1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 10:17:37.21 ID:wBC3N9Sv0
それはある日のことだった

千早「交通安全教室…ですか…」

P「ああ、弟さんの一件を知った先方がぜひ千早にお願いしたいそうだ」

P「弟さんのような悲劇を二度と起こさせないように、と思ったんだが…」

千早「…」



20091017185041bd8

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 10:20:27.10 ID:79dSvpHe0
おいやめろ、安全教室が真っ暗になるぞ



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 10:21:50.65 ID:wBC3N9Sv0
P「やっぱり、辛いか?」

千早「いえ、そういう訳では…」

P「いやならそう言ってくれ、お前の気持ちが一番だからな」

辛いんじゃない、ただ…

千早「少し、考えさせてください」

そう言って私は事務所を出た




4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 10:26:24.02 ID:wBC3N9Sv0
私はただ歩いていた、そこがどこなのかはどうでもいい

千早「…」

私はなにを迷っているのだろう?優のような悲劇を減らせるのなら、それは嬉しいことのはずだ

キャッキャッ

気づけばここは公園の近く幼い子供たちがボール遊びをしている




5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 10:30:23.05 ID:wBC3N9Sv0
ボールが道路へと転がっていく

それを追いかける小さな男の子

そこへ…

プップー

車が突っ込んできた

千早「!」

あの景色がフラッシュバックする

止めなきゃ、でも…体は動かなかった




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 10:32:53.24 ID:wBC3N9Sv0
そこへ

太く青い腕が男の子をこちらへ引き戻した

?「こらこら、道路に飛び出してはいかん!」

なんだろう、あの信号機っぽい人?




9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 10:38:31.35 ID:wBC3N9Sv0
車は何事もなかったかのように走って行った

?「あのまま道路に飛び出したら君は車に轢かれていたかもしれんのだぞ!」

毅然とした態度で厳しく男の子を叱る信号機、シュールだ

?「どんな時でも道路へ出るときは右を見て、左を見て、また右を確認するように」

そこへその子の姉らしき女の子が走ってきた

信号機の人はその子にもお説教をしていた




11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 10:42:54.99 ID:wBC3N9Sv0
?「いいかね、今後よく注意するように」

はい!と元気に返事をする姉弟

?「よろしい、ならば行ってよし!」

姉弟は公園へと戻って行った

よかった、しかしあんなヘンテコな人の言うことを真面目に聞くのは子供ゆえだろうか




12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 10:49:07.94 ID:wBC3N9Sv0
信号機みたいな人はそのあとなぜか頭を抱えていた

?「しまった~、あの子たちに話を聞こうとしたのについ交通安全教育をしてしまった~」

何を言っているのだろう、あんな説明口調で?

すると信号機の人はこちらに気づいて…

?「おーい、そこの一般市民のお嬢さん!」

近づいてきた

っていうかなによ、一般市民って




14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 10:57:29.83 ID:wBC3N9Sv0
?「そこの一般市民、少し尋ねたいことがあるのだが」

正直こんな変な信号機に関わりたくなかったが無視するのもあれなので返事をする

千早「何でしょう?」

?「ここはどこなのか知りませんか?」

千早「さあ、私もこの辺はよくわからないので」

?「君も本官と同じく迷子か…」

びっくりした、世界初の迷子の信号機だ




15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 11:03:52.91 ID:wBC3N9Sv0
というか本官って

千早「あの、あなたは?」

?「ん?申し遅れた、本官は宇宙暴走族ボーゾック撲滅の任を受け、宇宙警察のポリス星から
  はるばるこのチーキュへ単身赴任してきた…」

そこで一瞬溜めてからの敬礼

シグナルマン「シグナルマン・ポリス・コバーン!」

千早「…」

シグナルマン「…」

突っ込みどころが多すぎて突っ込めない…




17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 11:11:33.02 ID:wBC3N9Sv0
シグナルマン「あのー、お嬢さん?固まってないで何か言ってほしいのだが…」

千早「いや、突っ込むところが多すぎて」

シグナルマン「なに?今のどこに漫才の要素があったというのだね?
       本官はこう見えて『宇宙お笑い君こそスター誕生』で四週勝ちぬいた実力者だぞ
       ごまかしてはいかん」

千早「そのすべてがですよ!なんですかボーゾックとかポリス星とか」

シグナルマン「君はボーゾックを知らんのか!?」

千早「知りませんよそんな頭悪そうなネーミングの集団!」




20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 11:19:58.86 ID:wBC3N9Sv0
そんな問答がしばらく続いた後

千早「で、あなたは宇宙人でこの地球に単身赴任して来たんですね」

シグナルマン「チキュウ?」

千早「……チーキュに単身赴任して来たんですね」

シグナルマン「いかにも」

もうどーでもよくなってきた

シグナルマン「しかし、どうやらここは本官がいたチーキュとは違うようだ…」




22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 11:25:17.54 ID:wBC3N9Sv0
それはそうだろう、私の知っている地球にこんな信号機も頭悪そうなネーミングの暴走族もいない

シグナルマン「もしかしたら…」

千早「なにかあったんですか…?」

シグナルマン「うむ、あれは…」




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 11:33:37.54 ID:wBC3N9Sv0
回想

ゼルモダ「ぐぅ、今日も相変わらずつえぇぜカーレンジャー…」

レッドレーサー「さあ、観念するんだなゼルモダ!」

ブルーレーサー「覚悟してくださいでございます」

グリーンレーサー「おとなしくお縄につきぃ」

ゼルモダ「ふん、そんなこといえるのも今のうちだぜ」

イエローレーサー「それってどういう意味よ」

ゼルモダ「エグゾスのとっつぁんがくれたこの『異世界バイナラキャノン』で
     お前たちを異世界に放り込んでやるぜ」

ピンクレーサー「なんですって!?」




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 11:41:29.31 ID:wBC3N9Sv0
ゼルモダ「あばよ、カーレンジャー!」

シグナルマン「こらー、カーレンジャー!本官の許可なしにボーゾックと戦ってはいかんと何度言ったら…」

レッドレーサー「やっべー、シグナルマンだ」

グリーンレーサー「この忙しいときに…」

ブルーレーサー「というかこのままだと…」

シグナルマン「うわーーーーーーー!」

イエローレーサー「やっぱり…」




28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 11:46:40.22 ID:wBC3N9Sv0
シグナルマン「と、いうことがあったのだがもしかしたら…」

千早「それでしょ!それ以外にないでしょうが!
   っていうかなんで自分がいないときのことまで知ってるのよ!」

こんなにテンションあがりながら突っ込んだのは初めてだ…




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 11:48:24.09 ID:jgT1E1hJ0
カーレンジャーとか懐かしすぎワロタ、俺が初めて見た戦隊ヒーローだわ



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 11:52:52.61 ID:wBC3N9Sv0
シグナルマン「いやーまいったまいった、早くもといたチーキュのニッポンポンへ帰らなければ、
       仲間たちもさぞ心配しているだろう」

それはないだろう…回想の反応からして

シグナルマン「ん?何か言いたそうだな一般市民」

千早「私の名前は如月千早です」

シグナルマン「では千早君なにか言いたいことがあるのかい?」

千早「いえ、なにも」




35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 11:59:27.58 ID:wBC3N9Sv0
千早「というか、帰る方法はあるんですか?」

シグナルマン「それを探して街中を歩いていたらなぜかたくさんの子供たちがついてきて
       親御さんに誘拐犯だと間違われかけたんだよ」

よかったこの世界は私の知っている世界だった

シグナルマン「それで無我夢中で走っていたらこんなところに…」

千早「まあ、ここでは宇宙人なんてまず会いませんから」

シグナルマン「つくづく不自由だ」




36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 12:07:34.66 ID:wBC3N9Sv0
シグナルマン「しかしさっきから本官のことばかり喋っているな」

千早「私はそれで構いませんが…」

シグナルマン「いや、本官が構う!」

こんなヘンテコ宇宙人に自分のことを話すのは抵抗がある

シグナルマン「というわけで君のことを聞かせてもらおうか、千早君」

でもこの信号野郎はそんな私の気持ちなどお構いなしだ

シグナルマン「君もどうやらなにか抱えているようだ、本官でよければ話を聞こう」

こうやって自分の心に土足で入り込む人は好きではない、だが…

千早「私は…」

口は勝手に言葉を紡いでいた




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 12:16:06.87 ID:wBC3N9Sv0
シグナルマン「なるほど、事故で弟さんを…」

なぜか話してしまった、自分の一番つらい記憶を

会ったばかりのヘンテコ信号野郎に

千早「それが原因で家族はバラバラになったんです」

こんなに簡単に話せるようになったのは春香や皆のおかげだろうか

シグナルマン「けしからん!実にけしからん!」

突然彼は立ち上がって叫んだ

シグナルマン「本官は今ものすごく憤りを感じている!」

ここまで他人の為に怒り、悲しめる人は事務所の皆以外では初めてだ




39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 12:23:55.10 ID:wBC3N9Sv0
シグナルマン「事故を起こした相手はもちろんだが、本官はなによりも君たち家族が許せない!」

千早「え?」

シグナルマン「弟さんが亡くなった時、家族一丸となってその悲しみを乗り越えようと
       しなかったから、バラバラになったのではないか!」

そう言った彼の顔から水が流れる

シグナルマン「本官にも愛する妻と息子がいる、考えたくはないがもしそのような
       事態になったら本官も悲しみに暮れるだろう」

シグナルマン「だがしかし、その悲しみを残った家族と乗り越えていかねばならないのだ!」




41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 12:31:08.90 ID:wBC3N9Sv0
千早「…」

シグナルマン「すまん、すっかり熱くなってしまった…」

そう言うと彼はおとなしく座った

千早「いや、私も最近そう考えていたんです」

あの一件以来、母とはたまに連絡を取るようになった

でも自分はまだわだかまりを残している

それが取れない限り家族の仲は戻らないだろう

千早「最近は、母とも連絡をとるようになったんです」

シグナルマン「そうか、それはいいことだ」

表情はわからないが喜んでいるようだった




42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 12:43:38.33 ID:wBC3N9Sv0
千早「ただ…」

シグナルマン「?」

千早「今、悩んでるんです」

シグナルマン「なにかな?」

千早「私、これでもこの世界じゃアイドルなんです」

シグナルマン「そうか!君は綺麗だしな」

千早「ありがとうございます、それで弟の話を聞いた警察の方から交通安全教室の仕事がきたんです」

シグナルマン「うむ、いいことじゃないか!弟さんのような悲劇を繰り返してはいかん」

千早「でも私、気が乗らないんです」

シグナルマン「なぜだね?なんなら本官がやってもいいくらいなのに」

アイドルを呼んだら歩く信号機が来たってのはシャレにならないと思う




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 12:55:09.25 ID:wBC3N9Sv0
千早「それは…」

なぜだろう?その問いの答えはとっくにでていた

千早「嫌なんです」

シグナルマン「え?」

千早「弟のように事故で亡くなる子供が減るのが…」

さっき男の子が轢かれそうになった時、理性は止めなきゃと思った

でも私の中の悪魔が囁いたのだ

(あの子を見殺しにすれば優のお友達になってくれるかもしれないよ)

その時から分かっていた

ああ、乗り気じゃない理由は優のような悲劇を、私たち家族の苦しみを、

もっとたくさんの人が味わえばいいと思う自分がいるから…




45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 13:02:16.41 ID:U2WfHPU20
カーレンジャーかなと思ったらカーレンジャーだった



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 13:02:35.16 ID:wBC3N9Sv0
千早「私、とんでもないですよね…」

こんなドス黒い本音、まかり間違っても事務所の皆には言えない

でも、この異世界から来た宇宙人なら

どうせもう会うこともないだろうから、とぶちまけた

シグナルマン「…」

彼はなにを考えているのだろう?

しばしの沈黙の後、彼は立ち上がった

シグナルマン「ついてきなさい、千早君」




47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 13:11:52.62 ID:wBC3N9Sv0
そうして連れられたのはそれなりに人通りのある交差点だった

きっとここを通ってきたのだろう

シグナルマン「ここは人も車もそれなりに多い、本官はここでみているからここで交通ルールを守らない人がいたら注意しなさい」

何を言ってるんだろう?

シグナルマン「何があっても本官は手を出さない、千早君の活躍に期待している」

そういって敬礼すると物陰に隠れた

また通報されたらたまらないのだろう




48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 13:21:09.30 ID:wBC3N9Sv0
私はしばらくそこに突っ立っていた

交差点の横断歩道の信号は赤から青に変わり、人がそこを通って行く

やがて信号が点滅しだすと人々の動きも速くなり、赤になった

しかしそれでも無理やり通ろうとする人はいるもので

ププー

こんな風にクラクションを鳴らされている

いつもの私ならそんなの好きにしなさい、としか思わない

ふと後ろを向くと、彼はもどかしそうにこちらを見ている




49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 13:24:33.02 ID:wBC3N9Sv0
「大丈夫だって!」

そういって信号無視しようとする男の子がいた

ふと右を見ると、車がこちらへ向かってくる

しかし男の子は渡ろうとしている

私はしばしの逡巡の後、

千早「やめなさい、赤信号よ」

その子を止めていた




51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 13:38:03.11 ID:wBC3N9Sv0
そこを車が通り過ぎる

千早「ほら、もし今渡っていたら車に轢かれていたでしょう」

「はーい」

男の子はそう言うとおとなしく待った

「よかった、事故に合わなくて…」

走ってきたらしいその子の母親は男の子を抱きしめて

「危ないから信号じゃきちんと止まってね」

ときつく注意した

「ありがとうございます」

そう言うと母親は丁度青信号になったので子供と一緒にわたって行った




52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 13:44:05.23 ID:wBC3N9Sv0
そこへ

シグナルマン「きちんとできたではないか」

千早「はい」

シグナルマン「人間だれしも悪の心は持っているものさ、それを嫌悪し抑制しなければいかんのだよ」

千早「そういえばさっき私が止めなかったらどうしたんですか?」

シグナルマン「その時は本官が体を張ってでも止めたさ」

手を出す気まんまんじゃない

シグナルマン「だがこうして君は事故を未然に防いだ、とんでもないやつじゃないさ」

そう言うと彼は頭をなでた

その感触は昔父親にしてもらった時のようだった




53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 13:50:59.76 ID:wBC3N9Sv0
その時だった

シグナルマン「ん?これは…」

千早「体が…」

彼の体が消えていく

シグナルマン「カーレンジャーがやったようだな」

千早「お別れ、ですか」

シグナルマン「短い時間だったが、君とのことは忘れない、立派なアイドルになってくれたまえ」

千早「ありがとうございました」

シグナルマン「礼を言われると照れるなぁ」

そういって彼はぽりぽりと頭をかく

シグナルマン「本官はこれより、チーキュへ帰還しボーゾック撲滅活動を再開する!」

そういって敬礼する彼、私もそれにならって敬礼する

シグナルマン「それでは千早君、正義の交通ルールをこれからも遵守するように」

そう言って彼は消えていった




54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 13:54:27.95 ID:wBC3N9Sv0
その後別れの余韻に浸りたかったが、周囲がそれを許さなかった

「なに今の?」ヒソヒソ

「消えたよねぇ」ヒソヒソ

「あれ如月千早じゃない?」ヒソヒソ

それらの声で正気に戻った私は逃げるようにその場を後にした




56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 14:01:46.31 ID:wBC3N9Sv0
765プロ

千早「プロデューサーはいますか!」

P「うおっ、どうした千早そんなに急いで?」

結局ここに辿り着く、やはりここは私の居場所なのだろう

千早「ちょっといろいろありまして…」

息を整える、そして深呼吸

千早「プロデューサー、交通安全教室の件、受けます」

P「いいのか?」

千早「ええ、決心がつきました」

P「ならそう伝えるけど…」

千早「なにか?」

P「なんかいつもより明るくなってないか?」

やはり分かってしまうのか

千早「ええ、素晴らしい出会いがあったので」

その言葉でプロデューサーがひっくり返りそうになった




57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 14:07:07.51 ID:wBC3N9Sv0
千早「だ、大丈夫ですか!?」

P「いや、そんなことはどうでもいい!相手は誰だ!」

何を勘違いしているのか

千早「そういうのじゃありません」

P「な、なんだ、ならよかった…」

そう言ってほっと一息つくプロデューサー

P「なら、誰と会ったんだ?」

その問いに私はもったいぶってから

千早「宇宙人です」

今度はプロデューサーも、事務作業をしていた音無さんもひっくり返った




59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 14:14:19.56 ID:wBC3N9Sv0
交通安全教室

ここにはたくさんの子供たちやその親、ファンやマスコミまで来ている

こういうとき自分はAランクアイドルだということを自覚させられる

「それではここでスペシャルゲストに来ていただきましょう!765プロの歌姫、如月千早ちゃんです」

その瞬間会場は割れんばかりの拍手に包まれた

そうしてでてきた私に今度はフラッシュが焚かれる

千早「みなさーん、こんにちはー!」

こんにちはー!

元気な声が返ってくる




60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 14:18:34.09 ID:wBC3N9Sv0
そして私は集まった人たちに自分の体験談をなるべく子供むけにして話した

集まった人たちもじっと聞いている

そして最後に

千早「これで話はおしまいです」

再び湧く拍手

そして最後、これを言って締めたい

千早「正義の交通ルールを守りましょう!」

終わり




64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 14:24:48.69 ID:wBC3N9Sv0
シグナルマン「ここは、さっきの場所か」

「「「「「シグナルマーン!」」」」」

シグナルマン「おお、カーレンジャー諸君!救助感謝する」

グリーンレーサー「ええって、ええってそない改まらんと」

ピンクレーサー「そうよ、私たち仲間でしょ」




68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 14:36:27.44 ID:wBC3N9Sv0
シグナルマン「しかし…」

イエローレーサー「もう、いいからいいから!」

ブルーレーサー「そうでございます」

レッドレーサー「俺たちはシグナルマンが戻ってきてくれただけでうれしいんだからさ!」

シグナルマン「カーレンジャー…、本官は、本官は猛烈に感動している!!」

秘密基地

ダップ「皆よく言うだっぷ、シグナルマンを助ける気なんてさらさらなかったくせにだっぷ」




72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 14:44:00.78 ID:wBC3N9Sv0
真相

レッドレーサー「シグナルマンが!」

ピンクレーサー「異世界に行っちゃった!」

ゼルモダ「へっへっへ、予定とはちょっと違うがまず一人」

イエローレーサー「あれ、どうやら本物みたいね…」

グリーンレーサー「まあでも厄介なのがちょうどよく行ったし」

ブルーレーサー「シグナルマンには悪いですが」

ピンクレーサー「私たちでやっつけちゃいましょう!」

レッドレーサー「よし、行くぞぉ!」




75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 14:49:21.13 ID:wBC3N9Sv0
ゼルモダ「ちょっと待てお前ら!仲間が異世界に行っちまったんだぞ!なんでそんなにのんきなんだよ!?」

イエローレーサー「だって、ねえ?」

ピンクレーサー「シグナルマンだしぃ」

グリーンレーサー「死にゃせんよなぁ」

ブルーレーサー「それにあなたを倒せば戻ってくるでしょうし」

レッドレーサー「そういうことだ、わかったか!」




77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 14:54:41.16 ID:wBC3N9Sv0
ダップ「そしてボコボコにしたあと、『異世界バイナラキャノン』を偶然にも破壊して今に至るだっぷ」

VRVマスター「誰に説明してるんだ?ダップよ」

ダップ「いや、この話を聞いている画面の外の人たちだっぷ」




78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 15:02:28.82 ID:wBC3N9Sv0
数日後

シグナルマン「今日も誰も通らない…、ん?」

ポンポンポン

シグナルマン「目の前にボールを追いかけて道路へ飛び出そうとする男の子が!」

ププー

シグナルマン「そして右から車がぁ!危ない!」

ガシ

シグナルマン「ふう、危なかった…」

?「うう…」

シグナルマン「こら!道路へ出るときは右を見て、左を見て、また右を確認しなきゃいけないじゃないか!」

?「ご、ごめんなさい…」




79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 15:05:22.76 ID:wBC3N9Sv0
?「優!大丈夫!?」

優「お、おねえちゃん…」

?「急に飛び出したら危ないじゃない!」ギュ

優「おねえちゃん?」

?「よかった、無事で…」




80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 15:11:05.61 ID:wBC3N9Sv0
?「弟を助けてくれてありがとうございました」

シグナルマン「いや、なあに、これも本官の仕事だからね」(千早君そっくりだ)

シグナルマン「君も気をつけてくれよ、えっと」

?「ちはや」

シグナルマン「え?」

ちはや「きさらぎちはやです」

シグナルマン「!」




82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 15:16:12.43 ID:wBC3N9Sv0
シグナルマン「ではちはや君、君も気をつけるように!」

ちはや「はい!行こう、優」

優「うん!」

タッタッタ

シグナルマン「こんなこともあるものだな…」

シグナルマン「よーし、気を引き締め直すか!」

市太郎「シグナルマ~ン!」

シグナルマン「おお、市太郎君!今日も張り切って行こう!」

市太郎「はい!」

後日談 終わり




83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 15:18:59.47 ID:wBC3N9Sv0
終わった―
SSは二作目だけど前より短くて納得できるできになった!
でも最初は遊戯王の遊星さんがPをやるSSを考えてたのになぁ、なんでだろ?




85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/28(土) 15:19:37.70 ID:oArWVJ5a0





アイドルマスター シャイニーフェスタ ハニー サウンド (初回封入特典:限定サイトにログインできる『バックステージパス』同梱)
アイドルマスター シャイニーフェスタ ハニー サウンド (初回封入特典:限定サイトにログインできる『バックステージパス』同梱)
アイドルマスター シャイニーフェスタ ファンキー ノート (初回封入特典:限定サイトにログインできる『バックステージパス』同梱)
アイドルマスター シャイニーフェスタ ファンキー ノート (初回封入特典:限定サイトにログインできる『バックステージパス』同梱)
アイドルマスター シャイニーフェスタ グルーヴィー チューン (初回封入特典:限定サイトにログインできる『バックステージパス』同梱)
アイドルマスター シャイニーフェスタ グルーヴィー チューン (初回封入特典:限定サイトにログインできる『バックステージパス』同梱)