1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/05(日) 23:07:28.77 ID:Vmc0+1gK0
P「可愛すぎワロタwwwwwwwwwwwワロタ……」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/05(日) 23:54:00.22 ID:uMRAsCA+0
千早「いらっしゃい、いらっしゃい!!お客さん寄ってか…って高槻さん!?」
P「俺もいるぞ!」
やよい「あ、千早さんこんばんは!お店出してるんですかー?」
千早「ええ、ちょっとある人に頼まれて」
P「射的か…どうだやよい、長介君達のおみやげにいっちょやってみるか?」
やよい「それじゃあやってみます!えーっと1回200円ですか…」
千早「…!!高槻さんは丁度100人目のお客さんって事で特別にタダよ」
P「ラッキーだったな、やよい(棒)」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/05(日) 23:57:09.63 ID:uMRAsCA+0
やよい「それじゃあ、あの大きなぬいぐるみを狙って……」
ピューン スカッ
やよい「あぅ、外しちゃいました…」
千早「!!」ペシッ ポテッ
P「倒れたぞー!やよいはすごいなぁ」
やよい「え…でも今のって千早さんが手で押しt」
千早「おめでとう高槻さん。あと他にこれとこれとこれとおまけにこれもどうぞ」
P「おおー、サービス良いな」
やよい「千早さん、ありがとうございます!」ガルーン
千早「また来てね」エイギョウスマイル
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:06:53.53 ID:S6MvUe3F0
P「やよい、リンゴ飴を買ってやろう」
やよい「本当ですかぁ!?いつも妹や弟達に買ってあげてるんですけど、私は食べたことがなくって」
P「そうか、やよいはお姉さんだもんな」
やよい「はい!でも今日はプロデューサーさんと二人きりですから!リンゴ飴食べます!」
P「ああ、ほら買っておいで」
やよい「あのー!すみませーん!1ついいですかぁ?」
おっさん「はいよ、ん?なんだ、高槻さんとこのやよいちゃんじゃねぇか!」
やよい「あ!お肉屋さんの!!」
おっさん「おーおー、覚えててくれたのかい。今日はお肉じゃなくて可愛らしいリンゴ飴を売ってるんだけどよ」
やよい「はい!だから、一本欲しいなーって!」
おっさん「なーに、やよいちゃんはいつも偉いからな、ほれ1本やる」
やよい「わー!ありがとうございまーす!」
おっさん「いいってことよ、またうちの肉屋、頼むぜ!」
やよい「はい!また行きまーす!」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:10:48.55 ID:MGP0fnjJ0
やよい「プロデューサーさん!リンゴ飴屋さんお肉屋さんでした!」
P「な、なんだ?どういう意味だ、やよい」
やよい「あの、えっと!だから、リンゴ飴屋さんが……あれ?お肉屋さんで……でも!売ってるのはリンゴ飴なんです!」
P「そうか、不思議だな」
やよい「えーっと……不思議?なんでしょうか?」
P「まぁいいさ、それでリンゴ飴は買えたのか?」
やよい「はい!買ったんじゃなくて貰ったんですけど」
P「何……一体どういう手を使って……」
やよい「手ですか?手は使ってません!」
P「ゆ、誘惑か!!」
やよい「そんなことしません!」
P「そうだよなぁ、やよいで誘惑は無い気もするし」
やよい「むむ……それは失礼ですよ!プロデューサー!」
P「ごめんごめん、ほらリンゴ飴早く食べてみろ」
やよい「はい!いただきまーす!」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:21:27.53 ID:MGP0fnjJ0
P「じゃあ次はどこへ行くか」
やよい「あ、それじゃあ次はあれやってみたいです!」
P「あー、型抜きか。懐かしいな……」
やよい「型抜きってなんですかぁ?」
P「爪楊枝使ってな、少しずつ型にそって掘っていって……最終的に型の通りに抜き出すと、なんとお金が貰えるんだ」
やよい「えええ!?お金ですかぁ!?」
P「そうだ。型によって金額が違ったりする」
やよい「わ、私やってみます!今月ピンチだったので!これって違法じゃないんですかぁ?」
P「流石に違法行為を堂々とお祭りでやらないさ」
やよい「分かりました!!さっきプロデューサーから貰ったお金でやってみますね!」
おっさん「一回300円ね」
やよい「おじさん!1回やります!」
おっさん「はいよ、可愛いお嬢ちゃん頑張ってね」
やよい「……はい!」
P「どれどれ……おお、どうやら成功したら5000円らしいぞ」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:23:50.87 ID:MGP0fnjJ0
やよい「ごごご、ご、5000円ですかぁああ!?!?」
P「ああ、その分難しくなってるぞ、頑張れ、やよい」
やよい「は、はい……が、がん……頑張ります」
P(オーディションの前以上に緊張してないか……)
やよい(5000円……5000円……5000円……5000円……5000円……)
パキッ
やよい「あっ!」
P「あ」
やよい「お、折れちゃいました……」
P「緊張しすぎて、力入っちゃったんだな。少しずつトントントンってやるのがコツなんだけど」
やよい「もう!プロデューサー!!なんで教えてくれないんですかぁ!」
P「え、だ、だってなぁ?」
やよい「5000円……」
P「まぁまぁ、ほらもう一回やろう?な?」
やよい「は、はい……」
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:26:02.78 ID:MGP0fnjJ0
おっさん「お嬢ちゃんあんまりにも早く折れちゃったみたいだから、ほらよサービスだ100円でいいよ」
やよい「わーい!おじさん!ありがとうございまーす!」
おっさん「何良いってことよ、頑張りな」
P「今度は1500円のみたいだな」
やよい「あ……下がっちゃいました」
P「だけどな、やよい。1500円くらいのが当たりなんだよ」
やよい「え、そうなんですかぁ!?」
P「正直言って、玄人レベルにならないと5000円なんてものは出来ない……素人には1500円くらいのがコスパ良いんだ」
やよい「コスパってなんですかぁ?」
P「コストパーフォーマンスのことだ」
やよい「こすとぱふぉーまんす!なんだか凄そうです!」
P「ああ、頑張れよ!やよい!!」
やよい「はい!!!」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:29:28.81 ID:MGP0fnjJ0
やよい(……集中しないと。1500円……って、ことはもやし換算すると……うわわ、数え切れない……これが出来たらもやし祭りがいつでもできちゃうかもしれない……)
やよい(プロデューサーはなんて言ってたっけ、確か……少しずつトントントンって……)
やよい(あ、そうかぁ。ここと、ここが……こうだから……わかったかもー!)
P(お、コツを掴んだのか……流石やよいだな)
やよい「……あとちょっとです」
P(やよいの真剣な表情は心が安らぐな……)
やよい「1500円……」
P「頑張れ、やよい……」
やよい「あと……2センチです……」
??「や→よいっち→!何してんの→!?」
やよい「わ!?」
パキッ
やよい「あああああああ!!!」
P「あああああああ!!!」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:34:06.24 ID:MGP0fnjJ0
やよい「真美!?」
真美「そうだよ→真美だよ→」
やよい「もう!!真美!!ちょっとここに座りなさい!」
真美「ほへ?」
やよい「もう!もう!!」
真美「やよいっち→?」
やよい「あと2センチでもやし祭りだったんだから!!」
真美「ご、ごめんって→やよいっちが居たから、ついつい。テヘペロ!」
P「まったく……」
やよい「しょうがないです……諦めます、またコツコツ貯めて!頑張ってもやし祭り開きます!」
P「そうだな」
真美「しょうがいないな→じゃあ私がやよいっちにたこ焼き奢ってあげよ→!」
やよい「え!本当!?」
真美「マジマジ→☆」
やよい「たこ焼き……食べるの凄い久しぶりですー!!」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:36:11.21 ID:qCcOVxPK0
なんだ真美も天使か
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:38:05.95 ID:MGP0fnjJ0
P「そうなのか」
やよい「はい!!前にお友達の家でたこ焼きパーティやって以来ですー!」
P「やよいの家ではやらないのか?」
やよい「私の家でやると取り合いになるからなかなか出来ないんですー……」
P「あー、そうか。お姉さんは大変だな」
やよい「はい!でもみんなもやしで喜んでくれるので、大丈夫!!」
P「もやし美味しいもんな」
やよい「はい!」
真美「ほら→!やよいっち→!置いていくよ→!」
やよい「あ!真美待ってー!!」
P「あ、やよい急に走ったら!!」
やよい「あっ!!」
P「あぶ……」
パサッ
??「やよい、危ないですよ」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:43:24.90 ID:MGP0fnjJ0
やよい「あ、あれ……私……」
??「おてんばなのは良いこと、しかしものには限度というものがあります」
やよい「た、貴音さん!?」
貴音「無事でよかった」
P「貴音、来てたのか」
貴音「はい……人が集まっていたので」
P「そうか……で、なんだその足元にあるのは」
貴音「こちらは、先ほど大食い選手権にて手に入れたものです」
P「なんで大食い選手権の景品がまた食べ物なんだよ!」
やよい「わー、凄いです……こんな量食べたら……あ、あれ、想像が出来ないですー!」
P「やよい……」
真美「あっれ→?お姫ちんじゃん」
貴音「真美、やよいが転んでしまいそうになっていたのですよ」
真美「やよいっち→?もしかしてはるるんの癖が感染ったとか?」
やよい「そうじゃないもん!浴衣だから走りにくくって転んじゃったの!」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:47:33.11 ID:MGP0fnjJ0
真美「はてさて→どうだか、んぉ!?お姫ちんそれはァ!?」
貴音「はい?」
真美「伝説のお好み焼き!!!!!!!」
やよい「伝説のお好み焼き!?」
P「なんだそりゃ」
真美「大食いにだけ許された、大食いによる、大食いの為のお好み焼き……カロリー計算をするだけで人は胃もたれを起こすお好み焼き!!」
P「今の話し聞いただけで胃もたれしそうだぞ……」
やよい「プロデューサー!胃もたれってなんですかぁ?」
P「そうか、やよいは胃もたれするほど食べないからな……あのな、脂っこいものばっか食べてるとなるんだ」
やよい「そうなんですかぁ!私あんまり脂っこいものいっぱい食べたことないんです!」
P(だろうな……)
貴音「皆で食べるのはどうでしょうか」
P「いいのか?貴音が貰ったんだろ?」
貴音「皆で分け、食べたほうが皆幸せになれるのですよ」
P「それもそうか、それじゃあ適当に座って食べよう」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:49:58.52 ID:MGP0fnjJ0
真美「あ、そうだ。じゃじゃ→ん、やよいっちが遅かったから先に買ってきちゃった!」
やよい「あ!たこ焼き!」
真美「んふふ~この中に1つ!わさび入りがある!」
やよい「えー!?わさび……タコは入ってるの?」
真美「タコも入ってない!!わさびのみ!!」
やよい「ええええ!!!それじゃあ……わさび焼きになっちゃいます!!」
真美「そこかい!」
やよい「食べるのが怖いです……」
P「やよい、今選んだほうが当たる確率が低くないか?」
真美(お、兄ちゃんそこに気づくとは、やはり天才……いやしかし……)
やよい「あ、それもそうですね。それじゃあ、これいただきまーす!!」
もぐもぐ
やよい「………―――!?!?!?!?!?」
P「やよい!?」
貴音「まぁ……」
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:53:17.72 ID:MGP0fnjJ0
やよい「×○△☆くぁwせdrftgyふじこ?♭」
P「やよいが凄い顔に……」
真美「顔真っ赤だ……」
貴音「やよい、お水を」
やよい「……」
ゴクゴク
やよい「はぁ……はぁ……」
P「大丈夫か?やよい」
やよい「こ、これがわさびなんですね……」
P「え?」
真美「もしかして……」
貴音「やよい……あなたは」
P「寿司でわさびたべたことすらない?」
やよい「お寿司は、プリンに醤油かけて食べたのしかありませんよ?」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:56:44.01 ID:MGP0fnjJ0
P「……それは寿司じゃない」
真美「まぁ1番目が当たるってのはよくある話だよやよいっち」
やよい「え!?そうなんですかぁ!?」
真美「まぁ、私の周りだけかもだけどね→ほら今こうして食べたら確率は100%になるんだぜい?」
やよい「……あ!本当ですー!私が食べたから、あ。ああ!!」
P「なるほどな……誰かがあたってから食べればいいもんな……」
貴音「やよい、お口直しにわたあめを」
やよい「わたあめですかぁ!?」
P「しかもキャラもの……」
やよい「あ、私これ知ってますよぉ!妹が見てます、プリキュアですよね」
真美「そうそう、よく亜美とやるよ。双海は!真美キュア!って」
P「それ真美だけじゃないか」
真美「バレたか」
やよい「あ、美味しいですー!わたあめって雲みたいで凄いですね~!」
P「そうか……これも食べるの初めてなんだな」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:00:00.81 ID:MGP0fnjJ0
やよい「さっきの辛いのがすっかり消えましたー!」
P「よかったなやよい」
やよい「はい!!」
ガサガサッ
P「次はどこへ行くかー」
やよい「あ、でも貴音さんのお好み焼きが」
真美「そうそう、食べないとー」
貴音「そこに居るのは誰ですか」
P「へ?」
やよい「ええ?」
真美「え→?」
「キュー」
やよい「あ、あれ!?はむ、すたー?」
真美「違うよやよいっち→この子ひびきんのハム蔵だよ→!」
貴音「……不審な者ではありませんでしたか」
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:05:06.91 ID:MGP0fnjJ0
響「ハム蔵ー!!早く出てきてくれー!!おーい!!ハム蔵ー!!自分が悪かったー!!」
真美「あ、ひびきんだ」
やよい「ハム蔵探してるみたいですね」
P「なんか響のイメージはいつもハム蔵を探してるだな……」
響「あ、あれ?プロデューサーに……やよいに貴音に真美、どうしたんだー?」
P「ああ、そこでばったり会ってな」
貴音「はい、わたくしは大食い大会に」
響「あれに出たのかー!?自分は初戦敗退だったぞー……」
貴音「響、まだまだ精進しなければいけません」
響「むー……あ、それはそうとハム蔵見なかったか?」
やよい「あ、それならこ……いたっ!!」
ハム蔵(おい、やめろ……俺は今猛烈にブチギレてるんだ)
やよい「い、痛いですぅ……」
P「どうした?やよい」
真美「ん→ハム蔵は見てないな→あっちのほうは探した→?」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:10:45.56 ID:MGP0fnjJ0
響「そうか!分かった!あっちのほう探してみるぞ!おーい、ハム蔵ー!!」
やよい「あ、行っちゃいました……」
P「響……それより大丈夫か?」
やよい「ちょっとした擦り傷ですぅ」
貴音「ハム蔵、いくら止めたとはいえ、やよいに危害を加えるのならば……」
ハム蔵(土下座)
貴音「……今回だけですよ」
やよい「えへへー、一応洗ってきますねー」
P「ああ、俺も行く」
真美「そっか→じゃあ私は亜美探してこようかな→ってお姫ちんいまなんじっ!?」
貴音「そうですね、だいたい19時でしょう」
真美「え、ええ!?時計は!?」
貴音「時とは感覚で掴むもの……」
真美「ひょえ→さっすがお姫ちん!それじゃあ、20時からやる花火はあそこの丘の上集合でっ!」
やよい「丘の上ですかぁ?」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:12:35.30 ID:MGP0fnjJ0
P「あそこなら見晴らし良さそうだしな」
貴音「ええ、分かりました。では、わたくしはハム蔵を響にあずけてきます」
真美「ハム蔵!お姫ちんひっかいちゃ駄目だかんな!」
ハム蔵(承知)
貴音「分かっているようです」
やよい「ハム蔵、めっ!」
ハム蔵(承知……///)
P「はっはっは、ほら菌が入らないうちに行くぞ」
やよい「あ、はい!それじゃあまたね~!!」
真美「またに→☆」
貴音「後ほど」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:16:18.46 ID:MGP0fnjJ0
やよい「あ、あそこに水道があります」
P「ああ、あそこで洗い流そう」
ジャー
やよい「……うぅ、しみます~……」
P「我慢だ我慢、ええっと……絆創膏持ってるか?」
やよい「はい!お財布の中に1枚入ってますー!」
P「それじゃあ、出してっと……凄いな、やよいの財布の中はいろんなモノが入ってるんだな」
やよい「はいー!お裁縫セットとか大切で、弟たちはやんちゃですぐ服を破いちゃうんです!だから、いつでもお裁縫出来るようにってー!」
P「本当良いお姉さんだな」
やよい「えへへー!そうでしょうか」
P「ああ……」
やよい「プロデューサー、今日はありがとうございます!」
P「な、なんだ、急にどうした」
やよい「私、弟や妹達以外とお祭りって来たことがなくてー」
P「そうか……」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:18:43.73 ID:MGP0fnjJ0
やよい「今日は初めてのことばっかりでしたー!リンゴ飴に、型抜きに……もう、すっごく楽しかったですー!」
P「ああ、でも、まだメインディッシュは残ってるだろう」
やよい「はい!!花火ですねー!」
P「ああ、それじゃあそろそろ丘の上目指そう」
やよい「はーい!!」
数分後。
やよい「……」
P「……ん?」
P(やよいの歩くスピードが落ちてる?)
やよい「……」
P「やよい」
やよい「……」
P「やよい!」
やよい「え、あ、はい!?なんですかぁ!?」
P「……足見せてみろ」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:22:33.80 ID:MGP0fnjJ0
やよい「え、だ、大丈夫ですよー!」
P「いいから」
やよい「で、でも……」
P「今はお姉さんじゃなくてもいいんだよ」
やよい「……はい」
P「やっぱりな、慣れない下駄はいてるから、足が腫れてるじゃないか」
やよい「こ、これくらい平気ですよー!」
P「あのな、やよい……そりゃ今は平気かもしれない。だけどな、やよいには明日があるだろう」
やよい「あぐ……」
P「明日レッスン入ってたよな、確か。それに響いたらどうするんだ?」
やよい「はい……」
P「無理はするなよ……約束だ」
やよい「分かりました、でも……花火見たいです……」
P「ほら」
やよい「……え?」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:25:05.95 ID:MGP0fnjJ0
P「乗れ、おんぶだ」
やよい「は、恥ずかしいですよ……」
P「背に腹は代えられないだろ、花火、良い所で見たいんだろ?」
やよい「うぅ……」
P「さっきも言ったけど―――今はお姉さんじゃないんだよ」
やよい「わ、分かりましたぁ……」
P「……」
P(軽すぎだろう……)
やよい「わープロデューサー高いです!」
P「はっは、ちょっとだけだけどな」
やよい「プロデューサーの背中広いですー!」
P「そ、それは、あっはっは」
やよい「プロデューサー……ありがとうございますー!!」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:29:46.43 ID:MGP0fnjJ0
丘の上。
亜美「あれれ~」
真美「んふふ~」
やよい「な、なんですかぁ!?」
真美「やよいっちは甘えん坊ですな→!」
亜美「でもでも、なかなか絵になってましたぞ→」
やよい「もう!」
千早「……高槻さんを私もおんぶしたい……」
春香「みんな来てたんですね」
美希「でもーミキは眠いなーって」
真「そりゃ、事務所から一番近い花火大会だしね」
雪歩「うん……真ちゃんと見たかったから」
伊織「あれ?あずさは?」
律子「……間に合わないわよ、このままじゃあ。花火始まっちゃうわ、あーもう!誰かあずささん連れてきて!」
亜美「そいつぁ、難しい話しですな→」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:34:43.59 ID:MGP0fnjJ0
響「ハム蔵、ごめんよぉ……」
ハム蔵(分かればええんや……)
貴音「響、世の中には喧嘩両成敗という言葉もあります……」
響「え」
P「まさか、みんな来てるなんてなぁ……」
小鳥「呼んだの私ですから」
P「お、音無さん!?」
小鳥「はい♪私でしたー♪」
社長「うおっほん……ま、たまにはこういうのも悪くない、と思ってね」
P「しゃ、社長まで……」
真「あ!あそこ!あずささん!!」
亜美「出た!まこちんの索敵スキル!!」
真美「説明しよう!索敵スキルとは!!」
真「ああ、もう!ほら、早く連れてこないと!」
やよい「えへへー、本当、みんな一緒でなんだか楽しいですー……」
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:38:38.86 ID:MGP0fnjJ0
春香「誰があずささん連れてくる?」
千早「足の早い真が一番だと……」
雪歩「駄目!真ちゃんは私と花火見るもん!!」
真「えぇ!?」
美希「ミキは眠いし、走りにくいからパスなの~」
千早「……」
やよい「あ、あの私が!」
P「おいおい、やよいは足痛めてるだろう」
やよい「あ、そうでした!えへへー!」
P「まったく……」
亜美「あれれ~?なんだか兄ちゃんやよいっちにやたら優しくない~?」
真美「これはこれは、もしかして~んふふ~」
やよい「亜美!真美!」
亜美「ひぇえ!!」
真美「それじゃあ私達が探してくるね!30秒で連れてくる!よ→いスタ→ト!!」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:40:40.64 ID:MGP0fnjJ0
亜美「セット!」
あずさ「あらあら……なんだか目が回って……」
律子「もう!どこ行ってたんですか!」
伊織「まったくもう……ヘリ要請するところだったわよ」
あずさ「ごめんなさい、みんな」
社長「まぁまぁ、こうしてみんなで集まるのも久しぶりだし。今日は花火を見ながらパーッと……」
やよい「あ!!花火が上がりました!!」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:44:10.35 ID:MGP0fnjJ0
ドーン
やよい「凄い、綺麗ですぅ……」
社長「うおっほん……今は花火を楽しんでくれたまえ」
響「たまやー!!!!」
真美「かにやー!!!」
貴音「はて……蟹屋さんなのでしょうか」
亜美「まぁまぁ、叫べばすっきりするじゃん!」
やよい「たまやー!!!」
春香「ふふ、私も」
真「ボクも!!」
雪歩「あ、じゃ、じゃあ!私も!!」
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:46:23.17 ID:MGP0fnjJ0
真「たまやー!!」
やよい「……プロデューサー」
社長「かにやー!!」
やよい「私、プロデューサーのこと……」
律子「たまやー!!!」
真美「おお、りっちゃんの……すごい叫び」
やよい「大好きです!」
P「見ろ!やよい!って……なんか言ったか?」
やよい「い、いえ!なんも言ってないです、えへー!」
P「ほら、ラスト来るみたいだぞ」
やよい「わぁ……凄いですー!!」
P「また来年もこうやってみんなで見れるといいな」
やよい「はい!来年も、再来年も、いっぱい!いーーーっぱいですー!!!」
おしまい。
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:47:31.93 ID:w2LykVcW0
よくやった乙
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:47:47.58 ID:h5H3pZEt0
乙
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:48:31.33 ID:I5sOKMQ/O
ハッピーエンドおつ
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:49:04.57 ID:qs/Cez4+0
乙
ぅゎゃょぃぃぃゎぁ
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:51:55.87 ID:OTzy6HDa0
ζ*'ヮ')ζ<とってもよかったんじゃないかなーって
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:57:37.33 ID:MGP0fnjJ0
乗っ取りって楽しいですね
やよいが可愛くてつい書いちゃいました
終盤ドタバタでやよいだけじゃなかったですが、美味しい所はやよいがちゃんと持っていきます
読んでくれた方ありがとうございましたー!!
99 : 忍法帖【Lv=24,xxxPT】 2012/08/06(月) 02:22:40.86 ID:BclyZUVU0
可愛いやよいに癒された
P「可愛すぎワロタwwwwwwwwwwwワロタ……」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/05(日) 23:54:00.22 ID:uMRAsCA+0
千早「いらっしゃい、いらっしゃい!!お客さん寄ってか…って高槻さん!?」
P「俺もいるぞ!」
やよい「あ、千早さんこんばんは!お店出してるんですかー?」
千早「ええ、ちょっとある人に頼まれて」
P「射的か…どうだやよい、長介君達のおみやげにいっちょやってみるか?」
やよい「それじゃあやってみます!えーっと1回200円ですか…」
千早「…!!高槻さんは丁度100人目のお客さんって事で特別にタダよ」
P「ラッキーだったな、やよい(棒)」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/05(日) 23:57:09.63 ID:uMRAsCA+0
やよい「それじゃあ、あの大きなぬいぐるみを狙って……」
ピューン スカッ
やよい「あぅ、外しちゃいました…」
千早「!!」ペシッ ポテッ
P「倒れたぞー!やよいはすごいなぁ」
やよい「え…でも今のって千早さんが手で押しt」
千早「おめでとう高槻さん。あと他にこれとこれとこれとおまけにこれもどうぞ」
P「おおー、サービス良いな」
やよい「千早さん、ありがとうございます!」ガルーン
千早「また来てね」エイギョウスマイル
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:06:53.53 ID:S6MvUe3F0
P「やよい、リンゴ飴を買ってやろう」
やよい「本当ですかぁ!?いつも妹や弟達に買ってあげてるんですけど、私は食べたことがなくって」
P「そうか、やよいはお姉さんだもんな」
やよい「はい!でも今日はプロデューサーさんと二人きりですから!リンゴ飴食べます!」
P「ああ、ほら買っておいで」
やよい「あのー!すみませーん!1ついいですかぁ?」
おっさん「はいよ、ん?なんだ、高槻さんとこのやよいちゃんじゃねぇか!」
やよい「あ!お肉屋さんの!!」
おっさん「おーおー、覚えててくれたのかい。今日はお肉じゃなくて可愛らしいリンゴ飴を売ってるんだけどよ」
やよい「はい!だから、一本欲しいなーって!」
おっさん「なーに、やよいちゃんはいつも偉いからな、ほれ1本やる」
やよい「わー!ありがとうございまーす!」
おっさん「いいってことよ、またうちの肉屋、頼むぜ!」
やよい「はい!また行きまーす!」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:10:48.55 ID:MGP0fnjJ0
やよい「プロデューサーさん!リンゴ飴屋さんお肉屋さんでした!」
P「な、なんだ?どういう意味だ、やよい」
やよい「あの、えっと!だから、リンゴ飴屋さんが……あれ?お肉屋さんで……でも!売ってるのはリンゴ飴なんです!」
P「そうか、不思議だな」
やよい「えーっと……不思議?なんでしょうか?」
P「まぁいいさ、それでリンゴ飴は買えたのか?」
やよい「はい!買ったんじゃなくて貰ったんですけど」
P「何……一体どういう手を使って……」
やよい「手ですか?手は使ってません!」
P「ゆ、誘惑か!!」
やよい「そんなことしません!」
P「そうだよなぁ、やよいで誘惑は無い気もするし」
やよい「むむ……それは失礼ですよ!プロデューサー!」
P「ごめんごめん、ほらリンゴ飴早く食べてみろ」
やよい「はい!いただきまーす!」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:21:27.53 ID:MGP0fnjJ0
P「じゃあ次はどこへ行くか」
やよい「あ、それじゃあ次はあれやってみたいです!」
P「あー、型抜きか。懐かしいな……」
やよい「型抜きってなんですかぁ?」
P「爪楊枝使ってな、少しずつ型にそって掘っていって……最終的に型の通りに抜き出すと、なんとお金が貰えるんだ」
やよい「えええ!?お金ですかぁ!?」
P「そうだ。型によって金額が違ったりする」
やよい「わ、私やってみます!今月ピンチだったので!これって違法じゃないんですかぁ?」
P「流石に違法行為を堂々とお祭りでやらないさ」
やよい「分かりました!!さっきプロデューサーから貰ったお金でやってみますね!」
おっさん「一回300円ね」
やよい「おじさん!1回やります!」
おっさん「はいよ、可愛いお嬢ちゃん頑張ってね」
やよい「……はい!」
P「どれどれ……おお、どうやら成功したら5000円らしいぞ」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:23:50.87 ID:MGP0fnjJ0
やよい「ごごご、ご、5000円ですかぁああ!?!?」
P「ああ、その分難しくなってるぞ、頑張れ、やよい」
やよい「は、はい……が、がん……頑張ります」
P(オーディションの前以上に緊張してないか……)
やよい(5000円……5000円……5000円……5000円……5000円……)
パキッ
やよい「あっ!」
P「あ」
やよい「お、折れちゃいました……」
P「緊張しすぎて、力入っちゃったんだな。少しずつトントントンってやるのがコツなんだけど」
やよい「もう!プロデューサー!!なんで教えてくれないんですかぁ!」
P「え、だ、だってなぁ?」
やよい「5000円……」
P「まぁまぁ、ほらもう一回やろう?な?」
やよい「は、はい……」
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:26:02.78 ID:MGP0fnjJ0
おっさん「お嬢ちゃんあんまりにも早く折れちゃったみたいだから、ほらよサービスだ100円でいいよ」
やよい「わーい!おじさん!ありがとうございまーす!」
おっさん「何良いってことよ、頑張りな」
P「今度は1500円のみたいだな」
やよい「あ……下がっちゃいました」
P「だけどな、やよい。1500円くらいのが当たりなんだよ」
やよい「え、そうなんですかぁ!?」
P「正直言って、玄人レベルにならないと5000円なんてものは出来ない……素人には1500円くらいのがコスパ良いんだ」
やよい「コスパってなんですかぁ?」
P「コストパーフォーマンスのことだ」
やよい「こすとぱふぉーまんす!なんだか凄そうです!」
P「ああ、頑張れよ!やよい!!」
やよい「はい!!!」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:29:28.81 ID:MGP0fnjJ0
やよい(……集中しないと。1500円……って、ことはもやし換算すると……うわわ、数え切れない……これが出来たらもやし祭りがいつでもできちゃうかもしれない……)
やよい(プロデューサーはなんて言ってたっけ、確か……少しずつトントントンって……)
やよい(あ、そうかぁ。ここと、ここが……こうだから……わかったかもー!)
P(お、コツを掴んだのか……流石やよいだな)
やよい「……あとちょっとです」
P(やよいの真剣な表情は心が安らぐな……)
やよい「1500円……」
P「頑張れ、やよい……」
やよい「あと……2センチです……」
??「や→よいっち→!何してんの→!?」
やよい「わ!?」
パキッ
やよい「あああああああ!!!」
P「あああああああ!!!」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:34:06.24 ID:MGP0fnjJ0
やよい「真美!?」
真美「そうだよ→真美だよ→」
やよい「もう!!真美!!ちょっとここに座りなさい!」
真美「ほへ?」
やよい「もう!もう!!」
真美「やよいっち→?」
やよい「あと2センチでもやし祭りだったんだから!!」
真美「ご、ごめんって→やよいっちが居たから、ついつい。テヘペロ!」
P「まったく……」
やよい「しょうがないです……諦めます、またコツコツ貯めて!頑張ってもやし祭り開きます!」
P「そうだな」
真美「しょうがいないな→じゃあ私がやよいっちにたこ焼き奢ってあげよ→!」
やよい「え!本当!?」
真美「マジマジ→☆」
やよい「たこ焼き……食べるの凄い久しぶりですー!!」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:36:11.21 ID:qCcOVxPK0
なんだ真美も天使か
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:38:05.95 ID:MGP0fnjJ0
P「そうなのか」
やよい「はい!!前にお友達の家でたこ焼きパーティやって以来ですー!」
P「やよいの家ではやらないのか?」
やよい「私の家でやると取り合いになるからなかなか出来ないんですー……」
P「あー、そうか。お姉さんは大変だな」
やよい「はい!でもみんなもやしで喜んでくれるので、大丈夫!!」
P「もやし美味しいもんな」
やよい「はい!」
真美「ほら→!やよいっち→!置いていくよ→!」
やよい「あ!真美待ってー!!」
P「あ、やよい急に走ったら!!」
やよい「あっ!!」
P「あぶ……」
パサッ
??「やよい、危ないですよ」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:43:24.90 ID:MGP0fnjJ0
やよい「あ、あれ……私……」
??「おてんばなのは良いこと、しかしものには限度というものがあります」
やよい「た、貴音さん!?」
貴音「無事でよかった」
P「貴音、来てたのか」
貴音「はい……人が集まっていたので」
P「そうか……で、なんだその足元にあるのは」
貴音「こちらは、先ほど大食い選手権にて手に入れたものです」
P「なんで大食い選手権の景品がまた食べ物なんだよ!」
やよい「わー、凄いです……こんな量食べたら……あ、あれ、想像が出来ないですー!」
P「やよい……」
真美「あっれ→?お姫ちんじゃん」
貴音「真美、やよいが転んでしまいそうになっていたのですよ」
真美「やよいっち→?もしかしてはるるんの癖が感染ったとか?」
やよい「そうじゃないもん!浴衣だから走りにくくって転んじゃったの!」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:47:33.11 ID:MGP0fnjJ0
真美「はてさて→どうだか、んぉ!?お姫ちんそれはァ!?」
貴音「はい?」
真美「伝説のお好み焼き!!!!!!!」
やよい「伝説のお好み焼き!?」
P「なんだそりゃ」
真美「大食いにだけ許された、大食いによる、大食いの為のお好み焼き……カロリー計算をするだけで人は胃もたれを起こすお好み焼き!!」
P「今の話し聞いただけで胃もたれしそうだぞ……」
やよい「プロデューサー!胃もたれってなんですかぁ?」
P「そうか、やよいは胃もたれするほど食べないからな……あのな、脂っこいものばっか食べてるとなるんだ」
やよい「そうなんですかぁ!私あんまり脂っこいものいっぱい食べたことないんです!」
P(だろうな……)
貴音「皆で食べるのはどうでしょうか」
P「いいのか?貴音が貰ったんだろ?」
貴音「皆で分け、食べたほうが皆幸せになれるのですよ」
P「それもそうか、それじゃあ適当に座って食べよう」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:49:58.52 ID:MGP0fnjJ0
真美「あ、そうだ。じゃじゃ→ん、やよいっちが遅かったから先に買ってきちゃった!」
やよい「あ!たこ焼き!」
真美「んふふ~この中に1つ!わさび入りがある!」
やよい「えー!?わさび……タコは入ってるの?」
真美「タコも入ってない!!わさびのみ!!」
やよい「ええええ!!!それじゃあ……わさび焼きになっちゃいます!!」
真美「そこかい!」
やよい「食べるのが怖いです……」
P「やよい、今選んだほうが当たる確率が低くないか?」
真美(お、兄ちゃんそこに気づくとは、やはり天才……いやしかし……)
やよい「あ、それもそうですね。それじゃあ、これいただきまーす!!」
もぐもぐ
やよい「………―――!?!?!?!?!?」
P「やよい!?」
貴音「まぁ……」
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:53:17.72 ID:MGP0fnjJ0
やよい「×○△☆くぁwせdrftgyふじこ?♭」
P「やよいが凄い顔に……」
真美「顔真っ赤だ……」
貴音「やよい、お水を」
やよい「……」
ゴクゴク
やよい「はぁ……はぁ……」
P「大丈夫か?やよい」
やよい「こ、これがわさびなんですね……」
P「え?」
真美「もしかして……」
貴音「やよい……あなたは」
P「寿司でわさびたべたことすらない?」
やよい「お寿司は、プリンに醤油かけて食べたのしかありませんよ?」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 00:56:44.01 ID:MGP0fnjJ0
P「……それは寿司じゃない」
真美「まぁ1番目が当たるってのはよくある話だよやよいっち」
やよい「え!?そうなんですかぁ!?」
真美「まぁ、私の周りだけかもだけどね→ほら今こうして食べたら確率は100%になるんだぜい?」
やよい「……あ!本当ですー!私が食べたから、あ。ああ!!」
P「なるほどな……誰かがあたってから食べればいいもんな……」
貴音「やよい、お口直しにわたあめを」
やよい「わたあめですかぁ!?」
P「しかもキャラもの……」
やよい「あ、私これ知ってますよぉ!妹が見てます、プリキュアですよね」
真美「そうそう、よく亜美とやるよ。双海は!真美キュア!って」
P「それ真美だけじゃないか」
真美「バレたか」
やよい「あ、美味しいですー!わたあめって雲みたいで凄いですね~!」
P「そうか……これも食べるの初めてなんだな」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:00:00.81 ID:MGP0fnjJ0
やよい「さっきの辛いのがすっかり消えましたー!」
P「よかったなやよい」
やよい「はい!!」
ガサガサッ
P「次はどこへ行くかー」
やよい「あ、でも貴音さんのお好み焼きが」
真美「そうそう、食べないとー」
貴音「そこに居るのは誰ですか」
P「へ?」
やよい「ええ?」
真美「え→?」
「キュー」
やよい「あ、あれ!?はむ、すたー?」
真美「違うよやよいっち→この子ひびきんのハム蔵だよ→!」
貴音「……不審な者ではありませんでしたか」
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:05:06.91 ID:MGP0fnjJ0
響「ハム蔵ー!!早く出てきてくれー!!おーい!!ハム蔵ー!!自分が悪かったー!!」
真美「あ、ひびきんだ」
やよい「ハム蔵探してるみたいですね」
P「なんか響のイメージはいつもハム蔵を探してるだな……」
響「あ、あれ?プロデューサーに……やよいに貴音に真美、どうしたんだー?」
P「ああ、そこでばったり会ってな」
貴音「はい、わたくしは大食い大会に」
響「あれに出たのかー!?自分は初戦敗退だったぞー……」
貴音「響、まだまだ精進しなければいけません」
響「むー……あ、それはそうとハム蔵見なかったか?」
やよい「あ、それならこ……いたっ!!」
ハム蔵(おい、やめろ……俺は今猛烈にブチギレてるんだ)
やよい「い、痛いですぅ……」
P「どうした?やよい」
真美「ん→ハム蔵は見てないな→あっちのほうは探した→?」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:10:45.56 ID:MGP0fnjJ0
響「そうか!分かった!あっちのほう探してみるぞ!おーい、ハム蔵ー!!」
やよい「あ、行っちゃいました……」
P「響……それより大丈夫か?」
やよい「ちょっとした擦り傷ですぅ」
貴音「ハム蔵、いくら止めたとはいえ、やよいに危害を加えるのならば……」
ハム蔵(土下座)
貴音「……今回だけですよ」
やよい「えへへー、一応洗ってきますねー」
P「ああ、俺も行く」
真美「そっか→じゃあ私は亜美探してこようかな→ってお姫ちんいまなんじっ!?」
貴音「そうですね、だいたい19時でしょう」
真美「え、ええ!?時計は!?」
貴音「時とは感覚で掴むもの……」
真美「ひょえ→さっすがお姫ちん!それじゃあ、20時からやる花火はあそこの丘の上集合でっ!」
やよい「丘の上ですかぁ?」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:12:35.30 ID:MGP0fnjJ0
P「あそこなら見晴らし良さそうだしな」
貴音「ええ、分かりました。では、わたくしはハム蔵を響にあずけてきます」
真美「ハム蔵!お姫ちんひっかいちゃ駄目だかんな!」
ハム蔵(承知)
貴音「分かっているようです」
やよい「ハム蔵、めっ!」
ハム蔵(承知……///)
P「はっはっは、ほら菌が入らないうちに行くぞ」
やよい「あ、はい!それじゃあまたね~!!」
真美「またに→☆」
貴音「後ほど」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:16:18.46 ID:MGP0fnjJ0
やよい「あ、あそこに水道があります」
P「ああ、あそこで洗い流そう」
ジャー
やよい「……うぅ、しみます~……」
P「我慢だ我慢、ええっと……絆創膏持ってるか?」
やよい「はい!お財布の中に1枚入ってますー!」
P「それじゃあ、出してっと……凄いな、やよいの財布の中はいろんなモノが入ってるんだな」
やよい「はいー!お裁縫セットとか大切で、弟たちはやんちゃですぐ服を破いちゃうんです!だから、いつでもお裁縫出来るようにってー!」
P「本当良いお姉さんだな」
やよい「えへへー!そうでしょうか」
P「ああ……」
やよい「プロデューサー、今日はありがとうございます!」
P「な、なんだ、急にどうした」
やよい「私、弟や妹達以外とお祭りって来たことがなくてー」
P「そうか……」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:18:43.73 ID:MGP0fnjJ0
やよい「今日は初めてのことばっかりでしたー!リンゴ飴に、型抜きに……もう、すっごく楽しかったですー!」
P「ああ、でも、まだメインディッシュは残ってるだろう」
やよい「はい!!花火ですねー!」
P「ああ、それじゃあそろそろ丘の上目指そう」
やよい「はーい!!」
数分後。
やよい「……」
P「……ん?」
P(やよいの歩くスピードが落ちてる?)
やよい「……」
P「やよい」
やよい「……」
P「やよい!」
やよい「え、あ、はい!?なんですかぁ!?」
P「……足見せてみろ」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:22:33.80 ID:MGP0fnjJ0
やよい「え、だ、大丈夫ですよー!」
P「いいから」
やよい「で、でも……」
P「今はお姉さんじゃなくてもいいんだよ」
やよい「……はい」
P「やっぱりな、慣れない下駄はいてるから、足が腫れてるじゃないか」
やよい「こ、これくらい平気ですよー!」
P「あのな、やよい……そりゃ今は平気かもしれない。だけどな、やよいには明日があるだろう」
やよい「あぐ……」
P「明日レッスン入ってたよな、確か。それに響いたらどうするんだ?」
やよい「はい……」
P「無理はするなよ……約束だ」
やよい「分かりました、でも……花火見たいです……」
P「ほら」
やよい「……え?」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:25:05.95 ID:MGP0fnjJ0
P「乗れ、おんぶだ」
やよい「は、恥ずかしいですよ……」
P「背に腹は代えられないだろ、花火、良い所で見たいんだろ?」
やよい「うぅ……」
P「さっきも言ったけど―――今はお姉さんじゃないんだよ」
やよい「わ、分かりましたぁ……」
P「……」
P(軽すぎだろう……)
やよい「わープロデューサー高いです!」
P「はっは、ちょっとだけだけどな」
やよい「プロデューサーの背中広いですー!」
P「そ、それは、あっはっは」
やよい「プロデューサー……ありがとうございますー!!」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:29:46.43 ID:MGP0fnjJ0
丘の上。
亜美「あれれ~」
真美「んふふ~」
やよい「な、なんですかぁ!?」
真美「やよいっちは甘えん坊ですな→!」
亜美「でもでも、なかなか絵になってましたぞ→」
やよい「もう!」
千早「……高槻さんを私もおんぶしたい……」
春香「みんな来てたんですね」
美希「でもーミキは眠いなーって」
真「そりゃ、事務所から一番近い花火大会だしね」
雪歩「うん……真ちゃんと見たかったから」
伊織「あれ?あずさは?」
律子「……間に合わないわよ、このままじゃあ。花火始まっちゃうわ、あーもう!誰かあずささん連れてきて!」
亜美「そいつぁ、難しい話しですな→」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:34:43.59 ID:MGP0fnjJ0
響「ハム蔵、ごめんよぉ……」
ハム蔵(分かればええんや……)
貴音「響、世の中には喧嘩両成敗という言葉もあります……」
響「え」
P「まさか、みんな来てるなんてなぁ……」
小鳥「呼んだの私ですから」
P「お、音無さん!?」
小鳥「はい♪私でしたー♪」
社長「うおっほん……ま、たまにはこういうのも悪くない、と思ってね」
P「しゃ、社長まで……」
真「あ!あそこ!あずささん!!」
亜美「出た!まこちんの索敵スキル!!」
真美「説明しよう!索敵スキルとは!!」
真「ああ、もう!ほら、早く連れてこないと!」
やよい「えへへー、本当、みんな一緒でなんだか楽しいですー……」
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:38:38.86 ID:MGP0fnjJ0
春香「誰があずささん連れてくる?」
千早「足の早い真が一番だと……」
雪歩「駄目!真ちゃんは私と花火見るもん!!」
真「えぇ!?」
美希「ミキは眠いし、走りにくいからパスなの~」
千早「……」
やよい「あ、あの私が!」
P「おいおい、やよいは足痛めてるだろう」
やよい「あ、そうでした!えへへー!」
P「まったく……」
亜美「あれれ~?なんだか兄ちゃんやよいっちにやたら優しくない~?」
真美「これはこれは、もしかして~んふふ~」
やよい「亜美!真美!」
亜美「ひぇえ!!」
真美「それじゃあ私達が探してくるね!30秒で連れてくる!よ→いスタ→ト!!」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:40:40.64 ID:MGP0fnjJ0
亜美「セット!」
あずさ「あらあら……なんだか目が回って……」
律子「もう!どこ行ってたんですか!」
伊織「まったくもう……ヘリ要請するところだったわよ」
あずさ「ごめんなさい、みんな」
社長「まぁまぁ、こうしてみんなで集まるのも久しぶりだし。今日は花火を見ながらパーッと……」
やよい「あ!!花火が上がりました!!」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:44:10.35 ID:MGP0fnjJ0
ドーン
やよい「凄い、綺麗ですぅ……」
社長「うおっほん……今は花火を楽しんでくれたまえ」
響「たまやー!!!!」
真美「かにやー!!!」
貴音「はて……蟹屋さんなのでしょうか」
亜美「まぁまぁ、叫べばすっきりするじゃん!」
やよい「たまやー!!!」
春香「ふふ、私も」
真「ボクも!!」
雪歩「あ、じゃ、じゃあ!私も!!」
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:46:23.17 ID:MGP0fnjJ0
真「たまやー!!」
やよい「……プロデューサー」
社長「かにやー!!」
やよい「私、プロデューサーのこと……」
律子「たまやー!!!」
真美「おお、りっちゃんの……すごい叫び」
やよい「大好きです!」
P「見ろ!やよい!って……なんか言ったか?」
やよい「い、いえ!なんも言ってないです、えへー!」
P「ほら、ラスト来るみたいだぞ」
やよい「わぁ……凄いですー!!」
P「また来年もこうやってみんなで見れるといいな」
やよい「はい!来年も、再来年も、いっぱい!いーーーっぱいですー!!!」
おしまい。
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:47:31.93 ID:w2LykVcW0
よくやった乙
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:47:47.58 ID:h5H3pZEt0
乙
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:48:31.33 ID:I5sOKMQ/O
ハッピーエンドおつ
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:49:04.57 ID:qs/Cez4+0
乙
ぅゎゃょぃぃぃゎぁ
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:51:55.87 ID:OTzy6HDa0
ζ*'ヮ')ζ<とってもよかったんじゃないかなーって
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/06(月) 01:57:37.33 ID:MGP0fnjJ0
乗っ取りって楽しいですね
やよいが可愛くてつい書いちゃいました
終盤ドタバタでやよいだけじゃなかったですが、美味しい所はやよいがちゃんと持っていきます
読んでくれた方ありがとうございましたー!!
99 : 忍法帖【Lv=24,xxxPT】 2012/08/06(月) 02:22:40.86 ID:BclyZUVU0
可愛いやよいに癒された