4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 21:27:22.13 ID:yrc5h9PA0
小鳥「あら、おはようございます、プロデューサーさん」

P「お、おはようございます……すみません、寝坊しちゃって」

小鳥「ふふ、寝癖立ってますよ?」

P「え、ああ!ちょ、ちょっと直してきます!」

小鳥「はい、まだアイドルのみんなも来てないので、ごゆっくり~」

P「は、はい!」

小鳥(……プロデューサーさんは、どこか抜けてる所があるのよねぇ)

小鳥(でも、そこが母性本能くすぐられるというか)

小鳥(いけないいけない……私も仕事しないと)

小鳥「お茶淹れよっと!」


亜美「おはよ→!ピヨちゃん!」

小鳥「おはよう、亜美ちゃん。今日は早いのね」

亜美「んふっふ→実は今日はゲームの発売日だから買ってそっこ→来たんだよ!」

小鳥「ゲームって……も、もしかして!?」

亜美「そう!!テイルズだよぉ!」






5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 21:30:56.56 ID:yrc5h9PA0
小鳥「そ、そうよね」(まさか、乙女ゲー買うわけないわよね……)

響「はいさーい……」

小鳥「おはよう、響ちゃん。あら?なんだか落ち込んでるみたいだけど」

響「ハム蔵と喧嘩したんだぞー……」

小鳥「また?」

響「そう、またなんだ」

小鳥「今度はどっちが悪いのかしら?」

響「自分は!!ハム蔵の好きな玩具を直してあげようとしたんだ!したら、余計壊れちゃって!!」

小鳥「それは響ちゃんが悪いわね」

響「でも、自分じゃどうにもならなかったんだぞー……」

小鳥「ふふ、じゃあ今日の帰り代わりのおもちゃ買っていってあげたらどうかしら?」

響「……そっか!」

小鳥「きっと機嫌なおしてくれると思うわ」

響「よーし!今日は帰りにお店寄って帰るぞー!」

亜美「ね→ね→!ピヨちゃんもやろ→よ→これ!」




6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 21:33:17.14 ID:yrc5h9PA0
小鳥「ええ!?わ、私アクションゲームは出来ないのよ」

亜美「大丈夫大丈夫、ピヨちゃんにも出来るよ!真美今日お仕事直で行ってるし→一人でやるのつまんな→い!」

小鳥「じゃ、じゃあちょっとだけ……って、こ、これは!!」

亜美「?」

小鳥「……こ、この女の子かわいいわね」

亜美「それは男だよ→?」

小鳥「なんですとー!」

響「ぴよ子が唸った……」

小鳥「こんなに可愛い子が……!?」

亜美「最近はそ→ゆ→のが狙いらしいね!」

小鳥「これ買うわ」

亜美「マジッ!?」

小鳥「帰りに買うわ!」

響「す、凄い衝動買いだぞー……」




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 21:35:57.02 ID:yrc5h9PA0
やよい「あ、みんなもう来てたんだ。おはようございまーす!」

小鳥「あら、やよいちゃん、お掃除お疲れ様」

やよい「えへへー、綺麗になりましたよ!」

亜美「おはようやよいっちー!」

響「はいさーい!やよいー!」

やよい「えへへー!あれ?プロデューサーは?」

亜美「そういや見ないネ」

響「ぴよ子知ってる?」

小鳥「ああ、さっき寝癖直しに行くって……」

P「す、すまんすまん。なんだ揃ってるな、亜美が遅刻しないなんて珍しいな」

亜美「当たり前じゃん!」

小鳥「ふふ……」

やよい「早起きは三文の得ですー!」

響「三文っていくらなんだ?」

やよい「え!?えっと……いくらなんですかぁ?」




8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 21:37:12.43 ID:o2WA4U400
      r ‐、
      | ○ |         r‐‐、
     _,;ト - イ、      ∧l☆│∧  良い子の諸君!
    (⌒`    ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、 l  早起きは三文の得というが、
    |ヽ  ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)  今のお金にすると60円くらいだ。
   │ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|  寝てたほうがマシだな。
   │  〉    |│  |`ー^ー― r' |
   │ /───| |  |/ |  l  ト、 |
   |  irー-、 ー ,} |    /     i
   | /   `X´ ヽ    /   入  |




11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 21:40:25.96 ID:yrc5h9PA0
亜美「良い子の諸君!早起きは三文の得と言うが、今のお金にすると60円くらいだ。寝てたほうがマシだな!」

やよい「えっ!?60円なんですかー!!!もやしが、1、2……」

亜美「しかし、やよいっちには高値だった!」

P「あはは……よし、今日は三人でオーディションだ!みんな頑張るぞ!」

やよい「オーディション……」

響「どんな番組のオーディションなんだ?」

P「今日は全国放送のオーディションだ!気合入れていけ!」

亜美「お→!」

やよい「は、はい!頑張りまーす!」

響「気合入れるぞー!!」

小鳥「みんな元気で可愛いわぁ……」


P「戻りましたー」

やよい「ただいまですー!」

亜美「帰ったぞ→!」

響「帰ったぞー!って亜美!自分の真似するなー!」




12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 21:44:11.45 ID:yrc5h9PA0
小鳥「おかえりなさい!みんな合格おめでとう!オンエアーはいつだったかしら?」

P「確か一週間後ですね」

亜美「今からゾクゾクするよ→!」

響「楽しみだぞー!」

P(よし!みんなのモチベーションもアップしたみたいだな!)

小鳥(ふふ、みんな嬉しそう……何よりプロデューサーさんが、凄い良い笑顔で……可愛いわ)

P「……?音無さん、どうしたんですか?」

小鳥「ハッ……!?な、なんでもないですよ!あ、そうだ……今から録画予約しておかないとっ!」

やよい「あ、私にもダイビング?っていうのしてもらえないでしょうかー」

響「やよい、それを言うならダビングだ!」

亜美「もぐっちゃ駄目だよ→」

やよい「あ!そうでした!えっと……HIVっていうのに……」

響「うが!それはまったくちがーう!!VHSだ!!」

亜美「やよいっち大胆!」

やよい「あ、そうでしたぁ!」




13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 21:50:04.04 ID:yrc5h9PA0
小鳥「あ、このデッキ……VHSついてないのよ……DVDしか……」

やよい「えっ!?うちはビデオしかないですー……」

亜美「あ!じゃあ、亜美のプレステ2あげるよ!」

やよい「え?いいの?」

亜美「うん、プレステ3でもプレステ2出来るし!」

小鳥「え……亜美ちゃんそれって凄い価値ある……」

亜美「んふふ~!」

やよい「わーい!それじゃあでぃーぶいでぃーでお願いしまーす!」

小鳥「わかったわ!」

P「あ、音無さん俺にも……」

小鳥「プロデューサーさんは自分でやってください」

P「ですよね……」

小鳥「はい♪」

響「プロデューサー!明日は何するんだ!?」

P「ああ、明日はレッスンだからな。みんな遅れないように。特に亜美」




23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:17:01.88 ID:H5kumU5tP
>>13
旧型www




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:17:49.45 ID:o2WA4U400
旧型PS3って熱がすげえんじゃねっけ?



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:19:43.58 ID:oMPjKPWgi
>>24
BBQ出来るヨ!




17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 21:57:15.99 ID:yrc5h9PA0
亜美「はいは→い!」

P「よし、じゃあ今日はこれで解散」

やよい「お疲れ様でしたー!」

響「お疲れ様だぞー!」

亜美「お疲れちゃ→ん!」

P「しっかり休むんだぞー」

バタンッ

小鳥「プロデューサーさんもですね」

P「あはは、そうですね……でも、オーディション受かったからこそ、強みになって頑張ろうって思っちゃうんですよね」

小鳥「そうかもしれないですけど、身体がついていけなくなったら駄目ですから」

P「そ、それもそうですね」

小鳥「よーし……」

P「わっ!?」

小鳥「あら、結構肩こってますね」

P「あ、あぁ……気持ちいいですね……」




18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:00:41.10 ID:yrc5h9PA0
小鳥「ここの所お休みなかったんじゃないですか?」

P「はい……実は休日出勤ばかりで、15連勤目で」

小鳥「え、ちょ、本当ですか!?駄目ですよ!お休み取らないと!」

P「今は休みよりも、ユニットの認知度が欲しいですから……安定したら、ゆっくり休みますよ」

小鳥「アイドルのみんなは大丈夫なんですか?」

P「はい、俺よりは休んでると思います」

小鳥「そうですか……よし」ポンッ

P「わっ!きゅ、急に押さないでくださいよ!」

小鳥「ふふ、お茶淹れますね」

P「は、はい……ありがとうございます」

小鳥「~♪」

P(変な音無さんだな……)




20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:05:39.41 ID:yrc5h9PA0
P「……」カタカタ

小鳥「……」

P「……」カタカタ……カタカタ……

小鳥「……」

P「……あの」

小鳥「はい?」

P「音無さん、もう11時ですけど、帰らないんですか?」

小鳥「え?帰って欲しいですか?」

P「い、いやそうじゃなくて……電車とか大丈夫なのかなぁって」

小鳥「ふふ、今日は月末処理があるので、もしかしたらお泊りかもしれませんね」

P「ま、マジですか?」

小鳥「はい!」

P「お、お互い、頑張りましょう!!」

小鳥「そうですね!ファイトです!あ、ポジティブとか流しますか?みんなの曲流したらリラックス出来ると思うんです」

P「ああ、いい考えですね。お願いします!」




21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:09:53.11 ID:yrc5h9PA0
小鳥「……」カキカキ

P「……あーどうしよう」

小鳥「どうしたんですか?」

P「どうしても、オーディション前にレッスン日を3回入れたいんですけど、予定上入らなくて……」

小鳥「あら……営業とかでですか?」

P「そうなんです……あー、明日のレッスンをフルにするしかないか」

小鳥「そ、そんなことして大丈夫なんですか?」

P「はい……だ、大丈夫ですよ」

小鳥「もー……本当に倒れないでくださいね?」

P「が、頑張ります!」

小鳥「あ、そうだ。お夜食買ってきましょう、何がいいですか?」

P「そうですね……普通におにぎりとかでいいですよ」

小鳥「はーい、あとエナジードリンク買ってきますね」

P「是非お願いします!」




22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:15:13.11 ID:yrc5h9PA0
小鳥(……そっか、今日はずっとプロデューサーさんと一緒か)

スタスタ

小鳥(今まで事務所でお泊りはあったけど、プロデューサーさんとは初めてかも……)

小鳥(しかも、二人きり、かぁ……)

小鳥(あ、危ない事が起きちゃったり!?あ、だめー!プロデューサーさーん!!)

小鳥(……なんで、起こるわけないか。仕事熱心なプロデューサーさんに限ってそれは無いかなー)

小鳥(それじゃあ……私が?)

小鳥(って、駄目駄目何を考えてるの!小鳥ー!!)

P「……音無さん?」

小鳥「ピヨッ!?」

P「お、おかえりなさい。喋りながら入ってきたってことは誰か居たんですか?」

小鳥「い、い、いませんよ!お、お化けとかじゃないですか!?」

P「あはは……音無さんも疲れてるんじゃないですか?」

小鳥「そ、そうかもしれませんね、おほほほ……」

P「あ、夜食貰っていいですか?」




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:21:17.64 ID:yrc5h9PA0
小鳥「あ、はい、ちょっと待っててくださいね」

P「?」

小鳥「サトウのごはんチンッしてきます!」

P「え?」



小鳥「はい!愛情おにぎりです!」

P「お、音無さんが握ったんですか?」

小鳥「ふふ、そうですよ、中身は梅です」

P「ありがとうございます!ああ、塩味が良い感じだ……コンビニに売ってるご飯とはまた違って良い感じです」

小鳥「コンビニのおにぎりはおにぎりで美味しいんですけどねー、飽きたらたまにこういう風にしちゃいます」

P「へぇー……流石ですね」

小鳥「ふふ、伊達に一人暮らししてませんから」

P「良いお嫁さんになりますね」

小鳥「ぶふっ!」

P「うわっ!?」




27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:29:15.95 ID:yrc5h9PA0
小鳥「ケホケホ……」

P「音無さん……汚いですよ」

小鳥「ご、ごめんなさい!ティッシュティッシュ……」

P「だ、大丈夫ですよ自分で拭けますよ!」

小鳥「ごめんなさい、本当に……」

P「大丈夫です、大丈夫です」

小鳥「ありがとうございます、あ!あとコンビーフもあるんですよ。食べます?」

P「あ、はい。頂きます!」

小鳥「コンビーフは、少し温めると美味しいんですよ?」

P「え、そうなんですか?俺いつもそのまま食べてました……」

小鳥「ふふ、じゃあ初温めコンビーフですね!」

P「そうですね」

小鳥「またレンジでチンッしてきますね!おにぎり食べててください!」




28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:36:40.03 ID:yrc5h9PA0
P「……あ、美味しい」

小鳥「ですよね~」

P「凄い、俺も温めよう、今度から……」

小鳥「是非是非!」

P「……」もぐもぐ

小鳥「ふふ……」

P「? どうしたんですか?」

小鳥「いや、今までお泊りは一人だったんですけど、こうやって誰かとお泊りは初めてなので。楽しいかな?って」

P「あ、そうなんですか……もしかして、月末っていつも?」

小鳥「そうですねー……運がいいと帰れるんですけど、律子さんが手伝ってくれたりすると、早く終わったり」

P「ええー……そ、それじゃあ俺も手伝いますよ!次から!」

小鳥「プロデューサーさんは、自分の仕事が安定してからにしてください!」

P「はい……」

小鳥「お気持ちだけでも嬉しいですけどね♪」

P「そ、そうですか……」




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:40:13.09 ID:yrc5h9PA0
小鳥「よーし、それじゃあお仕事がんばりましょう!」

P「は、はい!!」


数時間後。

小鳥「ふぁあ……」

P「眠そうですね」

小鳥「そうですね……3時半辺りってピークな気がします」

P「本当に……ふぁあ……」

小鳥「あ、つられましたね」

P「あはは……」

小鳥「ガムでも限界が来ますよねー……」

P「そうですねー……ちょっと仮眠したほうが作業捗るのかなぁ……」

小鳥「そうかもしれないですね」

P「……ちょっと仮眠しようかな」

小鳥「それがいいと思いますよ?」

P「すみません……ちょっとソファで仮眠してきます……」




32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:43:58.09 ID:yrc5h9PA0
小鳥「じゃあ、4時半になったら起こしますね」

P「お願いします……おやすみなさい」

小鳥「はーい、おやすみなさい」

小鳥「……」

小鳥「…………」

小鳥「あ、仕事しないと……」

P「……スー……スー……」

小鳥「……」

小鳥「……い、いけないいけない、変な妄想が、駄目駄目……」

小鳥「…………」

小鳥「ちょ、ちょっとだけ」


――
―――




33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:46:07.60 ID:yrc5h9PA0
小鳥『ふふ、プロデューサーさん寝てるわ……』

小鳥『寝顔案外可愛いのね……』

つんつん

P『う、ううん……』

小鳥『子供みたい……』

P『……』

小鳥『ちゅ、ちゅーしてみたり……』

P『……』

小鳥『ん……』

P『……小鳥さん』

小鳥『ピヨッ!?』

P『……小鳥さんがその気なら、俺……俺……』

小鳥『ああ!!だ、だめええええ!!』

―――
――





35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:46:57.22 ID:GA/RMYeD0
なぜこんなにもピヨちゃんは人気なのか



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:48:18.03 ID:vlgzAefe0
だって可愛いですしピヨ



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:50:53.26 ID:yrc5h9PA0
小鳥「ハッ……」

小鳥「……」

小鳥「さ、流石に無いわぁ、今のは……」

小鳥「プロデューサーさんが肉食なわけないもの……草食よね、確実に」

小鳥「いいからお仕事お仕事……」

小鳥「……」

小鳥「ひ、一人でやるほうが捗るなんて、思ってなかったわ」

小鳥「って、あれ!?もう4時!?い、急がないと徹夜しても終わらないは、洒落にならないわ……」


1時間後

小鳥「……」

小鳥「あ、あれ……何か忘れて……」

小鳥「あ!!そ、そうだ、プロデューサーさん起こさないと!!」

小鳥「ぷ、プロデューサーさん!!起きてください!!」ワサワサ

P「う、うーん……」

小鳥「ご、ごめんなさい、もう5時ですよー!」




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 22:57:33.83 ID:yrc5h9PA0
P「ええぇ!?」

小鳥「ごめんなさい、お仕事に夢中になっちゃって……」

P「い、いえ……起きれなかった俺も駄目なので……」

小鳥「すみません」

P「大丈夫ですって、んーんー!!よし!!!頑張るぞー!」

小鳥「はい!あ、目覚めのコーヒー淹れますか?」

P「お願いします!って音無さんは眠くないんですか?」

小鳥「私は大丈夫ですよ!怖いのは、肌くらいですけど……」

P「あはは……そうですよね」

小鳥「徹夜は女の天敵です」

P「しっかり手入れしないとですよね……大変ですね、女の人って」

小鳥「そうなんですよー?ふふ」

P「はい」

小鳥「じゃあ、淹れてきますね!」

P(あ、あれ……話題を変えられてしまった……音無さんは仮眠しなくていいのかな)




39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 23:03:08.03 ID:yrc5h9PA0
やよい「おはようございまーす!って、あれ?」

小鳥「おはよう、やよいちゃん」

やよい「二人共私達より遅く帰ったのに、早いんですねー!」

P「あ、ああ、そうなんだよ」

小鳥「実はてつ……」

P「お、音無さん!!こ、コーヒーお願いしてもいいですか!?」

小鳥「? は、はい」

P「やよいも早いんだな」

やよい「はい!朝お掃除したいなーって!お掃除すると気持ちよくお仕事出来るんですー!」

P「そうか、やよいは偉いな」

やよい「えへへー!」

P「やよいもコーヒー飲むか?」

やよい「あ、私は、コーヒー飲めないので……お掃除終わったら牛乳飲みますー!それじゃあ、お掃除行ってきまーす!」

P「ああ、頼んだぞ!」




40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 23:07:21.13 ID:yrc5h9PA0
P「あ、すみません、音無さん……」

小鳥「はい、でもなんでか聞いていいですか?」

P「はい……あんまり、アイドルのみんなには心配かけたくないっていうか……その、大切な時期ですから」

小鳥「ああ……そうですね、すみません」

P「いえ!音無さんは悪くないですよ!俺が早く安定すればいいんです……謝るのは俺のほうですから」

小鳥「ふふ、それじゃあ『頑張ってください』ですね」

P「はい!」

小鳥「コーヒー、ブラックがいいですか?」

P「そうですね!かなり目が覚めそうな奴で!」



亜美「おっはよ→ん!」

響「はいさーい!!」

P「おお、亜美、響。今日は一緒なんだな」

亜美「途中でひびきんとそこで会ったんだよ→ん!」

響「後ろからキックしてきて、大変だったんだぞー!」




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 23:17:57.70 ID:yrc5h9PA0
あれ、このやり取りデジャヴ……

亜美「ブラジリアンキックは挨拶だよ!」

響「でも痛かったんだ!!」

P「まぁまぁ……亜美も遅刻してこなかったんだし」

亜美「ほらほら、ね→?」

響「うぎゃー!もー!」

やよい「あ、二人共おはよーございますー!」

響「やよい!はいさーい!」

亜美「やよいっちは、また掃除?すごいね→!」

やよい「えへー!」

P「亜美も見習えよ?」

亜美「うが!兄ちゃん!それは言わない!」

小鳥「ふふ……」

P「あーそうだ、今日のレッスンはフルになったけど、午後予定入れてる人は居ないか?」




47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 23:22:45.54 ID:yrc5h9PA0
やよい「あ、午後は特売が……」

P「それは俺が買ってやる」

響「みんなの餌が……」

P「途中で抜け出せるようにするよ」

亜美「ゲームが……」

P「我慢しろ」

小鳥(なんだか学校の先生みたいね、プロデューサーさん……」

P「よし、じゃあフルでできそうだな。響だけは、途中で抜け出すしかないが」

響「あ!そうだ、ハム蔵!お願いしていいか?」

ハム蔵「任せろ、相棒」

響「それじゃあ頼んだぞー!」

P「……い、いいのか?」

響「なんくるないさー!」

亜美「ハム蔵やる~↑」

やよい「凄いです~……」




48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 23:25:24.80 ID:yrc5h9PA0
P「よし!それなら、スケジュールなんとかなりそうだな!それじゃあ、行くぞっ!?っと、っとと……」

やよい「プロデューサー!?」

響「プロデューサー!」

亜美「兄ちゃん!!」

小鳥「ぷ、プロデューサーさん……大丈夫ですか?」

P「いたた、春香みたいな事しちゃったな……あはは……」

亜美「何も無い所で転ぶスキル!」

P「仕事に支障が出ないといいが」

やよい「プロデューサー大丈夫ですか?」

P「ああ、大丈夫だ!車出すから、先下で待っててくれ!」

「「「はーい!」」」

小鳥「プロデューサーさんっ」

P「は、はい?」

小鳥「……駄目ですよ、運転したら」

P「で、でも……」




50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 23:28:08.89 ID:yrc5h9PA0
小鳥「でもじゃないです。転んだってことは、相当疲れが溜まってるってことですよ?そんな状態で運転したら事故起こしますよ?」

P「あ……そ、そうですよね……」

小鳥「……タクシー使って行ってください!大丈夫ですから、しっかり領収書切れば」

P「すみません……」

小鳥「はい!それじゃあ、気をつけて行ってきてくださいね。ちゃんと休憩挟んでください!」

P「はい!!」

―――
――

――
―――

亜美「つ→か→れ→た→……↓」

響「流石に一日レッスンはこたえたぞ~……」

やよい「足がくがくですー……」

P「みんなお疲れさん、アイス買ってきたぞー!」

亜美「ほんと~↑」

響「シークァーサーアイスか!?」




51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 23:28:59.08 ID:Q3FORvNJ0
響サラリと無茶言うな



53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 23:40:07.83 ID:yrc5h9PA0
やよい「ガリガリ君ですかぁ?」

P「響……そ、それは流石に売ってなかったが……やよいの言う通り、ガリガリ君だ」

亜美「んふふ~★なかなか気が利くじゃん!兄ちゃん!」

響「ひきかへふー……」

やよい「あ、頭がきーんって……」

P「ははは、アイス食べたら帰るからな」

「「「はーい」」」


P「戻りましたー」

亜美「ただいまだぞー!」

響「なま、ちゃん!」

やよい「ただ……え?なま、なんですかぁ?」

響「亜美が真似するから、方言使ってみたぞー!」

やよい「あ、方言なんですかぁー!凄いですー!」

響「す、凄いのかー?自分凄いのかー!?」

亜美「ひびきん、あんたは、凄い!」




55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 23:47:57.55 ID:yrc5h9PA0
響「自分は凄いぞー!!」

小鳥「ふふ……」

響「うぎゃー!ぴよ子!何笑ってるんだぁ!」

小鳥「違うわよ、可愛いわぁ……って思っただけよ?」

響「ぐぬぬー……」

小鳥「あ、そうだ、可愛いはなんて言うのかしら?」

響「チュラカーギー……」

小鳥「それじゃあ、響ちゃんちゅらかーぎーね!」

響「納得いかないぞぉー!」

P「まぁまぁ、みんな今日はほんとうお疲れ様だな」

やよい「はい!プロデューサーもお疲れ様でした!」

P「え?」

亜美「あれ→?兄ちゃん、バレてないと思ってたの→?」

P「な、何がだ?」

響「プロデューサー、凄い目の下にクマできてるぞ?」




56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 23:52:16.20 ID:yrc5h9PA0
P「えっ!?」

やよい「プロデューサー……徹夜してましたよね?」

P「あちゃー……」

響「今日はゆっくり休むんだぞ?」

亜美「そ→そ→、なんなら肩から腰からどこでもマッサージしちゃうよ~↑」

P「ああ、すまない……隠すつもりじゃなかったんだけど、みんなに心配かけたくなくてな……」

やよい「隠されるほうが心配しますー!」

響「やよいの言う通りだ!」

亜美「うんうん……兄ちゃんが倒れたら、亜美達プロデュースするのは誰なの~?」

P「うぐ……そ、そうだよな……すまん、でも……」

やよい「プロデューサー!めっ、ですよ!」

P「はい……」

小鳥「ふふ、アイドルのみんなには勝てませんね」

P「まったくですね、あはは……」




59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/22(水) 23:58:20.81 ID:yrc5h9PA0
P「……それじゃあ、今日は終わりだ。明日は営業だからな、午後からだしゆっくり休んでから来てくれ」

響「分かったぞー!お疲れ様だー!」

やよい「お疲れ様でしたー!」

亜美「お疲れちゃーん!!」

ガチャッ

P「ふー……」

小鳥「見事にやられちゃいましたね?」

P「はい……みんな勘が鋭くて……」

小鳥「まぁー気づかないのも仕方ないですよ、徹夜明けで判断力も違いますし……」

P「そうですよね……」

小鳥「それと今日のレッスンどうでしたか?」

P「え……普通のレッスンでしたけど」

小鳥「徹夜明けじゃなかったら、パーフェクトだったかも、ですよ?」

P「……そうですね」

小鳥「ふふ、別に責めてるわけじゃないんですけど、もうちょっと自分の身体を大切にしてくださいね」




61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:03:35.00 ID:bpr3axxp0
P「はい……明日午後から営業ですから、大丈夫だと思います」

小鳥「あ、でも、寝坊しないように、ですよ?」

P「はい!」

小鳥「……そういえば、プロデューサーさんって一人暮らしなんですよね?」

P「そ、そうですけど」

小鳥「じゃあーモーニングコールしてあげましょうか?」

P「え、でも……悪いですよ」

小鳥「ふふ、平気ですよ。ただ電話するだけですし、多分お昼休みの時間ですから!」

P「あ~……じゃあ、お願いしてもいいですか……絶対そのほうが起きるので……」

小鳥「それじゃあ、11時半くらいですか?」

P「はい、それくらいで!」

小鳥「了解です!……じゃあ、そろそろ帰りましょうか」

P「そうですね……二人共起きてる時間おかしいですからね」

小鳥「うふふ……そうですね」




63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:07:38.04 ID:yrc5h9PA0
P「それじゃあ、お疲れ様でした」

小鳥「はい!お疲れ様でした~!」

ガチャッ

小鳥「……モーニングコール、か」

小鳥「ふふ、なんか楽しいわ」

小鳥「……」

小鳥「あ、でも早く帰ってネないと……」

小鳥「よーし!今度は忘れないようにするぞー!」




65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:11:57.68 ID:bpr3axxp0
翌日11時25分

小鳥「そろそろね~……」

律子「何がですか?」

小鳥「あ、ちょっと電話しないといけない用事が入ってて」

小鳥(律子さん今日居たのすっかり忘れてたわ)

律子「そうなんですか、どこかのプロダクションとですか?お昼前なのに、珍しいですね」

小鳥「そうなのよー……どうやら、あっちのプロダクションさんはお昼が遅いみたいで」

律子「普通は正午からですよね」

小鳥「いいともも正午からだし」

律子「そこは関係あるんですか……」

小鳥「あ、でも最近はヒルナンデス!のほうが」

律子「わーわー!もう、ほら、半になりますよ!」

小鳥「ああ!本当!電話してきますねー!」

律子「ちょっと、小鳥さん!電話ここ……ああ、行っちゃった……うんん?会社の電話使わないのかしら……」

小鳥(セーフ……)




66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:14:41.32 ID:bpr3axxp0
小鳥「よし、電話電話」

prrrrrrrrr

prrrrrrr

prr……ガチャッ

P『も、もし、もし……』

小鳥「ふふ、おはようございます、プロデューサーさん」

P『あ、ああ……音無さん……お、はようございます……』

小鳥「寝ぼけてますね?ほら、午後からお仕事ですよー!」

P『……!!ああ、そうだった!!急いで支度だ!!お、音無さん!!ありがとうございました!今日絶対ちゃんとお礼します!』

小鳥「はい!頑張ってくださいね!」

P『はい!』

ツーツーツー

小鳥「ふふ……」




律子「ははーん、なるほど……」




67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:17:19.70 ID:9f0tC8dD0
ヤベェ小鳥さん良妻過ぎる



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:22:06.98 ID:bpr3axxp0
亜美「え?兄ちゃんと?」

真美「ピヨちゃんが?」

やよい「付き合ってる、ですかぁ?」

律子「このメガネごしに見ちゃったのよー」

春香「でもありえますよね……十分」

響「というか、プロデューサーとぴよ子はどこ行ったんだー?」

伊織「さっき買い出し行くって行ったわよ」

亜美「あ~これは確実ですなぁ!」

千早「だったら素直に祝福しないと」

貴音「真良きことだと思います……」

律子「社内結婚かぁ……まぁ悪くはないし、無い話しじゃないわね」

春香「素敵!憧れちゃうな~社内結婚……」

真「って、春香はアイドルなんだから……」

亜美「いやいや!はるるんの担当のプロデューサーとはるるんが結婚すれば!!」

真美「でもでも、アイドルは恋愛禁止!」




71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:25:30.09 ID:bpr3axxp0
響「うわーん!切ないぞー!」

あずさ「あらあら……よしよし」

春香「って!私の話しで進めないでよー!」

律子「と、も、か、く!!二人は悟られたくないみたいだから、みんな気づいてないフリするのよー!」

「「「「はーーーーい」」」」

小鳥「ックシュンッ……」

P「へっくしょん!」

小鳥「か、風邪ですか?」

P「お、音無さんこそ……あはは」




74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:29:40.95 ID:bpr3axxp0
P「戻りましたー」

小鳥「ただいまー」

亜美「おかえり兄ちゃん!!」

真美「おかえりピヨちゃん!」

亜美真美「「二人一緒に仲良くおかえりー!!」」

ゴンッ

亜美「痛っ!」

真美「あだっ!」

律子「あ・ん・た・た・ちー!!」

亜美「うわぁああああ、りっちゃんが鬼の顔してる!!」

真美「に→げろ→!」

律子「あ、こら!待ちなさい!!まったく……」

P「どうしたんだ?律子、そんなに怒って」

律子「あ、いや、えっと、き、気にしないでください!」

P「?」
小鳥「?」




75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:33:17.61 ID:bpr3axxp0
亜美「プレステやろ!」

真美「やろやろ→!」

P「あ、昼終わったら仕事だからな。ちゃんと終わらせてくれよ?」

亜美「は→い」

やよい「あ、あのプロデューサー!」

P「ん?なんだ?」

やよい「あの、結婚したときって、お祝い金あげないといけないじゃないですか。その、うち貧乏なので……」

響「こ、こら!やよい!!そういうのは自分に相談するんだ!」

やよい「え、でも……」

響「いいからいいから!」

やよい「はわわ~……」

P「?? 一体どうしたんだ、みんな」

「……」シーン

P「おいおい……」

小鳥「不思議ねぇ……」




78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:36:38.70 ID:bpr3axxp0
律子「はぁ……小鳥さん、ちょっと」

小鳥「? はい?」

P「なんだ、律子、プロデュースでの相談なら、俺も……」

律子「プロデューサー殿はそこで待機!」

P「お、おう……」


律子「実はですね……」

小鳥「ええ!?やっぱりさっきの聞いてたんですか……」

律子「そうなんです、って、もしかして……」

小鳥「付き合ってません!というか、付き合ってたら律子さんには言ってます!」

律子「あちゃー……私の早とちりか、ごめんなさい!」

小鳥「……まぁ大丈夫です、このほうが面白いと思いますから!むしろ律子さんグッジョブです!」

律子「え、ええ……小鳥さんがそういうなら……」


P「何話してたんですか?」

小鳥「秘密です!」




80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:39:52.94 ID:bpr3axxp0
P「? って、もうこんな時間か!亜美!やよい!響!行くぞ!」

亜美「え→もうちょっと待って!こいつ倒してから→!」

P「だからやめられるようにって言っただろう!ほら、行くぞ!」

亜美「仕方ない!あとは任せたぞー!ぴよちゃん!」

小鳥「ぴよ!?で、出来ないわよ!」

P「お願いします!音無さん!!」

小鳥「ぐむむ……」

亜美「ニヤニヤ」

やよい「営業がんばりましょー!」

響「おー!」

P「今車出すからな、先行っててくれ!」

「「「はーい!!」」」




82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:43:37.72 ID:bpr3axxp0
―――
――


P「戻りましたー」

響「ナマチャーン!」

やよい「なまちゃーんですー!」

亜美「なまちゃんちゃんこー!!」

響「うが!二人に真似されたぞー!」

やよい「えへへー沖縄の方言面白いなーって!」

響「そうか!興味持ってくれたなら嬉しいぞ!」

亜美「なかなかユニークですな、ふむふむ」

響「もっともーっと知りたかったら教えるからな!」

小鳥「おかえりなさい、みんな」

P「今日の営業、ファンの人数がいつもより多く感じて凄かったんですよ」

小鳥「ふふ、徐々に認知度も上がってきましたね」

P「はい!」




84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:52:17.93 ID:bpr3axxp0
亜美「そして、どんどん二人のボルテージはマックスまで……」

やよい「亜美、何してるの?」

亜美「後半へ~続く!」

響「ちびまる子ちゃんかっ!」

P「ほらほら、今日は目に見えた結果が見れてみんな!よかったな!」

やよい「はい!」

響「嬉しかったからなー!」

P「この調子でどんどん大きくなって、頑張るぞ!」

「「「おー!」」」

小鳥「おー!ふふ……」

亜美「ピヨちゃんも頑張るの?」

小鳥「そうね、みんなの応援頑張るわ」

亜美「じゃー亜美もピヨちゃんの応援しちゃおうかな→!」

小鳥「あら?本当?嬉しいわ」

亜美「んふふ~♪」




86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:54:53.86 ID:bpr3axxp0
P「よーし、それじゃあ今日はこれで解散だ。お疲れ様!」

「「「お疲れ様でしたー!!」」」

ガチャッ

P「ふー……今日は良い一日だったな……」

小鳥「ふふ、ちゃんと起きれましたものね」

P「あ、そうだ!!ちゃんとお礼言ってなかった、本当助かりました……ありがとうございます!」

小鳥「いえいえ、そんなことならどんどんお願いしてくださいね!」

P「はい……俺もどうしても朝弱くて……亜美のことあんまり言えないんですよね」

小鳥「早起きだけは、亜美ちゃんのお手本にならないと」

P「すみません……」

小鳥「でも、亜美ちゃんも遅刻減ってきてますから。大丈夫ですよ!」

P「は、はい……」

小鳥「さてと……私達もそろそろ帰りますか?」

P「あ、音無さん、このあと時間空いてますか?」

小鳥「ピヨ?」




89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 00:57:22.01 ID:bpr3axxp0
P「いや飲みにでもどうかなーって、今日はおごりますよ!」

小鳥「ピヨ!本当ですかー?嬉しいー!最近あんまり飲んでなかったので!」

P「ならよかった!じゃあ、下のたるき亭でいいですか?」

小鳥「もちろんです!」

P「じゃあ、さっさと片付けちゃいましょう!!」

小鳥「はい!!」







90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:03:03.96 ID:bpr3axxp0
P「……アイドルの頂点目指すんですよぉ!絶対にぃ!」

小鳥「ふふ、プロデューサーさんすっかり出来上がってますね」

P「そういえば、音無さん、付き合ってる人とか居るんですか?」

小鳥「ぶふっ!!」

P「うわっ!?」

小鳥「ゲホゲホ……きゅ、急に何を聞くんですピヨ!?」

P「い、いや、あはは……」

小鳥「居るように見えますか?」

P「ええ、音無さん綺麗ですし」

小鳥「むむむ……」

P「な、なんですか?」

小鳥「ちなみに居ません!」

P「えぇ~……」

小鳥「えぇ~ってなんですかー!もう!失礼ですよ!プロデューサーさん!」

P「いやいや……あはは……」




92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:08:18.92 ID:bpr3axxp0
小鳥「すっかり酔っ払っちゃって……」

P「最近仕事が順調ですから……ついつい」

小鳥「……」

P「……小鳥さん」

小鳥「ピヨッ!?」

P「いや、なんか苗字で呼ぶのってなって思って。俺亜美もやよいも響も名前で呼んでましたから」

小鳥「あ、ああ……そうですね、じゃあ小鳥って呼んでください!」

P「いやぁ、でもさん付けしますよ。あはは」

小鳥「ピヨ―……まったく」

P「いや、今日嬉しかったんですよ……モーニングコール」

小鳥「……?そうなんですか?」

P「あんな風に起こされたの初めてですから」

小鳥「ふふ、さっきもいいましたけど、いつでもやりますよ?あれでいいなら」

P「あはは、それじゃあまたお願いしますよ……」

小鳥「喜んでっ!」




93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:13:14.54 ID:bpr3axxp0
P「……」グイッ

小鳥「あ、そうだ」

P「はい?」

小鳥「土曜日って確か午後フリーでしたよね?」

P「そうですよ」

小鳥「んー……じゃあ、ちょっと有る所に来て欲しいんですけど」

P「有る所?」

小鳥「はい!えっと……スマートフォンで出せるかも」

P「??」

小鳥「あ、出た!ここです!メモってください!」

P「は、はい!!」

小鳥「ふふ……」

P「??」




95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:18:07.95 ID:bpr3axxp0
土曜日17時

P「こ、ここかな……」

社長「ん?んん?君は」

P「わっ、しゃ、社長!?」

社長「なんだい?君も音無くんの歌を聞きに来たのかい?」

P「こ、小鳥さんの……歌?」

社長「何も聞いていないのかね?」

P「は、はい……」

社長「なら、入ってみるといい。なーに、今日は私の奢りだ。はっはっは!」

P「は、はぁ……」

カランカラン

P「あ、あれ……小鳥さんは?」

社長「んん、まぁそう焦ることはない、とりあえずウォッカでいいかね?」

P「あ、はい。お願いします!ありがとうございます!」

社長「うむ」




98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:30:08.87 ID:bpr3axxp0
P「……」

社長「最近君のユニットはどうなのかね?」

P「はい、徐々にファンも増えてきてます、あとアイドルのみんなも確実に成長をしています。響も、やよいも、亜美も、それぞれテレビ出演する際にはキャラも固まってきてますし」

社長「うむ……順調なら良いんだよ、君を信じているからね。私の目に狂いは無かったようだ」

P「は、はい……」

社長「そろそろだな」

P「……!?」

コツコツコツコツ

小鳥「……」ペコッ


小鳥「ひとつ~生まれた~種……」

P「……」

社長「どうだい?驚いたかい?」

P「小鳥さん……とても綺麗ですね」

社長「そうだろう?はっはっは」

P「歌も凄い上手くて……」




99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:34:50.85 ID:bpr3axxp0
社長「うむ……私も彼女にはアイドルにならないか何度も言ったんだけどもね」

P「……そうですね、この歌唱力なら確実にトップクラスのアイドルになれます……それに、本当綺麗ですから」

社長「だがね、彼女にもいろいろあるのだよ」

P「俺、まだ小鳥さんの何も知らないですね」

社長「なーに、少しずつ知っていけばいいさ。君は、彼女のことが好きなんだろう?」

P「え、え、そ、そうなんでしょうか……」

社長「?? 事務所ではすっかり、噂になっているはずだがー……はて?」

P「え?」

社長「私が聞いた限りだと、君と音無くんが付き合っている、とかなんとか」

P「そ、それは噂ですよ……そんなことありません、自分に小鳥さんは―――もったいないです」

社長「ううむ、そうだったのかい。残念だねぇ……」

P「そ、そうなんですか?」

社長「彼女も、君のことを思っているものだとばかり思っていたからね」

P「あはは……それは……分かりませんね」




101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:38:13.87 ID:bpr3axxp0
―――
――

小鳥「ふふ、プロデューサーさん、どうでしたか?」

P「はい、凄い綺麗ですたよ、小鳥さん」

小鳥「社長と一緒に飲んでましたね、まさか今日社長来るなんて思ってなくて」

P「それは大丈夫ですよ!社長とも……砕けた話し出来ましたから」

小鳥「そうですか、ならよかったです!」

P「はい、え、えっと……あの、凄い噂を聞いたんですけど……」

小鳥「え?」

P「じ、事務所で俺と小鳥さんが付き合ってるって噂が流れてるみたいで……」

小鳥「ええ!?だ、誰から聞いたんですか?」

P「……社長からです」

小鳥「あちゃー……」

P「あ、あちゃー?」

小鳥「ピヨッ!?いや、なんでもないですよー!」

P「小鳥さーん?」




102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:40:34.44 ID:bpr3axxp0
小鳥「い、一応知ってはいたんですけど、面白そうだからプロデューサーさんには言わないでおいたんですピヨ……」

P「まったく……駄目ですよ、一応そういうのはー!」

小鳥「ごめんなさいピヨ~!」

P「……俺に小鳥さんはもったいないです」

小鳥「……ピヨ?」

P「俺なんてまだまだ新米プロデューサーで、自分の体調管理も出来ない奴ですから」

小鳥「……」

P「だから、もったいないですよ、あはは」

小鳥「プロデューサーさん!!」

P「は、はい!」

小鳥「今日なんで、私がここに誘ったか分かりますか?」

P「え、えっと……分かりません」

小鳥「もー……」

P「す、すみません……」

小鳥「私を知って貰いたいなって思ったからなんです」




104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:43:10.62 ID:bpr3axxp0
P「小鳥さんを……?」

小鳥「はい……まだ、過去のことは、ちょっと……言えません、でも少しだけ今日は言ったんです。私が歌を歌っていること、とか」

P「……はい」

小鳥「知ってるの、社長とプロデューサーさんだけなんですよ?」

P「え、ええ!?」

小鳥「まったく、ふふ……プロデューサーさんは鈍感ですね」

P「え、えっと……」

小鳥「そーゆーヘタれた所とか、アイドルのみんなに見せちゃ駄目ですよ?」

P「は、はい……」

小鳥「ふふ……」

P「……」

小鳥「プロデューサーさん、か」

P「?」

小鳥「……もったいないなんて、ことありませんよ?」

P「……!?」




105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:46:24.86 ID:bpr3axxp0
小鳥「頑張ってるプロデューサーさんはとっても素敵ですし、アイドルのことを誰よりも考えている姿はかっこいいんですから」

P「……えっと」

小鳥「嫌いな人にモーニングコールなんてしませんっ!」

P「そ、その……」

小鳥「……私の口から言わせるんですか?」

P「……小鳥、さん」

小鳥「はい」

P「……俺、あなたのことが、好きになってしまったみたいです」

小鳥「……はい」

P「その、噂とか!じゃなく、正式に……これからお互いを知っていくということで!お付き合い、してくれませんか?」

小鳥「……ふふ、喜んで」

P「……ゆ、夢みたいだ」

小鳥「夢じゃないですよー?現実ですよー?」

P「あ、あはは……」

小鳥「じゃあ、社長にも感謝ですねー……気持ちを気づかせたのは社長ですよね?」




106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:49:00.12 ID:N1Klon6R0
えんだああああああああ



107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:49:13.77 ID:bpr3axxp0
P「そういえば、そうですね」

小鳥「あとは……噂広げてくれた、みんなか」

P「そうですね」

小鳥「と言うことは、765プロのみんなね!」

P「はい!」

小鳥「まぁ、その、しばらくは隠しませんか?付き合うことを」

P「そ、そうですね……それがいいと思います」

小鳥「そのほうが、ちょっと楽しかったり?」

P「楽しいかどうかは分かりませんけど……」

小鳥「きっと楽しいですよ、アイドルのみんな……楽しいですから」

P「……はい」

小鳥「それじゃあ、帰りましょうか!」

P「お、送りますよ!」

小鳥「ふふ、おうちに来るのはアウトですよ?それは、もーちょっとしてから、ね?」

P「は、はい……」




109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:52:27.20 ID:bpr3axxp0
翌日

P「おはようございます!」

小鳥「おはようございます、プロデューサーさん」

P「ふーなんとか寝坊しないで来れました……」

小鳥「ふふ、でも寝ぐせは治す暇無かったんですか?」

P「あ!」

小鳥「じゃー、まだ誰も来てませんから。直してあげます」

P「え、い、いいんですか?」

小鳥「もちろん!しゃがんでください!」

P「は、はい……」

亜美「おっはよ→ん!」

P「あ」

小鳥「あ」

亜美「あ゛……お、お邪魔しました~↓」

小鳥「あ、亜美ちゃん!?違うのよ!!」




110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:55:09.85 ID:bpr3axxp0
P(いや、違うんじゃないんだけど……)

亜美「えーだって!久々に超早起きしたから一番乗りしようとしたら、ピヨちゃんとプロデューサーがイチャラブ1000%なんだもん!!そりゃ逃げる!!」

小鳥「だから、ただ寝癖を治そうと……」

亜美「え→?」

小鳥「……まぁ、思ってるがいいわ」

亜美「??」

P「??」

やよい「おはようございまーす!」

P「お、やよいおはよう」

小鳥「おはよう、やよいちゃん」

亜美「おはよう、やよいっち→!」

やよい「あれ?亜美が居る!珍しいね~!」

亜美「ぬぬ、それは失礼ってもんだぁぜぇ?やよいっち~?」

やよい「ご、ごめんね、それじゃあお掃除してきまーす!」

亜美「あ!亜美もやるー!それじゃあ、あとは若いの二人で、ごゆっくり~↑」




111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 01:57:30.11 ID:bpr3axxp0
朝礼

社長「うおっほん!!諸君おはよう」

P「社長!おはようございます!」

社長「今日は皆に報告がある……皆聞いてくれ」

P(な、なんだろう……重大発表かな)

社長「プロデューサーと音無くんの熱愛は噂、なんだね?」

小鳥「はい♪」

P(それかー!?)

亜美「え→?でも、朝イチャラブしてたよ→?」

やよい「え、そうなの?」

亜美「うんうん」

社長「何?そうなのかね?」

小鳥「だから、違いますぅ!」

社長「コホン……こういう噂は控えたまえ?」

律子「すみません、広げたのは私ですから……」




113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:01:27.03 ID:bpr3axxp0
社長「おお、律子くんだったのか……まぁ仕方ない、勢いというのは誰にでもあるからね」

P「律子だったのか……」

律子「すみません……」

真美「まぁでもいいじゃん!本当になるかもだし!」

小鳥「ギクッ」

P「ギクッ」

「「「「ギク……?」」」」

小鳥「あ、えっと、これは違うのよ!」

P「そ、そうだ、今のギクは違うんだ」

社長「本当に君たちは付き合っていないのかね?」

小鳥「もう!社長それ以上はセクハラですよ!」

社長「むむぅ……しかし、社員間関係はだな……」

亜美「も→認めちゃえYO!」

真美「そ→だ!そ→だ!」

やよい「仲良しなのは良いことですー!」




114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:05:04.18 ID:bpr3axxp0
伊織「まぁでも、プロデューサーと小鳥なら納得よねー」

真「うんうん、お似合いだと思うな」

春香「そうそう!お似合いですよー!」

亜美「チューしろ!チュー!!」

真美「そうだ!チューしろ!!」

律子「調子に乗らないの!!」ゴンッ

やよい「あ、でも結婚式の時のお金が……」

貴音「やよい、心配無用……これから売れればいいのですよ」

やよい「そ、そうですよね!」

小鳥「……これはもう、何言っても駄目ね」

P「そうですね……」

社長「じゃあ認める、ということかね?」

小鳥「はい……認めます……昨日プロデューサーさんに告白されちゃいました★」

P「ちょ!こ、小鳥さん!?ここでそれを言うんですか!?」

亜美「ひゅーひゅー!!!!!にくいねぇ!!」




116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:08:58.73 ID:bpr3axxp0
真美「暑いねー!!!よっ!ごりょうにーーーん!!!」

律子「あーもう!ま、まさか噂が本当になるなんて……」

千早「でも素敵ですよね」

あずさ「本当、このままゴールインしそうよねぇ~」

雪歩「結婚ですかぁ……」

響「社内結婚かー!結婚式は盛大にするぞー!」

小鳥「け、結婚……」

P「……」

社長「う、うおっほん!!そろそろ、時間じゃないのかな?」

小鳥「にょわ!そうでした、みんな!そろそろお仕事よー!」

P「そ、そうだ!亜美!響!やよい、行くぞ!」

亜美「え→!行くとき詳しく聞かせてね!」

真美「ずる→い!メールで報告よろ~★」

亜美「了解!」




117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:11:10.84 ID:bpr3axxp0
小鳥「プロデューサーさん」

P「はい?」

小鳥「……行ってらっしゃい!」

P「はい!」



おしまい




118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:12:12.56 ID:7sRtVmDU0

やっぱり事務員さんは可愛いピヨ




119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:13:15.21 ID:LbI6aMkS0
おつ

後日談書いてもいいのよ?




120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:13:51.55 ID:bpr3axxp0
エピローグ

数年後。

P「……亜美、やよい、響。お前達は、もう……トップアイドルだ」

亜美「うん……!」

やよい「はい!」

響「うん!」

P「だから……お前達はきっと一人ひとりでもやっていける、俺が保証する」

亜美「えっ!?」

やよい「そ、そんな……プロデューサー、これからもプロデュースしてくれないんですかぁ!?」

響「そんなの嫌だぞー!」

P「……ごめんな、俺には次の新人アイドルをプロデュースするって仕事があるんだ」

亜美「そんな……兄ちゃんじゃないとやだ!」

P「亜美……」

やよい「私も嫌です!」

P「やよい……」




121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:16:16.91 ID:bpr3axxp0
響「自分もだぞー!!」

P「響……分かってはいる、だけど、俺から離れないと、さらに上は目指せ無い!」

亜美「上なんていらない!兄ちゃんがいるの!」

P「分かってくれ!頼む!!」

響「……亜美、やよい…………プロデューサーの言う通りにしよう」

亜美「ひびきん!!」

響「今までだってそうして、成功してきたぞ!」

やよい「響さん……」

P「ああ、響の言う通りだ……」

亜美「じゃあ……じゃあ!!!条件が一つある!!!」

P「……なんだ?」

亜美「……ピヨちゃんにプロポーズしろ!!」

P「……な、なんでそこで小鳥さんの名前が出るんだよ……」

響「あ、それは賛成だぞ!」




122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:18:37.12 ID:bpr3axxp0
やよい「私も賛成ですー!」

P「あーもう……お前たちは……というか!最初からそのつもりだよ……」

亜美「ほほう?」

響「す、すごい!」

やよい「凄いですー!」

P「ある程度お金も溜まったしな……みんなも呼ぶつもりだ」

亜美「な→んだ、じゃあ安心して、兄ちゃんから離れられるかな!」

P「な、なんだ、それが心配だったのか」

亜美「そ→だよ→!」

P「やれやれ……」

やよい「それじゃあ、絶対ぜーーったい!プロデューサーと小鳥さんの結婚式のステージは私達に歌わせてくださいね!」

響「そうだぞ!じゃなかったら酷いからなー!」

P「も、もちろんだとも」

亜美「んふふ~それじゃあ楽しみになってきましたな!!」

響「これからしてくるのか?」




124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:20:18.74 ID:bpr3axxp0
P「あ、ああ……そ、そうだな」

やよい「素敵ですー……」

亜美「やよいっち!そこの影から見よう!」

P「コラ!お前たちは家に帰るんだ!」

響「えー!自分たちも見たいぞー!」

P「見世物じゃないって!もー……」

やよい「ほら、二人共行かないと。邪魔しちゃ駄目だよ?」

P「そうそう」

亜美「しゃ→ない!兄ちゃんガンバ!」

響「頑張れー!プロデューサー!」

やよい「頑張ってください!プロデューサー!」

P「ああ!お前たちも、俺から離れても頑張るんだぞ!」

「「「はい!!」」」




125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:22:23.45 ID:bpr3axxp0
―――
――


小鳥「……」

P「お、おまたせしました!!」

小鳥「ああ、プロデューサーさん」

P「け、結構待ちました?」

小鳥「ふふ、今来た所ですよ」

P「そ、そうですか」

小鳥「……みんなにお別れは言ってきたんですか?」

P「はい……みんな、分かってくれました」

小鳥「そう、やっぱりプロデューサーさんのプロデュースしたアイドル達ね」

P「そう、でしょうか……」

小鳥「ふふ……」

P「……」

小鳥「……」




126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:25:03.69 ID:bpr3axxp0
P「小鳥さん、今日はお話があるって言って来ましたよね」

小鳥「はい」

P「……お話って言うのは」

小鳥「はい」

P「プロデューサーとしても、1つのユニット、3人のアイドルを無事に旅立たせることが出来たんです」

小鳥「そうですね……」

P「そして、これから、また新たな新人アイドルを育てていきます」

小鳥「はい」

P「……小鳥さんは、うちの事務所の事務員です。俺には必要不可欠な存在なんです」

小鳥「……」

P「だから、えっと……」

小鳥「プロデューサーさん、しっかり」

P「は、はい!……新米プロデューサーから抜けだした俺と、結婚してくれませんか?」

小鳥「はい……幸せに、してくださいね?」

P「もちろんです!!」




127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:25:51.82 ID:bpr3axxp0
小鳥「ふふ、もう幸せですけど」

P「……」

小鳥「……」

P「」

小鳥「ん……」


――――
―――
――






128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:29:03.79 ID:bpr3axxp0
数日後。

社長「では、音無くん……じゃなかったね、もう。小鳥くん、と呼んだほうがいいかな?」

小鳥「はい♪プロデューサーとかぶりますから!」

社長「うおっほん……寿退社は無しということでいいのかね?」

小鳥「そうですね」

P「まだまだお互いこの事務所からは、抜けだせませんから……支えあってこれからもがんばろうと思います!」

社長「そうかそうか、いやー私としても嬉しい限りだね……で、式はいつなんだい?」

P「6月に予定しています」

亜美「ジューンブライド!?」

律子「こら!亜美!!」

P「な、なんだ、みんな聞いてたのか……」

やよい「えへへー」

響「気になっちゃってついつい」

小鳥「みんなもしっかり呼ぶから、来てほしいわ……あ、でもそうなったらみんなフリーの日……ぶ、物理的に無理かしら!?」

P「あー……そうですね」




129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:31:14.27 ID:bpr3axxp0
社長「そこは、私に任せ給え」

小鳥「社長!」

P「社長!」

「「「「社長!!!」」」」

社長「祝い事は、765プロ、臨時休業だからね!!」


――――
――


そして、月日がたって。

結婚式が、やってきました。

小鳥さんは、ウェディングドレス姿で。

プロデューサーは、タキシード姿で。

結婚式が、始まります。




130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:34:59.25 ID:bpr3axxp0
春香「はい!!本日はお天気にも恵まれて、最高の結婚式が挙げられました。司会は天海春香と」

千早「如月千早でお送りします」

「「「わーーーーー」」」

P「適任ですよね……」

小鳥「生っすか!?でもやってるし……」

春香「それではまず!新郎新婦の入場です!」

千早「大きな拍手でお出迎えください」

パパパパーン パパパパーン

パチパチパチパチパチ

パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

春香「大きな拍手!幸せの証ですね!」

千早「ええ、音無さんもとても綺麗で」

春香「だから、もう音無さんじゃないってば!」

千早「あ、そうだったわ」

\わはははは!!/




131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:39:04.91 ID:bpr3axxp0
春香「それでは!まずは、このコーナー!」

千早「春香、それだと完全に生っすか!サンデーよ……」

春香「そうだった、じゃなくて!こちらから!どうぞ!」


やよい「GoMyWay~」

響「GoMyWay~」

亜美「がんばぁってゆっきまっしょー!」

「「「いちーばんー大好きーなー!!わーたーしーにーなりーーーたーーーいいーーー!!!」」」



そうして、大きなステージも終わり

社長の緊張した声で行われたスピーチも終わり

いろんなものが終わって……

最後に……

小鳥「じゃあ、投げまーす!!」

律子「……むむむ」

あずさ「……」




132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:41:44.15 ID:bpr3axxp0
小鳥「えい!」

亜美「もらった~!!!」

亜美「!?」

亜美(な、なんだ、この異様な……プレッシャー……だ、駄目だ、亜美じゃ、と、とれない……)

あずさ「あらあら?」

律子「あずささん、そこまでして……」

あずさ「私は何もしてないわよ~?」

真美「もらったー!!」

あずさ「」

真美「駄目だ!!」

あずさ「あらあら、私の手の中に……」

小鳥「ふふ、それじゃあ次はあずささんですね」

あずさ「あらま~運命の人がどこかに居るのね~……」

―――
――




134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:43:20.11 ID:bpr3axxp0
小鳥「終わり、ましたね」

P「ええ、結婚式は終わりました。でも、結婚生活はこれからですよ」

小鳥「その通りですね」

P「というか、どうしても敬語は抜けませんね……」

小鳥「そうなの……癖よね~……」

P「あはは……」

小鳥「……プロデューサーさん」

P「あ、あえてそう呼びますか。はい!」

小鳥「私、今最高に幸せです。これからも、ずーっと、私のこと、幸せにしてください、ね?」

P「……はい!!」




ほんとに、おしまい




135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:44:31.28 ID:Mil3W6at0
おつ



136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:45:27.22 ID:bpr3axxp0
読んでくれたかたありがとうございます。
小鳥さんと結婚したいです。




137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:46:51.69 ID:7sRtVmDU0
小鳥さんには幸せになってほしいピヨ



139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/23(木) 02:52:39.36 ID:q+mAP3lT0
なんとも綺麗な小鳥さんだった