことを守るなら一緒の時間が多い方が良いだろ?』

真『…!』

真『…ばかっ』

真『でも…』

真『今の、ちょっとかっこよかったよ…///』

P『(こうして俺と真は空手部を退部した)』

P『(周りからは引きとめられたり説教をされたりだったが…)』

P『(二人でしっかりと理由を説明したら、ちゃんとわかってもらうことができた)』


715: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:42:48.05 ID:hOWURblao

【菊地真】

P『ついに最上級生か…』

小鳥『ええ。最後の1年よ』

P『小鳥先生…』

小鳥『真ちゃんは誰よりも女の子らしい女の子よ』

小鳥『だけど、まだ理想と現実で悩んでいる部分もある』

小鳥『そこは男の子であるあなたがフォローしてあげないとね♪』

小鳥『ってわけで今年も私が担任です!』

小鳥『残り1年、よろしくね!』


716: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:43:35.42 ID:hOWURblao

【叶えられた願い】

P『さて担任は変わらずともクラスは変わった…』

P『誰か知っている子は…』

P『あっ…』

真『プロデューサーくん!ボクたち、また同じクラスだね!』

P『3年連続か。凄いな』

真『くぅっ~~!!』

真『プロデューサーくーん♪』ガバッ…!

P『おわっ!?こ、こら!真、離れろ…!』

真『あ、ご、ごめん…!ボクったら嬉しくて…』

P『(まぁ、俺も嬉しいんだけどさ)』


717: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:44:26.05 ID:hOWURblao

【デートしてくれますか?】

真『プロデューサーくん、ちょっと良いかな?』

P『真?どうした?』

真『ねぇ、GWの初日って空いてるかな?』

真『一緒に中央公園にでも行かない?』

P『良いな。一緒に行こうか』

真『ホント!?良かったぁ、内心断られるんじゃないかと思ってドキドキしてたんだぁ』

P『じゃあ、GWの初日に中央公園の前で待ち合わせで良いか?』

真『うん!待ってるからね、ボク!』

P『(楽しみだな。早くGWにならないかな…)』


718: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:45:01.22 ID:hOWURblao

【君を守る為に】

P『さてと、真とは…って、もう来てるじゃないか!』

真『あっ、プロデューサーくん…///』

P『悪い。待たせちゃったか?』

真『平気平気!ボクも今、来たところだよ!』

P『(ホントはもっと待ってた気がするな…)』

真『それじゃあ、行こうよ!』

P『そうだな』

真『……!!』

P『ん?どうした、真…?』

P『…!』


719: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:45:27.60 ID:hOWURblao

不良A『今日までに3万持って来いって言っただろ?』

不良B『これぽっちじゃあ俺達、遊べないじゃん?』

学生『でも、これだけしか用意出来なくて…』

不良A『用意出来ねぇなら親の財布からパクるなりなんなりすれば良いだろっ!』

ドカッ!

学生『あうっ…!!』


真『……』ギリッ…!

P『…真、やめるんだ』

真『止めないで、プロデューサーくん』

真『ボク、ああいうのは絶対に許せないんだ!』

P『真…』


720: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:45:54.04 ID:hOWURblao

P『(自分がいじめられていたから…)』

P『(誰に助けてもらいたかった時に誰も助けてくれなかったから…)』

P『(だからこそ、真は守る為に強くなったんだ)』

P『(だけど、真は暴力が嫌いだ)』

P『(ここで止めないと、真に嫌いな暴力を使わせることになってしまう)』

P『……』

P『(俺は…)』

P『(俺はなんの為に空手部で強くなった?)』

P『(理由なんて考えたことなかったさ…)』

P『(でも…)』

P『(こういう時の為じゃないのか!!)』


721: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:46:21.57 ID:hOWURblao

P『真、ここはお前の出る幕じゃない』ザッ…!

真『プロデューサーくん…!』

P『俺がいくよ』

真『えっ…?』

P『真に暴力は使わせない』

真『で、でも…』

P『俺は…』

P『お前のことを守るって約束したからな』

真『…!!』

真『プロデューサーくん…』


722: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:46:49.18 ID:hOWURblao

P『おい!そこのお前ら!』

不良A『あぁ?なんだ、兄ちゃん?』

不良B『俺達になんか用かよ?』

P『あぁ、大事な用があるんだ』

P『…ケンカを売ってるんだ。買えよ』

不良A『チッ!いきなり出てきて正義気取りかよ!』

不良B『気に入らねぇな!やっちまおうぜ!』

P『…!!』ザッ…!


723: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:47:15.83 ID:hOWURblao

~~~~~~~~~~~~~~~

P『元空手部奥義…!』

P『金的蹴り!!』

チーン!!

不良A『ぐほっっ!?』

ズサッ…!!

不良B『く、くそっ!覚えやがれっ!!』ダッ…

不良A『ま、待ってくれぇ~!!』ダッ…

P『……』

P『ふぅ…』


真『……』

真『(プロデューサーくん…)』


724: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:47:50.87 ID:hOWURblao

学生『あ、ありがとうございました!』

P『いや、大丈夫だよ』

学生『僕も…僕も強くなります!』

学生『それで今度は自分からアイツらに立ち向かえるようになりますっ!』

P『あぁ、頑張れよ!』

学生『本当にありがとうございました!』ダッ…

P『……』

真『プロデューサーくん…』

P『真…』


725: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:48:20.33 ID:hOWURblao

真『怪我、無い…?』

P『あぁ、大丈夫だよ』

真『良かった…』

真『でも、もうこんな無茶はやめてよ!』

P『いやでも、俺はお前を守りたくて…』

真『嬉しいよ!守ってもらえる!それは嬉しい!』

真『だけど、プロデューサーくんが怪我したりしたら…』

真『ボク…』グスッ…

P『真…』


726: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:48:46.95 ID:hOWURblao

P『…ごめんな』

真『ううっ…』

P『でも、あのまま真が不良達に立ち向かって行ったら俺も同じことを思ったわけだぞ?』

真『そ、それは…』

P『……』

P『だけど時として力が必要になる時もある』

P『助けを求める誰かを守る為だったりな』

真『…ボクは見捨てたりすることは出来ないよ』

P『そうだな』

P『だから今度、そういう場面に出くわして、どうしても力が必要になった時は…』

P『二人の力を合わせよう』

真『二人の…?』


727: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:49:13.06 ID:hOWURblao

P『あぁ』

P『二人なら、そのぶん余計な力も使わなくて済むんだ』

P『何より、お互いのことを気遣える』

P『俺が真を守って…』

P『真が俺を守るんだ』

真『…!』

P『それなら良いんじゃないか?』

真『……』

真『…うんっ!』

真『ボク、プロデューサーくんには指一本触れさせないっ!』

P『あぁ、俺もだよ』

真『へへっ…♪』

P『さぁ、デートの続きだ。行こうか?』

真『うんっ!!』


728: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:49:46.43 ID:hOWURblao

【泳ぎに行こう!】

P『さて、夏休みですよ!夏休み!』

P『夏休みと言えば、やはりプールだろ!』

P『真、誘ったら来てくれるかな?』

trrrrrrr…

ガチャ…

P『もしもし?』

真『電話くれたんだね!ありがとう!今日は何かな?』

P『えっとさ…』


729: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:50:12.93 ID:hOWURblao

P『今度の日曜日に一緒にプールに行かないか?』

真『うん!バッチリOKだよ!』

P『あっ、ホントか?』

P『じゃあ今度の日曜日はバス停の前で待ち合わせでどうだ?』

真『了解!やったー!凄い楽しみだなぁ!』

ガチャ…

P『っし!』


730: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:51:21.22 ID:hOWURblao

【今、ボク凄くヤバイ!】

P『さてと、真は…』

真『プロデューサーくん、ここだよ!ここ!』

P『悪い、待たせたな』

真『そんなの良いよ!ほら、早くいこっ!』

真『ボク、もう昨日からウズウズしちゃって!』

P『(楽しみにしててくれたってことだよな)』

P『(嬉しいな)』

P『よし!それじゃあ行くか!』


731: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:51:53.86 ID:hOWURblao

真『ど、どうかな?この水着…?』

P『おお…!』


732: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:52:20.43 ID:hOWURblao

真『ぼ、ボク…そんなに胸とか大きくないんだけど…』

P『バッチリ似合ってる。可愛いよ、真』

真『あっ…』

真『えへ、へへっ…♪』

真『うわー!どうしよっ!こんな時、どうやって返せば良いかわかんないよぅ!』

真『もう!プロデューサーくんのばかぁ…♪』

~~~~~~~~~~~~~~~~~

真『凄く楽しかったなぁ!また一緒に遊ぼう!』

P『あぁ、また誘うよ』

真『…家まで一緒じゃダメかな?』


733: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:52:55.02 ID:hOWURblao

【仕事してください】

P『今日から新学期だ!』

小鳥『はいはーい。進路相談の時間よー』

P『あっ、はい』

小鳥『まぁ、そんなのどうだっていいわね』

P『!?』

小鳥『と言いたいところだけど、あなたは成績が芳しくは無いのよねぇ…』

小鳥『でも、きっとどうにかなるから!』

小鳥『頑張ってね!』

P『それ、真にも言ったんですか?』

小鳥『…泣かせちゃったわ』

P『アンタ、酷い教師だな…』


734: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:53:30.11 ID:hOWURblao

【ケーキ喫茶が良いな!】

P『さて10月だ!』

小鳥『はい!みんな、おはようございまーす♪』

小鳥『今日はあなた達に大切なお知らせ!』

小鳥『今年の文化祭はクラスで出し物をすることに決定しました!』

P『また唐突な』

小鳥『ていうわけで、みんな意見をちょーだいな!』

P『(ふむ…)』

P『(出し物か…)』

真『(出し物かぁ…)』


735: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:53:55.88 ID:hOWURblao

小鳥『…はい!じゃあ喫茶店をやることに決定!』

小鳥『みんなで頑張りましょうね!』

P『真、案が通って良かったな』

真『うん!賛同してくれてありがとう!』

真『やっぱり文化祭と言えば喫茶店でしょう!』

真『当日は美味しいケーキをいっぱい食べるんだ!』

P『…これ、クラスの出し物だぞ?』


736: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:54:35.30 ID:hOWURblao

【甘い物食べて幸せよ】

P『さて、今日は文化祭だ!』

真『おかげ様で大盛況って感じだね!』

P『お疲れ、真。今から休憩か?』

真『うん!』

真『ねぇ、せっかくだからウチのクラスのケーキ食べていこうよ!』

P『真、ずっと食べたがっていたもんな』

真『そりゃ女の子は甘い物には目が無いんだからね!』

真『ほら、早く行こうよ!』グイッ…!

P『こら、引っ張るなって!』


737: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:55:07.17 ID:hOWURblao

737


真『う~ん!幸せ~♪』

P『(美味しそうに食べるな~)』


738: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:55:34.49 ID:hOWURblao

真『すいませーん!ケーキ、おかわりー!』

P『おいおい…クラスの商品をあんまり食べ過ぎるなよ』

真『ちゃんとお金は払うから大丈夫だよ~!』

真『ほら!プロデューサーくんも食べようよ!』

P『……』

P『(休憩中とはいえ、クラスの喫茶店で男女が二人きりでケーキ…)』

P『(確かに幸せなんだが…周りの目が痛い…)』

小鳥『……』ジー…

P『(…特に小鳥先生)』

P『(こうして学生生活最後の文化祭は終わりを迎えた)』


739: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:56:02.09 ID:hOWURblao

【今度は二人きりで】

P『さて、もうすぐクリスマスだな』

真『あ、あのさ!』

P『おお、真。どうした?』

真『えっと…24日って空いてるかな?』

P『24日か?空いてるけど?』

真『あっ、じゃあさ!』

真『その…ボクと一緒に…』

真『遊園地に行かない!?』

P『遊園地?』


740: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:56:28.53 ID:hOWURblao

真『う、うん…』

真『どうかなぁ…?』

P『あぁ、良いぞ』

P『一緒に行くか』

真『あぁ、良かったぁ~!』

真『…二人きりのクリスマスかぁ』

真『わあぁぁっ!今から顔真っ赤になってちゃ大変だよぉ~!』

P『(そんな風に言われると、俺も顔が熱くなっちゃうな…)』

P『(でも、楽しみだな…)』


741: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:57:12.58 ID:hOWURblao

【世界中の誰よりもお姫様】

P『今日は真とクリスマスデートだ!』

真『お待たせ、プロデューサーくん!』

P『真』

真『へへっ♪クリスマスデートだ…♪』

P『プランは決めてあるのか?』

真『あぁ、うん!ある程度!』

真『とりあえずメリーゴーランドは最後で!』

P『メリーゴーランドは最後?どうしてだ?』

真『もぉ!そんなことを聞くの野暮だよ!』

真『ほら、行こう!』

P『…?』


742: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 02:59:59.75 ID:hOWURblao

~~~~~~~~~~~~~

P『ふぅ…たくさん遊んだなぁ…』

真『そうだねぇ…』

P『空もすっかり真っ暗で遊園地もライトアップされてきたな』

真『……』

真『…ねぇ、プロデューサーくん?』

P『あぁ、ちゃんと覚えてるよ』

P『帰る前にメリーゴーランド。乗ろうか?』

真『…!』

真『うんっ!』


743: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:00:28.34 ID:hOWURblao

P『おお、メリーゴーランドもすっかりライトアップされてて綺麗だな』

真『うん…』

真『……』

P『……』

P『真』スッ…

真『…えっ?』

P『私と一緒に白馬に乗っていただけませんか?』

P『お姫様』

真『…!』


744: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:01:41.59 ID:hOWURblao

744

真『…はい、喜んで』

真『ボクだけの王子様…』スッ…

~~~♪

~~~♪

~~~♪


745: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:02:12.57 ID:hOWURblao

真『……』

P『気分はどうだ?』

真『うん…最高かなっ』

P『それは良かった』

真『…ねぇ、プロデューサーくん?』

P『ん?』

真『ボクに抱きつかれて、イヤじゃない…?』

P『……』

P『ばーか』

真『えっ?』

P『嬉しいに決まってるだろ』

真『…!』

真『…ボクも、プロデューサーくんと一緒に乗れて嬉しいよ』ギュッ…

P『(こうして高校生活最後のクリスマスの夜は更けていった)』


746: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:03:52.79 ID:hOWURblao

【ぬくもりを抱きしめて】

P『謹賀新年ですよ!謹賀新年!』

P『さて、初詣に行こうと思うが…』

ピンポーン!

P『おや?来客だ』

ガチャ…

真『明けましておめでとうございますっ!』

P『真』

真『へへっ…♪』

真『ねぇ、一緒に初詣行こうよ?』

P『あっ…』


747: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:04:18.61 ID:hOWURblao

P『あぁ、一緒に行こうか』

真『…!』

真『うんっ!』

P『しかし、外は寒いなぁ…』

真『あっ、じゃ、じゃあさ…』スッ…

P『ん?』

真『手、繋いで…行こうよ…?』

P『真…』

真『……』ドキドキ…

P『…そうだな』ギュッ…

真『あっ…』

P『こうするとあったかいな』

真『…うん』

真『凄くあったかいよ…///』

P『(真、はにかんでて可愛いな)』


748: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:04:55.24 ID:hOWURblao

―――そして、時は流れ


P『3月1日…卒業式…』

P『今日、最後の制服…』

P『この道を歩くのも最後になるんだな…』

P『……』

P『…行こう』


749: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:05:21.33 ID:hOWURblao

P『卒業式も終わっちゃったな…』

真『プロデューサーくん』

P『真』

真『ねぇ、今から時間あるかな?』

真『ボク、君に大事な話があるんだ…』

P『……』

P『場所は移動した方が良いか?』

真『あっ、うん…』

真『ここだと伝えられないから…』

真『伝説の木の下で…』

P『わかった。行こうか』


750: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:05:47.95 ID:hOWURblao

~~~~~~~~~~~~~

真『……』

P『真…』

真『ご、ごめんね。いきなりこんなところに呼びだしたりしちゃってさ…』

P『いや、全然大丈夫だよ』

P『それで、どうしたんだ?』

真『あ、うん…』

真『えっと…』

真『……』

真『あはは…ご、ごめん…』

真『こんなの初めてだからさ…ボク、凄く緊張しちゃってるや…』


751: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:06:14.06 ID:hOWURblao

真『情けないなぁ…』

真『ちゃんと昨日の夜にシュミレーションしたはずなのに…』

真『キミのことを考えて、どんな言葉を言ったら良いのかって…』

真『だけど、いざ君の前に立つと…』

真『全部…君のことで頭がいっぱいになっちゃって…』

P『真…』

真『あはは…』

真『もうさ、わかってると思うんだけどさ…』

真『最後まで聞いてくれたら、嬉しいな…』

P『うん…』


752: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:06:46.16 ID:hOWURblao

真『ボクって全然女の子らしくないでしょ?』

真『男の子っぽいって言われ続けてて…』

真『女の子に告白だってされたことあるんだ!』

真『だけど、やっぱりボクだって…ボクだって…』

真『王子様ばかりでいたくない!』

真『可愛いお姫様になりたいんだっ!』

真『キミが望むなら言葉遣いも直すし、髪の毛だって伸ばす!』

真『だから、ボクを…キミのお姫様にしてください!』

真『ボク、キミのことが大好きですっ!』

P『真…』


753: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:07:12.65 ID:hOWURblao

真『…ごめん。こんなカッコ悪い告白なんかしちゃって』

P『そんなことないよ』

真『えっ?』

P『カッコ悪いとか、カッコ良いだなんて関係無い』

P『大切なのは相手に想いを伝えることだろ?』

P『俺は真の想い、充分に受け取ったよ』

P『ありがとう、俺も真のことが好きだよ』

真『えっ…?ほ、ホント?』


754: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:07:39.07 ID:hOWURblao

P『ホントだよ』

P『それに真は勘違いしてるぞ?』

真『えっ?』

P『女の子らしくない?そんなことなんて無い』

P『真は俺にとって誰よりも可愛い女の子らしい女の子だよ』

P『俺はそんな真の王子様になりたい』

P『こちらこそ俺を選んでくださいませんか、お姫様』

真『あっ…』


755: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:08:05.19 ID:hOWURblao

リンゴーン!リンゴーン!

真『ううっ…!』

真『ボク…ボクっ…!』

P『今のままで良いんだよ、真』

P『俺は今まで一緒にいた真のことが好きだから』

真『ありがとうっ…ありがとう…!』グスッ…

真『大好き…』

真『大好きだよぉっ!!』ガバッ…!

P『あぁ、俺も大好きだ!』ギュッ…!


―――もっと強く抱きしめて

―――やっと見つけた

―――ボクだけの王子様


756: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:08:41.74 ID:hOWURblao

756


757: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:09:56.43 ID:hOWURblao

真編終了です

お待たせしました
次回更新時は千早編を投下予定です
今しばらくお待ちください


758: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 03:14:32.66 ID:z0/ooUzDO

真編乙!ちーちゃん編に期待


759: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) 2012/11/28(水) 04:56:30.31 ID:z3zpqiZ0o

おつん!
まっこまっこりーん


760: sage 2012/11/28(水) 07:51:07.83 ID:yN23gnZH0

おつ!
今まで一番ときメモぽかった気がするな真編


761: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 08:56:49.47 ID:bMg5dj4IO


まこまこりーんをネタで仕込んで来るかと思ってたが、そんな事は無かったかぜ


762: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 09:53:08.55 ID:Ka1tyHwIO

緊張しすぎでシュミレーション言っちゃうまこちんかわいい


764: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/28(水) 11:04:44.68 ID:cpkO4w2DO

乙乙なのなの
真かわい過ぎちーちゃん期待大


767: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) 2012/11/28(水) 13:49:06.54 ID:ixp56YRe0

真編乙

前はちーちゃん転校しちゃって残念だったから
凄く期待してます!!


引用元: http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1351/13511/1351106681.html