1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 12:43:31.35 ID:xA5Bp1AB0
亜美「ねえねえにーちゃん、モビルスーツ買ってよ」

P「亜美、お前いきなり何言ってんだ?」

亜美「え→!だって移動とかに便利じゃん!」

P「あのなあ…。もうちょっと現実見てくれよ」

亜美「考えたからだYO!安全に移動出来るじゃんさ」

P「安全かもしれないけどな、いくらかかると思ってんだ」

亜美「ん→と、30万円くらい?」

P「ダメだ亜美、お前は全然現実が見えていない」

亜美「なんでさ!」

P「そもそも亜美、どのモビルスーツが欲しいんだ」

亜美「バーザム!」


60



バーザム-Wikipedia




4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 12:47:54.05 ID:xA5Bp1AB0
P「はぁ…。ダメだダメだ、バーザムなんて」

亜美「どうして!」

P「だったら、マラサイとかでいいじゃないか」

亜美「そうかもしれないけど、だってよ…バーザムなんだぜ!?」

P「言いたい事はそれだけか?」

亜美「いいじゃん!ガソリン代とかは亜美が出すから!」

P「はいはい。バカな事言ってないで仕事行くぞ」

亜美「む→!」


~移動の車内~


亜美「ほら、こんな渋滞だってバーザムならひとっ飛びなのに」

P「そうだな、マラサイでもひとっ飛びだな」




5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 12:48:57.32 ID:cRUNZNC20
が、ガソリン?



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 12:50:14.73 ID:Y+2/n2fG0
ガソリン代ワロタ
さすが納税最高額ランカー




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 12:51:07.89 ID:xA5Bp1AB0
亜美「亜美たち歌ってるじゃん」

亜美「スピード制限あるハイウェイがダメならジェット機があるって」

P「うん」

亜美「だったらモビルスーツでもいいじゃん!」

P「ジェット機じゃ戦闘空域を突破できない!」

亜美「だったらそうだ!バーザムだ!」

P「対空砲火もなんのその!」

亜美「鋭い機動でかわしまくるぜ!」

P「お前に捉えられるかな?」

亜美「青い稲妻と呼ばれた、この俺を!」

P「上空から撃ち抜いてやろうか?」

亜美「薄い!薄い!薄い!そんな防衛網!!」

P「まあ買わないけどね」

亜美「くっそ!」




9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 12:54:11.93 ID:aqcLS+ug0
まさかのバーサムスレ



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 12:54:51.81 ID:xA5Bp1AB0
P「ラジオ、いつも竜宮の三人でやってるけど今日はひとりだぞ?」

亜美「大丈夫だYO!にーちゃん、亜美のエッセンシャルをナメたらいかんぜ」

P「ポテンシャルって言いたいのか。大丈夫、わかってるぞ、亜美の実力」

亜美「おう!じゃあにーちゃん、行ってくるYO!」


P「全く、なんで急にモビルスーツが欲しいとか言い出したんだか…」

P「モビルスーツなんて買わなくても、移動なんてたいして困らないだろ」

P「大体、維持費にどれだけのお金がかかると思ってんだ」


『今日のゲストはー…』

『はいは→い!双海姉妹のかわいくて美しい方!亜美だよ→!』

『って亜美ちゃん、今の真美ちゃんが聞いたら怒るよ!?』

『うん、謝っとく!ごめんね真美!ちょっと移動が楽しくて、テンション上がっちゃって!』

『移動?移動中にお菓子でも食べてたの?』

『違うYO!今日はなんと、バーザムで来たんだ!』




11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 12:58:22.46 ID:xA5Bp1AB0
P「亜美、あれはどういう事だ…」

亜美「ちょっと、場を盛り上げようとしただけだって!」

P「ラジオ聞いてた律子から、すぐに電話がかかってきたんだぞ」

P「バーザム買ったのか?こっそり買ったのか?事務所を潰す気か?」

P「そもそも、舗装された道が多いんだからドムで十分 って説教付きでな」

亜美「りっちゃん聞いてたんだ。確かにドムでホバーもいいなあ」

P「なあ亜美、ちょっと聞いてくれないか」

亜美「なに?」

P「亜美がバーザム欲しがってるのはよくわかった。でもな、世の中には必要じゃないものってのもあるんだ」

P「仕事での移動、いまは車で大体どうにかなってる。新幹線だってある」

P「だから、わざわざあんな高いものを買わなくてもいいんだ」




15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:02:10.31 ID:xA5Bp1AB0
P「亜美は、なんのためにバーザムが欲しいんだ?」

亜美「そりゃ、乗りたいんだよ」

P「じゃあ今度、バーザム博物館に行こう。あそこなら」

亜美「ダメなんだよ!博物館のじゃダメなの!」

P「博物館っていっても、あそこにあるの本物のバーザムだぞ?」

亜美「ダメ!全然自由に動けないんだもん!」

P「あのなあ亜美、モビルスーツに乗るって、簡単じゃないんだ」

P「まして、街中を自由に歩くなんて、どれだけの申請や資格がいるか」

亜美「でも!亜美は乗りたいの!」

P「亜美!無理なものは無理なんだ、わかってくれ」

亜美「大人はみんなそうだ!なんだかんだって!」

P「亜美」

亜美「わかったよ!もうバーザムなんていらない!」ダダッ

P「亜美…」




16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:06:17.32 ID:xA5Bp1AB0
亜美「にーちゃんは全然わかってくれないYO…」

亜美「そりゃ、亜美だって、簡単にモビルスーツ乗れるなんて思ってないけどさ」

亜美「…今日はもうお仕事終わったし、家に帰ろう」



~夜~

亜美「はあ…。もう寝よっかな」

亜美「起きたら野生のバーザムが落ちてますように」




モヤモヤモヤーン

亜美「ここは…」

バーザム「こんばんは」




18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:11:14.53 ID:xA5Bp1AB0
亜美「バーザムだ…」

バーザム「そうです、バーザムです」

亜美「どうしたの?亜美の夢にまで出てくるなんて」

バーザム「亜美ちゃんに言いたい事があってね」

亜美「…なに?」

バーザム「亜美ちゃんが私を好きでいてくれるのはよく伝わった。嬉しいよ、ありがとう」

バーザム「でもね、プロデューサーくんの言う事が正しいんだよ」

亜美「バーザムまでそんなこと言うんだ」

バーザム「仮に、私を操縦できたとして、亜美ちゃんは何がしたいんだい?」

亜美「そりゃ、ね、ブーストして空に浮いたり、がしゃんがしゃん街を歩いたり」

バーザム「そうかい」




19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:16:11.94 ID:xA5Bp1AB0
バーザム「亜美ちゃん。街を歩く時は、危険がいっぱいなんだ」

バーザム「万が一、操縦をミスして私が倒れたら、どうなる?」

亜美「…危ないよね」

バーザム「そう。それこそ冗談じゃすまなくなる」

バーザム「人が犠牲にならなくても、建物が壊れたりするだろう」

バーザム「そうなったら、操縦している亜美ちゃんもタダじゃすまない」

バーザム「亜美ちゃん、そこまでの覚悟が君にあるかい?」

亜美「…」

バーザム「それに…あまり言いたくは無いが、私たちは戦争の道具だ」

亜美「! そんな事ないよ!バーザムは」

バーザム「いや、いいんだよ亜美ちゃん。君の気持ちだけで十分だ」




21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:21:16.35 ID:xA5Bp1AB0
亜美「でも、亜美は…」

バーザム「私たちは作られては戦場に送られ…そこで出会った相手と戦う」

バーザム「やられる事もあれば、相手を撃墜する事もある」

バーザム「相手が誰であろうと関係が無いんだ。立場が違う。それだけの理由で戦う」

バーザム「そこに、個々の意志なんてものは存在しない」

バーザム「…私はパイロットの操り人形以下の存在なんだ」

亜美「そんな悲しい事を言わないでよ!」

バーザム「それが戦争なんだ、亜美ちゃん、わかってくれ」

亜美「そんなの悲しすぎるじゃん…」




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:26:06.52 ID:xA5Bp1AB0
バーザム「ああ、悲しすぎるな」

バーザム「わかっていても、所詮、私はモビルスーツなんだ」

バーザム「相手を…。人を殺すための道具なんだ」

バーザム「感じる心なんて必要ないんだ。邪魔になるだけだからな…」

亜美「じゃあさ」

バーザム「?」

亜美「いま、亜美と話してるバーザムはなんなのさ?」

バーザム「私…かい?」

亜美「そうだよ!自分で戦争の道具だなんだって言いながらさ」

亜美「なんでそんな悲しそうなの!?亜美にはそう見えるよ!」

亜美「心が邪魔になるって、それ本心なの!?」

亜美「そう思ってるなら、なんで亜美の前に出てきたのさ!?」




25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:26:23.62 ID:tfxM8DKh0
なんなんだこのスレは



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:27:51.69 ID:Mkjz/UT6O
ちょっとググったらバーザムってコスパに優れた機体ってあったから意外と安いんじゃね
ドムとかは名機としてプレミアがついて高そう




32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:30:28.21 ID:xA5Bp1AB0
バーザム「…」

亜美「バーザムたくさん作られたけど、亜美の前にいるバーザムは?どう思ってんのさ!」

バーザム「私は…」

亜美「いいじゃん!亜美の夢の中なんだから、自分の思うように話してごらんよ!」

バーザム「そうだね…。私は、モビルスーツとして生まれたけれど、戦争には行きたくなかったね」

バーザム「出来る事なら、どこかで作業用として使われたかったよ」

バーザム「手にライフルを持つくらいなら、作業用スコップを持ちたかった」

バーザム「こんな弱気な事を言って、亜美ちゃんを失望させちゃったかな」

亜美「そんな…そんな事ないよ!バーザムの本音が聞けたんだもん!」




34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:31:25.51 ID:tLRzZWIn0
亜美「! そんな事ないよ!バーザムは」

そんなことあるだろwwwwwwwwwww
クッソわろたwwwwwwwwwww




35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:34:40.02 ID:xA5Bp1AB0
亜美「バーザムが言った事、亜美、聞くよ」

バーザム「ん?」

亜美「街を歩くのは危険だって事。何かあった時の責任とかさ、亜美、責任なんて取れないもん」

バーザム「そうかい…」

亜美「うん。それに誰かに迷惑かける事も、いけないって思ったし」

バーザム「亜美ちゃん、君はとても素直で、自分の気持ちにまっすぐだ」

バーザム「時に、それが間違った方向に行ってしまう事があるかもしれない」

バーザム「でも、亜美ちゃんはきっとそれでいいんだよ」

バーザム「間違った時は間違いを認め、それを次に生かす。亜美ちゃんの素直さでね」

亜美「うん」

バーザム「なんだか、とてもたくさん話をしたような気がする…」

バーザム「そろそろ朝だよ。亜美ちゃん、遅刻しないようにね」

亜美「うん、ありがと、バーザム」




37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:38:27.94 ID:xA5Bp1AB0
~事務所~


亜美「おっはよ→!!」

小鳥「亜美ちゃんおはよう。なんだか元気ね」

亜美「あったり前じゃん!いつでも元気だYO!」

P「おう、亜美、おはよう!」

亜美「おう、にーちゃんおはようだYO!」

律子「おはよう亜美。さっそくだけど昨日のラジオ、あれはどういう事?」

P「いや、律子、あれはな」

亜美「りっちゃん!にーちゃんも!あの時は勝手な事言ってごめんなさい!」

亜美「亜美、なんだかひとりで浮かれて、周りに迷惑かける事を忘れちゃってた」

P「亜美…」

亜美「本当にごめんなさい!」




39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:42:12.50 ID:xA5Bp1AB0
律子「…まあ反省しているみたいだし、今回はいいわよ」

P「律子…。亜美も、ちゃんと謝ってくれて、ありがとな」

亜美「うん、ごめんなさい。亜美、全然周りが見えてなかったんだ」

P「そうか。亜美、今日ヒマだろ?ちょっと付き合ってくれよ」

春香「!!」

あずさ「!!」

小鳥「!!」

亜美「え、うん、いいよ」

P「じゃあ、ちょっと出かけてくるな」


ガチャッ バタン


律子(なんでみんな一斉に反応するのよ)




40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:46:10.48 ID:xA5Bp1AB0
P「どうしたんだ、昨日はあんなに、モビルスーツが欲しいって言ってたのに」

亜美「にーちゃんはわかってないね!女心は秋のソバのようにコロコロこねるんだよ」

P「秋の空な」

亜美「それよりにーちゃん、誘うにしても、もうちょっと言葉選んでよ」

P「ん?」

亜美「はるるんとかあずさお姉ちゃん、にーちゃんの言葉にすっごい反応してたよ」

P「あー…。付き合ってくれ って言い方か。すまん、気をつける」

亜美「次から気をつければよろしい。」

P「で、今日はな」

亜美「わかってるよ。バーザム博物館へ行くんでしょ」




42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:50:24.10 ID:xA5Bp1AB0
~バーザム博物館~


亜美「ここがバーザム博物館…。初めて来たよ」

P「ん?亜美、来た事なかったのか?」

亜美「うん。インターネットで見ただけ」

P「なんか意外だな。あの亜美の熱意だと、何度も来た事あるのかと」

亜美「だから今日は、すっごく楽しみなんだ」

P「そうか。俺も来た事ないし、ちょっとワクワクしてるんだ」

亜美「おやおや~、これはいわゆるデートなのでは?」

P「じゃあ、亜美と博物館デートだな」

亜美「にーちゃん、いまの言葉、事務所の誰かに聞かれたらマズいよ~?」

P「そうだな、今度は事務所の他のアイドルとデートしようかな」

亜美「アイドルじゃないピヨちゃんは泣くね」




43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:54:37.83 ID:xA5Bp1AB0
亜美「すっご!ホントにバーザムの博物館だ!」

P「本当にすごいな。こんなに立派だなんて」

亜美「バーザムの出来るまで講座もあるYO!」

P「こっちにはバーザムのプラモデル講座がある!」

亜美「すっごい!博物館すっごい!」

P(ヤバい亜美にテンション引っ張られたけど、俺、ちょっとはしゃぎすぎだろ)

亜美「ほらほらにーちゃん!あれ撮ろう!バーザムと撮れるプリクラ!」

P「お、おう。せっかくの記念だからな!」

P(アッシマーと撮れるプリクラはないのか)

亜美「バーザムの絵描き歌あるよ!」

P「絵描き歌勝負するか!亜美よりうまく書いてやろうじゃないか」

亜美「絶対に負けないかんね!」

P(ドゴスギアでも書くか)




45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 13:58:57.63 ID:xA5Bp1AB0
亜美「ふぅ…。博物館ってすごいね」

P「俺も、亜美に引っ張られてちょっとはしゃぎすぎたな」

亜美「はしゃぐにーちゃん、ちょっとかわいかったYO」ンッフッフー

P「あまりからかわないでくれ…。音無さんには絶対言わないでくれよな」

亜美「妄想のネタに使われちゃうからね」

P「そろそろ、メインアトラクションだな」

P「ほら亜美、バーザムの試乗が出来るぞ」

亜美「…」

亜美「にーちゃん、その事なんだけどさ、亜美、バーザム乗らなくていいや」

P「え?どうしてだ、あんなに乗りたがっていたじゃないか」

亜美「うん。乗りたがってたし欲しがってた。でもね、もういいんだ」

P「あれか?ここじゃ全然自由に動かせないからか?」

亜美「ううん、違うんだ」




47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 14:02:32.05 ID:xA5Bp1AB0
亜美「亜美、あそこからの景色は、見ない方がいいと思ったんだ」

P「操縦席からの?」

亜美「うん」

P「でもきっと、高いし遠くまでいい景色が見えると思うぞ」

亜美「うん。でも高い場所からの景色は、観覧車とかそういうので見るよ」

亜美「もういいの。亜美もいろいろ考えたんだ」

P「そうか…。亜美がそうまで言うんなら、俺は何も言わないし、聞かない」

亜美「ありがと、にーちゃん」

P「じゃあ、事務所のみんなにお土産買って帰るとするか!」

亜美「そ→だね!亜美、チョコバーザム欲しい!」

P「じゃあ俺はバーザムの実でも買うか」




50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 14:06:39.42 ID:xA5Bp1AB0
亜美「たっだいま→!!」

小鳥「おかえりなさい亜美ちゃん、プロデューサーさん」

律子「亜美、リフレッシュできた?」

亜美「うん!にーちゃんとデートだったからね!」

春香「プロデューサーさん…?」ピクピク

あずさ「亜美ちゃんとデートなんて、羨ましいわね~」プルプル

P「顔は笑ってるけど、なんだか怖いぞ、みんな」

響「あっ亜美!ずるいぞプロデューサー独り占めだなんて!」

亜美「むふふ→。いいでしょ。ひびきんも今度、おねだりしてみたら?」

真「みんなもりあがってるねー」

貴音「ばーざむの実…。なかなかおいしいですね」モグモグ

雪歩「バーザム茶って、これおいしいのかな…」




51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 14:10:12.63 ID:xufMScc70
エンジンオイルだろそれ



53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 14:11:08.64 ID:xA5Bp1AB0
亜美「んでね、博物館でのにーちゃんのはしゃぎっぷりときたら」

雪歩「なんだか子供みたい」フフッ

響「プロデューサーも、やっぱりそういうところ好きなんだな」

P「おーい亜美、内緒にしといてくれよ」

亜美「だいじょぶ、本気ではしゃいでたところは言わないから」

春香「そんなにはしゃいでたんだ」

あずさ「プロデューサーさんも、子供みたいにはしゃぐ事があるんですね」

律子「あーあ、私もたまにははしゃぎたいなあ…」

P「じゃあ今度は、みんなでキャンプでも行くか?」

真「おっ!それはいい考えですね、プロデューサー」



小鳥(はしゃぐプロデューサーさん)

小鳥(子供みたいにはしゃぐプロデューサーさん)

小鳥(子供プロデューサーさん)ハァハァ




55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 14:15:19.94 ID:xA5Bp1AB0
P「おはようございます」

真美「おっはよう!ねえねえにーちゃん!」

P「ん?なんだ、真美、いきなり」

真美「今度のドラマなんだけどさ、真美、ど→しても納得いかない!」

P「どこが納得いかないんだ?」

真美「真美の役、なんだかちょ→イヤミな女の子じゃん!なんでさ?」

真美「こんなのやったら、真美のイメージ崩れちゃうって」

真美「だからさ、にーちゃんから監督にズバっと言ってちょ→だいYO!」

P「あのな真美」

亜美「真美、それはダメだよ」

P「あ、亜美?」




56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 14:16:15.30 ID:cndFHA/Z0
まさか亜美の成長を見届けるスレになるとは…



57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 14:21:31.82 ID:xA5Bp1AB0
亜美「今からそんなこと言っても、周りが混乱するだけだよ」

亜美「それに、真美を使ってくれる人は、その役を真美にやらせてみたいんだよ、きっと」

真美「でもさ!」

亜美「真美は、来た役を演じるだけの人形じゃないでしょ?」

亜美「考えて悩んで、今だってこんなに悩んでる」

亜美「ドラマで嫌な子の役やったくらいじゃ、なんともないって」

亜美「あの真美がこんな役も出来るんだ!って逆にびっくりされるよ」

真美「でも」

亜美「真美が駄々こねてやる気無くして、一緒に演じる人たちはどーなるの?」

亜美「せっかくのドラマを、真美が壊しちゃうの?そんなの、亜美だってヤだよ」

亜美「全部ぐちゃぐちゃにしちゃったら、責任とれないじゃん」

真美「…うん」

亜美「だからさ、頑張ってみよ→よ!」




59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 14:25:31.86 ID:xA5Bp1AB0
真美「わかった。にーちゃんごめんね、わがまま言って」

P「いや、俺も役柄についてもっと話し合うべきだった」

亜美「うんうん、一件落着ですな」

真美「それにしても亜美、なんだかオトナになった?」

亜美「うん!にーちゃんがオトナにしてくれたYO!」

小鳥「」ブフッ

律子「亜美!?プロデューサーも!どういう事ですか…!」

真美「なになに!?じゃあ真美もオトナにしてYO!」

P「亜美、お前いまの絶対わざとだろ。誤解を生むような言い方はやめてくれよ」

亜美「おうおうすまんね!ちょっとしたお遊びだよ、お遊び」

律子「まったく。外でそんな事、言わないで頂戴ね」

P「本当だぞ。寿命が縮む」




60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 14:29:39.93 ID:xA5Bp1AB0
律子「そうだ亜美。あなた、モビルスーツ欲しがってたわよね?」

亜美「ん?うん、遠い昔の、子供時代の亜美は欲しがってたね」

律子「なに言ってるのかよくわからないわね…。とにかく、モビルスーツなんだけど」

律子「社長が、昔に乗っていたハンブラビでいいならあげよう って言ってくれたの」

P「ハンブラビ?社長が?」

律子「若いころは結構無茶してたみたいよ、社長。亜美、それでいいなら、もらうけど」

亜美「い→や、もういいんだ、りっちゃん」

律子「なんで?あんなに欲しがってたじゃない。ハンブラビじゃ不満?」

亜美「ん→ん。すっごい嬉しいよ。でもさ操縦はど→するの?申請も資格もいるんだよね?」

律子「それは、まあ、ね。確かに色々大変よね」

亜美「それにさ、万が一ミスって転んで、建物壊しちゃったら、りっちゃん責任取れる?」

律子「うっ…。それはちょっと、重すぎて責任取れないわ」

亜美「でしょ。だったらいらないよ。趣味や移動で乗るほど簡単なものじゃないし」

律子「亜美…、あなた本当に大人になったわね」




62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 14:33:54.32 ID:xA5Bp1AB0
ワイワイガヤガヤ


P「なんでみんなガンプラ作ってるんだ?」

亜美「にーちゃんが、子供みたいにはしゃぐって話をしたら、みんな作り始めちゃって」

伊織「はぁ~。このドムを下から見上げたフォルム、最高ね…」

千早「高槻さんのそれ、かわいいわね」

やよい「うっうー!ザクレロかわいいですよね!」

美希「黄色いギャン、黄色いギャンを作るの…!」

真美「おいおいにーちゃん!真美にも何か買ってきておくれ!」

亜美「真美はズゴックあたりがいいんじゃない?」  

真美「ヤだよ!手がツメなのはイヤ!って亜美、なんでバーザムにスコップもたせてんのさ?」

亜美「んっふっふ~。それは亜美とバーザムのヒミツだYO!」

真美「変なの→!」

バーザム「…」


おわり






64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 14:34:56.99 ID:cndFHA/Z0
ギャプランがいい!




65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 14:35:47.25 ID:aqcLS+ug0


きれいに締めたな




66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 14:36:20.94 ID:xA5Bp1AB0
なんでバーザムなんだろうな



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/22(日) 14:54:57.52 ID:Mkjz/UT6O
>>66
自分でもわからないのかよwww
MSの中古相場があるとしたら一年戦争時のは軒並み高そう
Zの不人気機種は穴場的な安値